超高校級の絶望・江ノ島盾子を倒し、希望ヶ峰学園を卒業した、苗木誠を始めとする8人の生徒達。
彼らはその後、未来機関と呼ばれる組織に保護され、奪われていた2年間の記憶を取り戻した。
そして…



ここは太平洋に浮かぶ、風光明媚な常夏の楽園と呼ばれる小さな諸島、ジャバウォック島。
この島のとある砂浜の、大きなヤシの木の下に、ボク、苗木誠は立っていた。

白い砂浜…マリンブルーの海…カラッと照り付ける強い日差し…肌を撫でる柔らかい南風…
「まさに、南国の楽園だな…」
ボクはつぶやく。
「こんな素敵な場所に、二人っきりでいられるなんて、信じられませんね…」
ボクの隣でそう言って笑顔を浮かべているのは、ボクの助手にして、ボクの大切な人…舞園さんだ。
そう。今この島にいるのは、ボクと舞園さんの二人だけ。今、ボクと舞園さんは、常夏の南の島に二人っきりなのだ。

「さ、苗木君、早く島を回りましょう。せっかくの二人っきりでデートできる時間を、無駄にしちゃいけませんよ」
舞園さんが楽しそうにボクの手を引いてくる。
「ま、舞園さん、ボク達がここに来たのは…」
「フフッ、分かってますよ。でも、どうせなら楽しんだ方が良いじゃありませんか」
「それはそうだけど…ま、いっか…」

 ピロロッ…

ボク達のポケットから妙な音がしたが、ボク達はそれに構わずにその場を去った。


ボク達は早速、今いる島を歩いて回り、ホテル・ミライにあるボク達の個室となるコテージや、ロケットパンチマーケット等の施設を見つける。
その後は2番目の島を歩いて回った。そこには図書館やドラッグストア等があったが、
ボク達は特に、チャンドラービーチとビーチハウスに興味をひかれ、後でそこへ海水浴に行く事に決めた。


ボク達はホテル・ミライの2階にあるレストランで昼食を済ませると、ロケットパンチマーケットに行って水着を選んだ。
コテージに戻って着替えを済ませたボクだったが、舞園さんは準備にまだ時間がかかると言うので、ボクは先にビーチハウスに向かった。
ちなみに舞園さんは、どんな水着を選んだかをボクに見せてくれなかった。着替えた後のお楽しみ、という事らしい。

「……(あの図書館、中はよく見なかったけど、かなり大きかったな…石丸クンが見たら、そのまま勉強のために居座っちゃうかもな…
 もしかして、腐川さんの小説も置いてあるのかな…そう言えば、葉隠クンが教えてくれたパワースポットの1つが、この島だったっけ…)」
ボクはそれまでに見た、色々な施設の事を思い出しながら歩いているうちにビーチハウスに着いた。
ビーチハウスはやけに豪華で、セレブ版の海の家といった感じだった。雰囲気は良いし、ドリンクも豊富にある。
「ここの海って、本当に綺麗だな…朝日奈さんが見たら、脇目も振らずに飛び込んでいくだろうな…それにしても、舞園さんはまだかな…」
ボクが外を眺めながら、舞園さんがやって来るのを待っていると…

「苗木君、お待たせしました」
舞園さんの声に、ボクは期待に胸を膨らませて振り向いた。ビキニとがハイレグとか、色々な水着を想像、期待しながら…
だが次の瞬間、ボクの目は点になった。
「舞園さん…それって…」
彼女が着ていたもの、それはボクが期待していた水着などではなく、紺色っぽい色のウエットスーツだったのである…

ボクはがっかりした顔を何とか取り繕おうとする。
「…クスッ、冗談ですよ」
舞園さんは笑顔でそう言うと、その場でウエットスーツを脱ぎ捨てた。
スーツの下には、可愛らしいフリルの付いた、白いビキニがあった。

「…ま、舞園さんらしいや、ハハ…(舞園さんって、たまに妙な冗談を言うからな…)」
ボクは笑いながら、舞園さんのビキニ姿に見とれていた。
ボクと舞園さんは既に何度か肉体関係を持っていたので、舞園さんの裸は何度も見ているのだが、
それでも現在では殆ど見る機会の無い、彼女の水着姿を見られるのは新鮮な気分だった。

