時を超えて

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|&image(03-133-1-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=466&file=03-133-1.jpg)|&image(03-133-2.png)| 時を超えて [[真の姿を現したDS-V2>蘇った巨神]]が、世界各地で襲い来る[[虚]]の群れを薙ぎ払っていたころ。 自らを覆う嘗ての[[殻>海神の骸]]を脱ぎ捨て、それのある[[悠久郷]]の結界を乗り越えて[[ある艦(フネ)>ルシファー]]が飛び立った。 明らかに[[天人]]のそれでもなく、ましてやそれに劣る技術しか持たない筈の人類のものでもない奇妙な艦。 それに乗り込むのは、元から悠久郷に住まう[[リンティスタ]]だけではなかった。 [[ディクティナ・ファリス]]の一族を始めとする、長い時の内に排斥され追いやられ続けたものたち。 [[ソレグレイユ]]の前身であり、[[紅白合戦>ヘルヘイム城の戦い]]の後西方へと追放されたソルグレイユの強硬派の子孫。 賢精イズや[[アンリの森]]の魔女など、いつの間にか歴史から姿を消していた魔術師。 嘗て彼らは、悠久郷へ忘れられたものとして辿り着き、そして今この時、彼女に従ってこの艦を浮かべている。 『全てを思い出し』、『因果を捻じ曲げてまで』今この時に蘇った、神への反逆者。 [[レドール]]……否、生まれ変わった[[境井夢子]]の掲げた、二度目の反逆の旗印の下に。 『「聞きなさい、全ての命よ」  「見たでしょう。あの虚ろなる異形を」  「あれこそが、私たちの敵。この星に生きるもの全ての、敵」  「国家、民族、宗教、思想。貴方たちの持つ全てが、踏みにじられようとしている」  「[[ヒト>通常種]]も、[[エルフ]]も、[[ドワーフ]]も。地上の者も、天人も、[[魔人]]も。今は、争っている場合ではない」  「直ぐに手を取り合え、とは言わない。私たちは、そこまで高尚な生き物ではない」  「けれど、同じ敵に立ち向かうだけならば。愚かな私たちにでも出来るはず」  「共に、この星を守る。協力してはくれませんか」』 ―――『艦』の通信ログより抜粋 &tags()

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