鍵盤ブース

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---- *&bold(){ライブ時の鍵盤ブース構築} ---- **-ライブ時の鍵盤機材のシステムについて つまるところ、システムはシンプルであるのに越したことはありません。 が、必要な環境を確保するために、多少ややこしくならざるを得ない部分も出てきます。 生ピアノのように、鍵盤だけですぐ音出ししてライブができればいいですが、現実にはいくつか機材を介さないといけません。 逆にしっかりと接続して鍵盤ブースの環境を整えれば、より良い演奏につながることと思います。 また、外ライブなどの場でもこうした知識は何らかのカタチで役立つはずです。 音の流れとしては、下記のような順番になります。 +キーボード +キーボードミキサー +モニタースピーカー / Box or DI(→PA側、メインのミキサーへ) モニタースピーカーまでの流れは把握できるようにしておくといいでしょう。 **-ライブで使う鍵盤まわりの機材 ***キーボード用ミキサー:YAMAHA MG10/2 &simpleapi_img(http://proaudio.yamaha.co.jp/products/mixers/mg_c_models/index.html) [[※マニュアルはここから。>http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/MG10_2J.pdf]](外部ページ:PDF) キーボード等からの入力をまとめ、モニタースピーカーやPAへの出力を担います。 単にキーボードからPAへ出力するだけなら必ずしもミキサーは必要ありませんが、間にミキサーをかませることで、 -複数のキーボードをまとめて音声信号を外部に出力できるので、あらかじめ用意されたライン数に限りがある場合に対応できる。 -キーボードの入れ替えなどでのシールドの抜き差し時に、手元で音量コントロールすればPA側に確認をとらず作業できる。 -PAへの出力のほか、モニタースピーカーへの出力を別途確保することができる。 -モニターする音量コントロールを自分の手元で行える。 上記のようなメリットがあります。 ***モニタースピーカー:YAMAHA MS60S [[※マニュアル(外部ページ:PDF)>http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/speakers/MS60SJ.pdf]] キーボードミキサーからの出力を入力し、キーボードの音を鳴らします。 2台セットであるのは、本来ステレオで出力されるキーボードの音をより正確に確認するためです。 ただし、キーボードが2人いるような場合には、1人1台というように割り振ってもいでしょう(※下記参照)。 **-実際の配線 (MG 10/2を中心に) &italic(){  &u(){配線の一般論: どこからどこへの配線なのか、および入出力の関係がどうなっているのかを把握すること。}}←これ重要。 ***入力 (キーボード→キーボードミキサー間の接続) 基本的には1~10までの番号の端子を使えば問題ありません。 シールドの端子はフォン同士での接続が無難。 可能であれば3-4,5-6,7-8,9-10というようにペアになっている2つの端子を使ってステレオで音が取れるようにするのが望ましいです。 ***出力 (キーボードミキサー→モニター/PA間の接続) PA用の出力は、&u(){ST OUT}という端子から出力します。 キーボードミキサーからPAへの出力には、&u(){C-R OUT}と&u(){SEND(AUX1/2)}を使う方法があります。 通常は&font(red){C-R OUT}を使う方が無難です。ミキサー右下にあるC-R/PHONESというツマミでモニターする音量を調節できます。 SEND(AUX1/2)を使う場合、入力された音をAUX1とAUX2に分配して出力できるので、 &u(){2人のキーボーディストでそれぞれ自分の音をモニターしたい場合(※)}には有用ですが、 -C-R OUTのように一括して音量コントロールできず、各チャンネルごとに調整する必要があること、 -AUX1は入力された音をそのまま出力するのに対しAUX2はチャンネルごとのツマミで調節された音量になること、 -各チャンネルのAUXツマミを中央にすると、AUX1/2のどちらからも音が聴こえない状態になってしまうこと、 こうした問題が挙げられるので、SENDを使いたい場合には事前に動作確認してから使うようにした方がいいでしょう。 (Back to [[Keyboard Room]]) ---- ----