同時にボクの中に、性交を行う時とはやや違った感じのムラムラ感がこみ上げてくるのを感じた。
「ウフッ。苗木君、ムラムラしたからって、今は私を襲ったりしちゃだめですよ。夜までお預けです…」
そう言いながら、舞園さんはボクの顔を覗き込んでウインクしてきた。
「…わ、分かってるよ…(舞園さんって、ここでも鋭いんだな…)」
ボクは顔を赤らめながら視線を逸らした。

ボク達は二人っきりの海水浴を楽しんで過ごした。

「ふぅ…海で遊ぶなんて何年ぶりだろう…それも南の島で、女の子と二人っきりで楽しめるなんて…」
「私、芸能界にいた頃は、仕事で海に行った事は何回かありましたけど、こうして思う存分遊べた事なんて、ありませんでした…
 日焼けにも気を気を付けなきゃいけませんでしたし…フフッ、せっかくだから、ここで思いっきり肌を焼いてみようかな…」
「日焼けした舞園さんか…(舞園さんの人形のように綺麗な肌が、褐色に染まったら…それはそれで見てみたいな…)」
「フフッ。だから私は、人形じゃありませんってば。あっ、そう言えば私、サンオイル持ってきてませんでした…
 苗木君、私のこんがり焼いた姿を見られなくて、残念でしたか?」
「えっ!? いや、その…こ、心読まないでよ…」
「クスッ、エスパーですから。それじゃ、もう少し泳いできます…」
「あっ、舞園さん、待ってよー、ボクも行くよ…」

 ゲットォ…

コテージに置いてきたボク達の服の中から、最初に鳴った時とは違う種類の、妙な音が響いた。
海水浴を楽しんだボク達は、ダイナーで夕食を済ませてからコテージに戻った…



そして夜10時過ぎの夜時間…
ボクと舞園さんは、ボクのコテージの中にいた。
ボクは着ていた物を全て脱ぎ終え、それをベッドの側に置いて、ベッドに座った。
舞園さんは白いパンティ1枚だけを残して、ボクの隣に座っている。
ボクはそんな舞園さんを見ながら、ボクの中で、ムラムラした気持ちがいつもにも増してこみ上げてくるのを感じていた。

舞園さんはそのまま両手でパンティを下ろそうとした。だが…
「キャッ! な、苗木君…」
ボクは待ちきれずに舞園さんを抱きしめる。彼女の柔らかな感触、暖かな体温、芳しい芳香がボクに伝わってくる。
ボクはしばらく舞園さんを抱きしめていたが、そっと彼女を離した。
「…ごめん。舞園さんを見てたら、何だか我慢できなくなっちゃって…」
「…もう…苗木君ったら…」

舞園さんは困った顔をしながらも笑顔を浮かべ、体をボクの方へと向けた。
そして、目をつぶりながらボクに顔を近づけてきた。ボクも同様に顔を近づけて、唇を重ねる…と見せかけて…
「あんっ!…そんなぁっ!…いきなりぃ…っ!」
ボクは顔を近づけるのを中断し、両手で舞園さんの乳首をキュッとつまんだ。
そして両手の指を、つまんでいる乳首ごと豊満な胸の中に埋もれさせ、両手を回す事で、
ムニュッとした柔らかな感触と、クリッとした硬い感触を指先で同時に楽しむ。
「あぁあぁー!…やんっ!…乳首…やらぁ…」
突然のボクの乳首責めに対応できず、激しく感じまくる舞園さん。
ボクはさらに、彼女の乳首を指の中でコリコリと転がして、追い討ちをかける。
「ああ…舞園さんの乳首って、弄る感触もすごく気持ち良いけど、弄られて感じてる舞園さんも、エロくてすごく可愛いよ…」
「ふぁあっ!…私がっ…乳首っ…弱いのっ!…知ってる…くせにぃ…んんんっ!…」
ボクは両指先の感触と、感じている舞園さんの姿をしばらく楽しんでから、両手を離した。
乳首をつままれた状態から解放された事で、舞園さんの弾力に富んだ白い胸がぷるんと震える。

