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自由時間になっても日向は余り積極的に他者と関わる気になれなくて、独りプールの水を眺めていた。
十神が殺され、下手人たる花村も処刑されて以来、ジャバウォック島の面々は消沈しきっていた。
突然理由も分からず島へ連れてこられ、仲間同士殺しあえと命令されて実際死人が出て、
この悪夢のような状況が現実であると思い知らされたのだ。
団結しなければならないと分かってはいても、いつまた同じようなことが起こらないとも限らない。
特に、事件の裏で糸を引いていた超高校級の幸運こと、狛枝 凪斗の存在が日向の心に重くのしかかっていた。
奴の動機が、この島から出たかったとかの普通の動機ならばまだ良かった。
しかし学級裁判で聞いた狛枝の意図は日向には到底理解できないもので、
最初の印象が悪くなかっただけに、ショックは大きかった。
残った生徒たちの中にも、あんな闇を抱えた者が残っていないとは限らない。
そんな風に考え、もう誰も信用出来ないような気分になっていた時。
沈みきった彼に声をかける者があった。

「ちょっと日向……って、随分暗いわね」

現れたのは超高校級の写真家、小泉 真昼だった。
そういう彼女の表情も決して明るいとはいえないが、しかし日向は何となく救われたような気になった。
小泉持ち前の、面倒見の良さや気丈さのおかげでもあっただろうし、またこの島に来て以来、
日向が自由時間のほぼすべてを真昼とともに過ごすことに費やし、お互いある程度深いところまで分かり合えたように思えたのも、理由の一つであろう。
写真の撮り方を教えてもらったり、カメラをくれると約束してもらえたりした時には、とても嬉しかった。
絶対に生きてこの島を出て、小泉の写真を見て、また自分でも小泉に見せられるような写真を撮れるようになってみたい。
そんな希望を、彼女は与えてくれたのだ。
誰も信用出来ないように思っていたが、小泉は別だろう。
頼れそうな相手を見つけてちょっと安心できた日向は言った。

「暗い、か。それはそうだろうな」
「まったく、しっかりしなさいよ。あんたがそんなだったら、アタシまで気が滅入ってくるじゃない」
「ごめんよ」

ほんの少し会話しただけでも、心が軽くなったような気がした。こいつなら大丈夫だろうと確信した日向は、
自由時間を共に過ごさないかと提案してみた。

「ん、いいわよ。日向が元気出せるまで、一緒にいてあげる」
「ありがとうな。やっぱいいやつだよ、小泉は」
「……もう。そういうこと、さらっと言わないでよ」

少し照れ気味な小泉と、より仲良くなれたようだった。



夕刻。そろそろコテージに戻ろうかという時になって、小泉が急に言い出した。

「ねえ。今日の夜、アタシのコテージに来てくれない?」
「……別にいいけど、でもなんでだ?」
「今のうちにしておきたいことがあるのよ。ね、お願い」
「そこまで言うなら……分かった、行くよ」
「ん、ありがとね」

夜に一人呼び出されるというこのシチュエイションは、今まさにコロシアイを強要されている日向たちにとって大いに警戒すべきものだったが、
相手が小泉なら問題無いだろうと思えた。


その夜。小泉のコテージの戸をそっと叩くと、家主が他人の耳を憚るように静かに迎え入れてくれた。

「で、わざわざ夜に、何の用なんだよ」
「実はね」

無関心な風を装ってはいるが、女が男を、それも割と親しくなった相手を、
夜に自室に呼び出すというのは思春期男子にとって想像力を喚起されすぎる。
言動はキツ目だが、意外と優しくて見た目も悪くない……どころか、薄いそばかすが魅力的な美人さんと二人きりになって、
日向は今までに無いほど興奮していた。

「日向の写真を撮りたいの。……良い?」
「ああ、そんなことなら全然構わないよ。今までにも何枚か撮ってもらったしね」
「ありがと。じゃあ、さっそく」

わざわざ呼び出して何をするのかとおもいきや、単なる写真撮影で拍子抜けした日向だったが、
超高校級の写真家に撮ってもらえるのは悪い気分ではない。
パチパチと何枚か撮影してもらって、もうそろそろ終わりかと思えてきた時。
不意に小泉が言い出した。

