《古兵/Ancient warriors》
久平領に属するとある小島の廃神社を護り続けている"何か"。
社殿はとうに朽ち果て、その中にあったであろう御神体や宝物の類もすでに瓦礫と化し、
今では石造りの鳥居がかろうじて、かつてそこが『神社』であったのだと示しているだけの廃墟だが、
彼らは"そこ"をかたくなに護り続けている。
近隣の村では、何らかの妄念・執着が凝ったモノなのだろうと言い伝えられているものの、
その『想い』が何に対してのものなのかは伝わっておらず、
彼らが何を護っているのか(あるいは護ろうとしていたのか)を知る者は一人もいない。
最終更新:2022年08月30日 22:18