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「苗木君ってもしかして不能なのかしら?」

「……えっと」

脈絡がないうえに意味がわからない。
今ボクと霧切さんは崩壊した世界にいる。
十神君の世界再建活動に協力する過程で2人暮らしをしているのだ。
同じ年の女の子と同じ部屋に住むのは抵抗があったが、
この世界はそんなことを言ってられるほど安全ではない。
まあ、共同生活1年もたった今ではすっかり慣れてしまったし、
再建活動に手ごたえも感じている。
しかし、机を挟んだ前の霧切さんは不満一杯の様子である。

「私の質問に答えなさい。
今までの1年間を振り返ればその答えがわかるはずよ」

「いや、別に体は健康だけど…」

まだ若いのに使えなくなったら困る。
ボクが質問に答えると、霧切さんの機嫌はさらに悪くなったみたいだ。

「そういうこと……、
どうやら私は朝日奈さんと交代するべきかもしれないわね。
彼女も葉隠君は嫌だとか言ってたし……」

「えっ!?
いや、なんでそうなるの!?
ボクは霧切さんと一緒に居たいよっ!」

ボクは霧切さんの助けがないと、この世界で生き残れる自信がない。
それに…、なんというか…、霧切さんと居ると…

「…くっ」

霧切さんが悔しそうな顔をする。
…ボク変なこと言ったかな?
不安に思ったボクは席を立ち、霧切さんの横に移動する。

「霧切さん…?」

「……苗木君」

急に服を掴まれ、引っ張られる。
か、顔が近い!

「き、霧切さん!?」

「正直ここまで愚鈍だと思わなかったわ…。
苗木君、今この世界に必要なのは何だと思う?」

「え、えっと…」

霧切さんの顔が近い!喋るたびに息がかかる!
えっと…ちょっと冷静になれないかも!

「希望…だよね…?」

「そうね、苗木君の馬鹿みたいに前向きな所も大きな希望だけれど、
それと同じくらい世界に必要な希望がなにかわかるかしら?」

「ば、馬鹿みたい……」

かなり機嫌が悪いようだ…。
えっと、これからの世界に必要な希望と言えば……、

「…子供のこと?」

「そうね、次世代を生きる大切な希望よ。
それで?苗木君はそれについてどう思うのかしら?」

「どうって言われても……」

可愛いとか?
ボクが首をかしげていると、霧切さんがボクの目の前で大きくため息をついた。

「ふう……、もういいわ。
苗木君、あなたは私のこと嫌いかしら?」

「いや…そんなことはないけど…」

「…そう」

ボクが答えると、霧切さんがボクを掴んでいた手を離し、
ボクを強く押した。

「…え?
ええっ!?」

ボクはそのまま勢いあまってベッドまで倒れこんだ。
個室はあるが寝るときは1つの部屋にベッドを2つ置いて寝ている。
これも安全の為だ。ちなみにボクが今倒れているのはボクのベッドである。

「苗木君は大人しくしていれば良いわ。
そうね、天井のシミでも数えていなさい」

「き、霧切しゃんっ!?」

噛んじゃった。
…ってそれどころじゃないよ!
霧切さんはボクの上に跨り、右手をボクの股間に当てる。
そのまま撫でるように触った後、やはり不満そうな顔をしてボクを見る。

「まあ、この状況で反応されても困るけれど…、納得いかないわ」

「ちょっと待って!
とりあえず落ち着いて!
ボクには現状がよくわからな…」

「だからあなたはじっとしてればいいのよ。
大丈夫、痛くはしないわ」

そう言って霧切さんはボクのズボンのチャックを下ろし、
股間から逸物を取り出した。
驚きと混乱のせいか、いまいち元気がない。

「……ふふ、これなら余裕ね」

「グハッ!!」

今の一言がボクの心に大ダメージを与えた。
しかし、そんなボクは気にもせず、霧切さんはボク自身を軽く擦る。

「……聞いていたより柔らかくて扱いづらいわ」

「お、おちついて霧切さん!
これ以上はまずいよ!」

というか今でも十分やばい。理性的な意味で。
しかし、霧切さんは手を一切緩めない、どころか…

「しょうがないわね…」

そのまま後ろに少しだけ移動して、顔をボクの股間の上に持ってくる。
ま、まさか…!