「…はあぁぁ…はぁはぁ…」
乳首を弄られる快感と羞恥心から解放され、しばらく放心状態になる舞園さん。
やがて我に返り、ボクの方を向いて何か文句を言おうとした舞園さんだったが、その時にはボクは次の行動に移っていた。
「ちょ、ちょっと苗…ひゃあっ! んあぁあぁっ!」
ボクは舞園さんを押し倒し、その勢いで彼女の右胸にキスをして、そのままチュウチュウと吸い始めた。
それとほぼ同時に、彼女の左胸に左手を当て、モニュッと掴みながら、ゆっくりと撫で回す。
ボクの口と左手に、舞園さんの胸の吸い付くような柔らかさと、既に限界まで勃っていた乳首の硬さが伝わってくる。

「…きゃあっ! 吸っちゃぁ…いやぁああ…はぁっ!…あああーっ!」
舞園さんの嬌声が響く中、ボクはさらに、空いていた右手を彼女の股間に当てた。
そして、彼女の太腿の間から手を出し入れするように右手を動かし、まだ脱いでいなかったパンティの上から、彼女の秘部を指で擦っていく。
「ひゃうっ!…だめですぅ…そんなとこ…くぅうっ!」
ボクの右手の動きはどんどん速くなっていき、舞園さんのパンティはみるみるうちに愛液で濡れていく。
左胸を撫でる左手の動きも速くなり、右胸を吸っている口の中では、ボクの舌が彼女の乳首を舐め回し、乱れる彼女に追い討ちをかけていく。
「やあんっ! んぅっ!…もうだめぇ…出ちゃう…あぁあぁあっ! んんんっ、~っ…!!」
舞園さんの嬌声がコテージに響き渡るのと、彼女のパンティが愛液まみれになるのはほぼ同時だった。

「…フン…苗木君のバカ…意地悪…」
ボクに背を向けて寝転がる舞園さん。すっかり拗ねてしまっている。
「ごめん、やり過ぎた…さっきから…舞園さんを襲いたい気持ちが…止まらなくて…本当に…ごめん…」
オロオロしながら舞園さんに頭を下げるボク。
「……」
舞園さんはしばらく黙っていたが、突然振り向くと、正面からボクと顔を合わせ、真顔でボクに尋ねる。
「苗木君、正直に答えて下さい…私をどうしたいですか? もっと私を辱めたいですか?」
「…いや、その…あの…(もっと感じさせたい、責めまくりたい…けど…)」
「もっと感じさせたいんですね? 責めまくりたいんですね? 誤魔化しても駄目ですよ。私、エスパーですから」
「…う、うん…舞園さんの言う通りだよ…でも…」

「……」
またしばらく黙り込んでいた舞園さんだったが、やがて笑顔を浮かべた。
「…もう、仕方ありませんね…」
舞園さんはそう言い終えるや否や、その場で体勢を変え、四つん這いでボクにお尻を向ける姿勢になった。
愛液まみれになったパンティはもう脱いでおり、ベッドの側に落ちている。
「さあ苗木君…私を好きにして…」
「…い、良いの? い、嫌なら、む、無理にとは言わないよ…?」
「嫌だったら、こんな事しませんよ…私も苗木君が欲情する気持ち、分かりますし…今夜は苗木君に、一杯やられてあげます…」

舞園さんの反応に戸惑うボクだったが、ボクのモノは欲望に正直であり、一度縮んでいたはずが、気付いた時には既に再び膨らんでいた。
不完全とはいえ、それは舞園さんと繋がるには十分なほどの大きさになっていた。
ボクは意を決して、舞園さんのスベスベの両太腿を掴むと、モノを彼女の秘部に近付けていく。

だがボクは、モノをそのまま秘部に挿入したりはせずに、秘部の真下にモノの上面をくっつけると、
掴んでいた舞園さんの両太腿を閉じる事で、モノを彼女の太腿で挟んだ。
そして、そのまま腰を前後に動かす事で、舞園さんの秘部と太腿に、モノをひたすら擦りつける。
俗に「素股」と言われる行為だ。
「やんっ!…んんんっ…あそこ…擦れてるぅ…ふぁあっ…」
「う…うあ…くは…んむ…」
ボクのモノは、舞園さんの太腿のプニプニ感と、秘部のヌルヌル感に囲まれて、さらに硬さを増していく。
舞園さんも、秘部に感じる熱く太いモノの摩擦に喘いでいく。

