幻想的な画像に設定足して世界つくろうず
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幻想的な画像に設定足して世界つくろうず
ja
2022-08-31T19:07:49+09:00
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深層世界にて
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/416.html
#image(02-447-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=416&file=02-447.jpg)
ゴッヘルザッホ 深層世界にて
『状況を整理しよう。
私は確かに先程まで野宿をしていた筈だ。今日は朝から歩き詰めで、野宿の際も、うとうととしていた。
だとすれば眠ってしまったのだろうことも頷ける。
ならば彼女は、この景色は、私が見ている夢ということなのか?だが、
夢というものは、その者の脳が記憶を整理する際に見せる記憶の投影だと、昔何処かで聞いたことがある。
だとするとこれは私の記憶ではないのかもしれない。もし記憶の底に埋もれているしまっているのだとしても、やはり疑問は拭い切れない。
そうこう考えていると、目の前の女性が語りかけてきた。白いドレスに身を包む金髪の美しい女性だ。
だがしかし、その眼には一点の輝きも無かった。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■」
と、何故か彼女の言葉は私にまで届かなかった。
彼女の云わんことを聞き取ろうと耳を澄ませば澄ますほど、私は辺りの状況を知ることになる。
騒がしいのだ。目の前にいる彼女の言葉が全く聞こえない程、辺り一帯に雄叫びが響き渡っているのだ。
「■■■■■■■■■、■■■■」
「■■■■■■」
そんな私のことは知る由もなく、彼女は言葉を紡いでいく。
待ってくれ、君の声が聞こえないんだ。もっと大きな声で話してくれないか?
声を張り上げて彼女に訴えかけるが、どうも彼女は聞こえていないようだ。というより、
まるで意に介さないといった風であった。
よく観察してみると、彼女は確かに私の方を向いているが、その眼は私を見ていないではないか。
まるで私ではない誰かに対して話しかけているようではないか。
若い頃に読唇術を習得しておかなかったことが、ここにきて悔やまれる。
「―――■■■■■■■■■」
その言葉を最後に世界が突然曖昧になりだした。
視界が歪み雑音が遠ざかっていく……待ってくれ、まだ何も分かっていない。まだ……
次に意識を取り戻した時、既に朝になっていた。一体あれはなんだったのだろうか。
緩慢と野宿の後始末を終え、旅支度を整える。
気にしていてもはじまらない。とにかく進もう。
と、荷物を背負った所で気付いた。物思いに耽っていてまるで気付かなかった。
遺跡だ。ここにも[[旧世界の遺物>旧世界遺物]]があったのか。まるで城のようだ。
次の目的地は決まった。さて、今度こそ行くとしよう。』
―――[[探検家ゴッヘルザッホ]]の手記より
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2022-08-31T19:07:49+09:00
1661940469
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血濡れた聖剣
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/690.html
&image(4-408-l.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=690&file=4-408.jpg)
血濡れた聖剣
その日、帝都には雨が降り注いでいた。
[[ユグドラシル]]第14代皇帝[[アーサー・フォン・ユグドラシル>アーサー]]は、自身から王位を奪った簒奪者征伐のため、
皇帝の居城を構えしユグドラシル帝都《[[ファンタズム]]》、その[[中央地区>リヴェルティア]]の心臓部《[[エルネセウム]]》へと
自身に忠誠を誓う臣兵と共に舞い戻ってきた。
[[マイスナー]]との交渉が決裂したことで全面対決の様相を呈することとなった帝都は、忽ち戦場と化した。
其処彼処で戦闘が繰り広げられる中、[[悪魔祓いの暴走>Dominance Demon]]という予期せぬ事態が発生したものの、
遂にアーサーは宿敵マイスナーを追い詰める。
先の暴走した悪魔祓いの攻撃によるダメージから回復し切っていない今こそ、彼の簒奪者に引導を渡す時。
互いの護衛が離れ、誰の邪魔も入らない両陣営の大将同士での一騎討ち。
その時はすぐそこまで迫っている――筈だった。
「何時から我が、貴様との一騎打ちなどという戯れに興じると錯覚していた?」
