久平首都 龍陽京(たつひのみや) 霊土区
景水(けいすい)、蓮火(れんか)、紀雷(きらい)、皆光(かいこう)、崇風(すうふう)、
霊土(りょうど)、承闇(しょうあん)のマナに因んだ名を持つ7地区からなる
久平の首都の1区画。
もともとの出典となったera2中期の宗教家
行善の資料では、
景水(かげのみず)、蓮火(はすのひ)、紀雷(きのいかずち)、皆光(みなびかり)、崇風(たかかぜ)、
霊土(たまつち)、承闇(つぎやみ)と呼ばれていた。
航空機や
エヴィングなどのモービル、地下鉄に船など交通手段が充実しており、
ソレグレイユと
ユグドラシルを行き来する商人の経由地でもある。
この霊土区は右の画像のように一部が海に面する地域であり、
各地から商人や貿易商が集まり、時には
ルーシャンの密貿易も摘発される。
ソレグレイユ式建築とユグドラシル式建築が混在している地域で、
久平独自の建築様式の建物は他の地区に比べて少ない。
理由としては、ソレグレイユやユグドラシルの人間が多くいること、
また
第一次文明戦争以降に発展した地域であることが挙げられている。
左画像左手前に見えるのは、ユグドラシル正教会の聖堂で、
ここに移住したユグドラシル人が建立し、その周辺にユグドラシル系の街並みができたとされる。
左画像中央奥の塔状の建物は、メルシュテル・エレクトロニクスと
モルデンゲレート社の久平支社が入っているビルである。
右画像の戦闘機は演習中の久平国防空軍の防空戦闘機『DF-26B ヴァイパーⅡ』で、
占領時『
SG-14ダイダロス』を接収する代わりにソレグレイユ軍から供与されたもの。
『
トラムツキーからここまで、丸二日かかった。ここからなら、ユグドラシルに脱出できそうだ。
初めて見る雰囲気の建物がある。恐らくここにはユグドラシルの人間もいるのだろう。
明日、この宿を出たらなにか聞いてみるのもいいかもしれない。
しかし疲れた。体中が痛い。先に、ユグドラシルに向かう船の手配だけでもしておこう。』
最終更新:2013年12月12日 21:07