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洗面台の前で就寝前の歯磨きを終えた彼女をそっと後ろから抱き締める。

「……誠くん?」

訝しがりながらも抵抗せず、鏡越しに僕の顔をじっと見つめ返すのだった。
"今夜エッチしたいんだけど、どう――?"
なんてバカ正直に言えるわけもなく、無言で響子さんに頬摺りをする。

そして徐々に高鳴りつつある心拍数の動きに合わせて両手を彼女の乳房へと伸ばす。
パジャマ越しからゆっくり円を描くように揉みながら再び鏡越しに彼女の表情を伺うと俯いていて、うまく読み取ることができない。
けれど、手をはたかれるなどの拒絶のサインもないので僕はパジャマのボタン上三つを外してはだけさせることにした。

「んっ……!」

すると響子さんは僕のペニスをパジャマ越しから刺激してくるのだった。
OKのサインをもらったら雰囲気を壊さぬよう、僕は乳首をごくごく弱めに愛撫する。
立ったままの姿勢で僕らはいじらしく、けれどピンポイントに愛撫し合って気持ちを昂ぶらせていく。

「響子さん」
「誠くん……」

頬摺りを中断したら、鏡越しに慈愛に満ちた眼差しを向けながら響子さんを呼びかける。
僕の呼びかけでその意図を悟った彼女はそっと目蓋を閉じてくれた。
僕もそれに倣って目蓋を閉じれば、唇同士をやんわりと重ね合うのだった。

「んぅ、ん、んぅ……んぅ、んぅ、んっ、んぅっ……」
「んんっ……ん、んぅう、んっ、ん、んんっ……」

ある程度満足したら耳元で"ベッドに行こう――?"と囁くとコクンと頷いてくれたので、指を絡めた恋人繋ぎで僕らは寝室に向かうのだった――。


―――――


寝室のベッドの縁に座ったら響子さんが僕のパジャマのボタンをゆっくりと外しにかかった。
同じデザインで色違いのパジャマのボタンを外したらバンザイをして脱がしてもらう。

「大丈夫? 本当は疲れてて無理してないよね?」
「そんなわけないじゃない……。どうしてそんなことを尋ねるの?」
「いや、響子さんポーカーフェイスが上手じゃない? 本当に調子が悪くても僕の気持ちを汲んで我慢したりしたことがあったからさ……」
「そうね、そんなこともあったわね……。けれど心配しないで、今日はそんな日じゃないから」

そんな遣り取りをしつつ、今度は僕が彼女のパジャマを脱がしにかかる。
残り2つのボタンを外して袖から脱がせるようにして上半身裸になってもらう。

「んっ、やっぱり響子さんの身体って少しだけヒンヤリするね……」
「私からすれば誠くんは温かくて抱き心地がいいの……」

お互いの心音を確かめるように抱き合う。
そしてどちらともなく唇を寄せ合ってキスに耽る。

「んぅ……んふっ、んっ、んんっ」
「んぅう…んふっ、んぅ、ん……」

唇の弾力を感じあうようにして、しっとりと押し当てていく。
そのまま抱き合うように横になって仲良く唇をついばんで――。
最後にぴったりと隙間無く唇を重ねたら、響子さんの上に覆いかぶさるようにして四つん這いになる。
肘を突いて四つん這いの体勢のままわずかに後ずさり、ゆっくりと胸元に向かってキスを連発していく。

「んんっ……」

早速僕は響子さんの左の乳房に右手を伸ばしてアンダーバストから押し上げるようにして包み込んだ。
真っ白な肌は木目細かく、しっとりと吸い付くような感触で実に手触りがいい。
手触りを一通り堪能したら揉み心地を堪能したくなり、ゆっくりと反時計回りに乳房を揉み捏ねる。
押し上げては引き寄せて――。穏やかなリズムを刻んで。

