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罪木 蜜柑と日向 創が交際を始めたことを、ジャバウォック島の他の住人たちは知らなかった。 日向は、別に誰に恥じる事も無いのだし隠す必要も無いと考えていたのだが、罪木の方がそれに反対したのだ。 曰く、「私のようなダメな女と付き合ってるってバレたら、日向さんの評価まで下がっちゃいますぅ!」とのこと。 日向としては、可愛い彼女にそんな自虐的な言動をして欲しくはなかったのだが、 罪木のパーソナリティは10数年掛けて築き上げられたものである。 それを、付き合い始めたばかりの男がどうこうしようというのも、無理のある話だろう。 ひとまずは彼女の要求を飲んで、性格改善はこれから追々、じっくりしていければいいと考えた。 ということで日向は、罪木以外のクラスメイトたちともそれなりに交流を持つようになった。 学友たちは皆揃って個性派で、良くも悪くも平均的な日向とは話の合わないことも少なくなかったが、 逆に学友たちの方は、肩の力を抜いて触れ合える男として、それなりに彼のことを好ましく思ってくれているようだった。 と言っても、女性と話している時、背後からじっとりとした視線を感じたり、 歯の軋る音を聞いたりすることが多かったため、あまり深く関わることは無かった。 無論、罪木と過ごす時間が減ったというわけでもない。 むしろ、おおっぴらにイチャイチャ出来ない分、二人でいるとき罪木は、 その陰性なキャラクターが嘘であったかのように熱く深い愛情を示してくれた。 島に隔離された生活ゆえ、日向達の関係はすぐに暴かれるものかと思われていたが、 意外なことに未だ彼らの熱愛は公にはなっていなかった。 なんだかんだいってジャバウォック島はかなり広いし、住人の多くがコテージに戻る夜の時間を主に逢瀬に使っていたことも、有利に働いたのだろう。 どういうわけか超高校級のゲーマー、七海千秋だけは二人の秘密を察しているようだったが、 噂話を好んで広げるタイプにも見えなかったので彼は特に気にしなかった。 この手の話題に敏感そうな花村や左右田あたりにはすぐにバレそうな気もしていたが、彼らがそれを口にすることはなかった。 まあ、こういうネタは往々にして女生徒のネットワークを通じて伝播するらしいが、 この島の女子でそういうガールズトーク的なものを上手くこなせそうな人材は少ない。 秘密の保持はその辺にも依っているのではないかということで日向は自分を納得させていた。 罪木が時々、ドラッグストアの怪しげな薬品類を熱心に調べて弄っている事実を、敢えて考えようとはしなかった。 ある夜。罪木と日向は海岸を二人歩いていた。 遊園地もスーパーも店じまいした時間帯。彼らの耳に届くのは波の音のみ。 昼間の賑やかさが嘘のように静まり返った南国の島は、このままずっと二人でいたくなるような不思議な雰囲気があった。 「……えへへぇ……二人っきりですね、日向さん……」 「そうだな」 五指を絡ませ合う恋人つなぎで、彼らはゆっくり夜の散歩をしていた。 罪木のたっての希望で、二人の手首は包帯で結び付けられている。 痛みも無く苦しくもない、それでいて緩むことも手が抜けることも無く互いの脈まで感じられそうな絶妙な結び方は、さすが超高校級の保健委員というべきか。 良くてバカップル、悪くてメンヘラ共依存と断定されそうな有様だが、海岸線にそんな無粋なことを言う輩は一人もいない。 何をするでもなく言葉少なに、しかしお互いの存在を強く感じ合いながら歩んでいた彼らの眼に、一台の機械がとまった。 砂浜に据えられたそれはモノモノヤシーンという名の装置で、ハンドルを回すといろいろな道具が出てくる。 ポプリやお菓子などが手に入った時には、よく近くの女子生徒にあげたものだった。 そしてそんな時、彼は背後からなにかドロドロした感情の存在を感じる。 結局、罪木の機嫌を取るために指輪や包帯が出るまでガチャガチャにトライし続けることになるため、日向はこの島一番の、マシーンのヘビーユーザーとなっていた。 「なあ罪木。あれやってみないか」 「はぁい、いいですよ。ふふふ、包帯か、体温計が欲しいですね」 体温計はもう持っているじゃないか、よく早朝に、自分の体温を測っているじゃないかと言いかけたが、 何となくそこは触れるべきでないような気がしたので黙っておいた。 