神の尖兵と過去からの反逆者


神の尖兵と過去からの反逆者

ウラノス群の突然の攻撃から、全世界で勃発した地上旧人類対天人の全面戦争。

長期化して消耗した双方の残存戦力を結集し行われようとした最終決戦に、突然の闖入者が現れた。
漆黒に染まり、無機質ですらなく存在するのかどうかもあやふやな、謎の飛行物体。
空に浮かぶその円盤達は、唐突に戦闘領域にあるものを殲滅し始めた。

いきなり始まった無差別攻撃に惑い、放たれる熱線に焼かれてなす術なく消えて行く兵士達。
このまま両軍とも壊滅するかと思われたその時、大量の円盤が爆砕した。

そこに降り立ったのは、天使。

光り輝く枯れ枝のような翼を広げ、紫の鎧を纏って手に持つ赤槍を薙ぐ、巨大な禍々しい天使だった。
次々に円盤を葬り、猛々しく凶悪な咆哮を上げる天使を前に、
人類も天人も、ただ呆然と空を見上げる他はなかった。


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最終更新:2022年08月28日 22:41
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