《レゲイピスの明けの湖/The Clear in Legapes》
レゲイピスに多くある入り組んだ水際のうちの一つ。
人は全く住んでおらず、動植物の穏やかな植生が見受けられる。
《
静かの湖》よりも少し北に位置しているために、夏季でも雪は少し見られる。
特筆するべきはそれの透明度の高さであり、底の浅い湖ではあるが、水は飲料としても使うことが出来る。
ただし、周りは砂がちな土地であるため、居住には向いていない。
澄んだ湖は水面をかすかに揺らしながら、ゆっくりと元に戻っていく。
『感嘆符。そうとしか表現できない。レゲイピスの輪郭の善を凝縮したような水だ。
鹿らしき動物も湖畔には見える。私は水面から上がって、少し休憩を取った。
ここの動植物はかなり豊富だ。一般的な湖で見られるような植物が数多く生えている。
この半汚染の湖で、一体どうやってこの湖は純潔を保てたのだろうか。
焚火をして、少し暖をとったのでもう行くことにする。水は飲むことが出来た。』
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探検家ゴッヘルザッホの手記より
最終更新:2022年08月31日 18:27