※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

 日向 創は自室で唸っていた。
 彼の手には一枚の布が握られている。
 それがただの布だったら彼は何も悩む必要が無いはずだった。
右手に強く握りしめられたそれは、女性用の下着、いわゆるパンツだった。
白を基調とし余分の装飾の無い、清楚な、しかしちょっと小さめなそのパンツの持ち主に日向は心当たりがあった。
 この島に来て以来何度か会話し、それなりに長い時間を共に過ごしたこともある「超高校級の保健委員」、罪木 蜜柑のもので間違い無い。
 別に彼女のスカートを捲ったわけではないので、そのパンツが絶対に罪木のものであると言える確証は無い。
しかし何らかの理由でパンツが自分の荷物に紛れ込むようなことがあるとすれば、それは今まで何度か触れ合った罪木でなければおかしい。
まだ彼は、罪木以外の女子とそれほど長く交流したことが無かったし、部屋を訪れたり逆に招いたりしたことも無かったためである。
 この島で初めて出会って以来、やたらと自虐的な言動故に周りから若干、いやかなり引かれていた罪木を不思議と放っておけなくて、
 他の学友たちよりも優先して彼女とコミュニケーションを何度も取り、そこそこ打ち解けられたかな、と思って自室に戻った直後、
 彼は自分の所持品の中に白いパンツを見つけたのだ。
 ともかくこれを何とかしなければならない。
 何かのはずみで他人にこのパンツを発見されてしまっては、下着泥棒の汚名は拭いがたいものとなるだろう。
 しかしその辺に捨てることは禁止されているし、まさか誰かにプレゼントとしてやってしまうわけにもいかない。
 勿論彼も一人の男子高校生であるため、女性の下着、それも使用済み、それも出るところの出た豊満美少女のものとなれば、
 手元に持っておいて色々と使用したい欲望は当然ある。

 しかし今のような閉鎖的空間でこれからどんな出来事が起こるか彼には全く予想が着かない。
 もし隠し持ったパンツが見つかれば、自分の評価は地に落ち、もはや誰にも相手にされなくなるだろう。
 そうなった時、この南国の島を逃れてどこかへ行く事は、自分には不可能なのだ。
 となればここは、多少の危険を犯してでも持ち主に返却すべきだろう。
 勿論罪木にはバレないように。
 その経歴故に極めて自己評価の低い彼女だが、しかし日向は罪木のことを嫌いではなかった。
 時折彼女が見せる笑顔や甘い声に、奇矯な言動を補って余りある魅力を感じていたのだ。

 ということで日向は罪木のコテージにやってきた。
 出迎えてくれた彼女に入室を乞うと、戸惑い慌てふためきながらも中へ迎え入れてくれた。
 絶好のチャンスは入った直後にやってきた。
 お茶を出すといって、罪木が部屋の向こう側、隅の冷蔵庫へ向かい、日向に背を向けたのだ。
 四つん這いになった罪木の姿は、そのムチムチした太股やスカートの裾からはみ出そうなお尻などが大変魅力的だったが、今はそれに見蕩れていて良い時ではない。
 素早く、どこでもいいから部屋の隙間、パンツが取り残されていても不自然ではない目立ちにくい場所に、この魅惑の薄布を押し込んでしまわなければならない。
 性犯罪者の烙印から逃れるため可能な限り迅速に行動した日向だったが、一つ誤算があった。
 日向達が住んでいるコテージは見た目からしてどれも皆同じような作りをしている。
 ゆえに、彼は罪木のコテージの内装も自分の住んでいるそれとほぼ同じだろうと考えていた。

 実際それは正しかったのだが、罪木も日向もこの島に来て多少の日を過ごしている。
 部屋とは住んでいる人間の都合に合わせて作り変えられるものであり、双子でもない人間の部屋の内部が似る可能性は少ない。
 パンツを突っ込んでおける場所は、少し探せばいくらでも見つけられるはずだった。
 しかし罪木の部屋を見慣れていない日向にとって、それを見つけるためには多様の時間が必要であり、そしてその時間が命取りとなった。
 パンツを持った手をタンスに突っ込みかけた瞬間、罪木が振り向いたのだ。
 彼女と視線を合わせた時、日向は全てが終わってしまったことを知った。
 今の自分の体勢は、どこからどう見ても下着泥棒のそれだ。
 罪木の眼を盗んでパンツをスりとろうとした犯罪者そのものだ。
 いつの間にか手にしてしまっていたパンツを返しに来たなどといって誰が信じようか。
 絶望に支配されかかった彼は逆上し、まくしたてた。