「…ん……ちゅっ……」

「まっ……てっ、
それは本当に…まずい……」

霧切さんがボクのもをを咥え始めた!フェラチオというやつだ。
局部に感じる感触も危険だが、綺麗な髪とそれをかきあげる仕草、
そして何より、霧切さんがボクの物を咥えていると言うこと自体がボクを興奮させる。

「う…あ…」

「…う、ん……、
苗木君の…、元気になってきた…わ……ね?」

霧切さんが大きくなったボクのを見て一瞬固まる。

「き、霧切さん…?」

「…なんでもないわ、予想以上にアレだっただけよ。
………………大丈夫かな?」

「……え?」

「なんでもないって言ってるでしょ?
苗木君は冬眠中のツキノワグマのように大人しくしていれば良いのよ」

…ちょっと言ってる意味がわからない。
大分混乱しているみたいだ。

「霧切さん…別に無理しなくても……、
それにボクなんかとじゃなくてもっといい人が居るんじゃ……」

ここまでくればどんな馬鹿でもわかる。
霧切さんは次世代の希望の子供を得る為にボクを襲っているんだっ!!
でも、霧切さんとボクでは釣り合わないだろう。
それにもし霧切さんが無理をしているなら、それはとても悲しいことだ。

「………………………………………」

「えっと…」

あ、やばい。霧切さんマジギレだ。
大神さんの時と同じくらい怒ってる。
霧切さんは無言&無表情でボクの息子を掴む。というか力が入りすぎて痛い。

「き、霧切さんっ!?」

ボクの声が裏返る。
霧切さんはそのままボクのを掴んで、跨る。
そのままボクを睨みつけるように見ながら、言う。

「残念だけど…、私は苗木君以外とする気はないわ」

そう言って、霧切さんはボクのを掴んでいる手で器用に下着をずらし、
腰を下ろした。

「…くっ、あっ…!」

「……き…つっ!」

勢いよく腰を下ろしたせいで、一気に奥まで入ってしまったらしい。
一瞬だけ先端に抵抗を感じ、その後は少しきつめの感触と、暖かさを感じる。
こんな感じにボクはだんだん冷静になってきたが、霧切さんはそうもいかないらしい。

「ふぅ…、はぁ…、はぁ…ぁっ…」

霧切さんが脂汗をかきながら顔を赤くさせている。
彼女の股間から流れる赤い液体がボクのズボンを汚す。
ボクにはわからない痛みに苦しんでいる彼女は、
普段よく見せるしたり顔で、普段見ないほど顔色を変え、こちらを見る。