モノを舞園さんの股間で刺激し続け、性欲をさらに高めたボクは、腰を引いたところで突然動きを止めた。
そして、両手で彼女の太腿を開くと、モノの先端の位置を調整して狙いを定め、秘部にモノを一気に挿入していく。
「うっ…くっ…ふぅっ…はああああっ!! 痛っ! またっ! いきなりぃっ!! くあっ、あああっ…」
突然一気に挿入され、悲鳴混じりの激しい嬌声を上げる舞園さん。
ボクはモノが彼女の中に入りきったのを確認すると、先ほどよりもさらに激しく腰を前後に動かし、ズンズンと彼女の膣内を突き続ける。
「あうんっ!…はああっ!…ああうっ!…凄いィィっ!…ううっ…」
「ああ…あう…うあ…はああ…」

もっと舞園さんを感じさせたい、激しく犯したいという欲望に任せて腰を動かすボク。
その分だけボクの突き方も激しくなり、舞園さんの乱れ方も激しくなっていく。
「あふっ!…んあっ!…苗木君っ!…激しいっ!…いやぁあああ…」
だがボクはそれに飽き足らなくなってきた。もっと一気に彼女の膣内を蹂躙したくなったのだ。

そこでボクは、腰を引いたところで再び動きを止めると、彼女の太腿を掴んでいた両手を離し、彼女の背中に身を寄せた。
そして彼女の脇の下から手を入れて、彼女を羽交い絞めにする体勢になると、そのまま体を後ろに反らせてベッドに尻餅をついた。
それにより、ボクはベッドの上に座りながら、ボクの足の上に舞園さんを乗せて後ろから突く体勢になり、
体勢を変えた勢いで、ボクのモノが舞園さんの秘部をズブッと一気に貫いた。
「あああああーーっ! だめぇっ! えぐられるぅっ! 壊れちゃうぅ~!」
「ううう…舞園…さん…大丈夫?…少し、休もうか…?」
「ああぁぁ…へ、平気ですっ…そのまま…続けて…あふぅんっ…」
ボクは舞園さんの言葉に従い、腰をひたすら揺らして彼女の秘部を突き上げていく。
それに加えて、腰の揺れに応じてぷるぷる震える舞園さんの両胸を、両手でグニュッと鷲掴みにする。
「はうぅんっ…良いっ!…突いてぇ…もっとぉ…滅茶苦茶にしてぇ…」

そしてボクの心と体が快感に支配されていき、下半身は性欲を解き放つ準備が整っていく…
「ボク…もう…んんんん…あああ…うああああー!!」
「わっ…私もっ…ん、あああぁっ…んっああああぁぁぁーーっっっ!! 来るーっ! 熱いのがっ! 来るーーっっっ!!」
ついに絶頂に達したボク達は、その脱力感に朦朧として、同時にベッドに倒れ込む。
ボクがモノを引き抜くと、舞園さんの秘部から、ボクが注ぎ込んだ白い液体がゆっくりと流れ出た…

ボクが絶頂後の気だるさに身を任せていると、同じようにぐったりしていた舞園さんが、ゆっくりとボクの方を向いた。
「はあぁぁぁぁ…今日の…苗木君…凄かったです…私の中…まだ…ヒリヒリしてます…」
「はああ…ごめんね…舞園さん…ボクの…わがままで…痛い思い…させちゃって…」
「ううん…良いですよ…今夜は…んむぅ…んちゅう…っ」
「ちゅぱ…くちゅ…」
ボクは「今夜は」という言葉に引っかかるものを感じていたが、その直後のキスの心地良さに心を奪われ、すぐにそれを忘れてしまう。

その後ボク達は、昼の海水浴で疲れていた事もあり、すぐに眠ってしまった。
明日の昼のデートと、明日の夜の営みを楽しみにしながら…

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最終更新:2013年07月05日 13:54