リーディング・ヴァーハイター


真理解明の魔眼/Reading Wahrheiter-リーディング・ヴァーハイター-

目にしたものの中に隠された真理を見抜く魔眼……という石神学の厨二設定であった言葉。

しかし、現在この言葉が指し示すのは、『世界線の変動を察知する』石神に秘められた能力のことだ。
元来、世界線の変動に伴って、内部に内包される人間という要素も
変動先の世界に合致するように書き換えられる。記憶も同じことだ。

だが、リーディング・ヴァーハイターを持つ石神は、
変動前の記憶を保持したまま世界線を移動することが出来るのだ。
但し、変動先の世界線に於いて、リーディング・ヴァーハイターが発動する以前の記憶を石神は認識することができない。

この能力の存在に石神が気付いたのは、次元デバイス8号機『無線レンジ(仮)』を使用し
過去へのメール(Tメール)を送信したことで世界線が変動したのがきっかけであった。
世界線変動によって魔眼が発動し、周りの状況が変わって過去の記憶にも齟齬が生じた。
これを皮切りに、唯一変動前の世界を知る石神は、変動後の世界に於いてもTメールの実験を繰り返し始めた。
神をも冒涜する、偶然の産物を使って。愚かさ故に手にした、奇跡の技術に酔いしれて。
それが、どんな事態を招くことになるかも知らないで。


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最終更新:2022年08月31日 18:38
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