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 さわやかな南国の風は、今日もジャバウォック島に吹き渡っている。
 窓を開け放して眠ったせいで、日向は朝の日差しで目を覚ました。一つ伸びをして真っ先に目を向けるのは、部屋の中央にごちゃごちゃと積まれたゲーム機。そして。
「七海、おはよう」
「ん…、おあ…」
 よだれを垂らして目を半開きにする少女が、すっぽりと日向の腕の中に収まっていた。
 ここは、バーチャルのリアル。肉体を持つリアルでは彼女は存在し得ないし、日向のコテージには大量の書類と機械が積まれているだけだった。
 シャットダウンした出来事を少しずつ再生して、超高校級の絶望を乗り越える。それが今の日向達が目指すものだった。未来機関もおおよそ協力してくれ、アルターエゴや役に立ったり立たなかったりする占いも利用可能になっていた。
「まだ…ねむい」
「がんばってくれ七海」
 七海がコロシアイの時よりもぼうっとしているのは仕方の無いことだった。一度死んだ精神を再起動している最中なのだから、処理速度が遅いのは当たり前だ。
『千秋ちゃんは僕の妹みたいなモノだからね!他の子より先に復活できるかも!』
 そう笑顔で話すアルターエゴには心から感謝しているのだが。
「日向くん…」
 ぎゅっと抱きつかれ、そのままごろごろと懐かれてしまう。
 修学旅行の、そして絶望を癒やすというセラピーの監視という重要な責務を解かれた七海は、非常に甘えたというか以前に輪をかけてマイペースになってしまったのだ。
 そして何よりマズイのは、日向も七海のことをとても好いている、と言う事実だ。
 抱きつかれればそりゃあまずいことになるし、しかもバーチャルリアリティだから正直なんでもやり放題だ。
「う、ウサミー!ウサミ先生ー!」
 高鳴る鼓動、高まる股間を押さえつつ大声でそう叫ぶ。七海と繋がっているウサミが来
て止めてくれたら、流されなくて済むのだが。
「ウサミー!居ねーのかよ!お前の嫌いなやらしいことが始まるぞ!」
 そう、あのぬいぐるみは極めでドジで空回りなのだった。呼んで来る確率は半分から三割以下、今日もどこかで引っかかっているようだった。
 言い訳を絶たれた青年は、目を閉じて息を吐いた。やわらかくて大きな胸、ささやかで甘い吐息、無意識に絡んでくる脚を感じながら脳内に飛んでくる言葉を撃ち落とす。
『セ』『ッ』『ク』『ス』


 Complete!


「かたくてあつい…」
「その言い方止めろって」
 元々ドットパターンのキャミソールと下着しか身につけていなかった七海を、裸に剥いていく。小柄なのにむっちりした体は、ある意味男の理想なんじゃないかと毎回思ってしまう。アルターエゴのご主人タマ呼びといい、七海のあざとい発言だったりを見る限り、かれらのおとうさんは結構むっつりな男だったんじゃないか、と思ってしまう。
「ぎゅってして」
「おう」
 日向が下着を全部取り払ってから、七海はいつもそうねだってくる。ゲームやシミュレーションでは知り得ない、彼女曰くかたくてあついふしぎな感触を堪能したいらしい。
「えーと、日向くんは男の子だねぇ」
「…まあな」
 もちろん、ギンギンに勃っている陰茎も七海のふとももに触れてしまっている。出来るだけ彼女の性器には近づけないように、もぞもぞと腰の位置を調節しているのだが。
「噛んでいい?」
「いちいち確認しなくていいよ」
 小さな唇が開きかぷっと肩口を噛まれ、ちゅうちゅうと吸われる。むずがゆい感覚に溜まらなくなり、そっと自分の股間に手を伸ばす。極上のおかずを目の前にオナニーするのは、むなしいような嬉しいようななんともモヤモヤするものだ。
