帰還の故郷


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帰還の故郷

帰還への航路が確定して数百年後
ほとんどの子孫が本来の目的も見失ってしまうほどの長い時間が経った。

今となっては船団の統括者たちにしか伝承されなくなった旅路も、ようやく終わりを迎える。
船団長の自室から見ることのできる船外の景色には、伝承に聞く蒼き惑星が姿を見せた。
これまでにもいくつかの惑星に出会うことがあったが、
彼らは当初の目的のため移住可能な惑星にも別れを告げてきた。
それも、全てはこの日の為に。

『あれが伝承に残る蒼穹の星。我等が祖先の故郷……。
およそ1000年。気も遠くなるような悠久の刻も今日で終わり。
いいえ、これからが始まりなのでしょうね。
―――急ぎ全船団の民に知らせなさい、これより船を降ろす、と。』

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