これはTridentD9さんが盆鯖運営のために書いてくれたえきぞの歴史です。
ちょっとここは違うぞって方は修正してくださいのこと。
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【えきぞの歴史】著:TridentD9
【紀元前】
自分がえきぞ鯖に来たのは1年以上も前です。 そのころは自分もマイクラ駆け出しで、マイクラ自体の認知度もまだ低かったです。 ニコ生の放送枠も10枠いくかいかないか程度の頃でした。
その頃えきぞ鯖は自由でした。TT自体あまり認知度ない時代だったのでTTについての制限もありませんでした。 そのころから早くも物々交換による経済が自然発生的に生まれています。 またプラグインもほとんどなくバニラに近い鯖でした。 チェスト保護、エリア保護、延焼防止。プレイヤーに直接関係のあるのはこのぐらいでした。 ワープコマンドは使った記憶がありません。home設定はありました。 道が無いので今のw○というのもありません。 ただ均一に家々が点在するマップでした。
不便なほど面白く感じる人達がどんどん集まりました。 その頃も鉄さんはあまりマップに干渉していなかったように記憶しています。 グリフ氏らのモデレータが鯖を支えていました。 それでもこの頃はまだ人数も少ない方で、鯖雰囲気もホンワカしたものです。
自由な鯖であった為、いろんな人が集まり、またエリア制限も無いので、マップは途方もなく肥大化しました。 (最終的に10Gを超える。) ある日、マップの読込ができなり接続出来なくなりました。 鉄さんがあらゆる手段を講じるもお手上げで、マップを初期化し リスタートする事を決心します。確か2~3週間ほど接続不能が続いたと感覚的に覚えています。
【創世】
それが今のえきぞマップの始まりです。 リスタート直後のえきぞ鯖は当然何もありませんが、 過去の失敗から計画的なマップ運営をしようと思う点が、完全に最初からとは意味が違っていました。 またマップの行動範囲を制限するようになりました。
その頃のモデレータはべたみね氏、モルボル氏(盆鯖にもタマに来られます)コウキヘイ氏でした。 グリフ氏もアイテム保証?か何かの職に着いていました。 この3人のモデレーターがかなりアクティブに活動していきます。 まずリスポーン地点をw0とし、このw0を中心とするある区域を運営のエリア保護下に置きました。
新規さんはw0に来たときルールを守れるか、守れるならその意志表明をするようこのモデレータに 宣誓させられます。同意するとエリア保護の編集リストに名前が加わり生活が出来るようになります。 実質のホワイトリスト制ですが、エリア保護外は誰でも活動できる点が違います。
w0は完全にモデレータの管理下に置かれました。また道を最初に造りました。 道の様式、幅、材質までもモデレータが指定し、コレと同じ道を作るよう住民に働きかけます。 また住宅区域、商業施設等の各種施設も場所を指定して住民を誘導してw0を形作っていきました。 完全なる政令都市です。 報酬はありません。ただ綺麗にしようという全員の暗黙の一致が、鯖全体をうまく運びました。
これはキレイな町作りを意識して指示した、と後でとあるモデレータさんに話を聞いて知りました。 (最初は社会主義であれ。=つまり最初は鯖側がすべて指示せよ。またまず道を造れ。 ある程度様式が固まれば、あとは住民がそれに従っていく、という思想です。)
この活動はプレイヤー側に目的意識を持たせられるので失業者(暇な人)がおらず、 住民も綺麗な区画を目指すべく、道で区分された住宅街へと町作りを行いました。 (住民側も過去の失敗を知っていますからね。) この頃からすでに綺麗な街作りをしようという基盤が鯖全体に広がっていきました。
【成長】
一方w0以外の区域(保護外の地点)はw0から歩くのが大変だろうと、十字方向に
w1~w4のワープポイントを設置し、w0の政令都市ではない自由な町作りのプレイヤ達が 集結するようになります。