「き、霧切さん?」

「苗木君…、私は…、ふぁっ……、
あなたが…好きよ…っぁ……」

「………え?」

霧切さんが呼吸を整える。
どうやら大分慣れてきたようだ。

「あなたは壊れてしまった世界の…、
そして失ってしまった私にとっての希望よ。
あなたが居るから明日が見える。
あなたが居るから未来に歩める」

「……ボクはそんな大層な人間じゃ」

ない、と言おうとしたボクを霧切さんが遮る。

「少なくとも、あなたは私を救ってくれたわ。
苗木君にとって私はどうでもいい人間なのかしら?」

「そんなはずないよっ!
今のはちょっと卑怯じゃないか…」

「そういう馬鹿正直なところも好きなの。
あの学園に居たときはこんなに苗木君を好きになるとは思わなかったわ。
それで?あなたはどうなの?苗木君」

かなり落ち着いてきた霧切さんは、
ボクの返事を聞く前に自分でまくし立てるように言う。

「ああ、別に気にしなくても良いわよ?
私に特別な感情がないのなら素直に言って構わないわ。
その場合、今回のは野良犬に噛まれたとでも…」

言い終わる前に、いや言わせる前に霧切さんの後頭部に手をそえ、引き寄せる。

「…んっ!?」

柔らかい感触が唇を潤す。
今までで一番近くで見た彼女は、最高に綺麗だった。
髪がボクの頬を擽る。
とても心地の良い気分だ。

「……ボクも好きだよ、当たり前じゃないか」

「……そう、それはよかったわ」

霧切さんはいつもの無表情で、それでいて声のトーンを高くして頷いた。
そのまま、ゆっくりと霧切さんが腰を上げる。

「…んっ……、はぁ……」

「…うぁ……霧切さん?
痛いなら無理しないでも…」

「無理をしたい…、はぁ…、気分なの」

霧切さんが腰をゆっくりと上下させる。
動くたびに膣で擦れて、ボクの逸物をビリビリと刺激する。

「はあ…はぁ……、
私は未だ痛いだけだけど……んっ…、
苗木君は……ぁ、……気持ちよかったり…、するのかしら?」

「う、うん……」

「それは…、んっ…、よかったわ……」

霧切さんが上下するたびにスカートが捲くれ、
彼女に突き刺さっている部分が見え隠れしている。
赤い液体と透明の液体が混ざり、彼女の動きと連動してボクのズボンを汚す。
彼女の綺麗なピンク色の局部から、ボクの物が出入りしている様は、
ボクをさらに興奮させた。
そして、そんな彼女を見ていると、何故だかいたずらをしたくなってくる。

「……んっ…、
…苗木君?突然何を……」

「ああ、ボクは気にしないでいいよ?」

ボクはゆっくりと霧切さんの胸を弄る。
そのまま、彼女の服のボタンを外していく。

「でも、急に胸を揉まれると……、
私も反応に……あっ…、困る…わ…、んっ……」

「そのままでいいよ」

既に頬は上気していて、本人は気づいてないだろうが、
若干、目がいつもより緩んでいる。
上着のボタンを外し終わると、霧切さんの肌が見えてくる。
控えめながらも綺麗な形の乳房に、綺麗な色の乳首。
顔と同じで肌も赤らんでいる。
呼吸で体が上下し、汗が零れ落ちる様がとても綺麗だ。

「苗木君…、あんまり弄らないで…」

「どうして?こんなに綺麗なのに…」

乳首を指で挟むようにして擦る。
乱暴にしないように心がけながら、
ボクの行為で表情の変わる霧切さんを見つめる。

「ん…、あっ…、あぁ、んっあ……」

目を潤わせ、色っぽい息遣いをしながら、可愛らしい声を上げている。
……やっばい。
マジ可愛い、限界かも…。

「霧切さん、ごめん。限界かも」

「…え?」

答えを聞く前に左手で霧切さんの腰を抑え、
右手で霧切さんの顔を引き寄せる。

「んっ!?」

「ちゅっ…、…ん……」

舌を絡めるようにキスをして、
霧切さんの腰を抑えながら自分の腰を突き上げる。

「…っ!?
ちょっと…、んっ!」

「……ちゅ…」

舌が絡まるなまめかしい水音と、腰がぶつかるような音、
そして霧切さんとボクの声にならない声が部屋に響く。

「な…えぎ…くんっ!
はげしっ…!…ん、ちゅ…んっ…!」

「霧切さん…、もう…、無理…!」

真面目な話をしている時も耐え続けたが、もう限界である。
ボクは最後の一突きといわんばかりに腰を打ちつけた。

「あ…あぁっ…!
なえぎ…くんっ!膣に…何か…」

「はぁ…っはぁ…」

霧切さんの尻を押さえつけ、自分の腰を押し込む。
霧切さんに包まれながら、頭が白くなるくらい出し切った。
目の前に、艶っぽい霧切さんの顔がある。
2人の唾液が混ざり、霧切さんの口の端からこぼれ落ちる。
ボクはそんな霧切さんを観察しながら、右手を霧切さんの腰に回し、抱き寄せる
体を横にして、ベッドで2人で寝ているような体勢に移る。
そのはずみで。霧切さんからボクのが抜けてしまった。

