アンタレス


アンタレス級魔導特務艦 1番艦 “アンタレス”

第二次文明戦争後期、追跡の任に当たっていたモンモラスを退け帝都に帰還したアーサー一行は、
8隻のエゼキエルⅡ級魔導軽巡洋艦を含むラウンズ所属の首都防衛戦力との合流を果たした。
それでもユグドラシル軍全体と比べれば僅かな戦力に過ぎなかったものの、
かと言って見過ごすこともできないほどの巨大勢力となっていた。


このことを危険視した摂政マイスナーは、もはやアーサーを秘密裏に暗殺することは不可能と判断し、
正規軍からなる大規模なアーサー討伐軍を組織、その指揮官として暗部頭領ザッバーハを指名した。

本艦はそのアーサー討伐隊の旗艦として運用されたもので、
ガルム級駆逐艦(※本艦周囲に浮かぶ艦)をフラッシュアップして急遽建造された特務艦である。
間に合わせとはいえ、艦隊の旗艦として十分な戦力を持たせるべく徹底的な改修が施されており、
特に巡航能力に関しては同時代における全ての艦船を圧倒的に上回っている。

また、自艦周囲の艦船の飛行能力を補助する魔導陣を新たに搭載しており、
艦隊全体の運用効率を高めることが可能である。
一方武装は控えめであり、攻撃力はガルム級とそこまでの違いはないと言える。

グランセリア要塞攻防戦におけるアーサー派との艦隊戦において
グランセリアの潜水艇とドラゴンナイトの白兵戦を組み合わせた戦術に翻弄され、
最後はバーティミア級魔導潜水戦艦の主砲の直撃を喰らい、轟沈した。



―ガルム級駆逐艦 性能諸元―

エルワ社製 40口径単装15cm拡散魔力砲架 4基

クァルン社製 連装対空動力魔力砲架 8基

アピサム社製 三連装対艦魔力魚雷発射管 2基

動力 ゲンディア社製 過バレア式精錬魔力転換炉Ⅰ型

―アンタレス級魔導特務艦 性能諸元―

エルワ社製 40口径単装15cm拡散魔力砲架 1基

クァルン社製 連装対空動力魔力砲架 15基

アピサム社製 連装対艦魔力魚雷発射管 3基

ゲンディア社製 『アキレウス』飛行補助術式刻印魔導陣展開装置 2基

動力 ゲンディア社製 過バレア式精錬魔力転換炉Ⅳ型



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最終更新:2022年08月29日 18:47
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