二人、マシーンの前に立って、取っ手をつまんで回す。 出てきたのは、今までに見たことのない、奇怪な装具だった。 一見、上着のようにも見えるそれは黒い革製で、長めの袖がついている。 しかし袖部分に付いた計4本の長く丈夫なベルトは、普通の衣服に必要なものでは決してない。 これは拘束衣、それも、精神病院で使われるようなものとは一線を画する、言うなれば「女王の拘束衣」だ。 えらいものを引き当ててしまったと顔面蒼白な日向とは対照的に、罪木は湧き上がる興味を抑えられない様子で居た。 「日向さん、これ……私が貰って、いいですか?」 「え? いや、欲しかったらやるけど。俺にはこんなの必要無いし」 「まあ、そうですよね。ふふふっ。ありがとうございます」 にっこり笑った罪木の様子に一抹の不安を覚えた日向だったが、しかしそれよりも、こんな不穏なものが自分の手元を離れたことに安堵していた。 翌日。 二人はまたしても昼間から合流し、罪木のコテージへしけこんだ。 罪木がスーパーで見つけてきたという紅茶を飲んで、ゆったりとやすらう、いつもの部屋デートになるかと思われたが、飲み終えた直後日向を異変が襲った。 意識は明晰なままに、身体の自由が効かないのだ。 これは一体何だ、まるで金縛りじゃないかと慌てる日向を、奇妙に落ち着いた罪木が見下ろす。 「大丈夫ですよ、日向さん。そのお薬は、効き目の弱いやつです」 「……ってことは、お前まさか……!」 「はい。一服盛らせてもらいました」 そう言って彼女が取り出したのは、昨夜日向が引き当てた「女王の拘束衣」。 明らかにアブノーマルなプレイ用に作られたそれを、罪木は手早く扱い、薬で麻痺した自分の彼氏に着せていく。 瞬く間に日向は両腕の自由を奪われてしまった。感覚や思考に異常は無いが、縛られた手や足の自由が効かない。 「お前、なんでこんなこと……」 「ねえ日向さん。この島には、私の他に7人の女の子がいますよね」 問いには答えず、日向のズボンを脱がしながら罪木は言う。 熱に浮かされたような口調はどこか、現実感が無かった。 「じゃあ、私一人が8人分のご奉仕をすれば、日向さんは何があっても絶対に他の女の子になびかないってことですよね。 ……えへへっ、大丈夫ですよ。日向さんが浮気するなんて、思ってません。 日向さんはただ、私で気持ちよくなってくれればいいんですよ」 確かに彼は、他の女の子たちと話しているときにどこからか黒い波動のようなものを感じていた。 しかしその後夜に罪木と会った時にはそんな妄念の片鱗も感じさせなかったし、ちゃんと埋め合わせはできているものだと思っていたが、 まさかこんなことになるとは。 でも、身体を拘束されても、日向は罪木を怒る気にはなれなかった。 二人の交際を隠そうと言い出したのは罪木の方だ。 にもかかわらず他の女がどうこうと言ってこのような凶行に及ぶのは、確かに自分勝手な事だろう。 しかしそれも、罪木の自分に対する独占欲、誰にも渡したくないという愛情から発したものだと思えばむしろ愛おしい。 拘束衣を着せたといっても肉体的に傷つけるような素振りは無いし、日向は暴れたりせず、落ち着いたままでいた。 そのことが罪木の機嫌をすこぶる良くしたらしい。 恋人に拘束されて犯されそうになっても、叫びもせず抵抗することも無い彼の姿は、自分への絶対の信頼として映ったのだろう。 にこにこ笑いながら、まだ軽い痺れの残る両脚の間に陣取って、罪木は舌なめずりした。 「いいですよ、そのまま大人しくしていてくださいね。  まだあんまり自信は無いですけど、頑張って日向さんのこと、気持ちよぅくしますからね……」 そう言って拘束者は紅色の唇を開き、いつの間にか硬くなりきっていた日向のものを一気に咥えた。 罪木の小さめの口には勃起した男性器は到底収まりきらず、上下の唇は茎の中ほどで止まっていた。 そのまま、舌で裏筋を軽く舐めながら、頬の裏側の粘膜でカリ首を撫でながら、彼女は言った。 「はふふ、ひなはさんろ、やっはりおっひぃれすぅ……おおひすひるものは、きやいれふけろぉ……これはべつれふ、らぁいすきれふ……」 男性器を咥えたまま喋られたことで日向の背筋に今までに味わったことのない快感が走った。 