「はぁ…は、っふ、ぁ」
 普通の女の子なら、といっても日向は七海以外を知らないのだが、目の前でオナニーされたら腹が立つんじゃないか、なんて思ってしまう。カムクラであった頃はそれなりに経験しているようだったが、よく覚えていないしそれは自分とはカウントしがたかった。
「しょっぱい」
「そー、だな」
 気の済むまでかぷかぷと甘噛みしたらしい七海が、そう報告してくれる。この間の合わなさすら愛しく思えるので、やはり恋とコロシアイでの記憶は失ってはいけないモノだ。
「恋愛ゲームも、もっとフィジカル面を強化すべき…だと思う」
「そーか」
「味とか、温感とか、においとか、呼吸とか…かな」
 そう言うと、ちゅっと唇にキスをくれてむにゅうっと柔らかい体が押しつけられてくる。密着されたせいで自慰も出来なくなり、宙ぶらりんな状況にじぼうじきになる。
 もうどうにでもなれ、と腰を揺すると、ふわふわのお腹に陰茎をこすりつけることになり罪悪感が生まれる。じいっと見上げてくる七海は興奮するでもなく、少し不思議そうにしているだけだ。
「…っ、くぁ」
「わぁ」
 先端がお臍に引っかかった感触でついに射精してしまい、シーツと七海の腹を盛大に汚してしまう。むわっとした臭いに一人先走ってしまった現実を突きつけられ、そのままベッドにめり込んでしまいたくなる。

「ねとねと…」
「さ、触るんじゃない」
 少し体を離して自分のお腹をぬぐう七海の指先を手で押さえようとしたが、一瞬間に合わなかった。ひとすくいした精液をひょいっと口に持って行った七海に、日向は絶句する。
「にがい」
 眉間に皺を寄せつつ指を吸う少女に慌て、プレゼントを詰め込んだ山からミネラルウォーターを探り当てる。
「お、おま、おまえちょっとほら、ゆすげ」
「恋愛ゲームの女の子たちは美味しいって言ってたのに」
「それはエロゲーだ!」
 押しつけられたペットボトルを受け取り、こくこくと飲み干した七海はぷくーっと頬を膨らませてしまった。
「何だよ、甘くて美味しいモノがホントに出ると思ったのかよ」
「直接飲めばそうかもしれないのに、日向くんが許してくれないから」
 その見当外れな反論に、さらにがっくりとしてしまう。
「ゲームではどうか知らねーけど、口でだなんてそうそうしないだろ!俺は七海にキタネーもんしゃぶらせたくない!」
「それはちがうよ!」
「なに!」
 やたらはっきりした反論に、思わず斬り合いの口調で返してしまう。
「日向くんのは汚くなんかない」
「いや、汚いだろ。排泄器官だし…」
「そういう一般的な感覚じゃなくって」
「じゃあどんな感覚だよ」
「えっちするひととしての感覚だよ!」
 その言葉に日向の方が照れてしまい、押し切られてしまう。目を反らし、もごもごと口の中で言い訳を募った。
「い、いっしょだろ?そんなの」
「その言葉!斬らせてもらっちゃうよ!」
 バリーンと何かが割れるような感覚の後、ずずいっと迫ってきた七海がちゅっと唇にキスをくれた。そのままふにふにと唇を押しつけられて、甘く噛んで舐められる。誘われるままに日向も応え、やわらかくて小さな唇を味わうようにねぶる。呼吸をするタイミングがよく分からなくて、は、と一瞬唇を離して息をつくと、七海から潤んだ瞳で見つめられてまた腰がずぐりと重くなる。
「ね、唇をくっつけるだけでこんなにドキドキしちゃうんだよ。いっしょな訳ないよ」
「お、おう…」
「それに日向くんはいっぱい触ってくれるのに、私はなんにもしてない」