「ねえ。私、日向のこともっと撮りたい……日向そのものを、撮ってみたいの」
「……というと?」
「脱いでよ。日向のそのままの姿、撮らせて」

突然の脱衣要求に彼の思考は一瞬停止した。慌てて、激しく首を振って拒絶の意思を示す。

「い、嫌だよ、なんでそんなこと……! いくらなんでも、恥ずかしすぎるぞ!」
「恥ずかしい? ふふっ、そりゃそうか。じゃあ……」

そう言うと小泉は膝立ちになり、スカートを緩めたかと思うとそのままストンと落とし、
委員長的な彼女の性格に似合わず扇情的な紐パンを日向の眼に晒した。
同時に上の服も脱ぎ、パンツに合わせのか、フロントホック部分が紐になったブラを魅せつける。
服の上から観るより大きいおっぱいに日向は惑った。

「な、なにして……! 服着ろよ!」
「何よ。日向が脱ぐの恥ずかしいって言うから、脱いだんじゃない。こうすれば……お互い裸なら、恥ずかしくないでしょう?」
「そんなわけあるかっ。なんでこんな、いきなり……」
「アタシね、思ったの」

そこでふっと息をつき、小泉は俯いた。

「アタシ達、この島に来たばっかりなのに……もう二人も、欠けちゃった。
 これ以上死人なんて出したくないけど、でもこれからのことなんて全然分からない。
 アタシも、日向も、いつ死んでもおかしくないんだよ。誰に殺されるか、分からないんだよ。
 死んでからじゃ、遅すぎるんだよ……!」
「小泉……」

強く訴えかけられて日向の心が揺らぐ。
もとより真昼のことは好きで、少しでも長く一緒にいたいと思っていたぐらいだから、
下着姿の彼女に迫られている今、理性と呼べるものはかなりすり減ってきている。
熱く真っ直ぐな視線に射竦められ、彼は服を脱いでしまった。

「……ありがと。ちゃんと撮ってあげるから、あんまり恥ずかしがらないでね」

そしてまた愛用のカメラで、真昼は日向の裸体を撮影していく。
下着一枚の着用は認められていたことで、辛うじて彼の自尊心は保たれていたが、
裸を見られるのみならず写真に収められるという経験は全く未知のもので、
もう何を考えていいのかすら分からなくなってしまっていた。

ひと通り撮り終え、小泉がベッドに座り込む。
下着姿のまま微かに脚を広げ、リラックスしたような姿勢を見せた。

「本当にありがとね、協力してくれて。
 ……随分、恥ずかしい思いもさせちゃったけど。でも、こっちだって恥ずかしかったんだからね。
 誰にでもこんな事するわけじゃないんだから……勘違いしないでよね」
「分かってるよ。確かに、恥ずかしかったけどな」
「……じゃ、じゃあ……その、協力してくれた日向に、アタシからの感謝の気持というか……お礼を、あげようかな」

顔を真赤にして目を背け、しかし紐パンと紐ブラだけになった若い身体を開いてベッドに座ったままの彼女。
言わんとする事は日向にも十分伝わった。

「……早くしなさいよ、情けないわね。男子でしょ……しっかり、応えてよ」
「で、でも小泉……なんで、俺なんか」
「言ったでしょ。あたし達、明日生きてられるか分かんないのよ。だから……せめて、したいことくらいしておきたいのよ。
 それとも、日向はあたしのこと、キライ? 私のこと、欲しくない?」
「そんなことはない!」

普段の毅然とした言動と、今着ている、面積が少なくて脱がしやすそうな淫らな下着とのギャップが凄く、興奮せずにはいられない。
あんなに真面目そうなことを言っていた小泉が、実はこんなにエッチなパンツやブラをしていたのかと考えるだけどもう勃起が収まらない。
ベッドに座った彼女ににじり寄っていくと、仰向けに倒れて腕を開いて、受け入れる体勢をとってくれた。