不規則な舌の動きに、彼の性感は翻弄される。 唇で剛直をあむあむしながら、唾の音をずるずる鳴らして罪木は舐めしゃぶる。 経験不足もあって彼女のフェラチオは決して上手とは言えなかった。 しかし何よりその熱心さ、自分の身体で男を感じさせたい、射精させたいという強い思いが、日向を骨抜きにするほどの快感を生み出していた。 口唇愛撫の熱意に満ち溢れた保健委員は、口の中を一杯にする男性器を更に飲み込んでいく。 顔を日向の会陰、限界まで近づけ、遂に根本、陰毛が触れるくらい近くまで唇を届かせる。 彼のものは口では収まりきらず、亀頭の辺りは喉まで達していた。 罪木が呼吸するごとに喉奥の硬い肉の壁が少し動き、鈴口から漏れ出る我慢汁と唾を混ぜ合わせていくことからもそれが知れた。 「おい、大丈夫か、苦しくないか……?」 「ふぅ、ふぅ、ふっ……! ちゅ、う、じゅるる……」 苦しくない筈は無い。 涙をポロポロ零して眼を真っ赤にして、それでもえづいたりはせずに罪木は頭を振り立て始めた。 頭を引き上げてカリ首と亀頭を上下の唇そして舌で撫で、そのまま顔を降ろして幹を舐めしゃぶる。 短めの陰毛が唇に張り付くのも構わずに、罪木は口で日向を搾り取ろうとしていた。 熟練の娼婦でもなかなか出来ないような技を、この間まで処女だった、経験人数一人の十代女子がこなしている。 「超高校級の保健委員」としての才能がカバーしうる領域を遥かに逸脱した、まさしく愛情と執念の為せる業だった。 そんな熱烈過ぎるフェラで愛されてしまっては、思春期男子はひとたまりもない。 彼は我慢せず、素直に限界を訴えることにした。 「罪木、もう出るっ……」 「……はぁい、いいれふよぅ……ひなははんのへーひ、いっはいくらはいねぇ……」 咥えたまま喋られたことでまた日向の絶頂が近づく。 それを知ってか罪木のヘッドバンギングもまた激しくなった。 ちゅぱちゅぱという下品な音を恥ずかしげもなく立てながら、口から喉までをフルに使って男を愛する。 日向が屈服した時、彼女は男性器を限界まで深く飲み込み、射精を咽頭で受け止めた。 喉奥に精液をぶち撒けられて、流石に苦しそうな顔をしているが、しかし咥えたものを離そうとはしない。 どころか、まだ射精している竿の裏筋を下からつつっと舐め上げ、 いき終えたら終えたで尿道に残った精液を鈴口から吸い上げたりして少しでも射精量を増やそうとしてくれている。 そうして絞りとった精液の多くは、全く空気に触れないまま罪木の喉から食道に流れ込み、胃に注がれた。 こくんこくんと、彼女が精液を嚥下するたびに可愛らしく動く白い喉が、日向を強く興奮させる。 この可愛い女が今まさに自分の汚液を飲んでいるのだという思いが彼を奮い立たせる。 更に、男性器をまだ咥えたまま、上顎や頬裏に張り付いて飲みきれなかったザーメンを舌でこそげとり、順に飲み下していく。 こうまで献身的にされてしまったことで、一回射精しても、罪木が口を離す頃にはまた日向の海綿体は勃起し直していた。 「……まだ、満足できてないんですね。しょうがないおちんちんですねぇ……  大丈夫ですよぉ、ちゃんと最後まで面倒見てあげますからねぇ……」 上唇にくっついた陰毛を舌で舐めとって食べて、罪木は言った。 彼女にはまだまだ止まる様子が無い。 ピンク色の上着とブラを脱ぎ捨て、大きな胸を露わにして、魅せつけるように下から抱え上げる。 「次はぁ、日向さんがいっぱい褒めてくれた、このおっぱいでご奉仕しますねぇ。  お口と同じくらい頑張りますから、こっちの方でも精子いっぱい、出して下さい……」 そう言って罪木は胸に日向のものを挟み込んだ。 日向も男であるため、当然彼女のフワフワな乳は大好きである。 今まで何度も揉み吸いを楽しみ、その度に絶賛してきたが、まさかこうして報われる思わなかった。 唾と精液でべとべとになった。男性器を罪木が抱きしめる。 大きくて柔らかいおっぱいにぎゅっと挟み込まれると、それだけでもう日向は達しそうになった。 気持ちよさという点では、やはりセックスには劣る。 罪木がこれをしてくれたのは今回が初めてで、まだまだ不慣れなところもある。 しかしパイズリの、可愛い巨乳彼女が胸で自分のものを挟んでくれているという視覚的な刺激は、衝撃的とすらいえた。 