「ち、ち、違うんだ罪木! わかってくれ、俺は罪木のパンツを盗ったんじゃない!」
「……へ? そう、なんですか?」

 叫ばれるか、追い出されるかを覚悟していた日向だが、意外にも罪木が興奮した様子を見せないので、俄然勢いづいた。
 このまま説得を重ねれば、うまくすれば自分の潔白をわかってもらえるかもしれない。
 そうすれば万事解決、何も問題無い。
 一筋の光明が彼を一層雄弁にした。

「そうなんだよ! 盗んだんじゃない、返そうとしたんだよ!
 なんでかは知らないけどいつの間にかこれが僕の手元にあって、困ってたんだよ!
 自分で持っとくわけにいかないし、返すしか無いと思って……」
「じゃあ、日向さんは私のパンツが欲しかったわけじゃ、ないんですか……?」
「そう、そう! 俺が罪木のパンツを欲しがったり、まして盗んだりするなんて、あるわけないだろ……!」

 懸命に自らの無実を主張していると、それまで落ち着いていた罪木が不意に涙を一滴零した。
 暗い表情のせいで過小評価されがちだが、実はとても端正なその顔をくしゃくしゃに歪めて、罪木は泣き始めた。

「うっ……ふえぇぇぇぇっ……やっぱり、日向さんは、私なんて、どうでも……わたし、ブスでデブだから、だから……」

 泣かれるかもしれないと予想はしていたが、しかしこの事態は日向の思考を超えていた。
 よくわからないがどうも、罪木は怒ってはいないらしい。

「ええっと、なんで泣いてるのか、俺にはよくわからないんだが……」
「だって、だって……私に魅力が無いから、好きじゃないから、パンツなんか要らないって、そう言ったじゃないですかぁ……」

 これには日向も驚いた。
 罪木の自己評価の低さは理解していたが、それがまさかこういう形で現れるとは。
 ともかく、親しい女を泣かせっぱなしにする訳にはいかない。
 懸命に言葉を選んで、日向は罪木をなだめはじめた。

「いや、待て、そんなことは思っていない。罪木のことを嫌ってなんかいない」
「うう……ぐすっ、ほんと、ですか……?」
「本当だって。罪木のことは、魅力的だと思ってるよ」
「う、嘘ですぅ! 日向さんも他の人たちみたいに、私のこと、ブタとか言うんですぅ!
 ……あああ、ごめんなさい、ごめんなさい許して下さい、私、私……」
「言わないよ! そりゃあ、罪木は確かにスレンダーな方じゃあないけど、でもこれぐらいの体型が、女の子としては丁度良いと思うよ。
 花村みたいに腹に肉がついてるわけでもないし、その、スタイルも結構良いし……ブタなんてとんでもない」

 言いながら、日向は自分の想いをどうやって証明すればいいか考えていた。
 健康的な男子高校生の導き出しうる答えはたった一つしか無い。
 しかしそれを試すには罪木の同意が必要不可欠である。
 立ち上がって彼女のもとへ近づく。
 床に座り込んで腕を組んで、大きい胸を殊更強調するような体勢で、涙目になって自分を見上げる罪木。
 その余りのコケティッシュさに、思わず手が出た。
  白い頬に手を触れてみると、嫌がるでもなくこちらを見つめる。
 潤んだ瞳に吸い寄せられるように、日向は言った。

「罪木、お前のことが好きだ。この島の誰より、お前は魅力的だ。
 だから……もう泣かないでくれ」
「それ、それほんと、ですか……?」
「本当だったら、罪木は困るか?」
「そんなことないですぅ! でも、私なんかを、日向さんみたいな素敵な人が選んでくれるなんて……」

 それ以上悲しい言葉を聞きたくなくて、日向はゆっくり顔を近づけた。瞬間、どちらからとも無く唇を寄せ合い、キスしていた。
 日向に女性経験は無く、またキスも全くしたことが無かったが、今はただ罪木に自分を信じて欲しいというそれだけの思いでいた。
 罪木の方も、その舌と唇の動きがかなり不慣れな感じで、非常な戸惑いを感じさせる。
 素人同士のぎこちない口づけは、しかしとても効果的だった。
 唇を離した時、罪木の表情からは恐れが薄れ、泣き声も止まっていたからだ

「罪木、好きだ。愛してる。……して、いいか?」

 ムードも何も無い切り出し方だったが、経験不足の少年には他のフレーズが浮かばなかった。
 半ば勢い任せの告白も、凄惨な人生を送ってきた罪木にとっては、嬉し過ぎて動転してしまうほどのものだったらしい。

「わ、わ、私にそんな事言ってくれたの、日向さんが生まれて初めてです、う、嬉しいですぅ……」
「……じゃあ、いいのか?」
「は、はひぃっ! 私なんかで良ければ、日向さんに精一杯、ご奉仕しますぅっ!」

