ラウジェの空中楼閣群
久平に属する島々の一つ『ラウジェ島』の沖合で夏の数週間だけ見られる現象。
周囲にこの風景の元となる場所が存在せず、船で近づいても消えない
(それどころか、この"都市"の中を観光することさえ可能である)ことから、
蜃気楼の類ではなく、空気、あるいは空間自体の屈折による一種の立体映像だとされている。
このような現象が何故起きるかという原因は未だに不明だが、
地元では『海底に沈んだ旧世界の遺跡が見る在りし日の夢』なのだと伝えられている。
最終更新:2022年08月31日 18:38