使用する言語を設定する
使用する言語としてHTML 4.01 TransitionalとXHTML 1.0を選択できます。XHTMLはXMLの一種でもある厳密な仕様の規格で、詳しい知識のある方向けです。
CDATAセクションの取り扱い
この項目は『XHTMLの規格を使って夢小説を作る』を選択して始めて意味があります。『HTMLの規格を使って夢小説を作る(初心者推奨)』を選択している状態では、この項目で選んだ設定は無視されます。
XHTMLでは、script要素やstyle要素の中身がCDATAから#PCDATAに変更されました。ですが、このツールは後方互換性を維持するため、特殊文字の実体参照は行っておりません。そのため特殊文字の取り扱いが原因で、ブラウザによってはエラーが発生する可能性があります。もっとも推奨するのは次の『javascriptの保存先』を『javascriptを外部ファイルにする』に設定することですが、この項目でCDATAセクションを指定することもできます。ただし、現状の実装状況ではCDATAセクションを指定したほうが実害が大きいです。
javascriptの保存先
javascriptをhtml文章内に埋め込で一つのファイルとして出力するか、二つを別にしてhtml文章から外部ファイルとしてjavascriptを参照するかを選択できます。javascriptを外部ファイルにするを選択するとアップロードが必要なファイルは増えてしまいますが、夢小説本文のファイルは軽くなり、同じフォルダ内に存在するDream Novel Converterで生成した夢小説の間で、一つのjavascriptファイルを共有できます。(同じフォルダ内にいくつ夢小説のファイルをアップロードしても、javascriptのファイルは一つで十分です)外部ファイルにする設定は、少なくとも最低限の知識がある方向けです。
『javascriptを外部ファイルにする。』を選び、上の『基本的な設定』で『そのままアップロードできる状態で出力する(手軽に使いたい方向け)』を選んだ場合は、Dream Novel Converterは自動的にhead要素内部に参照用のコードを埋め込みます。あなたはただ、指定されたコードを指定された名前で夢小説と同じファイルにアップロードすればいいだけです。『小説の本文だけを出力する(自分でデザインしたい方向け)』を選んだ場合、2つのファイルのアップロードに加え、同時に出力される参照用コードを夢小説のhtml文章内部に手動で追加する必要があるでしょう。