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「……そっちの方はどうなの?」
『眠っている彼らは相変わらずね。微々たる変化はあっても意識は戻らないわ』
「そっか……。ところで、今日で二週間だね」
『……そうね』

響子さんがジャバウォック島に出張して――。

「ご飯、ちゃんと食べてる?」
『食べているわ』
「夜は? ちゃんと休んでいる?」
『きちんと休んでいるわ。誠くんの方はどうなの?』
「ちゃんと寝ているよ。でも、一人は……寂しいな」
『誠くん……』
「早く響子さんに会いたいな。こうした電話越しじゃなく」
『……私も』

彼女の声からも哀愁の色が伺えた。

「響子さんが帰ってきたらさ、甘えていいかな?」
『どうしたの、急に?』
「会えない分だけ、存分に。ダメ、かな……?」
『わかったわ……。存分に甘えさせてあげる』
「ありがとう、響子さん」
『それじゃあ、あともう一週間お互い我慢しましょう』
「そうだね、おやすみ響子さん」
『じゃあね……』

通話終了のボタンをタッチして携帯電話をサイドボードの上に置いたらベッドの上で横になる。
そして気づく。一人で眠るのに右隣にもう一人入れるスペースを確保していることに――。

「響子さん……」

本当は僕も一緒にジャバウォック島に行きたかった。
早く、会いたいな――。


―――――


22:35。
自宅の壁掛け時計の時刻はそのように告げていた。
テーブルに頬杖を付きながら僕はただじっと響子さんの帰りを待っている。

『夕飯は外で済ませてくるから』

その一文が記されたメールをもう一度開く。
仕事中に届いた彼女からのメールで、帰ってくるのが遅いと覚悟していたけど――。

再び時計の針を睨めっこしていたら玄関から鍵の開く音が聞こえた。
僕は駆け足で玄関の方に向かう。
すると、持っていたキャリーバックを三和土に直置きしている響子さんの姿を捉えたのだった。


「お、おかえり響子さん」
「ただいま、誠くん」

はにかんで応えてくれた響子さんの両肩にそっと触れて引き寄せる。

「……誠くん?」

キョトンとしている彼女を尻目に、抱きしめる腕の力を徐々に強めていく。

「すごく会いたかったんだから……!」
「ごめんなさい、本部への報告も済ませる必要があったから……」
「それじゃ、報告が住んだってことは……?」
「そう、明日は非番にしてもらったの。私の記憶ではあなたも非番だったはずよね?」
「響子さん……!」

感謝の気持ちでいっぱいになり、キスしようと顔を近づけると彼女は僕の体を押し退けるようにして拒んできた。

「その、私汗を流していないから……」
「だったらさ、一緒にお風呂入っていい? それでいいよね?」
「……わかったわ。荷物の方を片付ける必要があるから誠くんは先に入っていて」


―――――


お湯の温度は比較的ぬるめの40度。
既に身体を洗い終えた僕はその湯船に浸かりながら待っていると響子さんがバスルームに入ってきた。
僕はタオルハンガーに吊るしてあるタオルに腕を伸ばして、そのまま彼女に手渡す。

「はい」
「ありがとう」
「どういたしまして」

響子さんが髪を巻きあげタオルで包む。
軽くシャワーを浴びたら浴槽をまたいで僕の上に重なるように浸かってくる。
チャプン――。

「響子さん、おいで」

僕の一言にコクンと頷くとお尻、腰から肩へと僕にもたれかかって来た。
目の前に少し紅く染まったうなじを眺めながら響子さんの腰に腕を回す。

「こうしてると、落ち着くな……」
「……私も」

響子さんの身体をマッサージするかのように掌全体で太ももをゆっくり撫で回す。
内側と外側、それぞれ時計回りに円を描くように――。

「仕事の疲れから無理してない……?」
「平気よ。それに、誠くんから労ってもらうと心と身体が落ち着くの。不思議ね……」
「そっか……。じゃあ、もう少し続けるね?」

彼女の上体をゆっくりと前に倒す。
愛おしさを指先に込めるように背中を撫で回していく。

「んっ……」

触れるか触れないかの力加減で円を描くように撫で回すと響子さんの身体がピクリと震えた。
そろそろいいかな――と思いながら両肩を引き寄せる。
そして脇腹から手を伸ばし、両の乳房を下から包み込んだ。

