『メルシュテル第七区画‘ヤードイン’』
ソレグレイユの首都、通称‘魔都
メルシュテル’の全12区画の内で最も最新の技術が使われていて、最も治安の悪い地域。
かつては高級歓楽街の立ち並ぶ‘眠らない街’だったが、利権を狙うギャング達が流れ込み治安が一気に悪化。
現在は
ポルポタスを根拠地とするマフィア‘マッシーニファミリー’が覇権を握っているため、
以前よりはマシになっているが、あくまでも‘以前よりはマシ’なだけで、平和とは程遠い。
『この街では手に入らないものない。金ピカの金貨の山に群がる美女、権力、名誉。なんだって手に入る。
ただ、対価を支払う必要がある。といっても、金や物じゃない。誰もが一つは持っている物……命さ。
さあ、かける気はあるかね? 今ならスリルがサービス中だ』
―――ヤードインのとある酒場の壁の落書き
最終更新:2014年06月24日 11:53