直後、[[魔術]]の波紋をフィンガースナップに乗せて、どこまでも澄んだ乾いた音が帝都全域へと響き渡る。
その魔術の波紋は、アーサーにとって最大の強敵を招き寄せた。
「―――――――――グァアアアアアアァァァアアアアアア」
時が止まったかのような錯覚の後、耳を劈くような怒号が降り注いだ。
見上げればそこには、王宮地下の宝物庫で[[ヘンリック]]らと対峙している筈の[[アインシュナット]]の姿があった。
マイスナーからの合図にすぐさま反応出来るほどに、アインシュナットの肉体には[[狂犬覚醒(バーサーク)>狂犬覚醒 ]]による身体能力の強化が施されていたのだ。
王宮の外に出た後にアーサーが一騎討ちの形で自身に挑んでくることを想定していたマイスナーは、
この若き皇帝自身に従者を殺めさせる策を取ったのだ。
結果としてどちらが倒れようとマイスナーにとって良い方にしか転ばないこの状況を
彼はまるで芝居でも眺めるかのように、二人の主従の結末を、その顔に微笑を湛えながら愉しんでいた。
――そしてアーサーがこの男の卑劣な策略を打開することは叶わないのだ。
説得を試み懸命に語りかけるも、理性を失い文字通り狂犬と化したアインシュナットには
言葉など何の意味も持たず、
正確に急所を狙い隙を突いてくる剣撃にアーサーは為す術もなく、防戦一方となる。
王宮の地下でアインシュナットと対峙していたヘンリックたちが駆け付けるまで、という
不確定な望みを糧とするには、その剣はあまりにも重く、
これまで最も信頼を置いていた従者から完全なる敵意を向けられ続けたことが
アーサーの動きを鈍らせ、一撃を防ぐたびに気力を削いでいった。
遂に膝を屈し、狂犬の最後の一噛みが振るわれようとした正にその時、
虚ろな心がアーサーの魂に刻み込まれた王宮時代の凄惨な血の時代――多くの暗殺者を葬ってきた頃の、
彼の行動原理とも言える防衛本能を呼び起こすのに、時間は幾許も必要なかった。
一突き。
肉を裂き骨を断つ、鈍い感触が手の内に伝わる。
『……アイン…シュナット』
気が付けば、アーサーはアインシュナットの一撃を躱し懐に飛び込み、その肉体に聖剣を突き立てていた。
『わ、私は…なんという、ことを』
「良いのです。王よ。
貴方は正しい選択を、為された。
貴方はわたくしめを、あの暗闇から救って下さったのです。
貴方は何も…間違ったことなどしては、いない……」
―――嗚呼、これで…やっと…アイツに―――
そうして、アインシュナットはアーサーへ覆い被さるように力なく崩れ、ゆっくりと目を閉じた。
その口元に微かな笑みを残して――。
戦争終結の旗頭であるアーサーに最も尽力した[[悪魔祓い]]として
次期Sランク悪魔祓いへの昇格を期待されていた彼は
王の聖剣によって簒奪者の呪縛から解き放たれたのだ。
悪魔祓い教会Aランク悪魔祓い・狂犬アインシュナット――ここに散る。
ヘンリックらが駆け付けたのはそれから少しした後であり、
アインシュナットの亡骸を抱きかかえ静かに涙を零すアーサーがそこにあった。
戦意喪失したアーサーでは兵の士気に関わると判断したヘンリックは
全軍に撤退命令を発し一時帝都を脱する。
作戦は失敗したのだ。
後の歴史家アルウェルト・クラフトは、自らの戦史見解においてアインシュナットの死についてこう残している。
『王の命によって死することは不名誉であり、王の手で死するのは栄誉なことである。
誰もが彼の死を悲劇だと言うが、私は彼こそがこの大戦において最も幸せな最期を迎えた人物であると、
この場を借りて主張したい。
それ故に王は、何も悔いることなどないのだ』
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2022-08-31T19:07:39+09:00
1661940459
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ハーフエルフ
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/100.html
#image(209-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=100&file=209.jpg)
人類亜人種《ハーフエルフ》
[[エルフ]]と[[人間>通常種]]の交配により極まれに生まれる亜人種。
外見は人間的で、エルフの特徴である耳や目は失われ白い肌以外は人間と変わり無い。
また、寿命は短くなっていて、20年ほどしか生きることはできない。
しかし、それらの欠陥を取り戻すように[[魔術>魔法]]の素養は非常に高い。
また、野生動物と心を通わせることのできるエルフの力はさらに強化されており、
野生動物のみならず人の心を読んだり、挙げ句の果てに[[悪魔]]と交流を持つ者すらいる。
『信じられない光景だ。
悪魔に襲われ窮地に陥った私を救ったのは、重武装の魔導兵でも熟練の戦士でもなく、まだ幼い少女だった。
しかもその娘は、その悪魔を倒すのでも追い払うのでもなく、楽しげに遊んでいる。
私は幻覚でも見ているのだろうか?
