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「これは一体何の真似だ、西園寺…?」 「何の真似だ?ふーん、自覚ないんだ。それとも三歩歩くとすぐ忘れちゃう鳥頭なのかなぁ日向おにぃは?」 ホテル・ミライのコテージにて、日向は何故かベッドの四隅にそれぞれ両手足を固定されていた。 ベッドのすぐ横には何やらただならぬ雰囲気の西園寺。 「おにぃさぁ、小泉おねぇと仲良かったよね?毎日のようにべったりでさ。」 「え?ああ、まぁな。…ってまさかお前、俺が小泉と自由時間過ごしてたせいで自分が一緒にいられなかったとか、 そんな理由でこんなことをしたんじゃないだろうな?」 「はぁ?何言ってんの、痛い妄想は心の中だけに留めてくれないかなー?」 いつも以上に棘のある言葉と蔑むような視線を投げかけた直後、 西園寺は下駄を脱ぎ捨て日向がつなぎ止められたベッドへ立った。 「つい最近まで小泉おねぇ口説いていい感じになってると思ったら 急に何事もなかったように他の女のところへ飛んでいって、おねぇのこと馬鹿にしてんの?」 「ちょっと待て、お前何言って…」 ぐにっ 「ぅぐ…っ?!」 突然、股間に何かがのしかかるような感覚と痛みが走る。 「おねぇを悲しませるような浮気性のヤリチンゴミクズ男は徹底的に痛い目見せないといけないよねぇ?」 ぐに、ぐにゅ、ぐりぐりっ 無邪気に可愛らしい笑みで幼い子供がおもちゃで遊ぶようにその小さく白い足で、 しかしその内側には幼さなど微塵もなく、ただ親友の純心を弄ぶ男の急所を壊さんばかりに踏みつけてきた。 「おい…っ西園寺…ッ!!」 逃げようと必死にもがいても四肢から伸びる手錠の鎖がガチャガチャと虚しく音を立てるだけだった。 「いっ、痛い!やめろ…!!」 「やめろって言う割には、おにぃの固くなってるんだけど?」 「なっ?!」 唯一自由な首を起きあがらせれば、 信じられないことに己のスラックスが盛り上がった光景を目にしてしまった。 嘲りながら西園寺は彼の分身を更に容赦なく責め立てる。 「きゃははっ!女なら誰に何されてもイイんだねぇ。 いっそ牧場の雌豚とエッチしてれば?ドスケベでヘンタイなおにぃにはお似合いだよー?」 「違う…俺は…ァ…ッ!!」 思い切り踏みつけ、そこからひねり、先端を足の裏でこねくり回し… ひたすらに勃ち上がったモノへ刺激を与えられ、日向は痛み以外の要因に顔を歪めつつあった。 「頼む、やめてくれ…!これ以上は、もう…ッ!」 「わかってないなぁ。コレはオシオキなんだよ?やめる訳ないじゃん。 それにおにぃだって嬉しいんでしょ?ほら、だんだんヌルヌルしてきたよー。」 声色だけは可愛らしく、ソレをいじくるペースを早めていく。 「う"ぁ、あ…!」 「イきそう?イきたいの? 拘束されながらきったないオチ●ポズボン越しにロリっ娘の足でぐりぐり踏まれるのが 臭いガマン汁ダラダラ出しちゃうくらい気持ちいいんだぁ?」 グジュッグチュ、グジュゥウッ 「キモいんだよ、変態。」 グリリィ…ッ 「あ"、あ、あぁぁ…ッ!!」 止めの一踏みに自身が震え、精を下着の中に放出する。日向は背を丸め、射精の快感に身悶えた。 「あーぁ、おにぃのせいで足疲れちゃったよ。疲れには甘いものがいいんだよね、お菓子食べに行こうっと!」 「ちょっと、待てよ!」 ぴょんとベッドを飛び降りた西園寺を日向が呼び止めた。 「出るならこれを解いてからにしろよ…!」 日向は手錠でがっちり拘束されたままだ。おまけに服もそのままだから中は軽い惨事である。 「知ーらない!色んな女に鼻の下伸ばしてるおにぃが悪いんだよ?」 「だからそれは…!!」 続く日向の声を無視して足についたものを部屋にあったティッシュで拭き取る。 「おにぃはモテモテなんだから誰かが心配して来てくれるんじゃない? その格好見て幻滅しないなら変態同士お似合いじゃん。」 最大限の侮蔑の視線と共に皮肉を吐き捨てる。 そして西園寺はコテージを後にした。

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