「んむっ……」
「あんっ……ま、誠くん、くすぐったい……あ、んぅ、んっ……」

そのまま首筋に唇を寄せ、襟足に口づける。
ちゅっ、むちゅっ、むちゅっ――。
寄せ上げるように乳房を揉み込むと吐息を震わせ、せつなげにむずがった。
綺麗なお椀型の乳房はなおも丸々と実り、僕の手に重みを伝えている。
ぽよぽよとした柔らかみは手の平に優しく、いつまでもこうして触れていたいくらいだ。

「ちょぷ、ちゅ、ちゅっ……響子さん、気持ちいい……?」
「ん、うん……気持ちいいわ」
「ね、ちょっと背中伸ばして……キスしよう?」
「ええ……私も、キスしたい……」

僕の求めに応じて、響子さんは丸めていた背中を伸ばし右肩ごしに振り返った。
乳房への愛撫を止めることなく、焦れた唇に急かされて彼女とキスする。

「んっ、んっ、んっ……んんっ」
「んぅ、ん、んぅ……んっ」

僕らはねちっこいほどにバードキスを交わし、しきりに鼻声でよがって悦にいる。
敏感な薄膜をたわませて興奮を分かち合うと、僕も響子さんもそれぞれで発情の兆しをみせてきた。

「今度はこっち……」

乳房への愛撫を左手だけに任せると、右手を彼女の股間へと移した。
目を閉じて耳朶への甘噛みを繰り返しながら、手探りで薄い性毛を分けたら中指を小陰唇にべったりと触れる感じで愛撫する。

「あっ……や、だ、だめっ、んっ、は、はぁ、はぁ……んぁうっ、んんっ」

大陰唇を人差し指と薬指で優しく撫で回す。
クリトリスはまだ皮を剥かず中指一本だけの小刻みに揺さぶるだけにする。

「誠くん、もっと……」
「いいよ。だったら向かい合ってしよう……?」

心も身体も委ねてくれるようになったら向かい合わせの対面抱っこに変える。
僕の項に腕を回してキュッとしがみついて来る響子さんが愛おしく何度もキスをするのであった。

「ちゅ、ちゅちゅっ……ぷぁ、きょうこっ……響子さんっ、響子さんっ!」
「ちゅ、ぢゅっ……ん、んふっ……ま、まことくん、誠くん……っ!」

僕らは互いの名前を呼び合いながら、もつれ合うように唇を重ね合う。
唇の弾力を感じ合うように押し付けあったり――。
舌先同士でこね合うように愛撫したり――。

「ふぁ、ふぁあ……! それっ、ううっ、もっと、して……!」

背中の方も再び円を描くようにゆっくり撫でていると、響子さんが身悶えしながら僕の首元へさらにしがみつく。

「誠くん……こんなに大きくさせて、そんなに我慢できなかった……?」
「え? ……ふ、くぅ!?」

気づけば僕に抱き寄せられた響子さんが僕のいきり立ったものに柔らかいお尻をすり寄せている。
じゃれ付くみたいにぐにぐにと捏ね回されて、だらしない息が漏れてしまう。

「フフッ……気持ちいい?」

その喘ぎを聞いて彼女は嬉しそうに尋ねると、僕の答えを待たないままますます動きをいやらしいものにしてきた。
お尻の谷間で僕のペニスをキュッて挟み込むと、手で擦るように腰をいやらしく揺すりたてて上下に扱いてくれる。
パシャパシャと水音が立ち、水面に響子さんの二つの膨らみが浮かんだり沈んだりを繰り返した。
その扇情的な曲線を目にしてますます興奮が増してしまう。

