次元戦闘機SG-14ダイダロス
ソレグレイユ軍の新型
次元兵器。
その繊細なフォルムと裏腹に高い戦闘力を持つ戦闘機であり、
11次元跳躍機能や、強力な次元弾を搭載することにより
奇襲や離脱に特化した要撃機でもある。
元々
第二次文明戦争に向けて開発されていたが、設計図を持って元研究員が
久平へ亡命。
その結果、産業の自由化による企業競争で技術力が高かった久平が国防軍に配備してしまう
後の久平支配時に接収したものの、何機かは占領時のごたごたに紛れて行方知れずになった。
実際には、それらの機体は、後に
反逆者エラミーの率いる久平解放を目的とした
レジスタンス組織‘
リユニオン’に渡り、貴重な戦力となった。
『どうやら追手はいないようだ。兵士から逃げた先が格納庫で、私に飛行機操縦の知識があったのは、幸運だった。
しかし、今後はどうしたものか。逃げる最中に下に見えたのは、
ユグドラシルの軍旗だった。
まさか、彼らが先に
次元科学開発地区に侵入したのだろうか?
正義を掲げる
ユグドラシル皇帝がこんな戦争を始めるとは思えないが、元老院の動きが怪しい。
ひょっとすると、皇帝は監禁されたのかもしれない。もしそうだとしたら、議会は戦争拡大派を止められないだろう………。
だが、なんにしても戦いは止めなければならない。かつての悲劇を止めるためにも……』
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反逆者エラミーの回顧録より
最終更新:2022年08月29日 22:29