次元科学

人口が爆発的に増えた地球。資源が枯渇した地球で、人類は宇宙に進出しようとしていた。
そのための研究、宇宙船を光速近くまで加速するための実験の中で偶然発見されたのがこの次元科学だ。

この世界には様々な【異世界】が存在することは観測されていたが、
各世界に繋がりがないため【異世界】同士を行き来することは不可能とされていた。

しかし、実験の中で光速に近づいた物体にとある処置を施すことにより【11次元】に物質を転送できることが判明したのだ。
確かに【異世界】へと直接移動することは不可能だった。
しかし、あらゆる【異世界】につながっている【11次元】を経由することにより、
人類は多数の【異世界】へと跳躍する事が可能となった。
溢れる物資、広大な土地、相次ぐ新発見。
人々は新たなる世界に狂乱し多くの人々が旅立っていった。

…しかし、全ては上手く行かなかった。先進国が次元科学を独占したのである。
南アフリカ等を代表する国家の連合体は次元科学の情報公開を求めたが先進国は聞き入れなかった。
持つものと持たざるものの格差は広がり、憎しみはより根深いものとなった。
そして、運命の日。事前にアメリカの研究施設から盗まれていた【異世界】の細菌、
その中でも隔離レベルMAXの細菌が、各先進国に向けて発射された。
大気圏で撃墜されたミサイルから漏れだした細菌は風に乗って地球全土にばらまかれた。

未知の細菌は地球の生体系や人類の体そのものをDNAレベルで作り替え、次元科学は人類から喪われた。
以後、人類は長い歴史をera2の中に生きることとなり、次元科学が再興するのはera3を待つこととなる。



【次元科学】(era3)

ソレグレイユが発見した資料から断片的に再現された次元科学だが、
それらは悲しいことに軍事目的に使用されることになった。

特に、着弾した地点の周囲を空間ごと削り取り11次元に吹き飛ばす【次元弾】や、
短時間だが11次元に身を隠し攻撃を避けたり奇襲に使う【次元戦闘機】は
ユグドラシルD2兵器との戦いで重要なポジションを占めた。



追記,era1から出現しだした悪魔はどこから現れるかは不明だが、
人類が次元科学を手に入れた時期から現れたことや体内に
11次元構成物質が多数含まれていることから、
元々11次元の生命体なのではないのかと推測される。



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最終更新:2022年08月28日 22:49