「あんっ……あっ、んぁ、ん、んんっ。い、いいっ……!」
「ほんとう……?」
「あんっ! んぁ、あぅんっ! あっ、ああんっ……! まことくぅん……!」

口に含んでいる左の乳首も唇をすぼめて挟み込むと、母乳を頬張る乳飲み子さながらに吸い付き始めた。
舌先でこまめに唾液を塗り込みつつ、元気いっぱいにむしゃぶりつく。
すると響子さんはたちまち吐息を弾ませ、上擦り声でよがった。
かわいい唇を惚けたように開き、静かに目を伏せている様子からも彼女が夢見心地を得ていることは一目瞭然だった。

「んん、んんっ……ぷぁ、はあっ、はあっ……。響子さん、もっと舐めていい?」

丹念に揉みこねられ、指先で乳首をいじられている左の乳房。
唇はもちろん舌まで使って、じっくりとキスしてもらっている右の乳房。
その胸の谷間から顔色を伺うと頬を赤らめながら首を縦に振ってくれた。

許可をもらった僕はそのまま響子さんの腰に手を伸ばして下のパジャマを掴む。
すると僕のしたいことを察したのか腰を上げてくれたので、下着ごとゆっくりと脱がせていく。

「んっ、んっ、んっ、んちゅ、んんっ、んっ……」

自分の唾で人差し指と中指を塗したらクリトリスの皮を剥く。
敏感な部分が露出したら秘唇を割り開くように何度も何度もキスをして。

「はううんっ……!」

クリトリスを口に含んでチュウチュウ吸う。
吸ったら左右にレロレロと擦っては舐めて――。
舌の小刻みな動きで突いたりすると、彼女の腰が悶えるように引くけど僕は両手で押さえてお構いなしに吸い続ける。

「ああんっ! い、いや、いやっ……んぁ、あっ、んぅうっ……! あうっ、あううっ!」
「今日は、なんかすごいね……!」

響子さんが枕の上でおとがいを反らして身悶えする姿が嬉しくなり僕は愛撫を激しくしていく。
ヴァギナから舌で涌き出る愛液を掬い上げながら中心部を舐めあげ、愛液と一緒にクリトリスを吸う。
舌をクリトリスに当てたら上下に舐め擦る。軽く押し当てたり、強く押し当てたりして緩急をつけて。

「ああっ、ああああっ! はっ、あああーっ!」

アクメに達したことでブリッジするように腰を浮かせながらも、僕は響子さんのクリトリスを吸い続けた――。

「はぁ、はぁ、はぁ、はあっ……。ま、こと、くんっ……」

呼吸を整えながらしおらしい声で僕の名前を呼ぶ。
"欲しい、きて、入れて――"
潤んだ瞳はそう訴えて、焦らせばたちまち逆効果になってしまいそうな雰囲気を漂わせている。
僕はコクンと頷いて下着ごとパジャマを脱ぎ、ペニスを軽く扱きながら彼女に覆いかぶさる。

ぬちゅっ――。

「あぁ……んっ!」
「んぅ、あ、気持ちいい……!」

横寝をしている響子さんを背後から抱きしめたままゆっくりと挿入する。
そして僕は彼女の髪の毛に埋もれながら腰の前後運動を開始した。

ぬみちゅ、ぷちゅ、ぬぢゅ――。

亀頭先端と膣壁が離れない1~2cmの感覚で小気味よくトントンと振動したり。
奥深くまでグーッと押し付けて圧迫したりしながら響子さんの膣内を堪能する。

「んぅ……んふっ、ん、それ、好き……」
「ほんとう? じゃあもっとしてあげる……!」
「うっ、ふぅん! んんっ、んっ! んんっ!」

圧迫と振動――。
それを交互に繰り返しながら、響子さんの唇の柔らかさを満喫するために何度も角度を変えて吸う。
心も身体も昂ぶり出した僕はゆっくりと上体を起こし、彼女の両肩に手を掛ける。
あまり体重を掛けないように細心の注意を払いながら覆いかぶさるように後背位に移行した。

「ぅくっ、くっ……!」 

股間をお尻に擦り付けられることで奥まで挿入することは難しくなった。
けれど、お尻の弾力に亀頭は締め付けられて心地よい快感だった。

「はあっ、はあ、はあっ……ああ、あっ……!」
「響子さん、四つん這いになれる? ……っと、ありがとう」
「ふぁうっ、ふうっ! は、……ああっ! う、くうっ!」 
「くあっ、き、気持ちいい……っ! いっぱい、突いてあげるねっ!」