---- *&bold(){ライブ時の鍵盤ブース構築} ---- **-ライブ時の鍵盤機材のシステムについて つまるところ、システムはシンプルであるのに越したことはありません。 が、必要な環境を確保するために、多少ややこしくならざるを得ない部分も出てきます。 生ピアノのように、鍵盤だけですぐ音出ししてライブができればいいですが、現実にはいくつか機材を介さないといけません。 逆にしっかりと接続して鍵盤ブースの環境を整えれば、より良い演奏につながることと思います。 また、外ライブなどの場でもこうした知識は何らかのカタチで役立つはずです。 音の流れとしては、下記のような順番になります。 +キーボード +キーボードミキサー +モニタースピーカー / Box or DI(→PA側、メインのミキサーへ) モニタースピーカーまでの流れは把握できるようにしておくといいでしょう。 **-ライブで使う鍵盤まわりの機材 ***キーボード用ミキサー:YAMAHA MG10/2 &simpleapi_img(http://proaudio.yamaha.co.jp/products/mixers/mg_c_models/index.html) [[※マニュアルはここから。>>http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/MG10_2J.pdf]](外部ページ:PDF) キーボード等からの入力をまとめ、モニタースピーカーやPAへの出力を担います。 単にキーボードからPAへ出力するだけなら必ずしもミキサーは必要ありませんが、間にミキサーをかませることで、 -複数のキーボードをまとめて音声信号を外部に出力できるので、あらかじめ用意されたライン数に限りがある場合に対応できる。 -キーボードの入れ替えなどでのシールドの抜き差し時に、手元で音量コントロールすればPA側に確認をとらず作業できる。 -PAへの出力のほか、モニタースピーカーへの出力を別途確保することができる。 -モニターする音量コントロールを自分の手元で行える。 上記のようなメリットがあります。 ***モニタースピーカー:YAMAHA MS60S [[※マニュアル(外部ページ:PDF)>>http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/speakers/MS60SJ.pdf]] キーボードミキサーからの出力を入力し、キーボードの音を鳴らします。 2台セットであるのは、本来ステレオで出力されるキーボードの音をより正確に確認するためです。 ただし、キーボードが2人いるような場合には、1人1台というように割り振ってもいでしょう(※下記参照)。 **-実際の配線 (MG 10/2を中心に) &italic(){  &u(){配線の一般論: どこからどこへの配線なのか、および入出力の関係がどうなっているのかを把握すること。}}←これ重要。 ***入力 (キーボード→キーボードミキサー間の接続) 基本的には1~10までの番号の端子を使えば問題ありません。 シールドの端子はフォン同士での接続が無難。 可能であれば3-4,5-6,7-8,9-10というようにペアになっている2つの端子を使ってステレオで音が取れるようにするのが望ましいです。 ***出力 (キーボードミキサー→モニター/PA間の接続) PA用の出力は、&u(){ST OUT}という端子から出力します。 キーボードミキサーからPAへの出力には、&u(){C-R OUT}と&u(){SEND(AUX1/2)}を使う方法があります。 通常は&font(red){C-R OUT}を使う方が無難です。ミキサー右下にあるC-R/PHONESというツマミでモニターする音量を調節できます。 SEND(AUX1/2)を使う場合、入力された音をAUX1とAUX2に分配して出力できるので、 &u(){2人のキーボーディストでそれぞれ自分の音をモニターしたい場合(※)}には有用ですが、 -C-R OUTのように一括して音量コントロールできず、各チャンネルごとに調整する必要があること、 -AUX1は入力された音をそのまま出力するのに対しAUX2はチャンネルごとのツマミで調節された音量になること、 -各チャンネルのAUXツマミを中央にすると、AUX1/2のどちらからも音が聴こえない状態になってしまうこと、 こうした問題が挙げられるので、SENDを使いたい場合には事前に動作確認してから使うようにした方がいいでしょう。 (Back to [[Keyboard Room]]) ---- ----

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