「響子さん、待って……!」
「? 気持ちよくなかったの?」
「いや、気持ちいいけどさ。ここよりもベッドで……」
「……そうね」
「うん。だから身体洗うなら先に出るね。ベッドで待ってるから」


そう言って僕は湯船から立ち上がり、バスルームを後にした。


―――――


バスルームから寝室に戻ったら室内の照明をサイドライトだけにする。
布団を半分開いた状態にしたら裸のまま寝そべって響子さんを待つ。
そして待つこと数分後、寝室のドアが開き僕の隣に寄り添ってくる人の気配。

「誠くん……」

仰向けに添い寝した僕らはしばし見つめ合った。
そしてどちらともなく手を握り指を絡ませる。

「ふぁ、うっ、ううっ……」

ちょぷ、ちゅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅむっ――。
唇と唇、目と目、手と手で戯れる。
空いている左腕は響子さんの首の後ろに回して腕枕にする。

「んん……」
「あ、や、く、くすぐった……んっ!」

左手で彼女の頭を固定して薄紫の髪に鼻を埋め、シャンプーの爽やかな香りを楽しみながら手櫛で梳かす。 
僕は露わになった彼女の右耳に唇を寄せ、そのまま耳たぶを啄ばんだ。

ちゅちゅっ、ぴちゅ、ちゅぷっ――。

小振りな耳たぶは徐々に紅に染まり、熱く、柔らかく唇に心地よい。
舌先をとがらせて耳孔に侵入させると響子さんはさざめくような身震いとともにかわいらしい鳴き声をあげた。

「ごめん、びっくりした……?」
「……少しだけ」
「じゃあ、お詫びのキス。しよう?」

そう尋ねるとコクンと首を縦に振ってくれたので、唇を窄めて角度を付けるように啄ばむ。
水飲み鳥のように何度も突っついたり――。
上唇や下唇を意地悪くめくるよう、繰り返して啄ばんだり――。

「んん……んふ、んむ……んくっ! ん、んんっ!」
「んちゅ、んんっ……。ふぅうっ! んっ、んんむぅ!」

愛を伝えあう行為から徐々に快感を貪りあうカタチにシフトしていこう――。
そういう気持ちを込めて彼女の瞳をジッと見つめる。
すると響子さんは布団の隙間から覗く僕の下腹部を一瞥してから僕の顔を見つめた。

――触ってもいいかしら?
――うん、触りっこしようよ。

僕らは瞳で会話をすると右手を響子さんの秘唇に伸ばす。それと同時にペニスの根元が指で挟まれ、プルプルと左右に揺さぶられる。
そして触れるか触れないかの絶妙な力加減でペニス全体をたっぷり撫でてくれる。
僕も手の平の付け根部分でクリトリスに触れ、ゆっくりと引き上げるように包皮を剥く。
露出したら壊れ物を扱うように中指一本だけでそっと愛撫していく。

「んんっ……!」

その声で刺激が強すぎたかと思い、ピタリと手の動きを止める。
すると響子さんはフルフルと首を横に振ってくる。それでいてペニスの亀頭部分に手の平を当てて、大きな弧を描くようにゆっくりと回転させてきた。
僕も中指の関節だけを動かしてクリトリスを離さず上下に撫で続ける。

「あっ、それっ、響子さんっ、気持ちいい……!」
「もっと?」
「うん、してほしいな……!」
「やぁ、あっ、あんっ……!」

気持ちよくなるに連れて僕らの愛撫もより情熱的にエスカレートしていく。
中指の腹を膣の入り口に宛がい、手首を震わせるような動きで振動を送る。
そして第一関節から第二関節までを挿入するように愛撫するとぬちゅ、ぬちゅと淫らな水音が漏れ聞こえてくる。
響子さんも負けじと、亀頭全体をペットボトルのキャップに見立ててクルクルと五本の指の腹で撫で回してくる。

「んっ、ん、んんっ……んっ、んんんっ……!」
「んぅ、んぅ、んぅ……ん、んんんっ!」

唇と唇をぴたりと合わせたら本能の赴くままに舌を絡ませる。
そして唇同士で完全に密閉したら、口の中を真空状態にさせるくらい情熱的に吸い合う。

「んくっ……ぷぁ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ……」
「んうぅ……はぁ、はぁ、はぁ……。ねぇ、しよっか」
「……ええ」