心も身体も裸になった僕らは只の雄と雌になったかのように興奮と快感のなかにいた。
リズミカルにピストン運動するだけじゃなく、竿の中心部分で入り口の浅いところを小刻みに擦ったり。
逆にペニスを深く埋めたら回転するようにして360度擦ったり。

「ふあっ、ふうんっ……ん、んああっ! や、いっ、いあ……!」
「気持ちいい、気持ちいいっ……くあっ、き、響子さんっ、きもちいいようっ!」
「やだっ、誠くんったら……女の子、みたいなっ、声出してぇ……」
「だ、だって……ホントに気持ちいいんだもん、仕方ないじゃないか……!」

お互い上擦った声で余裕がなくなってきているのは確かで、僕はスパートを掛けることにした。
ぶちょ、ぬちょ、ぬぢゅっ、にちっ、ぬぢっ、ぬちっ――。
いやらしいほどに音を立てて摩擦しあう性器の中で、僕らの愛欲は粘膜ごしに行き交って興奮を分かち合う。

「ふぁ、あっ! ま、まこと……くぅん!」
「んっ……。響子さん、そろそろイキそう?」
「えぇ、わたし……! はううんっ!」
「一緒に、イけたらいいねっ! できるだけ、合わせよう……?」

僕は精一杯射精欲を堪えながら、子宮口を集中攻撃するよう強く腰を突き出す。
最後はくびれが露出するまで引き抜きかけていたペニスを再び深奥にまで突き込み、とどめとばかりのピストン運動を開始する。

「響子さんっ! 響子さんっ……! 出るよっ、出るっ、出るうっ……!!」
「まっ、まことくんっ! 来ちゃう! 来ちゃううっ! わ、わたしっ……!」

そして――。


「きょっ、きょうこさんっ、イクッ……!! うあっ!!」
「っ!! あっ、熱いっ……!」


強烈な締め付け見せる響子さんの膣内で、硬直しきったペニスは思い切りよく爆ぜた。
乱暴に腰を引き、勢いよく子宮口に先端を衝突させて盛大に射精しながらもぐりぐり押しつける。
性感帯への強烈な衝撃で響子さんはのけぞって身悶えした。

「く……う、あ……ぁぁぁ……っ!」
「……は、あ……あ、あ……っ!」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
「んく、はぁ、はぁ、はぁ……」

根元からぎゅっと締めつけられ、最後の一滴まで逃すまいと彼女の膣肉がこちらを貪欲に搾り取ってくる。
荒ぶった呼吸はなかなか落ち着かず、腰の中身が熔けて噴き上がったかのような射精感がいつまでも残り、響子さんの子宮口を突き上げたままで強く身震いしてしまう。


―――――


「……ごめん、重かったでしょ? 今どくから」
「んっ、誠くん……」

名残惜しく僕は身体を起こすとベッドサイドのティッシュペーパーを何枚も引き出し、響子さんを艶めかしく濡らしている僕らの粘液を拭った。
尾てい骨の辺りから肛門、会陰部――裂け目の中はもちろん、内ももに至るまで丁寧に払拭する。
最後に自分のペニスもティッシュで拭いたら仰向けになって枕の下に左腕を伸ばす。
すると響子さんが僕の左腕を枕代わりにしてくっついてきたのだった。

「……暑いわ」
「……そうだね」

額にかかる前髪を手櫛で梳かしながらつぶやく。
お互い汗みずくになっているので"一緒にシャワー浴びる?"と尋ねても首を横に振るばかり。
暑いと言っているのに、響子さんが僕の傍から離れないのも何か理由がある筈――。
僕はそう推理しながらエアコンのリモコンに手を伸ばし、設定温度を下げることにした。

「寒く感じたらすぐに言ってね?」
「……わかったわ」

抑揚の無い返事をしながらも僕の二の腕に頬摺りをしてくるのだった。
――よかった、響子さんは喜んでくれたぞ。
それに気をよくした僕は子供をあやすように彼女の頭をポンポンと撫でた。

