試験型霊力発動機中核部


試験型霊力発動機中核部

霊力発動機。
境井夢子の提唱した上位次元からの超常エネルギー*の引き出し理論に基づき開発された、
搭乗者の精神力の続く限り際限なく動力を生み出すという、
一昔前のスーパーロボットアニメを彷彿とさせる信じられない特性を備えるエンジンである。

このエンジンの特色は、その原理もさることながら、
搭乗者の感じる精神的疲労感に対するエネルギー生産効率の良さにある。
燃料が精神力という曖昧極まりないものなので何処まで正確かは定かではないが、
一説によると、現在存在し証明がなされているあらゆる法則に真正面から喧嘩を売る、
200%超という数字を叩きだしたともいう。

この場合、効率の良さはそのままエネルギー生産総量の増大に繋がり、
実際極初期の試験運用段階に過ぎない画像のものですら、
日本国全土の電力生産量約半月分と同じだけのものを僅か一時間の試運転で生産した。

このまま順当に行くと、最終的に完成型は恐ろしいまでの性能を誇ることになるという試算が出ていることもあり、
開発した側であるルシフェルの科学者はこれをどう扱ったものかと頭を悩ませている。


(*境井の提唱する相対性心理学の理論において、上位次元に存在するとされる人間の精神が発揮し得る未知のエネルギーの総称。
霊力と仮称されている。)


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最終更新:2022年08月31日 18:22
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