w1~w4の住民も過去の失敗を当然知っているので、完全に自由な町作りはしません。 それぞれのワープ地点の一般層の中からまとめ役が自然に登場して、新規プレイヤーを制御し始めます。 道の様式をw0に揃えよう、という動きが出、各ワープ地点共w0と同じ道ができはじめます。
個人でのワープが作れない為、各ワープ地点を中心として区画整備された街が形成されます。 w1~w4は誰でも編集できる為、よからぬモノも出入りします。その為、各地区のまとめ役が 摘発しえきぞモデレータに申告する形が自然にできあがります。 えきぞモデレータは主にw0の面倒を見ており、w0以外は実質このまとめ役が仕切っていました。
この頃から各ワープ地点毎に独自の文化が出始めます。 TPは可能ですが、大体が知り合い同士で固まるので 各集落ごとに独自のルールのようなものができ始めました。
各ワープ地点を結ぶための道、巨大な橋、鉄道、など様々な公共移動手段が 住民側から自然発生的に生まれるようになりました。 この公共移動手段の設営がプレイヤに与えられた目的のようなモノです。
この頃のえきぞ鯖の雰囲気はまだホンワカしていました。 なにせリスタートしたのでやることは山ほどあります。 特にw3地点にインセイン氏が街を築き、w3の人口は特に多かったです。 各地区からのチャットがあり、えきぞ名物の物々交換も活発になります。
商業施設はw0しかありませんが、これではエリア保護外の住民が経済活動ができません。 そこで人口の多いw3にデパート建設が始まります。
資材ワールド(iWorld)は1週間ごとにリセットされるので、リセット直後は全員お祭り騒ぎでした。 特に砂は争奪戦で、砂成金みたいな人もいました。
w0はそう広い区画ではない為、w0の建設ラッシュが収束に向かいます。 逆にw0以外がどんどん活性化していきます。
【躍進】
そしてあるときモデレータがw0の再開発計画の演説を行い、w0の再開発が行われます。
この演説に数十のプレイヤーがあつまりました。(自分もいました) この再開発はかなり大規模に行われ、市役所、w0のスタート地点、周辺の建物等 全てが対象でした。 あらゆるw0の物が一度壊され更地になりました。人のいない建物も撤去されます。 TNTを使った解体があちこちで始まりました。
そして新しい住民の家屋や、新しい公共の建物ができ始めます。 これがw0の第二の大規模公共事業です。 これがいまのえきぞMAPの形として残っています。 当時のモデレータのうまい点は住民が飽き始めた所を狙って大規模な 公共事業を起こしている点でした。
w3地域の隣(といってもかなり離れた地域ですが)にリトル328を作ろうと 328住民の人と自分の二人で建設します。最初の建屋にリトル328大使館という名前を自分が勝手につけました。
当時は328鯖民もいたので、勝手にリトル328を作ってしまえ、という勢いだけで作ったのです。 gangan氏も328鯖の住民の一人です。 w3があまりに巨大化した為、リトル328が人受け入れを行いリトル328もどんどん巨大化しました。 以後、正式にその地域近辺はリトルミツヤという地域になる。
巨大ミク像建設開始。
この第二の公共事業でw0が再び活性化していきます。 特にこの時に完成したw0巨大ショッピングモールの存在は圧倒的でした。 えきぞ鯖の鯖として有名な商業施設はw3かw0の施設しかなく 経済活動がこの2施設を中心に活発になりました。
w0は再開発をしていましたが、他のワープ地点は区域を拡大する事で 新規ユーザーを確保していたため、w0以外の各都市が巨大化し始めます。
特にw3は人口密度が高く、つられて人が集まっていくので これを制御するためにまとめ役のプレイヤーが複数人駐在するようになります。 (後に分かった事ですが、まとめ役は全員社会人プレイヤーでした) w3の拡大スピードが特に急速でw3内だけでも移動が困難になり 上空に鉄道を設置し、移動を楽にしました。 この上空鉄道もまとめ役が取り仕切って建設していきました。