 しゅんとする彼女に、上手く言葉をかけられない自分がもどかしい。そもそもセックス自体に不慣れで自信が無いし、好きな人…恋人と言う存在すら初めてでどうコミュニケーションしていいかわからないのだ。
「だから…」
 押し切られるように、日向はもぞもぞと起き上がってベッドの上にあぐらを掻く。そして小柄な七海は脚の上にちょこんと丸まって、興奮しきった陰茎に頬を寄せた。
「えっと、仮性包茎って言うんだっけ」
 一度射精したせいで半ば以上むき出しになった先端を、ちょんちょんと突かれる。それだけでも背筋に直接響くような快感が走り、体を跳ねさせてしまう。
「おお、ゲーム以上の反応だね」
「っく、ほどほどに頼む、ぜ…」
 くにくにぷにぷにと亀頭を揉まれ、日向は目を閉じてソレに耐える。七海がまるでゲーム機のコントロールスティックをいじるように、自分の陰茎をいじっているのは視覚の暴力だった。

「えっと、どうするんっけ…確か…」
「うぉっ」
 ふにっとした感触に驚いて思わず目を開けると、もちもちでやわらかく真っ白なおっぱいがどどんと股間の上に乗っかっていた。
「ん、んんっ、やりにくい…」
 眉間に皺を寄せながら自分の胸を寄せ、陰茎を谷間で擦る七海に一気に血が上る。
「気持ちいいんだね、んっ、すっごい、硬くなったよ」
「いや、っ、その、ちが」
 パイズリ自体がそんなに気持ちが良い訳ではなく、その行為をする七海がエロすぎて駄目なのだ。真っ白なおっぱいに、赤黒くぬるついた陰茎が挟まれて嬲られている。その光景がどれだけ男にクるのかをおそらく七海は分からないのだろう。
「ふうん、こっから射精するんだね」
「ひっ!」
 限界近くまで勃起したソレは透明なガマン汁を垂らし始めたらしく、その穴をいじるように七海の舌が触れた。
「うわぁっ…!」
「わぷっ!」
 そんな強烈な刺激に耐えられる訳がなく、日向は暴発気味に射精してしまった。
「うわ、すごい…ひくひくしてる…」
「や、はぁ、あっ、なな、み、やめっ!」
 胸の間でびくびくと痙攣する陰茎をしごき、胸の下で硬くなっているタマもすりつぶすようにする。
「ひぁ…、あぅっ、あ、やめ…ぇ」
「日向くんかわいい」
 喉を反らして声を絞る日向を見ると、七海の心にうっとりした陶酔が訪れる。
「全部出しちゃおっか」
 とろとろとまだ白濁をこぼしているのに気づき、亀頭をぱくんと含んでちゅうっと吸ってみた。味覚としては苦いけれど、この行為でかすれた声を上げてびくびくする彼を思うとじいんと舌が痺れてくる。
「んちゅ、んぷ、ひにゃたひゅ、おいひ…」
「ふ、ふぅーっ、は、うぐっ、ひぃ」
 泣き声混じりの声が聞こえ、それでも口に含んだものは萎えない。吸っても吸ってもわき出してくる精液にうっとりしながら気の済むまでそれをしゃぶる。
「は、はぁー…口、疲れちゃった…かな?」
 ついゲームみたいに夢中になってしまい、あごが変な風になってしまった。こめかみを押さえて首をこきこきしていると、ふいにぐるんと世界が回って、背中が柔らかいものに押しつけられた。
「あれ?」
 びっくりして目を瞬かせると、赤く光る日向の瞳に射貫かれた。その切羽詰まった表情と荒い呼吸にどきりとして、七海はひゅっと息を呑む。
「っ…」
 喉元に食いつかれ、胸を鷲づかみにされてその鋭い刺激に体が跳ねた。
「ん、いた、んんっ、あ」
 まだまだ馴染みの薄い人肌の熱に胸を揉みしだかれ、首回りの薄い皮膚をキスマーク塗れにされて痛みに近いギリギリの感覚に唇から吐息が漏れる。
「あぁ…んっ、ん、やだっ」
「やだ?嘘だろ」
 ふわふわだった乳房はいつの間にか張って、淡い色の乳首もピンと充血してしまっている。

「ひゃぁっ!」
「全身ぴりぴりしてるくせに」
