傲慢なる神


傲慢なる神

era1において、人類が次元科学を発見し、数多の世界へ渡る術を見つけたその時から、
Creqrat Viorlの住人は、この世界を『手頃な奴隷のいる世界』として狙っていた。

彼らは、この世界の基準において大国と判断できる国の長を懐柔して騙し、多過ぎる人口を減らさせた。
そしてその後、未熟な技術しか持たないこの世界を軍事力で乗っ取る予定であった。
それがいつものことであったからだ。

しかし、その目論見は、境井夢子が精神トランス装置で偶然にも並行世界にいる彼らを観測し、
侵略に対する対応策を立てて実行したことで阻止されることになった。

故に、彼らは更に時間を費やすことにした。

まずは、こちらに気付いた個体を処分し、用意された対応策を無力化した。
そして、態々自分達の為に優秀な奴隷を用意してくれるという協力者に、
優秀な生命体のみを選別するウイルスを渡した。

そのウイルスは、他の何者も知らぬ内に人工衛星やミサイルに積み込まれ、
ジャッジメントデイと同時に全世界に散布された。

そうして死に絶えた世界の中で、それでも生き残った個体は更なる進化を遂げ、
より奴隷として優秀なものの子孫が増えて行った。
やがてそれらは共同体を形成し、まとめて己の次元へ連れ去るには非常に都合のいい状態となった。
そして、彼らは動き出す。
全ての地球の生命を我がものとすべく、圧倒的な軍事力を以って。


+ タグ編集
  • タグ:
  • era1
  • era2
  • era3
  • 種族
  • CreqratViorl

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年05月07日 16:57
添付ファイル