「ちょっと、あまり子供扱いしないでくれる……?」
「えっ?」

困惑する僕を尻目に、響子さんは上目遣いで僕を睨んでくるのだった。
そして腕枕から顔を離し、僕に背中を向けてしまう。
――しまった。響子さんに悪い印象を与えてしまった。

「響子さん……っ」
「今はそっとしていてほしいの。あっち行って」

肩に触れようとした手を叩かれても僕はめげずに再び肩に手を伸ばし――触れることが出来た。

「そのままでいいから僕の話を聞いて欲しいんだ」

護身術の応用で僕の手首を捻ろうとした彼女の手はピタリと止まった。
今の響子さんのココロをロンパにするには真摯な言葉じゃないとダメだ――。
僕はそう決心して響子さんの耳元で囁く。

「気を悪くさせちゃったなら僕に非があるよ。……ごめんなさい」
「形だけの謝罪ならいくらでも出来るわ」
「そうだね……。けれど、その場凌ぎの謝罪じゃないってことは信じてほしいんだ」

響子さんは僕の言葉に無言で耳を傾けてくれた。

「ココロもカラダも裸になっている響子さんがとっても可愛くて、もっと見たいって衝動にどうしても駆られるんだ」
「えっ……?」
「言葉にしなくても僕らの間柄だったら何でもわかりあえる、許しあえるって思い違いをしちゃってる部分もあったんだ。"愛しているから"って理由で何をやっても許されるとは限らない、今回のことをいい教訓にするから……って、響子さん?」

そしてふと気づく。髪の間から覗く彼女の耳が何よりも紅潮していることに――。

「……のに」
「えっ?」
「私の方があなたより数ヶ月早く生まれて年上なのにって、言ったの」
「そうだね、再来月にはまた僕が年下になっちゃうね」
「……そうね、そうよね。年下の誠くんに翻弄される自分が段々情けなくなってくるわ……」

自分の醜態から気恥ずかしさで小刻みに震える彼女の後ろ姿は年相応の女の子みたいでかわいい。
不謹慎に思われちゃうかもしれないけど、後ろからぎゅうっと抱きしめたくなるような――。

「そんなことない。いつだって僕はキミに振り回されてばっかりだ。あの頃から……そしてこれからも」
「誠くん……」
「だから響子さん、こっち向いて? 仲直りしよう……ね?」

僕の提案に彼女は顔だけを振り向いて一瞥した。
"そんな響子さんが大好きだよ――?"という思いを込めてニッコリと微笑む。
すると響子さんは身体全体を僕の方に向けて、再び僕の二の腕を枕代わりにするのだった。

「おかえり、響子さん」
「……ただいま」

両腕で包み込むように抱き締める――。

「大好きだよ……」
「私も……」
「私も、じゃなくて響子さんの言葉で言ってほしいな……」
「……愛してるわ、誠くん」
「うん、ありがとう……!」

ちゅっ、ちゅっちゅっ、ちょむ、ちょむっ――。

僕らは再び身体の内に愛欲の炎を宿しながら口付けを交し合う。
ペニスも響子さんの裂け目に沿うように反り返り、グイグイと彼女の身体に押し付けてしまう。

「ねえ、誠くん……」
「はぁ、はぁ、はぁ……なぁに?」
「……舐めても、いいかしら?」
「う、うん。お手柔らかに……」

そう言うと響子さんは顔を落とし、握りしめていたペニスの切っ先に唇を近づけてくる。

「ふふっ……ん、凄い……」

はあ、と吐き出された吐息が、敏感になった粘膜にかかる。
片手で髪をかき上げ、濡れた唇を割って這い出した彼女の舌先が、ペニスの先端をぬるり──と舐め上げた。

「……っ、く、ぅあ……っ!」

僕は響子さんの頭に右手を伸ばし、心からの慈しみを込めて撫でる。
それに気を良くしたのか、唇での愛撫が徐々にエスカレートしていく。

右手でペニスを起こし、逸り水でヌルヌルの鈴口にちゅぱちゅぱと吸い付いたり。
しきりに小首を傾げては、くびれの周囲をくまなく甘噛みしたり。
亀頭の裏側を舌先でレロレロと擦られてゾクゾクする快感が襲い掛かる。