濃密な愛欲に意識がぼやけてきたところで響子さんに尋ねる。
彼女も素直に応じてくれたので、もう一度だけ名残惜しくキスをした後に枕の下に隠してあるスキンを探す。
すると僕の手首をそっと掴んで離れようとする僕の動きを阻んだのだった。

「……響子さん?」
「今日はその、大丈夫な日だから……」
「えっ、それって」
「ここまで言ってもわからない……?」
「……わかったよ」

そっとスキンから手を離したら緩慢に身を起こして膝立ちとなり、響子さんの脚の間に進み入った。
彼女の方もM字開脚の体勢になってくれたので、反り返ろうとするペニスを右手で水平にしたらそっと腰を寄せて響子さんの裂け目にあてがう。

くちゅっ――。

華筒への入り口に亀頭を埋没させたら両手を彼女の顔の横に突いて、さらに挿入していく。
1センチ、2センチ、3センチ――。

「んんっ!」
「はぁんっ……!」

根元の方までしっかり埋まったら響子さんの背中に腕を回す。
"掴まってて――"と耳元で囁くと僕の首に両腕を回してくれたので、繋がったまま抱き起こす。
ベッドの上で胡坐をかいて座ると響子さんが腰の方に足を巻きつけるようにして対面座位の体勢になった。

「はぁ……」
「嬉しそうね、誠くん」
「うん。響子さんとセックスしているんだって実感したら、僕……」
「……私も。こうして誠くんに抱かれていると満たされていく気持ちになるの」
「……同じだね」
「……同じね。ねえ、もう少しこのままでいてもらえないかしら……?」
「いいよ。僕もピッタリくっつくの好きだから……」

そうして僕らはすぐに腰を動かさず、睦言を交わしながら一体感を味わうことにした。
僕は左手で彼女の身体を支えたまま右の手の平で腰と背中を撫でてあげる。
それで気を良くしたのか、響子さんは僕に頬擦りをしながらお返しとばかりに肩甲骨を撫でてきた。

「んっ、んんっ……! んっ、んっ、んっ!」
「ん、んちゅっ……んふ、んふ、んふ……!」

唇の弾力を確かめるようにキスしたり、舌先同士で突っつき合ったりして二人で幸せな時間を共有した。
そしてギュウっと抱き締めたら腰を支点にして、船がゆれるように上半身ごとゆらゆらと動かす。

「はぁん、いいっ……!」
「じゃあ、これは……?」
「んんっ……!」

今度は上半身で大きな円を描くように動いてみる。
すると僕の身体に抱き着く力をさらに強めて悶えてくれるのだった。

「誠くん……」

しばらく静かな動きで相好を崩していると響子さんが僕を呼ぶ。
その吸い込まれそうなアメジストの瞳に思わずピタリと動きを止めてしまう。

「……どうしたの?」
「このままされるがままっていうのも嫌なの。私が動いていい?」
「……いいよ。気持ちよくさせてね、響子さん」
「もちろん。いっぱい気持ちよくさせてあげるわ。さ、横になって……」
「うん、わかった」

僕はベッドに仰向けに寝る形でゆっくりと後ろに倒れこんだ。
そのまま響子さんが両膝を折り曲げるように座ったら騎乗位の完成。
ドキドキした面持ちで響子さんを見上げると慈しむような顔で僕を見ていた。

「それじゃあ、いくわよ……」

僕に一声掛けてから響子さんは腰を前後にゆっくりと動き出す。
ぬちゅっ、ぬろ、ぬるっ、ぬみっ――。

「んっ、んんっ、くっ、あっ……!」
「んっ、あっ、気持ちっ、いいの……?」
「うんっ、すっごく……!」

子宮けい部でこねくられる感触も然ることながら、僕の目には淫靡な笑みを浮かべ振り子のように腰を振る響子さんの姿がとてもいやらしく、官能的に映って興奮する。
とっても気持ちいいのは僕の顔を見れば一目瞭然だけど、彼女は敢えて尋ねてくる。
込み上げて来る射精欲に抗いながら僕は響子さんの両手を取って、自分の方に引き寄せる。

