カナーン(デッシュ加入前)


 ルーネス
「魔法の薬って その辺で売ってるのか?」
 アルクゥ
「エリクサーのことだろ?
 そうそう売ってないよ…」
 イングズ
「あったとしても高くて手が出ないだろう…」
 レフィア
「とにかく探しましょう!
 おばさまが苦しんでるのよ!」
 レフィア
「早いとこ おばさまに
 エリクサー届けなきゃ…」



カナーン(デッシュ加入前)


 ルーネス
「シドじいさんもばあさんも
 本当にいい人だったな…」
 イングズ
「紳士たれば紳士たる扱いを受けられる――
 少しはわかっただろう?」
 ルーネス
「なんだよ… お前だってガツガツ
 ばあさんの手料理 食ってたじゃないか…」
 イングズ
「私は別にガッついてなど…」
 レフィア
「いいじゃない もう… レディの私から
 見て今回みんな紳士として合格だったわ」
 アルクゥ
「…そうかな?」
 ルーネス
「偉そうに…」
 ルーネス
「だいたいお前のどこがレディなんだよ?
 レッサーパンダみたいな顔して…」
 レフィア
「…あんた! デッシュって男と一緒に
 吊るしてやるからねッ!
 南の山に棲む竜に
 食べられちゃえばいいんだわ!」
 ルーネス
「おお 怖…」



カナーン(デッシュ加入前)


 サリーナ
「ああ デッシュ様…
 どうか ご無事で…」
 ルーネス
「なんだか妬けるぜ… 俺もあんなふうに
 女の子を泣かせてみたいよ
 アルクゥ
「僕も…」
 レフィア
「そんなことしたら 私があんたを
 グーで殴って泣かせてやるからね!」
 ルーネス
「なんでお前が怒るんだよ…」
 レフィア
「軽い気分で女の子の心をもてあそぶなんて
 最低じゃない!」
 アルクゥ
「デッシュって人がサリーナさんを
 もてあそんだと決まったわけじゃ…」
 レフィア
「じゃなきゃどうしてプイと
 出て行っちゃうのよ!」
 ルーネス
「男には旅立たなきゃいけない時がある…
 今の俺たちみたいにな!」
 レフィア
「…バカ!」
 ルーネス
「城の女の子たちを泣かせてたお前なら
 わかるだろ? イングズ」
 イングズ
「わかるかッ!」



カナーン(デッシュ加入前?)


 ルーネス
「シドじいさんの家に寄っていかないか?
 ごちそうしてもらえるかもしれないぞ!」
 イングズ
「そういういやしいことを考えるな
 戦士たる者 紳士たれ!」
 レフィア
「サスーンの兵隊さんって
 りりしくて 素敵ね」
 ルーネス
「フンだ! カッコつけやがって…
 …俺はサスーンの兵隊じゃないやい!」



カナーン(デッシュ加入後)


 デッシュ
「みんな悪かったな 回り道させちゃって…
 おかげで胸のつかえが取れたよ」
 レフィア
「早いとこあなたのやることをすませて
 サリーナさんの元へ帰ってあげなきゃね!」
 デッシュ
「こら レフィア!
 レディは“あんた”なんて言っちゃダメだ」
 レフィア
「…わかったわよ」
 デッシュ
「ありがとう 僕はレフィアの
 そんな素直なところが好きだよ」
 レフィア
「な 何よ… それ…」
 イングズ
「…何も言うな
 知らないほうが幸せということもある」
 ルーネス
「…そうだな」



カナーン(デッシュ離脱後)


サリーナ
「えっ!? デッシュ様が オーエンの塔の
 炎の中に!?」
 レフィア
「きっと 生きているわ…」



最終更新:2012年07月25日 22:30