「く、くうっ……! きょ、響子さんっ! はぁ、はぁっ、あっ、あんまりしごかないで……!」
「ぷあっ……。ふふっ、だらしない顔……。そんなに気持ちいいの?」
「うん。油断したらすぐに出ちゃいそうなんだ……くぁっ!」

トロリと滲んでいく半透明の体液を追いかけて、響子さんの唇がペニスを滑る。
一滴も逃さぬよう、その舌で貪欲にカウパーを舐め取りながら彼女の口許が妖艶な笑みを形作った――。

「……んっ、ふ、ふぅ、あん……んむっ」
「んっ。あ、ああっ……。くっ、あ、あったかぁい……!」

亀頭を這い回っていた唇が、竿全体を包み込むようにぬるりとその抱擁を深くした。
じゅぷじゅぷという水音を立てて、響子さんが僕のペニスを貪る。
形の良い唇の端に、淫らな体液が泡を立てて弾けているのが見える。

ぬっ――ぬる、ぬるるるるっ、ちょぶ、ちょぶっ――。

「響子さん……待って」
「……ぷぁっ」
「イクなら響子さんの口じゃなくて、存分に交わりながら果てたいな……!」
「……わかったわ。私もあなたと一緒に果てたいし、もう一度愛して……」
「うん……!」

響子さんの腰を掴んで、ぐいッと僕の方へと引き寄せる。
びくんと彼女の身体が震えるけれど、すぐに腰を僕に合わせるように擦り寄せてきた。

「うっ、あぁっ……!」

くちゅりとした水音――。
脚を開いた彼女の秘部は真上を向き、そこに僕のペニスがほぼ垂直に突き刺さる。

「響子さん、もっと力抜いて。押し戻されちゃうよ……?」
「んっ……はぁ、でも……! 気持ち、いいから……」
「気持ちいいから? 力んじゃうんだね?」
「ええ……んっ、んふっ!」
「それならしょうがないけどね……。遠慮しないで奥に入れる……よっ!」
「んっ! あぁ、あ、あ、ちょ、つよ、い……!」

全体重を掛けて、響子さんの中にペニスを打ち込む。
亀頭の先が彼女の最奥にこつん、と当たる。

「誠くん……」

僕の頭に手を回し引き寄せ、唇を重ねる。
好きな時にキスが出来るのは何て素敵なんだろう――と思った。

ちゅっ、ちゃぷ、ちょぷっ――ちゅっ、ちゅっ。

僕らは深く繋がったまま、しばし口付けして合図を探り合った。
互いに小首を傾げては重なる角度をくるくる変え、とろみがかった唾液を滴らせてはついばみ、荒々しく鼻息を鳴らしては吸い付いてゆく。

「すっごい……っ! ひっ! やぁ……! あぁあんっ!」

彼女の膝の裏側に両腕を通したら、脚を開かせて腰を曲げてもらい結合の度合いを深くしてもらう。
腰を前後にピストン運動しながら形の良い乳房が汗を飛び散らし、上下に揺れ動く。
僕はそれに両手を伸ばし大袈裟に揉みながら性感を高めていく。

「あっ、はぁっ、あっう、あぁうっ、ふぅあぁっ!」
「入り口と、奥の方……響子さんは、どっちが、好き?」
「ぅんっ、んっ、んぁっ! い、言ったら、いっぱい、んんっ! 突いて、くれる……?」
「うんっ! だからっ、教えて……!」
「……どっち、もっ。どっちもすぅっ、好きぃっ! 好きなの、誠くんっ、んんーっ!」
「わかったよっ!」
「ああ、あっ、あああっ! あっ、はぁっ、あっう、あぁうっ、ふぅあぁっ!?」

響子さんのかわいいおねだりに僕は精一杯応える。
ペニスの竿で入り口を素早く擦りながら亀頭で子宮を突き上げるピストン運動。
寝室に肉のぶつかり合う破裂音と粘着質な水音が響き渡り、それに混ざって僕の呻き声と響子さんのかん高い嬌声が空気を震わせる――。