頭を混乱させながら、まるで兄妹のように遊ぶ彼らの様子をスケッチした私は、その場を立ち去った。』
―――[[探検家ゴッヘルザッホ]]の手記より
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2022-08-31T19:07:26+09:00
1661940446
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重装魔銃歩兵
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/387.html
#image(02-351-2-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=387&file=02-351-2.jpg)
重装魔銃歩兵
[[第一次文明戦争]]後、[[ソレグレイユ]]で[[魔法素>マナ]]利用技術の開発や軍事転用が進められたのと同様に、
[[ユグドラシル]]でも鹵獲した兵器や捕虜から接収した武器の類を解析する作業が行われていた。
戦後、[[ガノッサ]]帝が敷いた政策が温和なものであったとはいえ、
戦時中に目の当たりにしたソレグレイユの強大な技術力・軍事力が脅威であることに変わりはなく、
これに対抗出来るだけの戦力の確保と兵器の開発は、軍部にとって急務となっていたのである。
そして、その成果として生み出されたものの一つが、
[[霊晶石]]をエネルギー源として"魔弾"を撃ち出す武器『魔銃』である。
機関部に組み込まれた[[魔導装置]]によって形成される"魔弾"には、
射手の意思に従ってある程度標的を追尾する能力が付与されており、
慣れた者が扱えば、1~2km先の的を精確に撃ち抜くことが可能となっている。
この『魔銃』の誕生により、それまで弓矢や初歩的な銃器程度しか
遠距離攻撃の手段がなかった一般兵の戦力は飛躍的に向上し、
[[第二次文明戦争]]初期のソレグレイユ侵攻戦において多大な貢献をすることとなった。
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2022-08-31T19:07:16+09:00
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蜂の巣システム:火除水帆子の場合
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/314.html
#image(868-8-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=314&file=868-8.jpg)
《蜂の巣システム:火除水帆子(ヒヨケナホコ)の場合/beehave system:In the case of Nahoko Hiyoke》
[[ソレグレイユ]]に暮らす東洋の血を濃く引く少女、火除。彼女は蜂の巣システムの運用において卓越した才能を誇っていた。
彼女は自分の持てるデータストレージを全て蜂の巣システムの拡張に使用、その中で彼女の世界を作り上げた。
常に夜の街。華やかなネオン。満天の星空。自己変容し、形を変え続けるクリスタル・モーフの動物たち。
彼女の開発した様々なプラグインは多くの蜂の巣システムに導入され、
特にクリスタル・モーフは彼女が17歳にして既に自立し生活できるほどの収入をもたらしてくれた。
しかしながら、彼女にある日悲劇が起きる。
それは、彼女の蜂蜜エンジンの中で起きたある事件
――クリスタル・モーフが無限に変容せず、無限にデータを食いつぶしながら増殖していく――だった。
彼女はその日、ただたんに蜂の巣システムをインターネットに接続し、そして一瞬その『巣』を空にしただけだった。
しかし、その間に何者かがその中に侵入し、その恐るべきウイルスを仕込んだのだった。
火除は早急な判断を迫られる。彼女はスクリプトを使用し動物たちを処理し、ストレージの増設を行い、