 その言葉が刺激的過ぎて、日向は服を脱ぐのも、脱がせるのももどかしく、罪木に抱きついた。
 床に押し倒しスカートを捲り、やはり地味目な白いパンツを引っ張り降ろし、生まれて初めて見る生の女性器に吸い付いた。
 罪木の女性器からは何となく期待していたような良い匂いはしなかったが、流石は超高校級の保健委員、身体はいつも清潔にしているらしく悪臭も無い。
 その事が何だか生々しく、日向は一層興奮した。
 衝動の赴くままに舌を使い、陰唇やクリトリスを味わう。
 膣口に舌先を差し入れてみると粘り気のある液体が流出してきて、思わず大きな音を立てて啜ってしまった。

「ひゃ、そんなとこ、汚いですっ……! やめて、下さい……」

 拒む声にも力が無い。
 犬のようにひたすら女性器を舐め続ける日向の頭を罪木のフトモモがぎゅっと挟みこむ。
 その柔らかい感触にまた興奮しつつ、技巧も何も無い愛撫だったがそれなりに感じてもらえているらしいことを知って、日向は心のどこかでホッとした。
 そんな風に罪木を舐り続けていると、彼の頭を捉える両フトモモから少しづつ力が抜けていった。

 また膣からの粘液もその量を増し、唇から顎までべっとりと汚すほどになっている。
 もうそろそろいいだろう、と考えた日向は一旦身体を起こし、ズボンと下着を脱いだ。
 露出した男性器は服の中で暴発しなかったのが不思議なくらい硬くなっている。
 それを見た罪木は恐怖の表情を見せたが、しかし股は閉じず、彼を受け入れる体勢をとり続けた。
 彼女の怯える顔を可愛いと思ってしまったことに罪悪感を覚えつつ、脚の間に身体を割り入れ、勃起したものを陰唇に向ける。
 熱く滑った粘膜が亀頭に触れる刺激で思わず射精しそうになるのを、どうにか抑えた。

「……いいん、だよな?」
「はい、日向さんなら、私、いいです……日向さんがいいですぅっ!」

 とろけるような甘い声でそんなことを言われてしまったらもう止まれない。
 欲望に任せて彼は腰を突き出し、狭い膣道に剛直を挿入していく。
 全く男に慣れていない感じのそこは硬く、異物を排除するようにぎゅうぎゅう締め付ける。
 半分も入れないうちに、自慰とは全く異なる、その暴力的とすら言える快楽に日向は衝撃を受けた。
 このまま一気に奥まで突き込み、感じるままに腰を振って果てたい。
 本能の囁くまま行動しようとした時、彼は罪木の股間から流れる一筋の鮮血を眼にした。
 未経験の男でも存在くらいは知っている、いわゆる純潔の証。
 血を流しながら、恐ろしそうな、辛そうな表情を浮かべている罪木の姿に、思わず身体が止まった。

「どうしたんですか? もしかして、私やっぱり、気持ちよくないですか……!?」
「そうじゃない、すごく気持ちいい、けど……罪木、お前大丈夫なのか?」

 身体を気遣われて、罪木は全く思いがけないことを言われたような様子でいる。
 配慮され気遣われ大事にされるということにここまで不慣れな少女の姿は、彼の凶悪な衝動を減じた。

「大丈夫って……私が、ですか?」
「そうだよ。血まで出して、痛いんじゃないのか。一旦止めた方がいいか?」
「い、いや、そんなの嫌です、ちゃんと私で、気持ちよくなって下さい……!」
「でもな、いくらなんでも」
「私、嬉しいんです。日向さんに優しくされて……こんなに気遣って、いたわってくれたの、日向さんだけなんです。
 だから、私なんかで大事な日向さんが気持ちよくなってくれたら、嬉しいです。痛くっても、嬉しいんですよぅ……」

 あまりに健気な言葉に、彼の心は打たれた。
 破瓜の痛みに苛まれながらこんな風に愛情を返してくれる女がいるなんて彼は知らなかった。
 罪木が両腕を伸ばし日向の首の後で手を組む。
 痛みに苦しみながらもこうして自分を抱いてくれる女を愛さずにはいられない。
 ゆっくりと腰を押し進め遂に最奥に辿り着いた。
 唇を噛んで、それでも苦悶の表情を浮かべないよう我慢して、笑顔さえ見せてくれる罪木のことが恋しすぎて、日向はそこで止まれない。
 できるだけ罪木を気遣いながら、腰を振り始める。
 しかし処女の膣の締まりはやはり強烈で、童貞の男が長く耐えられるものではない。
 最初、罪木の痛みに配慮してできるだけゆっくり事を進めていたのが幸いして、すぐに達してしまうような醜態を晒さずに済んではいたのだが、それももう限界だった。
 あまり激しくしてはいけないと、分かってはいた。

