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霧「『正の字』とか首輪とか、アブノーマルな小道具は舞園さんから教えられたと苗木君は言っているけれど本当なの?」 舞「……はい、ホントです」 霧「どうやって勉強しているのかしら」 舞「えっちな本とか、インターネットとか、です……でも」 霧「?」 舞「『苗木誠専用』って書かれるなんて思ってもみませんでした」 霧「」 舞「嬉しいんですけどね♪」 霧「……そうね」 霧「苗木君と家庭を築いたら」 舞「どうなるんでしょうか」 (あ、二人ともお帰り、響子さん、さやかさん。お仕事お疲れ様。ご飯もお風呂も準備できてるけど……え、ボク?) (子供たちが寝たらいっぱい可愛がってあげるから、先にご飯かお風呂だね。どっちにしろボクが面倒見てあげるからさ……) 霧(主夫かヒモになっている未来しか想像できない……) 舞(ヒモって言うんでしたっけ、こういうの……子供がいたら、主夫?) 「「でもこれはこれで」」 霧「あなたは枕営業を断るという訓練から苗木君の本音を引き出したみたいだけれど、実際の芸能界もそういうことが多いのかしら」 舞「悪い風習ですが、確かにあります。でも『超高校級のアイドル』で希望ヶ峰の生徒になるには潔癖さも必要なんですよ」 霧「立派だわ」 舞「みんなの憧れになるには、後ろ暗いことなんてあったらいけないんです」 霧「……苗木君との過激なプレイは、それを犯していないのかしら」 舞「」 霧「不二咲君はもちろんだけど、苗木君も相当女装の才能がありそうね。今だって十分『ボーイッシュな女のコ』、で通りそうなものだし」 舞「ソレ、私、苗木君に以前言ってみたんです」 霧「……それで?」 舞「まる二日監禁されちゃいました」 霧「!!」 舞「ベッドに鎖で繋がれて、着替えもお手洗いも全部苗木君に管理されて――あとは一日中、えっちなことを……」 霧「……つまり、一度はやってみる価値があるということね」 舞「むしろ三日以上にしてもらう方法を一緒に考えてくれませんか?」

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