むぎゅっと左右から乳肉に圧迫され、息を呑んで悶絶している日向を見上げて、罪木は笑った。 「どうですかぁ? 気持ち、いいですか?」 「ああ、これ、やばい……」 「えへへぇ、嬉しいです。こんなことできる女の人、なかなかいませんよねぇ……  胸が大きくて良かったーなんて思うこと、日向さんに会うまでは一度もありませんでしたよぅ」 そして罪木は挟むだけでなく、更に熱を入れて乳を左右交互に動かし始めた。 しっとり汗ばんだすべすべおっぱいの表面が張り出たカリ首にあたって卑猥に変形する。 口ともおまんことも違う独特の快楽に日向は溺れた。 「うっ……!」 「おちんちんぴくぴくしてる……感じてるんですね。  こんなにおっきくて、カタいのに、胸に挟まれただけで震えちゃって……  何だか、カワイイです。いっぱい遊んであげたくなっちゃいます」 口の中で少し溜めた唾液を胸の谷間に垂らして、罪木は乳と竿の間を潤わせた。 粘り気のある唾に塗れて、おっぱいの滑りは更に良くなる。 乳脂肪に埋もれた亀頭は、柔らかなその肌とぴったりフィットしている。 それが上下に擦られると、狭い膣道を割って挿入するときのような激しい快楽が生じ、まさしく乳まんこというべきものになる。 大きさと柔らかさを兼ね備えた罪木のおっぱいならではのご奉仕に、日向はもう夢中だった。 「最高だ、罪木。これ好きだよ!」 「喜んでもらえて嬉しいです。もっと頑張って、ご奉仕しますね……」 胸の谷間を通じて心臓の鼓動が感じられるくらいその身体を興奮させながら、罪木はまた唾を垂らす。 ちょうど乳と乳の間から顔を出した亀頭に直接罪木の口から唾をかけられ、胸の肉で器用に粘膜へ塗りこまれる。 ぬめる男性器を激しく扱き上げられると、日向の限界は一気に近づいた。 「も、もうっ、駄目だっ……」 「はい、どうぞ……胸の中に……」 愛する男の精液を絞り出すために罪木の乳奉仕は激しさを増す。 今まで以上の速度で乳房が上下し、竿を激しく圧迫する。 先端部分を谷間から外に出さず、ずっと胸の肉で包み込んでにゅるにゅるの摩擦を与え続ける。 むちむち巨乳美少女にそんな風にされて、忍耐が続く筈も無い。 あっさりと日向は本日二度目の射精を罪木の乳の間に放った。 「あはっ、出てますね……日向さんの、私のおっぱいの中でびくんびくんいってますよぅ……」 そんなことを言いながらも罪木は奉仕の手を緩めない。 今まさに射精している男性器を、亀頭を胸の中に捉えて、熱い精液を谷間に浴びながら、ゆっくり竿を扱いて射精を促した。 精液を出し終わって、残った分もしっかり絞って、ようやく罪木は彼の男性器を離した。 竿と胸の間に粘液が糸を引いて、とても卑猥だ。 谷間には白濁液がこびりつき、乳房を汚して腹の方まで垂れ落ちて行っている。 眼をトロンとさせて、頬は赤く染まっている。 顎にはフェラチオの時の精液が少し残っている。 そして上半身が精液まみれの、こんな扇情的な姿を見せられたら、日向の思考力は当然失われていた。 「気持ちよかったですかぁ? 日向さぁん……」 「うん、良かった。すごかったよ罪木。もう最高……お前じゃなきゃ、俺もうダメだよ」 「えへへぇ……」 淫婦のような有様で、罪木は子供のように笑う。 そのギャップに日向の心は完全にやられた。 「ねえ、日向さんだけじゃなくて、私も気持ちよくなってたんですよ……  お口でしてる時も、おっぱいでしてる時も、身体、熱くって……ほら、  見て下さい、私の、いやらしいところ」 小さめのパンツを脱ぎ捨て、膝立ちになって罪木がスカートの裾を摘む。中身を見せつけるべくたくし上げて、その下にある物を晒した。 まだ挿入もしていない罪木のそこは濡れ切っていた。 たっぷり分泌された粘液が膣口、陰唇を濡らし、更にその周辺、太ももの方までてらてら光らせている。 隠しようのない興奮の証を誇って罪木は言った。 「私、日向さんにご奉仕して、こんなに濡らしちゃったんです。  ねえ、私、えらいですか?」 「ああ、えらいよ。愛してる、罪木」 「はふぅ……!」 熱に浮かされたように日向が愛を囁くと罪木が感激に喘ぐ。 片足ずつ膝を床から浮かせてスカートを脱いで、脚と腕に巻いた包帯や絆創膏の他には何も身に着けていない状態になると、 若者らしくまだ精力を失っていない日向のものを跨いだ。 