「…ぁっ」

霧切さんが切ない声をあげ、
霧切さんの膣から赤と白の交じった液体が少しずつ垂れてくる。

「…っ、はぁ……、
苗木君…、容赦ないのね……」

「霧切さんが可愛すぎるから…」

「…え?
……あっ…んっ……、ま、まだするの?」

ボクは左手で霧切さんのお尻を気持ち強めに揉む。
もちろん右手は目の前にあるロマン。おっぱいだ。

「ま、って…、ん…、はぁっ……」

お尻を揉む手は止めず、霧切さんの乳首を舐めるように舌で転がす。
そのまま、左手をお尻の間の穴に当て、入れようと振動させてみる。

「…っ!
苗木君っ!そっちは駄目よ!アブノーマルだわ!」

「……」

ボクは霧切さんの言葉を無視して、お尻の穴を弄り続ける。
もう片方の手で胸を揉み、乳首を軽く噛む。

「ん…、あぁっ!」

いまいち穴がゆるくならない。
前の穴から先ほどボクの出した液体を掬い、
その指を菊門にゆっくりと捻じ込む。

「…ぁっ、はぁっ…!
な…えき……くんっ…!駄目って…はぁっ…、言ってる…、でしょ!」

ボクは胸を揉んでいた手を離し、霧切さんの手を握る。
そして、そのままゆっくりと手袋を外す。

「な、苗木くんっ!?」

手袋が外れた霧切さんの手は、目を背けたくなるような火傷の跡がある。

「……こんな時に見るものではないわ」

霧切さんは手を隠すようにボクの視線から外す。
ボクはそれを遮るように掴んで、指を絡めるように握り締める。

「……苗木君、どうして急に…」

「ボクも霧切さんのことが好きだから…、
霧切さんが全部欲しいし、霧切さんを感じたいんだ」

霧切さんを握っている手を顔の前に持ってきて、軽くキスをする。

「…っ!」

「続けても…、いいかな?」

「…………好きにしなさい」

霧切さんは顔を背け、体から力を抜く。
ボクは手を繋いだまま、霧切さんのお尻の穴を攻め続ける。

「…はっ…、あぁっ…、んっ……」

最初に比べ、指が入りやすくなってきた。
今は2本の指が霧切さんのお尻の穴に入っている。

「は、ぁっ…!」

霧切さんの手がボクの手を強く握る。
だんだん霧切さんの声から戸惑いも消え、色っぽさが出てきた。

「…はぁ…はぁ…、はぁっ……」

…大分緩くなってきたみたいだ。
ボクは手を止めて、体勢を変え、
霧切さんの後ろから覆いかぶさるように移動する。

「……ぁ」

ボクは霧切さんのお腹に手を回し、引き上げる。
お尻を突き出したような体勢の霧切さんを見ていると、
さっき出したばかりなのに、もう息子は元気になっていた。
そのままボクはお尻を両手でつかみ、軽く広げる。
霧切さんのお尻の穴が目の前にある。
その穴は、ゆっくりと開いたり閉じたりしており、
ボクはその光景に言いようのない興奮を覚えた。

「…んっ」

霧切さんの体がびくっと揺れる。
体にかなり力が入っており、目をぎゅっっと閉じている様が想像できる。
……可愛いなぁ。
だが、このままでは入らない。
ボクは力を抜いてもらう為に、右手の指を霧切さんの口の中に入れる。

「……にゃえきふん?」

霧切さんの体から力が抜ける。
その隙に、霧切さんの菊門に逸物を押し込む。

「…はぁっ、あっ…う…、うぅ…!」

霧切さんがボクの指を軽く噛む。
いや、噛み締めるのを我慢していると言ったところか。
ボクはゆっくりと霧切さんの中に入っていく。

「くっ……んっ…!」

霧切さんの声から辛そうな感じが減っていく。
と、前の穴から先ほどの行為の液体が零れ始めてきた。
今回の行為の目的はあくまで子作りなので、あまり喜ばしくない。
ボクは霧切さんの口から手を外し、近くの棚から例のアイテムを取り出した。
そう、動くこけしである。