 背中に差し込まれた掌がすうっと背骨を撫で、尻まで落ちる。
「やぅ、あ、あふぅっ、いっぱいしない、で…っ」
 尻を揉みながら舌と歯で乳房をいたぶり尽くし、乳首を強く吸う。そんな器用なまねを出来るのは、日向創ではなく。
「ツマラナイな、所詮人間も動物の雌に過ぎない」
「カムクラくん…っ」
 元超高校級の希望、カムクライズルだ。更正プログラムがシャットダウンされ、日向が肉体を持つリアルに戻った際に蘇った、あらゆる才能を持つ人工の希望。
「相変わらず僕とキミは仲が良いようだね?」
 女を追い詰める術くらいは軽く会得しているらしく、ゆっくり撫でられているだけなのにぞくぞくと下腹部に熱が溜まっていく。
「っむ、ふぅ、っぐ」
「へえ、僕には声を聞かれたくないんだ」
 枕を引き寄せ、それに顔を埋めるようにして声を殺す。
「きゃああぅっ」
「日向創の肉体だけでは駄目なんだな」
 尻を揉んでいた手が片方前に滑り、濡れた性器を浅くえぐる。そのままくにゅくにゅとクリトリスも引っかかれて、あまりの快感に悲鳴を上げてしまう。
「ああ、セックスほどツマラナイものはないね。ベタベタどろどろ触り合って結局は突っ込んで出すだけ」
「あひ、ああああっ、っ、ああああんっ」
 その敏感な突起を優しく優しく根元からしごき、カムクラはしつこく愛撫する。がくがくと腰を痙攣させだらだら愛液をこぼす七海の様子など伺わず、ただひたすら拷問のような快感を与え続けるのだ。
「あ、…ぁ、あふ…こわれちゃ…っひ、ひなたく…」
「フン、さすが超高校級の作ったAIだな。女性として完璧に出来ている。だからこそツマラナイんだがな」
 ぷっくりと勃起したクリトリスは完全に顔を出し、息を吹きかけるだけでも七海が叫ぶほどの快感を生むようになっていた。そんな女の姿を見てもカムクラは何も感じないらしく、股間も萎えてしまっていた。
「フン、目覚めてきたか。おい女、あまり日向を追い詰めるなよ?その度に俺はこのツマラナイ世界に…ああ」
 赤い瞳が閉じられ、一度瞬くと、薄い茶色の眼球がそこには宿っていた。

「ったく、七海もむちゃくちゃするなよな?俺にも限度が…って」
 今の今までパイずりとフェラで絞られていたはずなのに、目の前にはとろとろになった七海が真っ赤な顔をして股間をさらしていた。薄い色の陰毛までしっとり濡らして、何度か達したのかシーツにはシミが出来ている。
「ひなた、く…」
「えーと」
 状況はさっぱり飲み込めなかったが、とりあえず懸命に手を伸ばしてくる七海に応えるべくそっと彼女に覆い被さる。
「ひゃぁ…んっ」
「ど、どうしたんだ」
 ぎゅうっと抱きしめるだけで甘い声を上げ体を痙攣させる彼女に驚き、しかしエロすぎる表情と声にひどく煽られる。
「きす、して?」
「おう」
 ぺろっと出される桜色の舌を舐め、そのまま口の中に舌を差し込む。一般的なディープキスの仕方なんて全然知らないまま、七海とふたりで試行錯誤したやり方で絡み合い、舐めしゃぶっては唾液をあふれさせて呼吸が出来なくなる。
「ね、すきだよ」
 荒い呼吸を整えている隙に、七海がそう告げてくる。
「希望とか絶望とか才能じゃなくて、日向くんが好き。いっぱいいろんな事おしえてくれて、あそんでくれて、ぎゅってしてくれる日向くんが大好きだよ。抱っこして、おんぶしておうちまで連れて帰ってくれる日向くんっていう男の子が、好きで好きで…」
「きゅ、急にどうしたんだよ」
 突然の告白に、日向の方が赤面してしまう。
「だから、えっちしよ」
「お、おう」
「ツマラナクなんかないよ。好きな人に触って、触られるのは、すごく素敵なことなんだよ」
