- ガチャについて
ギャンブル要素の高いガチャというものは非常に魅力的であり、仮に実装された場合多くの利用者また利用回数が望めると思う。
しかし問題点がある。
まず誰が運営するのか。鯖側がOPショップのように運営するのが1番手っ取り早く、また汚職などといった違反も行われにくいため効果的である。が、その場合、金が鯖側に入りっぱなしであり、ガチャの性質上入った分が出てくるものではないので、そこで経済の環は途切れてしまうのである。ではもし民営化した場合、前述したように運営側による汚職事件がおこる可能性が高くなり、またそのことから利用する側の不安も募り果たして民営化が成りえるのか、というところから疑わしくなってくる。そうなると鯖側が運営するのが最良の手となるが、やはり経済面で言えば微妙である。
その解決方法として、経済の環を保つべく放出する仕組みをつくるというものがある。つまりガチャによって得た金額分を鯖側が鯖民へ戻すのである。これならば金はぐるぐるとまわる。また、この方法のメリットとして、もし鯖全体の金額を調整したいときに入ってきた金額から調整分を差し引いた金額を出せば、簡単かつスムーズに調整が可能なのである。わざわざ税金等を設定しなくても徴収ができるのであり、またそれは鯖民の徴収されていることへの不平不満が幾分か和らぐ形になっているのではないだろうか。
ではその解決方法の具体的な例はなんであろうか。
さまざまな方法が各自考えられると思うが、ひとつ公共事業という例をあげたい。公共事業はそれ自体が優秀なものであり、更に今回のこのガチャとの相性もよくぴったりなのではないだろか。公共事業とは政府がインフラ整備等を行うものであり、それに伴い従事した労働者や整備された地域に経済的効果がある。マイクラ内では具体的に、道路や土地の開発整備や街づくり、公共利用可能な施設の建設などといったものが挙げられる。鯖側がこれらを公共事業として行えば経済的効果が認められるであろうし、またその公共事業によって整備開発、作られたものは鯖の活性化に繋がるのではないだろうか。このように公共事業とは非常に優秀な解決方法ではないだろうか、と私は思う。