ハルト


ハルト・デラポーア

ソレグレイユ首都メルシュテル出身で、アルカディオ建造を主導した兵器産業省官僚であり
技術者だったアレックス・デラポーアの一人息子。

ハイドルケンの初等学校に通い、身体が弱かったものの生徒会候補となるほど
幼い頃から成績は優秀であったが、父親が淵奈爆撃の後マスコミに攻撃され、精神を病んで失踪した。

母親がいなかったこともあってかその後壮絶な虐めに遭い自主退学、
できるだけ離れるために久平領を経てユグドラシル帝都ファンタズムに退役軍人の祖父で、
元久平進駐軍副司令ヘンリー・デラポーア元陸軍中将とともに移住している。
しかしヘンリーは病気にかかったため教会に預けられ、ローネラズマの教会学校に入った。

その後は教会で悪魔祓いとして実戦訓練を積む。
座学以外では炎系魔術と射撃が比較的得意で、
得物は改造され連射が可能な銃剣型魔術礼装『フェイルノート』であるが運動は苦手。
ソレグレイユ時代は電子機器に強く、多少のエラーであればすぐに修正できるほどだった。

極端にひねくれた性格で基本的に人と話そうとせず、
よほど親しい相手以外には丁寧で落ち着いた敬語で話す。
どこでも暇さえあれば寝てしまう癖があり、その上過眠症であるがかつては不眠症だった。

暗い性格が災いして友人は少ないが、一度信頼できると思った人間には、
捻くれたことこそ言うものの誠意を持って接するよう心がけている。

失踪した父親を未だ誰よりも尊敬しており、
理不尽に父親と自分を虐げた一部の人間に対してのみ激しい憎悪を抱いている。
『フレイ・クリステンセン』という偽名で潜伏中だったアーサーとは話が合ったためか仲が良い。

被っている憲兵帽はかつて父親から6月13日の誕生日に貰ったもので、常に肌身離さず持ち歩いている。
教会に入ってからは手先が器用だったヘンリーによって思考を促進する魔導陣を描かれ、
また教会の制服に合うよう黒く塗って着用している。
これを着用している間はあまり滞り無く思考ができるが、アーサーにたまに取られると少しだけ弱気になる。

また、虫と誰からも好かれる、声が大きいなど目立つ人間と女性が苦手。
ソレグレイユ時代は父親の影響からかかなり重度のゲーマーであった。
また本好きで思慮深く、作家ブルーノ・シュニッツラーのファンである。

現在は暇さえあれば帝立大図書館で歴史書や物語に没頭しており、
下手をすれば夜通し寮に帰らず図書館に籠っている。

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最終更新:2022年08月28日 23:11
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