「アタシも経験無いけど、頑張るからさ。日向も、勇気出しなさいよ」
「小泉……!」

そこまで言われて奮い立たない男はいない。下着を脱ぎ捨てベッドに登り、膝立ちになって脚の間に身体を割り入れた。
フロントホックというのだろうか、谷間あたりを紐で結わえる構造になっているブラジャーは、緖を掴んで引っ張るだけで簡単に脱がせられる。
はらりと乱れた下から現れた綺麗な乳房に、日向の目は釘付けとなった。

「そ、そんな見ないでよ。どうせそんなに、おっきくないし……」
「いや、小泉の胸、なんかすごくいいよ……触って、いいか?」
「……好きにすれば」

赤くなって顔を背けた彼女の仕草に鼓動が高鳴る。
手のひらに収まるサイズのそれは予想を上回る柔らかさで、指が肉にふにゅんと埋まってしまう。
右中指と人差し指の間にコリコリした小さい乳首を挟み込んで控えめな美乳を揉むと、下の小泉が短い悲鳴をあげた。

「やっ……もう、優しく……」
「ご、ごめん! 痛かったか?」
「そうじゃなくて……こっちも、ちゃんとしなさいよ」

開かれた股の間、薄布の向こうが微かに濡れて光を反射している。
如何にも真面目で男性に厳しくて、こんな風に誘惑されるなんて想像も出来なかった相手から立て続けに煽られて、
もう下着の中が窮屈になってしまっている。
促されるままに左右の結び目を解き、疎らな毛に覆われた女性器を見る。
今からこれに挿入するんだと考えるだけでもう日向は達しそうだった。
下着を脱ぎ捨てて二人全裸になって、亀頭を陰唇に触れさせる。
粘膜どうしが擦れて愛液が溢れて、たったそれだけの接触が自慰とは比べ物にならないほど気持ちいい。

「小泉……いいんだよな?」
「あたしがしようって言ってるんだから、いいに決まってるでしょ……!
ここで止めたりしたら、怒るわよ。しっかりしてよ、もう」

叱責してくる小泉の表情にはあまり余裕が無い。
自分と同じく緊張しているんだなと思うと日向の心に愛しさが溢れた。
もはや逃れるすべなど無く、そのまま腰を推し進め竿を彼女の中へ挿入していった。
興奮しきった日向は欲望のままに小泉を貪り腰を振りまくりたいところだったが、未経験な彼女の膣は予想外に締まりがきつく、ゆっくりとしか挿れていけない。
じっくり進めるだけでも、よく濡れた襞が亀頭とカリ首をぎゅうぎゅう責めてきて、そう長く耐えられそうにない。
中ほどまで入れたところで、竿と膣口の隙間から赤い血が一筋流れでて、今更ながらに日向は小泉の苦痛を知った。
思わず身体の動きを止め、シーツを両手で掴んで歯を食いしばっている彼女に呼びかける。

「おい、大丈夫か? 痛いんじゃないのか」
「ん、そんな、でも、ないみたい……ちょっとピリッと来たけど、大丈夫だから。
あたし達結構、相性いいのかな……?」

強がりなのか本音なのかは分からなかったが、ここで中断するわけにもいかない。
狭い膣道に吸い込まれるまま、日向はついに男性器の根本まで入れてしまった。
このまま入れっぱなしにしていても射精できそうなくらい小泉の中は熱くて狭かったが、絶え間なく注がれる快感がそんなことを許さない。
またゆっくりと、今度は腰を引いて竿を抜き出し、拙いながらもピストン運動を始めた。
いつの間にか血は止まっており、小泉の表情も少し和らいでいる。
相性がいいというのも強ち間違いではなかったかと安堵した時、彼女は右手で何かを探り出し、日向に向けて手渡した。

「……これ、使って……!」
「これって……カメラじゃないか」

いつも小泉が首から下げている大きな一眼レフ。
ある程度使い方を教えてもらって、日向にも一応扱えるようになったそれを、どう使えというのか。

「ね、撮って。今の、日向に抱かれてる、あたし……」
「なんでだよ、そんな、なんというか……」
「ヘンタイっぽい? そうかも、ね……でも、おねがい……今あたし、幸せなのよ。
 今しか無いかもしれない、幸せなあたしを……あんたの手で、残して欲しいのよ」

