医学の祖アルル・マリー
era2の初期に実在したという最初の治療
魔術師(ヒーラー)。
科学を捨てた人類は、当然それから重い病などに有効な手段を講じれなくなった。
医学技術は旧暦の1800年代まで後退し、ただの風邪、切り傷ですら命を落としかねない状況となった。
つい最近までそんな生活とは無縁だった彼ら(後の
ユグドラシル圏の人類)にとって、病とはまさに死を意味していた。
そんなある日、未だ
小人との接触が起きていなかった時に、一人の
エルフが現れた。
彼女は手を翳すだけでその者の傷を癒し、病を治した。
行く先々でその様な善行を行う彼女の事を、人々はいつしかこう呼んだ『聖女マリィー』と。
その後何年かして、彼女の力が
魔術に酷似していることが判明したことから、
彼女のことを『最初の接触者』『人類初のヒーラー』などと呼ぶ者もいる。
画像は生前、彼女が実際に住んでいた住居兼製薬所。
今はもう残っていないし、その存在自体知られていない。
我々だからこそ知ることのできた歴史の証拠といったところか―――。
最終更新:2014年05月06日 23:14