「な、苗木君…?何を……」

前の穴に動いてない動くこけしを挿入する。

「あ…、んっ!
き、きつっ…!」

前の穴に栓をすると、後ろの穴の締め付けが強くなる。
このままでは味気ないので、こけしのスイッチを入れる。

「はぁっ…!
なにを…入れて……、はぁっ…、んっ!」

こけしのおかげか、後ろの穴も若干動きやすくなっあ。
ボクはこけしを押さえながらゆっくりと腰を動かす。
お尻の穴からボクのが出入りし、そのたびに中の肉が引っ張られてくる。

「かっ…はぁっ…!
なかで…こすれてっ……!」

膣とは違う感触とこけしの振動がボクを襲う。
霧切さんの辛そうな声が聞こえるので、少し動きを抑える。
…でも、気持ちよすぎる、限界かも。

「はぁ…、はぁ…、はぁっ……!
なえぎ…くんっ…!振動しているのを…、外してっ…!」

「だーめ、
せっかくのが零れちゃうでしょ?」

目の前にある綺麗なお尻と背中のライン、
艶かしい息遣いがさらにボクを興奮させる。
腸内の肉の締め付けとこけしの振動がどんどんボクを追い詰める。
そろそろ限界だ…!

「霧切さんっ、もう…!」

「はぁ…、はぁっ…、
はげしっ…、あっ…、んっ…!」

両手でお尻をつかんでスパートをかける。
肌のぶつかり合う音が、より大きく部屋に響く。

「あ、んっ…!
はぁ…!なにか…へん…、ぁっ…、だわっ…!
なにか…くるっ……!」

「ボクも、そろそろ限界っ…!」

いっきに何かがこみ上げてくる。
ボクは思い切り腰を打ちつけた。

「んっ…、あぁっ…!
い…、あっ…!んんっっっっ!!」

「くっ…!」

締め付けが強くなり、振動がより大きく伝わる。
頭が真っ白になる。
ボクは霧切さんの尻を強く掴み、押し込む。
反動で前の穴からこけしが飛び出る。

「はぁっ…、う…、んっ…!
何か…変な感じだわ……」

ボクは霧切さんから逸物を抜く。
すると、お尻を突き出したような姿勢の彼女の菊門から白い液体がが零れてくる。
…すごくいやらしい光景だ。

「はぁ…はぁっ……、
未だ何か入ってる気がするわね……、
………もう腰を下ろしてもいいかしら?」

「…あっ、うん」

霧切さんは腰を下ろし、仰向けになる。
未だ息が荒い。
ボクは霧切さんの横に寝転がり手袋をしていない手を、
指を絡めるようにして握り締める。

「………ケダモノ」

「うっ…」

「鬼畜…、変態……」

「えっと……」

「初めてなのにお尻を犯されるなんて思わなかったわ」

「あはは……」

乾いた笑いがボクの口から零れる。
ボクは誤魔化すように、もう片方の手で霧切さんを抱きしめる。

「……許さないわ」

「えっ!?」

「私から離れたら許さないわ、苗木君」

「いたっ、痛いって霧切さんっ」

握っている手を思い切り握られる。
霧切さんはすでにいつものニヤリとした顔に戻っている。

「ここまでしておいて今更私から離れるとか言ったら……、
殺すわ」

「恐いよっ!」

真顔で言うんだもん。
思わず胸にいっていた視線が顔に向かう。

「それくらい本気なのよ、
まあ苗木君に限ってそんなことはないでしょうけど」

「…うん、ボクも霧切さんが好きだから。
これからも霧切さんと一緒に居たい」

「…そう」

それじゃあこれからもよろしく――と言って、霧切さんが手を緩めた。
ボクもそれを優しく握る。目と目が合う。
何か大切なものが分かり合えた気がした。
誓う書類はないけれど、式はやれないけれど、
この瞬間からボクと霧切さんは夫婦になった。
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