腰の辺りの、小さいパンツが食い込んでできたらしい跡が、なんだか生々しかった。 「私も好きです、日向さんのこと、大好きですぅ! だからこっちでもちゃんと、ご奉仕しますね……!」 そのまま一気に腰を下ろし、二度の射精を経てまだ健在なものを一気に咥え込んだ。 初めての時には随分苦しそうだった罪木だが、その後何度もセックスを繰り返したおかげか、最早痛みを感じることは無いらしい。 それどころか、今まで楽しみの少ない人生を送ってきた反動だろうか、ほとんど毎日彼に中出しを求めるほど日向とのセックスにはまってしまっていた。 自ら快楽を求めるということを、日向と付き合うようになって初めて知った罪木は、日ごとに貪欲になっていたのだ。 ずぶずぶ、と男性器を根本まで自分の胎に収め、愛液を流して罪木は一瞬動きを止めた。 眼の焦点が合わない虚脱した表情から、彼女が今感じたいものを感じていることが分かる。 「ふ、ふぅ……ふふふ、日向さん、大好きれす……一生、離しませんからねぇ……」 挿入したまま、虚ろな顔のまま罪木は左手の包帯の先を解き、日向の首に巻きつけた。 首が絞まることも息が詰まることも無い、しかし容易には解けないいつもの巻き方で二人の体を繋ぐと、すぐに腰を上下に振り立て始めた。 かつて硬くきつく締まっていたのが嘘のように、ほぐれ切った罪木の膣肉は唯一知る男性器の形状に合わせてその形を変える。 しかもそれでいて緩んではいない、むしろ筋肉が慣れてきたことで処女の時以上によく締まるようになった女性器が、日向を三度目の射精へ駆り立てる。 激しい上下動に合わせて、汚れた巨乳が派手に揺れる光景も、彼をいっそう昂らせた。 「あ、あああいいっ、気持ちい、い、わらひ、すごいれふ……」 「俺も、いいぞっ……これ、またすぐに……」 「あああっ! お、お願い、しまふぅっ! 中に、なかにだしてほしいれふぅっ! いっしょに、いっしょに……!」 揉まれて扱かれて吸われるが如き独特の感覚が日向の竿を襲う。 精嚢から直接精子を飲み干されるような凄まじい感覚で、もう拘束衣など無くとも彼はまともに身動きが取れなくなっていた。 「出る、けど、いいんだよなっ……!」 「はい、外は嫌れす、わらひの子宮にくらはいっ!」 組み伏せられている日向に射精する場所を選ぶ権利など無い。 淫乱ナースの求めるままに感じさせられた彼は、彼女の欲するところに種付けすることしか出来ない。 罪木の膣がきゅっと一際強くしまった瞬間、耐えられなくなった日向はそのまま中に射精した。 「ひっ、いいいっ……!」 熱い大量の精液を注がれ、搾精者たる罪木もまた動きを止め、身体を痙攣させた。 断続的に膣で射精され、男性器が跳ねるごとに手足をぴくぴくさせ、呼吸は短く、早くなる。 持ち主の意志に添って膣肉はぎゅうぎゅう締まり続け、三回目の射精で出たザーメンを残らず胎内へ吸い上げていく。 行っている途中にまた激しく責められ、苦痛一歩手前の快感に男が悶え、それで暴れる亀頭と竿が女性器を掻き回し、長い前戯で感じやすくなった女を狂わせ、受精させる。 同時絶頂で、二人は暫く繋がったまま、無言でいた。 罪木の絶頂を、彼女の痙攣を、包帯を通じて薄い皮膚越しに総頸動脈で感じ取れたのは、悪くない気分だった。 数週間後の夜。 日向と積み木派また、夜の浜辺に居た。 スーパーマーケットにも無いような変わったものが食べてみたいという罪木のリクエストに応え、またガチャガチャを回しに来たのだ。 ハンドルを回し、出てきたカプセルを開ける。 中にあったのは、穴の開いたゴルフボール状の球体に2本のベルトを取り付けた、奇妙な器具だった。 これを一体どう使うべきなのか、日向には見当がつかなかった。 しかし罪木がいつになく熱心な視線を注いでいるのを見て、彼は咄嗟にその球体を背後に隠した。 何となく、彼女に渡してはいけないもののような気がしたからだ。 拘束衣を着てしたセックスは、あれはあれで気持ちよかったが終わった後手首が痛くてかなわなかった。あの痛みが、また蘇ってきて彼に警告してきているような、そんな気がしたのだ。

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