鉄さんは相変わらずマップに干渉しない(どころかマップにインすることすらほとんどない)ので このまとめ役の負担が厳しくなります。 BAN者などの情報や、不適切な建物の監視などは全てこのまとめ役の方が 水面下で行っており、この手の話は表立ってチャットでも話されませんでした。
VerUPに伴いマップの範囲が拡大。 w5~w8が設置。
【絶頂】
鯖としてのルールは非常に簡単なものだけです。
が、実際はこのまとめ役の人たちが鯖負荷になるようなものを 水面下で摘発して治安を維持していました。 ほとんどのプレイヤーはこういうことが行われていることは知られていないと思われます。 この方たちの働きによって、ルールが少ない鯖だけど 居心地のよい鯖になりました。
このときのえきぞの雰囲気もまだホンワカしており、チャットも 和やかな雰囲気でした。
鯖全体のイベントを行おう、ということになり ハロウィンパーティーとしてスキンコンテストが行われます。
このイベントでえきぞ鯖の上限、256人同時インを記録しました。 J-mon氏もこのイベントでインをされたそうですが、人から聞いた話なので自分自身はその認識がありませんでした。 人数が多すぎてインできない人たちもいました。
w6にリッチ氏ら複数のプレイヤーと共同しエンチャントツールを扱うSHOPを鯖で初めて開業。 これがヒットし、他にもエンチャント品を扱うShopが付近に開業する。 以後、w6は高級品を取り扱う商業街になる。
【転換】
そして、あるとき、ある人気生主さんが某村を建設しにえきぞ鯖に来られました。
都合により記述を削除(執筆者)
クリスマスの日に鉄さんが透明化し、見つけたものにアイテムをプレゼントする粋なイベントを行う。
【激動】
当時のチャットはすさまじいもので挨拶の"hi"だけで
チャットが高速で流れていきました。 全体チャットがまともに機能しなくなり、だんだん苛立ちが住民に募ります。
この多人数による鯖負荷をどうするか住民たちであれこれと案が出ましたが、 相変わらず鉄さんの動きがない(鯖管の協力がない)為、根本的な解決策は見つかりませんでした。 hiの挨拶はいらないのではないか。 ニコ生主は規制すべきか。 等などありましたがどれも現実的ではなく、結論は出ません。 掲示板ではもっと激しく糾弾する書込みもありました。
以降、ニコ生主は片身が狭くなり、表立ってニコ生をやっていることを口外することがなくなる。
ただ、チャットについてはチャンネルというものが導入され、 同じグループ同士でしかチャットが見えないようになり、チャットは見やすくなりましたが、 大人数であるにもかかわらず、シーンとした鯖の印象がこの頃から定着します。
地下村はスカイプを使ってコミュニケーションをとるようになります。 同一の鯖でありながら小さな異なる文化を持った集合体といった意味合いが一層強まります。 集合体同士が交流することはありませんでした。そういう雰囲気ではない。
全体チャットは新規さんと、それをサポートする方、一部のまとめ役がする程度にとどまります。
人数が多いとルールを守れないプレイヤーも必然的に多くなります。 iWorldでの直下堀が目立った為、鯖のルールに”ダメージを受ける縦3マス以上の穴を放置した場合は BAN対象”という異例のルールが追加されます。
この時のモデレータの3人はすでに引退しており、リッチ氏が2代目に就任していました。 他にもモデレータがいましたが実質リッチ氏一人で鯖全体を取り仕切っていました。 以前のモデレータは巨大ミク像が完成し、目的を喪失した、とも聞きましたが、真偽のほどは分かりません。
常に30~40人いる鯖の面倒をみるリッチ氏は大変です。 個々人の理由を聞く時間すらなく、機械的に判断して処理する方法でなんとか 治安を守ります。
まとめ役がリッチ氏をサポートしますが、 掲示板で叩かれる可能性がある為、情報交換は常に水面下で行われます。 また看板を使った意思疎通も行われます。
この頃、地下村地域と某集落が接近し合い、戦争状態の時期がありました。 地下村は外部との関係を断絶していて、他の集落も地下村を露骨に非難しており、 もはや戦争状態でした。
