「1-534」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

1-534」(2012/08/21 (火) 20:11:37) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

『朝日奈葵は回顧する』 最後の学級裁判を終えたあの日、霧切ちゃんは事件の“クロ”として処刑された。 本当に彼女が戦刃むくろを殺した犯人だったのか今となっては判らない。 彼女自身が真実を口にしないまま死んでしまったのだから、確かめる術もない。 いずれにせよ、あの日を最後に私たち生き残り組は外の世界への希望を捨てた。 つまりは、この希望ヶ峰学園の中で一生を過ごすことに決めたのだ。 ―――「ママ、どうしたの・・・こわいかお・・・」 その言葉に、突如意識が現実へ引き戻される。 自分がいるのは薄暗い個室。腰掛けているのはベッドの上。 声の方向へ視線を落とすと、二つの幼気な瞳が私を不安げに見つめていた。 そうだった この子を寝かしつけてる最中だったんだ ぎしり、とベッドのスプリングを軋ませて、私は我が子の側へ寄る。 「なんでもないの ちょっと、考え事してただけだから・・・」 「安心して寝てね ママが側にいてあげるから・・・」 そう言いながら、柔らかな髪を優しく撫でてあげる。 どうやら安心してくれたようだ。 満足げな笑みを浮かべながら目を閉じると、ものの数分も経たないうちに穏やかな寝息を立て始めた。 コンコン 私が一息ついたところで、部屋のドアが小さくノックされた。 私は足早にドアへ近づき、音を立てないようにそれを開け訪問者を出迎えた。 「やぁ、朝日奈さん・・・もう、大丈夫かな?」 「ん たった今寝てくれたトコだよ さ、入って」 「う、うん!」 待ちきれない様子で部屋に入ってきたのは、苗木。 私の大好きな人。そして、あの子の父親。 苗木が静かにドアを閉め、廊下から差し込む光が再び見えなくなると・・・ クチュ・・・ どちらからともなくキスをする。 待ちきれなかったのは、私も同じだった。 チュウ・・・ジュッ、ジュパッ・・・クチュッ 「ん・・・はぁっ・・・・」 苗木の唇から漏れる熱い吐息が私の頬にかかる。 「んふぅ・・・んっ、あっ・・・」 ジュッ・・・ジュル・・・ズズッ・・・・・・ 私の唾液と苗木の唾液が混ざり合い、糸を引きながら垂れていく。 唇から、顎へ。 顎から、胸へ。 私の首を伝う唾液がシャツの裏側に流れ込み、胸にじっとりとした温かさを感じ始めた頃。 「・・・ひぁっ!!」 苗木の手が私の秘部を服越しに撫でた。 私の背に電流にも似た刺激が走る。 「朝日奈さん・・・もう、もういいでしょ?ボク、これ以上我慢できないよ・・・」 苗木が情欲に潤んだ瞳で私を見つめる。  ・・・血は争えないらしい。あの子の母性本能をくすぐる目は、父親譲りか・・・。 「ん・・・わかった。でも、シャワールームに行こ? ここでシちゃうと、あの子が起きちゃうから・・・」 苗木は無言のまま頷いて、同意してくれた。 私は苗木の手を引いてシャワールームの中へ滑り込んだ。 「・・・はぁっ!はぁっ!」 シャワールームに入った途端、苗木は私に抱きついてきた。 その目にはさっきまでの幼気さは残っておらず、代わりに獣のような熱い滾りが宿っている。 「ちょっ、ちょっと待ってよ苗木ぃ!まだ服も脱いでないんだから」 「いいから じっとしてて」  ・・・! いつにない苗木の迫力に気圧されて、私は言われるがまま壁に寄りかかった。 苗木は両手で私の胸を乱暴に揉みしだく。 「うあっ・・・ちょっと、痛いよ苗木・・・」 「それは違うよ!!