WOMACとSF-36は変形性股関節症の健康関連QOL評価法として有用か


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推奨
Grade A Western Ontario and McMaster Universities Osteoarthritis Index(WOMAC)は変形性股関節症の健康関連QOLにおける疾患特異的尺度として有用である.
Grade A SF-36は変形性股関節症の健康関連QOLにおける包括的尺度として有用である.



解説

Harris hip scoreや日本整形外科学会股関節機能判定基準(JOA hip score)が医療者側で変形性股関節症(股関節症)を評価する基準であるのに対して,患者が自身の健康関連QOLを自己評価する方法が存在する.健康関連QOL評価法には種々の評価法があるが,股関節症においては主に以下の尺度法が知られている.
•Lequesne index of severity for osteoarthritis of the hip (LISOH)
•MOS Short-Form 36-Item Health Survey (SF-36)
•Nottingham Health Profile (NHP)
•Sickness Impact Profile (SIP)
•Western Ontario and McMaster Universities Osteoarthritis Index (WOMAC)
健康関連QOL尺度は,全身健康状態を評価する包括的尺度と,疾患別の評価法である疾患特異的尺度とに分類される.SF-36,NHP,SIPは包括的尺度であり,疾患特異的尺度であるWOMACは股関節と膝関節の変形性関節症を評価し,LISOHは股関節症の評価に使われる.以上のなかでもWOMACとSF-36は頻用度および信頼性が高い.ただし,SF-36には日本語版が存在するが,WOMACには日本語版は存在しない.また,両評価法ともわが国における股関節症の健康関連QOL評価法として妥当性や信頼性があるかはほとんど検証されておらず,今後の検証が望まれる.


WOMACおよびSF-36(日本語版)のURL
WOMAChttp://www.womac.org/womac/index.htm
SF-36http://www.sf-36.jp/