アレクシス ALEXIS


オズ=ガベラの養子でありフラウロスの姉であるアレクシスは、最初の吸血鬼の女王です。
不死の母親によって育てられ、彼女は自分の死に直面し、自分が次元の狭間で初めて死ぬものになることを受け入れられませんでした。
死の恐怖を乗り越えさせるため、オズ=ガベラは初期の人間の自然のままの村に連れて行き、どのように生きて死んだかを彼女に見せました。
この死をより深く観察したいと思い、アレクシスは夜中に村に訪れ、羊飼いを殺しました。

羊飼いの死は彼女の疑問に対する答えではありませんでした。
彼女は彼の肉体から魂が抜けていく様を見ました。
また彼の肉体は冷たくなっていきました。
しかし、もし彼がどこか別の場所で生活を送っていたならば、アレクシスは死ぬ時の変化を見ることができなかったでしょう。
アレクシスはケリドウェンの元へ教えを乞いに行きました。
彼女の助言を受けたアレクシスは、ランティスというラゴスの若い助手を、他の次元からの進入を拒むルーンで囲み、アレクシスは彼を何度も殺し続ける事で学ぼうとしました。

ランティスは死にかかりますが、アレクシスのルーンで囲まれている以上、彼の魂は逃げることも死ぬこともできない状態でした。
ランティスが魔方陣の中で斬り裂かれ、強打されてもだえ苦しむ様をアレクシスはたっぷりと眺め、充分に死を理解した彼女は、魔方陣に踏み込みランティスの魂を救う事にしました。
彼の首に噛みつき血を啜ると、その魂は変遷して、再び肉体の中へと吸い込まれ最初の吸血鬼の眷属は生まれました。
アレクシスは『死の恐怖』を湛えた血液の味にたちまち心奪われ、彼女はその快楽を得るために長く生き続けるようになったのです。

不死の母親と別れてからの数世紀に渡って、彼女は弟と共に正体を隠しながら、さまざまな外見で男性を追跡するようになりました。
追った者全てを狩ったというわけではありませんが、その事実は20代から30代の男性にとって恐怖の伝説として今では大陸中に広まっています。

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