・・・だってほら、こんなに熱く、固くなってる」 苗木は私のシャツをめくりあげ、私の胸の先端部をコリコリと指で転がして見せた。 「ううっ、そうだけどぉ・・・ひうっ!」 苗木に隠し事は出来ないようだ。指の次は舌で胸を愛撫され、甘い声が漏れてしまう。 「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・ふあああっ!」 乳首を軽く甘噛みされ、軽く果ててしまった。 「朝日奈さん・・・イっちゃった?」 「うん・・・私、胸だけでイっちゃったぁ・・・苗木の手と口でイっちゃったぁ・・・」 でも、まだ足りない。もっと欲しい。 見事に火が点いてしまった私はハーフパンツもショーツも脱ぎ捨てて生まれたままの姿になると、 シャワールームの床に四つん這いになり期待の念を込めて苗木を見上げた 苗木は私の意図を理解してくれたようで、ベルトをカチャカチャと音を立てながら外し、そのままズボンも脱ぎ捨てた。 苗木のパンツは彼自身で大きく膨らみ、今にも暴発してしまいそうだ。 私は苗木のパンツに指をかけ、そのまま一気に引き下ろした。 瞬間、パンツから肉棒が力一杯に飛び出す。 いつもの苗木からは想像できないような暴力的な赤黒さ。脳の中まで犯されるような青臭いニオイ。 「舐めてよ、朝比奈さん」 「え?・・・あっ!うんうん 舐めればいいんだね!」 視覚と嗅覚を目の前の“モノ”に占領され、苗木の言葉を理解するのにしばらくかかってしまった。 口中に唾液をため、苗木の熱い肉棒を咥える。 「んっ・・・ちゅう・・・んぶっ・・・」 口腔で肉棒をすっぽりと包み込むように。舌だけを動かして全体を丹念に舐め回す。 「いいよ、朝比奈さん、すごくいい・・・」  ・・・♪ 苗木の切なそうな声が私の心をゾクゾクと刺激する。 苗木が喜んでくれると、私も嬉しい。 「ふふ・・・まだだよ・・・ちゅっ・・・れろれろっ」 一度肉棒から口を離し、今度は各部を集中的に舐めていく。 亀頭、カリ裏、サオ、そして陰嚢。口だけでなく手も使って、絶えず異なる快感を与えられるように。 性技のいろはも知らない私だったが、この数年ですっかり仕込まれてしまった。 「はぁっ・・・はぁっ・・・胸も・・・いいかな・・・っ・?」 「ん・・・ぷぁっ!・・・もう、注文が多いなぁ でもいいよっ 苗木だもん!」 唾液とカウパーでぬらぬらと光る肉棒。この分なら潤滑剤は要らないだろう。 自慢の--かつてはコンプレックスだったが--大きな胸で挟み、扱き上げていく。 私のストロークに会わせて苗木も腰を振る。 「う・・・あぁ・・・いいよ・・・いいよ・・・っ」 ガクガクと震えながら快感を伝えてくる苗木。ますます嬉しくなってしまう。 ジュブッ ヌププッ ズブッ ジュプッ 更に唾液を咥えながら扱くと、いやらしい音がシャワールーム中に響き私を昂ぶらせる。 苗木の腰の動きが速くなってきた。絶頂は近そうだ。 「!? ぐぶぅっ!!」 強い力で苗木が私の頭を押さえつけると、肉棒が喉奥まで一気に突き刺さった。 「飲んでっ!朝比奈さんっ!!」 ドクンッ・・・ドクンッ・・・ドクドクドク・・・・ 血液が脈打つように発射される苗木の精子。 苗木自身の味が体中に広がっていくようで堪らない。脳が痺れるような快感だ。 「・・・・ぷぁ・・・あー・・・」 もう思考など働かない。 「ふぅ・・・良かったよ、朝比奈さ・・・ん?」 「なえぎぃ・・・いれてぇ・・・わらひのなか・・・・いれへよぉ・・・」 シャワールームの床にだらしなく転がった私は自らの手で秘部を開き苗木を誘った。 「おっきぃのいれてぇ・・・あついのいれへぇ・・・にゃえぎぃ・・・♪」 両手の指で自分の秘部を音を立てて弄る。苗木の肉棒を咥えている間に限界まで高揚していたようで、愛液が溢れて止まらない。 