選定の丘


選定の丘

遥か昔に存在した亡国の最後の王。
彼の者は選定の剣カリバーンを引き抜いたことで、その瞬間に王となった。
しかし王は民を救うばかりで導くことをしなかった。臣下たちは王を見放し、国はやがて二つに割れ、
自らの理想を突き進んだ王と、王には人の心が分からないとした臣下たちとの最後の丘での戦いが繰り広げられ、国は滅びた。

死の直前、王は『自分が、選定の剣さえ引き抜かなければ…』と思った。
これが王の未練となり、一つの世界が誕生することとなる。

以降数千年、現実世界には選定の丘への入口が出来ることとなる。
王の資質のある者にのみ、とある場所にある入口の位置が分かり、
丘に突き立てられた選定の剣を引き抜くことで選定の丘へと誘われる。

資質を持つ者はカリバーンを手に王と対峙させられる。
王からここへ招かれた理由を説明されるものの、招かれた本人に拒否権はない。
二振りの聖剣、エクスカリバー(約束された勝利の剣)とカリバーン(勝利すべき黄金の剣)、
そしてその鞘アヴァロン(遥か遠き理想郷)を携えた伝説の王に勝利した者は、まだ居ない。

タグ:

異世界
+ タグ編集
  • タグ:
  • 異世界

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年05月07日 16:54
添付ファイル