セックスしている小泉を撮影する。
そんなアブノーマルなシチュに正常な判断力が失われ、日向は乞われるままにカメラを受け取り、ファインダーを覗いた。
視界が狭まり、裸で、仰向けに寝て股を開いて挿入されている小泉以外何も見えなくなる。
カメラ越しに見る女の姿がなんだか異様に艶かしくて、思わずシャッターを押してしまった。

「い、いいよ、もっと撮って……! 日向としちゃってる、とこ……!」

生まれて初めてのハメ撮りは少年から自制心を奪い去った。
精密機械を落とさないよう右手でしっかり保持しながら、腰のピストンを段々と早める。
血の代わりにぬるぬる滑る粘液を分泌し始めた女性器との摩擦は突き込むごとに快感を増し、
胎を犯される小泉は竿が往復するたびに抑え気味な嬌声を上げる。
普段の性格からは想像もできない甘い声に駆り立てられて、また何枚も写真を撮った。

「はぁ、はぁ……綺麗だ、小泉……愛してる、絶対お前を、死なせたりしないぞ……!
 コロシアイなんて、絶対、させるものか……!」
「あ、あたしも、好き、すきひぃぃっ! だか、あん、やっ、だから、もっととって、しゃひん……ひ、いっ……!」

痛みによる悲鳴か快感による喘ぎ声かは分からないが、どちらにしても小泉の声は日向を奮い立たせる。
誰にも見せられない、あられもない姿を写真に撮られて悶えている写真家の姿は喩えようもなく淫らだった。
処女の肉が多少慣れて、男性器に絡みつくような柔らかさを得始めるともう長くは耐えられない。
忍耐しきれなくなってきた日向は短く言った。

「もう、出そうだ……」
「いいよ、そのまま……おねがい、そのまま!」

中出しを許可されてもう止められなくなった。
そのまま勢い任せに腰を振り立て、亀頭を小泉の子宮口へ打ち付ける。
一番奥まで突き込んだ時、とうとう限界が来た。

「出すぞ、いいよな!」
「だ、出してっ! 日向の、欲しいのっ!」

もう我慢する理由も無く、日向は小泉の膣に射精した。
まだ少し血で濡れた女性器が白く染め上げられる。
初めて目的を果たした膣に濃厚な精液が注がれ、その衝撃に痙攣する。
可愛い乳首を勃起させて、小泉は膣内射精に首を逸らし耐えている。
破瓜と受精に悶える少女の姿は、最後にもう一度撮影せざるを得ないほど蠱惑的だった。

終わった後、二人はシャワールームで互いの身体を清め、ベッドに寝転んでいた。
コテージに帰る気にもなれず、このまま朝まで一緒にいたいとおもっていた。

「なあ小泉。いっぱい写真撮っちゃったけど……本当に良かったのか?
 誰かに見られたりしないように、気をつけろよ」
「大丈夫よ。あたしのだけじゃなくて、日向くんの写真もあるんだもの。
 誰にも見せたりなんか、しないって」
「なら、いいんだけど。
 ところでさっき、小泉、『今しかない幸せ』って言ったよな」
「そ、それは……だって、あたし達、いつまで生きられるかわからないし……
 もう、やめてよ。恥ずかしいって」

頬を赤らめ顔を背けた彼女がたまらなく愛しい。
既に仲間が二人も欠けた絶望的状況で、小泉だけが唯一希望と呼べるような、日向はそんな気がしていた。

「それはそうだよな。でも、俺は死ぬつもりも、死なせるつもりも無いぞ。
 これからどうなるか分からないけど……でも、絶対俺達、生きて帰るんだ。
 『今だけ』なんてことには、させない!」
「日向……」

言い切った彼に向き直り、小泉が手を伸ばす。
頬を優しく撫でて、ふっと微笑んだ。

「……随分頼れるようになっちゃって。嬉しいよ、日向。
 じゃあ、明日から日向に守ってもらおうかな。二人一緒にいれば、もし何かあった時でも安心だからね」

自分でも大きなことを言ったという自覚はあったが、しかし二人で生還したいというのは、日向の紛れも無い本心だった。
自分に何ができるのかもまだ分かっていないが、小泉だけは絶対に傷付けさせない。そう、誓いを新たにした。
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