「・・・」 無言のまま私に覆い被さり肉棒を私の秘部にあてがう苗木。 苗木の体温を全身で感じる。幸福感に包まれているようだ。 「朝比奈さん・・・すっかり、淫乱になっちゃった、 ね っ ! ! 」 「うぁああああっ!!!」 即座に全身を駆け巡る、今日一番の快感。 濡れそぼった秘部は苗木のたくましい肉棒も難なく受け入れた。 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」 もはや苗木は言葉を口にしない。シャワールーム内には私の喘ぎ声と、淫らな水音だけが響く。 「ああっ!なえぎっ!!いいよっ!!なえぎぃっ!!」 苗木の肉棒が動く度、頭の中を染める閃光。 「もっと!!もっとぉっ!!おくまでっ!!おくまでぇっ!!!」 いくら壁一枚隔てているとはいえ、ここまで声を上げればベッドのあの子に聞こえてしまうかもしれない。そんな背徳感が快感を更に高める。 「あはっ!!そう、そこっ!!!ざらざらのとこ、ひっかいてぇ!!!!」 何度体を重ね合ったかもわからない。弱点などとうにバレバレだ。 「・・・っ!!朝比奈さんっ!そろそろっ、限界っ!!」 苗木の腰の動きが変わった。小刻みで速いピストン。 苗木がどうしようとしているのかを理解し、私はそれに応えることにした。 「いいよっ!!!中にっっ!!!子宮の中にだしてっっっ!!!! そのままっ!!そのままっっ・・・・イくっ!!ふあああああああああああああっっっ!!!」 ビュルルルルルルッ・・・・トクトクトクトク・・・・・ 子宮に流れ込んでくる苗木の熱い精子の奔流。 最後の絶頂を迎えた私達は、そのまま力尽きたように眠りに就いた。 『---オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました---』 相変わらずのふざけたモーニングコールで目を覚ます。 学園生活当初は毎朝苛立ちを覚えたが、今となっては慣れたものだ。 横では苗木が静かな寝息を立てていた。親子共々、何という愛らしさだろう。 作夜の激しさとのギャップに思わず吹き出してしまいそうになる。 「なーえぎっ 起きてっ もう朝だよっ」 チュッ♪ 「ん・・・おはよ 朝比奈さん」 眠い目を擦りながら目覚める苗木。 王子様はお姫様のキスで目覚めるのだ・・・そうだっけ? 「さっ、早くシャワー浴びて身支度しようよ! 食堂に行かなきゃ!」 「ちょ、ちょっと待ってよー」 「だめだめ!あの子にミルクもあげなきゃいけないんだから ほら急いだ急いだっ!」 この生活を選んだことが正しかったのかどうか、今の私にはわからない。 子供達が将来どうなってしまうのかもわからないし、思いを巡らせるのが正直、怖い。 それでも私は、今この一瞬の幸せを感じていたいのだ。もう少しだけ・・・もう少しだけ・・・。 ○オマケ 身支度を済ませ食堂へ。もちろん可愛い我が子の手を引いて。 食堂に着くと先客がいた。 「おかぁさんおはよー!!・・・だべ」 父親譲りの独特な天然パーマを揺らして可愛い我が子が走ってきた。 もちろん優しく抱き止めてあげる。 「もふもふもふ・・・おかぁさんいいにおいだべ!!」 「ずるい!ボクのおっぱい!ママのおっぱい!」 「おまえはきのういっしょだったんだからいいべー!!」 あぁ、また喧嘩になってしまった。なるべく平等になるように毎晩交互に可愛がっているつもりなのに・・・ 「あぁコラコラ!喧嘩すんなっつったべー!!母ちゃんはみんなの母ちゃんなんだかんな!」 ! ずいぶん葉隠らしくない言葉・・・ 「葉隠ー たまには良いこと言うじゃん!見直したよっ」 「そうだべ?俺だってもう一人前の親父だっての!  ・・・ところで朝比奈っち、そろそろ我慢できそうにないから後で風呂に行ったときでも・・・」 ボカッ!! 「あいてー!!」 「・・・子供の前でなんてこと言うのさっ!やっぱり最低っ!」