その他全てのありとあらゆる方法を試したが、それの全てはただの時間稼ぎにしかならなかった。
彼女は思う。
私が作った動物を、早く全て処理しなくちゃ、そして――こんなことをしてくれた犯人にとびっきりのプレゼントをしてやらなくちゃ。
動き出した時、彼女はある青年と出会う。
全く予想もしないところから、彼女たちは協力し犯人を追い詰めることになる。
『「でもって、この、麗しいぐにゅぐにゅ動く気分を清々しくさせてくれるようなアモルファスが、君のストレージを潰そうとしているわけだ」
彼はそう言って、簡単なデータ処理(クリスタル・モーフの機構設定を呼び出して、増殖ループの部分を手で削除)した。
可愛いぞうさんは、その場で少しも動かなくなって、そのあとブラックアウトした。参照エラーのメッセージが空間にホップアップした。
「気に入らない?」
精一杯強がりを言ってみたつもりだったが、私の声は震えていた。
「君は、火除さんだよね。服装は随分と貧相だけれど」
頷く。今はティアラも、ドレスも着ていない。だって、そんなことをして何になるのだろう?
――私の作ったクリスタルの一つが私に触って、私の作った処理プログラムに因って、瞬く間に消し飛んだ。
エラー音が断末魔のように悲しく響き渡った。
「で、貴方の名前も聞いてないし、貴方がなんでスタンドアロンの私のストレージにアクセスできるのかも聞いてないんだけど?」
隙を見せてはいけないのだ。私はパーカーの中に手を突っ込んで、緊急ログオフのスイッチに手をかけた。
どうにかなったら、こいつとクリスタルを一緒に閉じ込めてしまおう。そして、もう一回最初からやり直そう。』
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2022-08-31T19:07:07+09:00
1661940427
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崩落
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/176.html
#image(541-2-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=176&file=541-2.jpg)
【崩落/Crash】
[[新生土地「ウラノス」]]群の浮遊能力やその他のシステムを管理する魔力塔は、云わば生命線だ。
これが無ければ、当然浮遊能力を失い大地は崩壊、地上へ落下する。
画像はかなり大規模な建造が成された都市で、大地の浮遊から数年しか経っていない。
魔力塔は、[[天人]]たちが総出でたった数年で製作している。各魔力塔によって製作者も異なるため
浮遊後一度も不具合を起こさないものから、浮遊後数年で故障するものまで性能差がとても大きい。
その他の要因もあり、新生土地は浮遊以来、減少の一途を辿っている。
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2022-08-31T19:06:57+09:00
1661940417
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反逆者エラミー
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/72.html
era3の頃、[[ソレグレイユ]]に生まれた少女。
ソレグレイユ脱走の後、[[ユグドラシル]]に逃げ込み、現地に潜伏。ソレグレイユの滅亡を狙う。
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***ソレグレイユ脱走から第二次文明戦争まで
父の死後、約1年の無為な生活を続けたエラミーは、[[苦渋]]で狂ってしまう前に、
父が死んだ[[試作円筒居住地区跡]]に赴いた。
そこでの葛藤から、父が死ぬ原因を作った[[ソレグレイユ]]政府を憎み、ソレグレイユからの脱出を試みた。
