提案書

学生会殿

産業医科大学医学部六年一同

<<はじめに>>
わたしたち、六年生は六年間の学園生活を通じて、大学側には勉学は勿論、クラブ活動、
学園祭においても、多くのご支援、ご協力をしてきて頂き大変感謝しています。しかしな
がら、今回、学生側と大学側に意見の相違があり、度々問題になる事例があったため、六
年生一同で嘆願書という形で大学側に意見させて頂きました。六年生としては、今後の大
学がより良くなるために行動させて頂いておりますので、学生会でのご検討宜しくお願い
します。

<<話し合いの内容>>
自習室について
~現状~
①60人という区切りのため、個人自習室を使用する事ができない学生が出てきている。
今後定員の増加に伴い、同じ様な学生は増加すると考えられる。
→学生課の見解:使用していない学生がいると聞いた。そういうことなら、自由席に戻す
という話もあるが・・・・・。
→学生側:今まで使用率が悪いかもしれないが、それは学年により異なり、今後定員の増
加に伴いさらなる状況の悪化が考えられ、根本的な解決にはならないのではいか。自由席
では、明らかに、座席を使えない学生がいたという過去のミスの繰り返しになる。

②1年を通して、特に、12月に実施される総合試験Ⅱの試験期間中には、管弦楽団の定
期演奏会の練習と重なっており、例年6年生からは騒音との苦情がでており、勉学の妨げ
となっている。
③学生の人数の増加に伴い、今後自習室の増設は必須であるが、これ以上現状の場所への
増設は①の観点及びに管弦楽団としても、部活が行えなくなる。
→学生課の見解:管弦楽団には医心館、ラマの使用など提案をしている。
→学生側:楽器の保管の問題がある(湿度の管理)、騒音の問題があり、三号館の使用以
下の待遇になっており、管弦楽団としては練習場所に連絡なく、自習室を作り、それへの
代替策が現状以下では理解できない。

④学生が、勉学を重んじるというのは最もであるが、社会性を身につけるという意味にお
いては、部活動などの活動も必須である。本来3号館は、学生活動の施設として設置され
おり、学習施設として使用は、勉学をする意味でも、クラブ活動をする意味でも好ましく
ないと考えられる。
→学生課の見解:学生の本分は勉強との意見は毎年伝えられている。
→学生側:三号館は管弦楽団のみならず、文化部の練習や活動場所として本来使用してき

た。部活動で得るものはかなり多い。悩みの相談という意味でも部活動をないがしろには
今の大学の現状では到底できない。
~現状に対する提案~

①自習室専用のプレハブを学内に設置する(六号館前の中庭)もしくは、2号館3階のト
イレ~掲示板前のスペースor6号館の吹き抜けのスペースを有効活用をする。
→学生課の見解:プレハブを学内に設置することなど簡単にできることではない。敷地を
使用・利用する場合は、プレハブの設置にかかわらず学内の手続きがある。また、プレハ
ブを設置することについては、法人との調整が必要である。
②①が困難であれば、自習ブースとして、図書館の右半分(4×15)(写真を参照)を六年
生専用ブースとする。図書館であれば多少の人数の変更は可能である。この分の他学年用
の試験期間中の勉学の場として、食堂や空き教室の利用を行う。空き教室の確認方法とし
ては、学生に配布されたI Pod touchなどを活用する。
→学生課の見解:図書館は閲覧を目的としており、自習室には使えない。

~六年生としての今後のお願い~

大学側、管弦楽団、六年生が納得いく解決案を中長期的に模索していく予定である。その
内容については、可能な限り、大学側より、書面にて具体的の計画案などを提出して頂く
予定である(現在、学生課等と検討中であり、不可能な可能性もあるが、内容が曖昧にな
らないためにも、書面での回答を六年生としては求めている)。また、その内容について
の検討および、経過については今後は中長期的な計画になる可能性があるので、学生会に
一任して頂きたく、六年生としては考えています。計画の内容(40周年期(開催は未
定)などをめどに学生会館の設置等)によっては、学生会、文化会、体育会とうからも毎
年、貯蓄を行うことも検討して頂きたい(可能なら、総会にて決をとって頂きたい)。今
後、後援会からの多額の寄付があった場合は(30周年時のような)学生にも周知し、そ
の使用方法を検討して頂きたい。

図書館について→学友会より大学側に提出済み
~学生課としての回答~
図書館の平日の利用率を考えると、24時間開ける事は厳しい。電気錠の件であるが、深
夜に図書館を無人で解放することはセキュリティ的な意味で行えない。しかし、有人で解
放するための金銭的余裕はない。テスト前だけ解放するというのも、大学側が公に深夜の
外出を公認することになり、学生の安全を確保できないので、やはり、24時間解放を行
う事は厳しい。国公立大学の一部には特別な予算がついており、本学にはそのような予算
はない。
しかし、近隣に迷惑をかけ、ひびきの図書館が試験期間のみ関係大学の学生のために24
時まで解放しているということなら実現可能かどうかは分からないが、学生会要望事項と
し大学に提出してみたらどうか。

 

現在、この意見書をもとに学生部長・教務部長・医学部長・保健学部部長と話し合うことになりました。ご意見・はげましなど宜しくお願いします。

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最終更新:2011年06月22日 18:20