『朝日奈葵は回顧する』 最後の学級裁判を終えたあの日、霧切ちゃんは事件の“クロ”として処刑された。 本当に彼女が戦刃むくろを殺した犯人だったのか今となっては判らない。 彼女自身が真実を口にしないまま死んでしまったのだから、確かめる術もない。 いずれにせよ、あの日を最後に私たち生き残り組は外の世界への希望を捨てた。 つまりは、この希望ヶ峰学園の中で一生を過ごすことに決めたのだ。 ―――「ママ、どうしたの・・・こわいかお・・・」 その言葉に、突如意識が現実へ引き戻される。 自分がいるのは薄暗い個室。腰掛けているのはベッドの上。 声の方向へ視線を落とすと、二つの幼気な瞳が私を不安げに見つめていた。 そうだった この子を寝かしつけてる最中だったんだ ぎしり、とベッドのスプリングを軋ませて、私は我が子の側へ寄る。 「なんでもないの ちょっと、考え事してただけだから・・・」 「安心して寝てね ママが側にいてあげるから・・・」 そう言いながら、柔らかな髪を優しく撫でてあげる。 どうやら安心してくれたようだ。 満足げな笑みを浮かべながら目を閉じると、ものの数分も経たないうちに穏やかな寝息を立て始めた。 コンコン 私が一息ついたところで、部屋のドアが小さくノックされた。 私は足早にドアへ近づき、音を立てないようにそれを開け訪問者を出迎えた。 「やぁ、朝日奈さん・・・もう、大丈夫かな?」 「ん たった今寝てくれたトコだよ さ、入って」 「う、うん!」 待ちきれない様子で部屋に入ってきたのは、苗木。 私の大好きな人。そして、あの子の父親。 苗木が静かにドアを閉め、廊下から差し込む光が再び見えなくなると・・・ クチュ・・・ どちらからともなくキスをする。 待ちきれなかったのは、私も同じだった。 チュウ・・・ジュッ、ジュパッ・・・クチュッ 「ん・・・はぁっ・・・・」 苗木の唇から漏れる熱い吐息が私の頬にかかる。 「んふぅ・・・んっ、あっ・・・」 ジュッ・・・ジュル・・・ズズッ・・・・・・ 私の唾液と苗木の唾液が混ざり合い、糸を引きながら垂れていく。 唇から、顎へ。 顎から、胸へ。 私の首を伝う唾液がシャツの裏側に流れ込み、胸にじっとりとした温かさを感じ始めた頃。 「・・・ひぁっ!!」 苗木の手が私の秘部を服越しに撫でた。 私の背に電流にも似た刺激が走る。 「朝日奈さん・・・もう、もういいでしょ?ボク、これ以上我慢できないよ・・・」 苗木が情欲に潤んだ瞳で私を見つめる。  ・・・血は争えないらしい。あの子の母性本能をくすぐる目は、父親譲りか・・・。 「ん・・・わかった。でも、シャワールームに行こ? ここでシちゃうと、あの子が起きちゃうから・・・」 苗木は無言のまま頷いて、同意してくれた。 私は苗木の手を引いてシャワールームの中へ滑り込んだ。 「・・・はぁっ!はぁっ!」 シャワールームに入った途端、苗木は私に抱きついてきた。 その目にはさっきまでの幼気さは残っておらず、代わりに獣のような熱い滾りが宿っている。 「ちょっ、ちょっと待ってよ苗木ぃ!まだ服も脱いでないんだから」 「いいから じっとしてて」  ・・・! いつにない苗木の迫力に気圧されて、私は言われるがまま壁に寄りかかった。 苗木は両手で私の胸を乱暴に揉みしだく。 「うあっ・・・ちょっと、痛いよ苗木・・・」 「それは違うよ!!・・・だってほら、こんなに熱く、固くなってる」 苗木は私のシャツをめくりあげ、私の胸の先端部をコリコリと指で転がして見せた。 「ううっ、そうだけどぉ・・・ひうっ!」 苗木に隠し事は出来ないようだ。指の次は舌で胸を愛撫され、甘い声が漏れてしまう。 