 しかし自分のものをきゅうきゅう締め付けてくる膣や、奥まで突き込むごとに漏れる苦しげな、しかしとても艶っぽい罪木の吐息や、
 身体の振動に合わせて服の下で揺れる大きなおっぱいなどが魅力的すぎて、もう一刻の猶予も無くなっていた。

「……罪木、もうそろそろ、駄目だ……」
「あ、ひ、やっ、出る、ん、ですね……いいですよ、どうか、そのまま……」

 胎を突かれて苦しんでいた罪木の眼に、活気が戻った。
 長く、程よく肉のついた理想的な美脚を持ち上げ、日向の腰の裏で絡み合わせる。
 そのままぎゅっと彼の身体を引き寄せ、もはや膣外射精したくとも出来ないようにしてしまった。

「おい、罪木、いいのかよ!」
「いいんですぅ! 私に、日向さんが気持ちよくなってくれたっていう証明、下さい……!」

 さすがに中出しはまずいんじゃないかという思いが日向の脳裏に去来するが、
 絶頂直前の男に衝動に屈する以外の選択肢はもとより無い。
 脇腹や背中に当たる脚の感触がまた柔らかく甘美で、どうにも離れがたい。
 どうしようもなく、彼は罪木の一番奥で達した。
 今までに出した中で一番多いんじゃないかと思える精液が、愛しい女の胎内へ注ぎ込まれていく。

 射精に至っても罪木の脚は彼を解放してくれず、むしろ最後の一滴までも逃したくないと言うが如く、ますますしっかり捉えている。

「え、えへへぇ……日向さんのせーえき……あったかいですぅ……」

 妊娠するかもしれないというのに、膣内射精された罪木はひどく穏やかな、満ち足りた表情でいる。
 自分のしたことをちょっと後悔し始めていた日向だったが、それを見て、なんとなく救われたように気になった。
 万が一のことがあったなら、ちゃんと責任は取ろう。
 自分に出来るだけのことはしよう。
 そう思えるだけの愛情が、彼の中には既にあった。

「ふふふ……いっぱい出してくれましたね、日向さん……嬉しいです。
 私なんかのことを、本当に好きになってくれたんですね。
 両想い、なんですね。ずっと一緒なんですね。えへへっ」

 おずおずと幸福に慣れないような、しかし嬉しさを抑えられないような罪木。
 萎えかけたものを抜き、身体を引き剥がした日向に追いすがるかのように、膝立ちになって彼に向かう。
 短めのスカートをつまんで持ち上げると、愛液と我慢汁と血と精液とでぐちゃぐちゃの紅色に染まった女性器を魅せつけた。

「……これ、日向さんだけのものですぅ……だから、もっと使って、もっと気持ちよくなって下さいね。なんでもして欲しいこと、してあげますからぁ……」

 扇情的過ぎる睦言と汚れた性器、そのから流れだした白濁液が太ももの方まで垂れ落ちている光景が、日向を再び奮い立たせる。
 ベッドへ引き込み、彼女の服を全部脱がせ、彼はまた保健委員とともに保健体育を実践していった


 翌朝。
 いつも起きる時刻よりも少し早く、日向は目覚めた。
 まず感じたのは視線。右を向いてみると、熱っぽい瞳で彼を見つめる罪木が居た。

「あ、おはようございます、日向さん」
「え、ああ、おはよう」

 彼女の顔を見ると同時に、自分が昨夜何をしたか思い出し、今更ながら羞恥を覚える。
 散々互いを貪って風呂にも入らず寝入ったんだったか、という所まで思い出し、そこで初めて右手の違和感に気づいた。
 右手首には見慣れない、何か白いものが巻かれていた。
 罪木のフトモモに巻かれているような、包帯である。
 まさか寝ている間にどこか怪我でも、と慌てかけたが、血が滲んでいるわけでもなく痛みも無い。
 日向の動揺ぶりを見て、悲しげな顔で罪木が言った。

「あ、あの、これは別に治療でもなんでもなくて……すいませんすいません、今外しますねっ」
「ああいや、怪我じゃないならそれでいいんだけど。
 でも、一体これは……」
「ええと、そのぉ……日向さんと少しでも、つながっていたくて。
 それで、日向さんが寝ている間に、つい巻いちゃったんですけど……嫌でしたよね?」
「いや、そういう事なら、しばらくこのままでいいよ。
 このまま外へ出るのは、ちょっと勘弁して欲しいけど」

 そう言うと彼女の顔は見違えるほど明るくなった。
 緩んだ笑顔でひたすら礼を言いつつ密着してくる罪木を見て、やはり自分にはこいつしかいないなと、日向は確信した
|