「最後は、抱きしめながらっ、がっ! いいっ、なっ……!」

ここまで言えばわかるよね――?
響子さんに目で訴えると僕の思いが通じたのか、抱擁するように僕を包み込んでくれた。
彼女のリズムに合わせるように僕も下から突き上げる。

「あぁっ、あんっ! ああっ! いっぱい、出して……!」
「うん、きょうこっ、さんっ! うっ! ああっ! んんあぁあっ!!」

響子さんを抱きしめながら背筋をぞくぞくぞくと戦慄が駆け抜けた。
そのまま腰の奥が弾けて、熱い白濁が僕の中から響子さんの奥底にびゅくん、びゅくんと吐き出される。
久しぶりに愛する人と気持ちよくなれた快感と達成感に僕は打ち震えた。



「はぁ、はぁっ、はぁっ、はあぁ……」
「ふぅ、ふぅ、ふう……。フフッ、誠くんのイッてる顔、すごく可愛かった……」
「か、可愛いって……。からかわないでよ、響子さん……」
「あなただっていつも私に言っているじゃない。んっ……」

彼女に額をキスされながら抵抗することが出来ずなすがままだった。
反論しようにも、とろけたような笑みを浮かべる響子さんの顔を見ると、つい反論する気力がなくなってしまう。
僕も応戦して響子さんに何度もキスをする。

「うんっ、んんっ、うぅん、んうぅっ……」
「あ、んむっ、はむっ、んん、んふぅ、んふっ……」

甘く蕩けるようなキスを繰り返す内に心臓の鼓動は早くなり、彼女に納まったままのペニスが再び勃起して膣内を押し広げていく。
自分の出したものと、響子さんのトロトロの膣内や襞の感触で込み上げて来る。
もっと響子さんを感じたい――。
もっと響子さんに注ぎたい――。
僕は響子さんの手を取り、思いの丈をぶつけた。

「響子さん。今度は思いっきり動いて、心ゆくまでキミを感じたいんだ……!」
「誠くん……!」

言葉にして胸の奥が益々熱くなる。

「私もあなたを感じたい……。来て、思いっきりして」
「響子さんっ!」

僕らは再び目の前の相手を力いっぱい抱きしめ合った。
そして転がるようにして体勢を変えて、僕が覆いかぶさるように上になる。
響子さんが脚を上げて僕の腰の後ろに廻し、脚を組んで腰がより密着し合う。

「動くよ」
「来て……!」

僕はゆっくりと腰をグラインドさせる。
ゆっくりと腰を引いてズルズルと膣の中を奥からカリ首で掻いていく――。
カリ首が膣襞を捲りながら擦れる感覚に僕の脳幹に電流が走る。

ぬぢゅっ、ぬぢゅっ、ぬちゅっ――。

そしてペニスが抜けきる手前で今度は腰を押し沈める。。
再び僕のペニスが響子さんの膣を押し広げながら奥までズブズブと入る。
今度は敏感になっている亀頭を膣襞に擽られる。

「……はぁっ、あぁっ、あっ、あぁっ! はっ、ぁはぁっ、はぁっ、ああっ!」

抱きしめ合い、敏感になっているお互いの性器を結合し擦れ合わす。
この単純な行為に僕らは至上の悦びを得て、快楽に浸り、行為に耽る。

「響子さんっ、響子さんっ、響子さん……!」
「はぁっ、はぁっ、はぁうっ、ふぅ、お願い、お願いだから……もっとして、もっとぉ……!」
「もちろんしっ、してあげたいけど……響子さんっ、すっごくっ、かわいい声っ、出すから、すっ、すぐに出ちゃう……! ペース、狂っちゃうよっ……!」

