栄光の結晶

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&***関連項目 [[モンモラスとの対峙]] &tags()
&image(03-225-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=482&file=03-225.jpg) 栄光の結晶 禁書の封印を解いたことで、封じられた怪魔に飲み込まれる[[モンモラス]]。 既に正気でなかったモンモラスは怪魔と一体化しつつあり、辺り一帯を破壊しながらその猛威を振るう。 この破壊を止めるべく、手練の悪魔祓いですら足止めが精一杯な絶望的状況下、 [[アーサー]]もまた不可視の聖剣の力を解き放ち、その真の姿を顕現させようとしていた。 目標を聢と見つめ、黄金の剣を構え直す。 「―――機は、満ちたり」 柄を握りしめる両腕に渾身の力を込めて、騎士王は黄金の剣を振り上げる。 『私は暗く狭い蠢く空間に縛り付けられていた。しかしそれでも、感覚ははっきりしていた。 何かにぶつかる感触も、何かに身体を切りつけられ切り裂かれる感覚もはっきりあった。 痛い、痛い、痛い。 何故私はこんな所にいるのか。何故私はこんな目に遭っているのか。嫌だ、はやくこんな場所から逃げ出したい。 出口を求め彷徨っていると私は一筋の光を見た。 煌々と輝きながらも決して不快でなく、むしろ暖かく心地いい。 何時だったかに触れたことのある、懐かしさすら覚える感覚。 次第にそれは私の全身を包むように輝きを増し、やがて全てを金色に染め上げる。 そうだ。私は知っている。 ――これは、あのコがくれたもの。あのコと分かち合ったもの。もう一度ほしいと願ったもの。 何だ…ここにあったのか。…もっと早くに気付けばよかった。 ――私は……一体――。』 ***関連項目 [[モンモラスとの対峙]] &tags()

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