「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・ふあああっ!」 乳首を軽く甘噛みされ、軽く果ててしまった。 「朝日奈さん・・・イっちゃった?」 「うん・・・私、胸だけでイっちゃったぁ・・・苗木の手と口でイっちゃったぁ・・・」 でも、まだ足りない。もっと欲しい。 見事に火が点いてしまった私はハーフパンツもショーツも脱ぎ捨てて生まれたままの姿になると、 シャワールームの床に四つん這いになり期待の念を込めて苗木を見上げた 苗木は私の意図を理解してくれたようで、ベルトをカチャカチャと音を立てながら外し、そのままズボンも脱ぎ捨てた。 苗木のパンツは彼自身で大きく膨らみ、今にも暴発してしまいそうだ。 私は苗木のパンツに指をかけ、そのまま一気に引き下ろした。 瞬間、パンツから肉棒が力一杯に飛び出す。 いつもの苗木からは想像できないような暴力的な赤黒さ。脳の中まで犯されるような青臭いニオイ。 「舐めてよ、朝日奈さん」 「え?・・・あっ!うんうん 舐めればいいんだね!」 視覚と嗅覚を目の前の“モノ”に占領され、苗木の言葉を理解するのにしばらくかかってしまった。 口中に唾液をため、苗木の熱い肉棒を咥える。 「んっ・・・ちゅう・・・んぶっ・・・」 口腔で肉棒をすっぽりと包み込むように。舌だけを動かして全体を丹念に舐め回す。 「いいよ、朝日奈さん、すごくいい・・・」  ・・・♪ 苗木の切なそうな声が私の心をゾクゾクと刺激する。 苗木が喜んでくれると、私も嬉しい。 「ふふ・・・まだだよ・・・ちゅっ・・・れろれろっ」 一度肉棒から口を離し、今度は各部を集中的に舐めていく。 亀頭、カリ裏、サオ、そして陰嚢。口だけでなく手も使って、絶えず異なる快感を与えられるように。 性技のいろはも知らない私だったが、この数年ですっかり仕込まれてしまった。 「はぁっ・・・はぁっ・・・胸も・・・いいかな・・・っ・?」 「ん・・・ぷぁっ!・・・もう、注文が多いなぁ でもいいよっ 苗木だもん!」 唾液とカウパーでぬらぬらと光る肉棒。この分なら潤滑剤は要らないだろう。 自慢の--かつてはコンプレックスだったが--大きな胸で挟み、扱き上げていく。 私のストロークに会わせて苗木も腰を振る。 「う・・・あぁ・・・いいよ・・・いいよ・・・っ」 ガクガクと震えながら快感を伝えてくる苗木。ますます嬉しくなってしまう。 ジュブッ ヌププッ ズブッ ジュプッ 更に唾液を咥えながら扱くと、いやらしい音がシャワールーム中に響き私を昂ぶらせる。 苗木の腰の動きが速くなってきた。絶頂は近そうだ。 「!? ぐぶぅっ!!」 強い力で苗木が私の頭を押さえつけると、肉棒が喉奥まで一気に突き刺さった。 「飲んでっ!朝日奈さんっ!!」 ドクンッ・・・ドクンッ・・・ドクドクドク・・・・ 血液が脈打つように発射される苗木の精子。 苗木自身の味が体中に広がっていくようで堪らない。脳が痺れるような快感だ。 「・・・・ぷぁ・・・あー・・・」 もう思考など働かない。 「ふぅ・・・良かったよ、朝日奈さ・・・ん?」 「なえぎぃ・・・いれてぇ・・・わらひのなか・・・・いれへよぉ・・・」 シャワールームの床にだらしなく転がった私は自らの手で秘部を開き苗木を誘った。 「おっきぃのいれてぇ・・・あついのいれへぇ・・・にゃえぎぃ・・・♪」 両手の指で自分の秘部を音を立てて弄る。苗木の肉棒を咥えている間に限界まで高揚していたようで、愛液が溢れて止まらない。 「・・・」 無言のまま私に覆い被さり肉棒を私の秘部にあてがう苗木。 苗木の体温を全身で感じる。幸福感に包まれているようだ。 「朝日奈さん・・・すっかり、淫乱になっちゃった、 ね っ ! ! 」 「うぁああああっ!!!」 