荒々しく腰を動かし、彼女の身体を激しく揺り動かす。
苛烈な注挿に、響子さんは僕の身体に腕を回してしがみついたまま、切羽詰まった息遣いを繰り返しだした。

ぶちょ、ぬちょ、ぬぢゅっ、にちっ、ぬぢっ、ぬぢゅっ、ぬちゅっ――。

僕はただひたすらペニスを響子さんに打ち込んでいた。
もう他のことを考えることができなくなっていた。

心を昂ぶらせる響子さんの堪らない声。
ペニスを亀頭を擽られる堪らない悦楽の快感。
その膣の締め付けも段々強くなり、ビクッビクッと痙攣する間隔も短くなってきた。

お互いの身体が熱い。
互いに汗をかき、湿った肌がぶつかり合ってビタビタと音を立てる。

「僕だって、このままじゃ、終わらないんだからっ!」
「んっ、あっ! ふぃっ、ひぅっ、ぅんっ、んんっ、んんーーっ!」
「しよう? 今日はっ! すり切れてっ、出なくっ、なるまでさっ……!」
「はっ、ふぅ、あんっ! まことっ、くんっ……!」

僕も射精を堪えるのも限界が来ていたのを感じ、最後の行動に出る。
抽送のスピードを一気にあげ、腰を廻すようにしペニスを打ち込み響子さんの膣を抉るようにする。
欲しいから動き、欲しいから求め、高まり合って――腰から中枢へ泣き出したいほどの愉悦が殺到し、僕らは重なりながら同時に鳴いた。


「うっ、ぅうっ、ぅんっ、んんっ! ああっ、ああぁぁーーっ!」
「んんんっ! うぅっ、ぅんっ、んんっ! あぁあぁあぁあぁぁー―っ!」


ありとあらゆる快感が響子さんへの愛しさにすり替わった時、僕はペニスの根本を力強く脈打たせ、ありったけの精を彼女の深奥に噴出させていた。
ひどく粘つく濃厚な精液は響子さんの子宮口を撃ち、熱々のままで膣に染みわたり襞の隙間ひとつひとつに浸透してゆく。

「ふぅー、ふぅー、はぁー、ふぅー」
「ん……ふぅっ、はぁ、ふぅぅー」

また、その量も驚くほどで、脈動して噴出するたびに失神しそうな絶頂感が僕を包み込む。
けれど、いつまで経っても射精は止まってくれない。このまま脳幹がだめになってしまいそうなほどだ。
射精による達成感、充足感がこれほどまでに大きかったことは覚えがない。
響子さんの方も満足げな吐息を漏らし、うっとりと顔を綻ばせながら全身を弛緩させていた。

「……あなたが全身全霊でぶつかってくれたのがよくわかったわ」
「えへへ……ありがとう」
「とっても素敵だったわ、誠くん……」
「僕の方こそ……。響子さんと一緒に気持ちよくなれて幸せだよ……」


額をこすり合わせながら僕らは睦言を交わし、口付けを交わすのだった――。


―――――


翌朝、目を覚ますと響子さんが枕に頬杖を付きながら僕を見つめていた。

「おはよう、響子さん」
「おはよう。……って言っても、もうお昼過ぎてるけど」
「えっ、本当っ!? ……痛っ!」

腰に走る痺れる様な痛み――。
しまった、昨夜は頑張り過ぎちゃったか。

「……大丈夫?」
「何とか。ちょっと擦ってくれると嬉しいなぁ……なんて」
「仕方ないわね……」

渋々と言った表情を浮かべながら響子さんは僕の腰を擦ってくれた。
でも、その手つきはとても優しく、労わりの気持ちが伝わってきた。
僕の方も響子さんの背中に腕を回し抱き寄せる。

「困ったな……。冷蔵庫に食べ物ないんだよね」
「あら、それは困ったわね。買い出しに行かなきゃ」

そう言いながらも僕らは一向に離れようとしなかった。

「……でも、もう少しこうしてていい?」
「……そうね。誠くんの腰の痛みがある程度引くまで」



響子さんと存分に気持ちを確かめ合った。



END
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