地下村は当時閉鎖的で、外部からTPで来ることも拒否の姿勢でした。 また球体の沿岸部周囲は柵で張り巡らせ、海上からの上陸も不可能でした。 他の地域から海上大橋の建設の要求がありましたが、地下村側はこれを断ります。
地理的にも訪問することが困難な場所にあった為、ほとんどのプレイヤーは 地下村はよくわからない、という想いがあったと思います。
この紛争地域に地下村のまとめ役や、w3のまとめ役がこれまた水面下で沈静化させようと奮戦します。
私が後に知ったのですが、地下村は人数が多い為、独自の厳しいルールを村民に課していました。 個人での伐採場の禁止、MOBの持込禁止、畑の禁止等など。 会話はスカイプの為、住居の看板にIDとスカイプIDを記載することも義務付けていました。 何かあった場合の連絡用という意味もあったのだと思います。
だんだん地下村住民も数が減りラグが落ち着いてきます。 その頃の地下村は外部からの訪問についても許可の姿勢となる。
【晩年】
鯖住民の数は落ち着いてきましたが、ラグや接続不良がまた起こるようになります。
まとめ役を通じて鯖機のHDDが異常状態であることが分かってきます。
世間は最新Verに次々になって行きましたが、えきぞ鯖はVer1.1のままでした。 れけな氏や4b氏がw6近辺に浮遊大陸建設のため足場を構築します。 次のVerUPで高度限界が解除されるのを待って足場だけ建設していましたが、 ついにえきぞ鯖で浮遊大陸を建設することはありませんでした。
HDDが壊れかけ&鉄さんがリアル多忙の為、鯖閉鎖の気運が出始めます。 この頃からマリグナ氏が鯖引継ぎについて動いていました。
自分が引継ぎ先が濃厚である盆栽クラフトに先行して赴き、様子を見ようと思い立ちます。 マリグナ氏によってホワイトリストに加えてもらい、盆栽クラフト散策。
状況をえきぞ民に話す。
この頃えきぞ民内では、えきぞ鯖を閉鎖したほうがいいか、 別鯖に行ってプレイするか、意見が分かれます。
引継ぎ先の鯖が不明な為、判断ができないプレイヤも多くいたと思います。 この頃まだ、盆栽クラフトという名前は掲示板で語られませんでした。 確定情報ではない為です。 この行為が引継ぎ先が不透明になるきっかけになりました。
引継ぎ先が不明のまま、4/30にえきぞ鯖が閉鎖することが決定。
4/30の最終日に100以上が集まる。
エンダードラゴンが突然w0に現れ、w0大荒れ。
4/30 23:59 閉鎖。 (最終Ver 1.1)
【晩年】
何人かのえきぞ民はそのまま盆栽クラフトへ移行。
まとめ役はほぼ全員が引退。 (のち、とある身内鯖でえきぞのまとめ役をはじめとするえきぞ常連プレイヤが集結)
唯一モデレータのグリフ氏が盆鯖に移り、盆鯖でもモデレータとなる。 当時のモデレータである、べたみね氏とモルボル氏もたまに来るようである?
以降、現在に至る。
あり方 さて・・・このようなすったもんだ があってここに行き着いた訳ですが、
今後どんな風に歩んでいくか・・・ 先日のあり方会議(ニコ)を自分も見ていて、全体の意見を聞くことができました。
自分なりの考えなのですが、ちょっと言っておこうかと思います。 いままでいろいろ不満な点を上げていたのは全て過去の出来事に対する 配慮、あるいは今いない人たちへの配慮です。地下村に限らず。 ただ、配慮といったって当時の人はいないものはいません。
で、もし以前のえきぞの雰囲気を復活したとしても おそらく数人程度しか、当時の住民は来ないでしょう。 これは自分もそうですが、今いない方も同じ見解でした。
ということは過去の出来事に配慮を考えたとしても あまり意味はなさそうです。
今の盆栽クラフトに駐在するえきぞ民はえきぞも好きだが、 盆栽クラフトも好きだ、という人です。自分もそうですよ。もちろん! こういう過去のことや、いない人のことを考えているのは 一部のプレイヤーのみなのだと思います。(私含め)
ということで、なんとなくえきぞMAPの方向性というものが なんとなく見え隠れしてきたように思います。
いろんな意味で新規者を呼び込みたいですね~。