じゃあ…その謎から行ってみよっか。
だったら…事前に知ってた訳じゃなくて、
その場で目撃したとか…?
たとえば、誰かがテーブルの下に隠したナイフを
取り出そうとしているのを見かけて…
…おかしいよ。
【ジュラルミンケース】
そのジュラルミンケースの中に、
ナイフが入ってなかった証拠は何かって話だよ?
ジュラルミンケースとは別の物が
証拠になるんじゃないかな…
【小泉:でも、夜光塗料を塗っておくなんて、
停電になるのがわかってたみたいじゃない?】
実際、わかってたんだよ。
だからこそ夜光塗料を目印に使ったんだろうね。
もしかすると…その電力量に関しては
モノクマあたりに聞いてたのかもね。
【狛枝:どうせ、犯人に繋がる手掛かりなんて…
1つもないんだし…】
それは違う!
…と思うよ。
【狛枝:…何か言った?】
だって…犯人に繋がる手掛かりなら、
もう見つかってるじゃんか。
【終里:オメーには…犯人がわかってんのか?】
犯人…なのかなぁ?
でも怪しい人の手掛かりならある…と思うよ。
【狛枝:へぇ…だったら試しに言ってみて貰える?
その手掛かりって何かな?】
まずは、犯人があの停電の中で、
どうやってナイフを手にしたのか考えてみよっか。
【狛枝:その話ならさっきしたよね…
夜光塗料を目印につかったんでしょ?】
そうじゃなくって…その前の話だよ。
【日向:そうやって目的のテーブルまで移動した後は、
夜光塗料を目印に、ナイフを取ればいいだけだ。】
しかも…それが可能だった人って、
私達の中にたった1人しかいないんだよね。
【怪しい人物を指摘 七海千秋】
…私じゃないよ。
だって、外で見張りしてたんだもん。
【狛枝:そ、そんなのただの偶然だよっ!】
でもさ…狛枝くんにはチャンスがあったよね?
テーブルにナイフを仕掛けるチャンスがさ…
【狛枝:だ、だから偶然なんだって!】
1回だけならまだしも、
そんな偶然が2回も重なるなんて…
うーん、どうなんだろ?
そんな事が起こる可能性ってあるのかな?
最終更新:2012年08月08日 17:44