兎吊木(うつりぎ)[英語名:U-tree]
写真は兎吊木の中で写真に収められた唯一の個体である。
兎吊木は普通の樹木とは違い定位置に生育せず常に全世界を流離っており、
これまでに
科学文明圏・
魔法文明圏・
久平の全ての勢力内で存在が確認されている。
これは3つの文化圏のいずれにも迎合しない「例外」の一つである。
現れ方には前触れがなく、ふと気づくとまるで昔からずっとそこに立っていたかのように悠然と佇んでいることがほとんどである。
そして、忽然と消え去るのが兎吊木の最大の特徴だ。
傾向としては夜見られることが多く、一度現れてから消えるまでの時間はかなりバラツキがあるが大体3時間だと言われいている。
なお、名前の由来は旧時代の孤立言語である「日本語」で書かれた書物の記述による。
それによると、
①兎吊木が見られるときは空が晴れて月が見えることが多いことから、
月の象徴であるうさぎ(=兎)を釣る木から兎釣木、転じて兎吊木になったという説
②コロコロ場所が変わる様=移り気 が転じて兎吊木になった説
がある。
最終更新:2013年04月26日 01:01