ルークフォン

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#image(846-歴史在の在り様そのものが変わってしまうのだから―――。 &tags()
#image(846-08-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=263&file=846-08.jpg) 天人史記録塔ルークフォン 全[[天人]]を統括する[[ウラノス群>新生土地「ウラノス」]]首都。 最大規模の広大な大地を有し、天辺が見えぬ程巨大な塔があることで有名。 表向きは天人文明の象徴とされているが、実際は天人とウラノス群誕生の真実、 そして現在までの歴史を記録する、天人唯一の歴史管理施設である。 しかし、この事実はほぼ全ての天人に知られていない。 天人一世、つまりウラノス群を建造した最初の天人たちによって簸た隠しにされてきたからだ。 地上に住む人類は、本来居ないはずの存在だった。 人類が突然変異によってこの世に存在し続けたことで、彼らの遺伝子に刻まれた 『人類の存在しない世界での生存』が行えない状態になったことが、 彼らにこのような情報隠蔽を敢行させた最大の理由と言える。 人類の予期せぬ生存により、彼ら天人は本来とるべき独自の文明を形成できなくなった。 ウラノス群の建設まで数年間この状態が続き、ようやく地上から脱出できた彼らは遥か高みへと昇った。 しかしその頃には、天人一世は遺伝子情報に異常をきたし、本来執るべき行動を行えなくなっていた。 彼らはこの症状を、『人類に遭遇してしまったから』だと判断し、 自分たちの子孫にこの事実を知らせれば、自分たちと同じ結果になると考えた。 そのため、彼らは事実を消すことにした。 地上の存在、そこに住まう人類の存在、自分たちの生まれた意味、 天人最大の禁忌とすることでこれらを封じ込めた。 ここルークフォンの歴史記録塔とは、180年余りの天人の『表向きの』歴史を残す場であると同時に、 天人が知ってはいけない、禁断の歴史を隠し伝える場でもある。 この事実を知るのは、ウラノス群建設を提唱した指導者の子孫と、 これまでの記録塔最高責任者、そしてその補佐役数名のみである。 嘗て何人かの天人がこの歴史の探究に乗り出し、真実に辿り着こうとした。 しかしその度に記録塔は彼らを抹殺、事実の隠蔽を行うことで真実を隠してきた。 この事実は決して知られない。知られてはならないのだ。 そうでなければ、神の願った天人という存在の在り様そのものが変わってしまうのだから―――。 &tags()

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