Angriff


多用途超高高度巡航戦闘爆撃機サウスクラグスUFB-47E『Angriff』

敵レーダーの索敵範囲外である成層圏における作戦行動を想定して開発された大型戦闘爆撃機。
単独での大気圏脱出及び再突入が可能で、レノメリア級巡航母艦など大型の空母であれば離着艦も可能である。

名目上はただの新型爆撃機の開発ではあったが、開発の背景には少なからず悪魔の存在があった。
第一次文明戦争終盤、ソレグレイユでは『メレア・ソレス沖海戦』と呼称される戦いにおいて出現した
Stingray Demonの存在を早期発見出来なかったということが軍内部で問題視されていた。

奴らにレーダーは通用しない。
そういった意見から早期警戒機能を有する航空機の開発が急がれていたのだ。
無論早期警戒管制機、すなわちAWACSはソレグレイユ軍に既に配備されていたが、
それらに特化した機体は総じて純粋な戦闘能力には欠け、悪魔を相手取ることなどほぼ不可能であった。

そこで軍部は、『単機で索敵及び早期警戒を行い、悪魔を迎撃する』ことが可能な航空機を要求したのである。
この要望に当時アンセリアに活動の拠点を置いていたサウスクラグス重工が応じ、
開発中であった試作機XFB-47を改良することで開発が始まった。

しかし元々戦闘爆撃機である本機に早期警戒能力を付加することは
アビオニクスの小型化を以ってしても非常に難しく、
苦肉の策として誘導弾の命中精度を下げることで解決を図った。
航空機よりも大量に押し寄せる悪魔を迎撃することが主任務であったために、
一発を確実に命中させるのではなく、多数の噴進弾による飽和攻撃こそが有効であるとされたのだ。

また飽和攻撃の一環として機首に駆逐艦クラスの大口径荷電子砲を装備し、余剰電力を活かす工夫が為されている。
現在は艦隊に先行して偵察を行う役割を受け持っており、半ば威力偵察的な側面のある任務にも適応が可能である。

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最終更新:2022年08月29日 18:58
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