 その言葉で、日向にはやっと状況が飲み込めた。
「カムクラか」
「うん、でも大丈夫だよ。私が日向くんを追い詰めちゃったから、脳が暴走しちゃったんだと思う」
 それよりも、と途端に七海の声のトーンが下がる。
「も、もお限界なの…」
「あいつに何されたんだよ」
 腰をこすりつけてくる七海に、嫉妬がわき上がってしまう。脳内でカムクラが高笑いをした気がして頭を振る。
「ん、んぅ、ね、あ、ああっ、こすれちゃ…」
 脚を開いた七海の性器は解けきっていて、ぬるぬると陰茎を滑らせる。それだけでむくむくと力を取り戻したそれを、ぐっとひだの奥に突き立てる。指で馴らしていないにも関わらず、膣は柔らかく日向を引き込んでいく。
「あああああんっ、ああ、らめ、ひなたく、きちゃうっ」
「ホント七海、どうしたんだよ…っ!」
 何時もなら眉間に皺を寄せて耐える彼女が、最初からナカで感じまくっている。それに連動してか、今まで感じたことのないほどの熱く湿った感触が日向も追い上げていく。
「ひなた、ぅん、すご、ぉ…あつ、すき…ぃ」
「ななみ、なな、みっ…」
 奥歯を食いしばって堪え、どうにかして根元まで納めきった。しかし。

「ひ、ひゃうう!」
「いっ…!」
 めいっぱいM字に開いた七海の脚にのしかかった瞬間、彼女は絶叫して達してしまう。
「ぅあ、あはぁ、らめ…、そこさわらな…」
「そこ、って」
 今にも射精しそうなのを堪え繋がった部分に目を落とすと、さわさわした陰毛の下でクリトリスが見たこともないほどに腫れ上がっていた。
「お、おい大丈夫か。これ腫れすぎだろ」
「あぁあっ、だめぇえっ」
 つん、と触っただけで思い切り中が締め付けてくる。今度こそ堪えられずに、日向も射精してしまった。
「あ、あ、でてる、すごぉ…あ、ひなたくん、ひなたくん…っ」
「うあ…」
 萎えることなど許されない。波打つように痙攣する膣内に包まれて、すぐにがちがちに高まってしまった。
「あ、あ、あ、あふぅ、ひんっ、いい、いいよぉ…」
「ななみ、は、ななみっ、すげえよ、やべ…」
 中に出した精液と、あふれる愛液のおかげでなめらかに腰が動く。M字に開かせたままの足が揺れ、腰が尻にぶつかるたびに軽い平手のような音が響く。まるでAVかエロゲーのようなセックスに、うぶな二人はおぼれていく。
「出すぞ、ななみ、っ、っふぁ…っく」
 ごりゅ、っと奥まで突き込み、突き当たりらしきところにこすりつけるようにすると、まるで固定するかのように白い脚が絡んできて、奥深い所をぐりぐりするハメになってしまう。
「んひ、しゅごいの、ひにゃたく、う、裏面ボスみたいだよぉ、つよすぎだよぉ」
「も、黙れ…っ」
 下腹も奥の奥まで深く繋がって密着して、背中を抱き込んで無理矢理キスを仕掛ける。唇をわずかに離す度に、舌っ足らずにすき、大好きと伝えては体を震わせる。繋がった部分からは二人の体液が混ざり合ってこぼれ、寝台をぐちゃぐちゃに汚していく。
「あ、あぁー…、あぁ、ひっ」
「ななみ…」
 体力も付きかけ、喉が枯れるまでそうしていたのだが、さすがに限界を迎えて最後の気力で日向はどろどろの陰茎を引き抜いた。
「あ…」
 その感触にすら感じて震える七海は、ぐったりとベッドに沈んでしまった。日向もその横にどさりと倒れ込んで、かろうじて少女を胸に抱きしめる。
「らーぶらーぶ…だね…」
「おう」
 ウサミの決まり文句のようなそれが、今はこころに素直に落ちていく。
 そう、七海と日向は希望でも絶望でもなくらぶらぶなのだと。
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