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&image―――探検家ゴッヘルザッホの手記より
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&image(02-528-07-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=509&file=02-528-07.jpg)
《海上の遺跡群》
[[久平]]から海を渡ったはるか南に浮かぶ、砂漠の大陸。
[[旧世界遺物]]を多く残しながらも、[[オールグリーン]]に覆われていないこの地は、
トレジャーハンター達の憧れの地だった。
しかし、この大陸に渡るための方法は長らく発見されず、
旧世界の文献から存在を確認でできるのみだった。
無謀な冒険者達は粗末な船で航海に乗り出したが、
水の[[マナ]]のみが支配し[[悪魔]]や[[魔物]]の跋扈する大洋を越えた者はいなかった。
より堅実な者達は久平の南端、未だ住む人もいない密林の南方諸島を通ろうとしたが、
凶暴な魔物の住まう深いオールグリーンを踏破した者もいなかった。
しかし、この洋上の遺跡群を[[一人の旅人>探検家ゴッヘルザッホ]]が発見したことにより、ついに道が開かれることになる。
旧世界の人口爆発を解決する手段として作られ、かつては海を覆っていたこの遺跡は
[[ジャッジメントデイ]]により大半が海に消えたものの、いくつかは残っていたのだ。
これらの遺跡から発掘された技術により、冒険者達は龍にすら対抗する力を身につけ、
一定の間隔で海洋に散らばるこの遺跡を中継することでついに砂漠の大陸へと到達したのである。
「今回の航海はほとんど博打のようなものだったが、幸運な女神は私を見てくれているらしい。
今、目の前に見えているのは旧時代の建造物のようだ。
ほとんどが海中に没しているが、それでも私が今までみたどんな建物よりも巨大だ。
しかも、それは一つではない。
嵐に流されなければここを見つけることはかなわなかっただろう。
船は沈んでしまったが、ここなら船の代わりになるものは見つかりそうだ……
あそこまで行くのは骨が折れそうだが。」
―――探検家ゴッヘルザッホの手記より
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