「わたしもうだめっ、イッちゃ、イッ、イッちゃううっ! イク、イクぅ!」
「ああっ! 僕もっ、出すよっ! とびっきり濃いの、いっぱい……!」
「お願いっ、出して! 出してえっ! こっ、濃いのっ……たっぷり出してっ!」

最後は密着するように抱き合うと自然に響子さんの両足の踵は僕のお尻に当てて、深く迎え入れる体勢になる。

「うぁあっ……出すよっ! なっ、なかで出すよぉっ……! きょうこさんっ、きょうこさんっ…!」
「や、イク、イクっ…! いぃ、あっ、はぁあっ! まことくぅん……!」

お互いに頭の中は真っ白になりつつも愛しさを込めて名前を呼び合う。
そしてペニスがググッと最大限に勃起しながら、彼女の膣奥も爆発するように痙攣した。


「うっ、くうぅっ……!」
「あっ! いっ! いいっっ……! ふぁあっ!!」


強くのけぞった瞬間、僕は響子さんの膣内に思い切りよく射精した。
濃厚な一撃を子宮口に見舞うと、あとは二撃、三撃と繰り返して噴き上げ――彼女の熱い女陰をさらに熱く染め抜いてゆく。

「はあっ、はあっ、はあっ……きょうこさん」
「ふう、ふう、ふう……、うっ、ううんっ」
「う、ううっ……。す、すごい……」

僕らはだらしない声もお構いなしに、部屋いっぱいに響くよう繰り返してよがり鳴いた。
絶頂感が余韻へと変わってゆくにつれ、胸の中は大きな充足感で満たされていく。
感無量の気持ちに浸っていたところで僕は気づいたのだった。

「……ごめんね。またキミを泣かせちゃった……」

きつく閉ざした彼女のまぶたからぽろぽろ零れる感涙を指でそっと拭う。

「うぅん、そんなことない……。今もまだ気持ちいいままで、幸せな気分なの……」
「そっか、よかった……。僕もすっごい気持ちよかった。素敵だったよ、響子さんの何もかもが……」
「ありがとう。誠くんも素敵だったわ……」

繋がったまま横に寝そべって寄り添い、僕らは愛しさに溢れるまま何度も口付けを交わし抱擁を重ねるのだった――。


―――――


「……幸せってこんな感じの物なのね。自分でも嬉しくて、相手も嬉しくて自然に涙が零れてくるのね……」
「そうだね、それで何回でも"愛してる"って言いたくなる。そう言って欲しくなるんだよ。それでいて何回唇を合わせても、身体を寄せ合っても足りないんだ」

再び響子さんと自分の股間をティッシュで軽く拭いた後、横に寝そべって睦言を囁く。
横向けになると響子さんは僕の腕に頭を載せて、擦り寄った。
僕も脇の下にある、小さな彼女の頭を抱きかかえる。

「もう、離れられない……」
「えっ?」
「私たちはずっとこのままでいるんだって確信したわ。あなたと本当に深いところで繋がって、やっとわかったの……」
「そっか……。響子さんと一緒ならずっと先の未来まで、その幸せが見通せる気がするよ」
「根拠は?」
「キミと本当に深いところで繋がったからかな……」

ベッドサイドのスイッチで照明を落とすと、エアコンを若干弱めにして僕は自分達の身体にタオルケットをかけた。
お互いの息が間近な距離の間にこもる。お互いの身体の匂いに埋もれている幸せ。
そんな小さなことが積み重なって、自分たちの全ての幸せができているんだって再認識する。

「今日はこのまま寝ていい……? シャワーとシーツの交換も明日にしよう?」
「異論はないわ……。おやすみなさい、誠くん」
「うん。おやすみ……響子さん」

欲しい。
お互いの、何もかもが――。

僕たちの心にあるのは、ただそれだけ。
だからこそ、僕たちはわかる。
愛しくて愛しくてたまらない。
抱きしめても抱きしめても足りなくて、身体を重ねれば重ねるほどもっと重なりたくなる。


これからも、いつまでも僕らは――。


― アイスル ―


END
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