即座に全身を駆け巡る、今日一番の快感。 濡れそぼった秘部は苗木のたくましい肉棒も難なく受け入れた。 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」 もはや苗木は言葉を口にしない。シャワールーム内には私の喘ぎ声と、淫らな水音だけが響く。 「ああっ!なえぎっ!!いいよっ!!なえぎぃっ!!」 苗木の肉棒が動く度、頭の中を染める閃光。 「もっと!!もっとぉっ!!おくまでっ!!おくまでぇっ!!!」 いくら壁一枚隔てているとはいえ、ここまで声を上げればベッドのあの子に聞こえてしまうかもしれない。そんな背徳感が快感を更に高める。 「あはっ!!そう、そこっ!!!ざらざらのとこ、ひっかいてぇ!!!!」 何度体を重ね合ったかもわからない。弱点などとうにバレバレだ。 「・・・っ!!朝日奈さんっ!そろそろっ、限界っ!!」 苗木の腰の動きが変わった。小刻みで速いピストン。 苗木がどうしようとしているのかを理解し、私はそれに応えることにした。 「いいよっ!!!中にっっ!!!子宮の中にだしてっっっ!!!! そのままっ!!そのままっっ・・・・イくっ!!ふあああああああああああああっっっ!!!」 ビュルルルルルルッ・・・・トクトクトクトク・・・・・ 子宮に流れ込んでくる苗木の熱い精子の奔流。 最後の絶頂を迎えた私達は、そのまま力尽きたように眠りに就いた。 『---オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました---』 相変わらずのふざけたモーニングコールで目を覚ます。 学園生活当初は毎朝苛立ちを覚えたが、今となっては慣れたものだ。 横では苗木が静かな寝息を立てていた。親子共々、何という愛らしさだろう。 作夜の激しさとのギャップに思わず吹き出してしまいそうになる。 「なーえぎっ 起きてっ もう朝だよっ」 チュッ♪ 「ん・・・おはよ 朝日奈さん」 眠い目を擦りながら目覚める苗木。 王子様はお姫様のキスで目覚めるのだ・・・そうだっけ? 「さっ、早くシャワー浴びて身支度しようよ! 食堂に行かなきゃ!」 「ちょ、ちょっと待ってよー」 「だめだめ!あの子にミルクもあげなきゃいけないんだから ほら急いだ急いだっ!」 この生活を選んだことが正しかったのかどうか、今の私にはわからない。 子供達が将来どうなってしまうのかもわからないし、思いを巡らせるのが正直、怖い。 それでも私は、今この一瞬の幸せを感じていたいのだ。もう少しだけ・・・もう少しだけ・・・。 ○オマケ 身支度を済ませ食堂へ。もちろん可愛い我が子の手を引いて。 食堂に着くと先客がいた。 「おかぁさんおはよー!!・・・だべ」 父親譲りの独特な天然パーマを揺らして可愛い我が子が走ってきた。 もちろん優しく抱き止めてあげる。 「もふもふもふ・・・おかぁさんいいにおいだべ!!」 「ずるい!ボクのおっぱい!ママのおっぱい!」 「おまえはきのういっしょだったんだからいいべー!!」 あぁ、また喧嘩になってしまった。なるべく平等になるように毎晩交互に可愛がっているつもりなのに・・・ 「あぁコラコラ!喧嘩すんなっつったべー!!母ちゃんはみんなの母ちゃんなんだかんな!」 ! ずいぶん葉隠らしくない言葉・・・ 「葉隠ー たまには良いこと言うじゃん!見直したよっ」 「そうだべ?俺だってもう一人前の親父だっての!  ・・・ところで朝日奈っち、そろそろ我慢できそうにないから後で風呂に行ったときでも・・・」 ボカッ!! 「あいてー!!」 「・・・子供の前でなんてこと言うのさっ!やっぱり最低っ!」

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: