制作スタッフ
企画・シナリオ 館山緑
キャラクターデザイン・原画 ゆつき
主題歌制作 project lights
主題歌歌唱 mion(project lights)
頒価 2000円(ディスク版)
1500円(ダウンロード版)
ジャケットデータ
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動画
スクリーンショット
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あらすじ
かつて、自分が弟を殺したことが心の中で大きな傷となっていた青は、いつ自分がそれを弾劾されるのかという思いのせいで、見知らぬ存在から受ける視線に脅えていた。
それが現実の視線であるとは、全く思わないまま青の脅えはピークに達した。
誰もいそうにない無人駅で降りた青は、ただひたすら逃げ続ける。
誰もいないはずの場所で――青の後ろに迫る者があった。
「えっ?」
振り返ろうとした瞬間、青の前でナイフが一閃した。
自分が何者とも知れぬ相手に刺され、殺されたのかも知れない。そう『思った』青は自分に意識が存在することに気がついた。しかも何故か斬られた痛みすらなかった。
「外を受け入れるだけの余裕ができたようだ……船曳青」
暗闇の中、誰とも解らない声が青に呼びかける。その声の主が説明したのは、自分が誰かに斬られ、今にも死につつあるが、未だに命長らえているが、もうすぐ死んでしまうこと。
「おまえを哀れと思って、これをやろう」
そう言って差し出されたのは、翼をモチーフとした首飾りのようなものだった。
「それは比翼。比翼の契りと言われる伝説の鳥の力宿るもの。おまえは同じ死者の中から誰か選び、現世へと帰ることができる。選べ……共に手を取る、共に呪われる相手を」
答える前に自分の手に『比翼』が渡され、視界は明るくなる。
青の視界が回復した時、そこは……現世ととてもよく似ていたものの、生きる者の存在は全くない地獄だった。
最終更新:2012年09月06日 11:45