その際、[[ソレグレイユの実験動物]]に遭遇。
身分証明の必要がない[[浸水した貧民街]]に到着し、身を潜める。
その後、[[淵奈の一角]]に辿り着くも生き倒れ、とある一家に助けられる。
淵奈で数日を過ごしたある日、[[第一次文明戦争]]が勃発。
[[アルカディオ>空中機動要塞アルカディオ]]による[[淵奈爆撃]]の惨状を目の当たりにし、エラミーは気を失う。
2日後、[[淵奈跡地]]にて目を覚ました彼女は、自分を助けた少女に事のあらましを聞く。
戦争が起きたこと、人が大勢死んだことを知り、ソレグレイユへの晴れることのない憎しみを抱く。
その後、[[久平]]で反ソレグレイユ組織『[[リユニオン]]』を結成。
久平の民間人から有志を募り久平国防軍、後に介入する[[ユグドラシル]]軍と共に抗戦。
久平・ユグドラシル連合軍の実質的敗戦により久平は二分され、
以後リユニオンによる[[ソレグレイユ次元科学開発地区]]への単発的テロ行為が続く。
[[黄金の20年]]の間、ソレグレイユやユグドラシルを諜報のため駆け廻る。
その折、彼女は[[ディクティナ・ファリス]]や[[ジャン・ベアード>ジャン]]といった者たちとの出逢いを重ねてゆく。
時折政府から追われることもあり、[[デニーピード]]や[[ネヴァージュ]] は、追跡を振り切るために偶然行き着いた場所の一つでもあ
る。
[[第二次文明戦争]]の数年前、[[ユグドラシル廃図書館]]にソレグレイユの母体機関について記した書物があるという噂を聞き、
[[高官との交渉>コスチューム]]の末、エラミーが単身侵入。その際持ち帰った本が偶然にも目的の代物であったが……。
黄金の20年の末期、ソレグレイユがユグドラシルとの次の戦争に向け、
次元戦闘機[[SG-14ダイダロス]]を開発していたが、設計図を持って元研究員が久平へ亡命。
未だ半レジスタンス状態で局地的反抗を続けていた久平国防軍の手に渡る。
残存勢力の掃討とダイダロスの奪取を目的に現地ソレグレイユ軍が総攻撃を開始、国防軍はこれにより全滅。
リユニオンはこの折、国防軍からの救援要請に応え戦地に赴いていたが、国防軍の全滅により敗走。
リユニオンも相当の損害を被り撤退を開始するが、その際、エラミー他数名がダイダロスを発見。これを使い生還を果たす。
現地ソレグレイユ軍が反抗勢力の掃討を行うという情報を事前に得ていたユグドラシルは、
その日、軍備を整えたユグドラシル軍による久平奪還戦争(後の第二次文明戦争)を起こす。
直後、久平における最大の反ソレグレイユ勢力たるリユニオンとの接触を図り、久平奪還までの共同戦線を敷いた。
久平の地理に詳しいリユニオンはユグドラシル軍を導き、ソレグレイユ軍の意表を突いた奇襲作戦で、次々に勝利を収めていく。
久平の奪還に一先ず成功したリユニオンは、打倒ソレグレイユを誓うエラミーとその他数百人のメンバーで
ユグドラシル軍と共に海を渡りソレグレイユ本土への侵攻を開始、[[反逆の狼煙]]を上げる。
開戦から数年、ソレグレイユの生命線とも言える重要な拠出地[[ニイドウ>氷の街ニイドウ]]の南、
[[レゲイピスの静かの湖畔]]にて第二次文明戦争最大規模の戦闘『[[レゲイピス会戦]]』が勃発。
双方激戦を繰り広げる中、エラミー率いるリユニオンは司令部を欺き、加熱炉に侵入。
時限爆弾をセットした彼女達は、ニイドウ基地に忍び込み、その時を待つ。
そして、運命の時。 奇しくも敵巨大兵器撃沈の知らせに司令部が沸き立った瞬間、
ソレグレイユの生命線は爆音とともに断ち切られた。
パニックになった司令部の隙を付き基地のドックにまで入り込んだエラミー達は、
万が一守備隊が敗北したときのためにニイドウ基地に配備、温存されていた最新兵器
‘第4世代型対D2駆逐用決戦兵器[[Valkyrie]] [Type-Princess]’を奪取した。
Valkyrieには、亡命したソレグレイユ科学者からD2駆逐兵器の操縦方法の指南を受けたエラミー自身が乗り込み、
度々前線に赴くこととなる。
また、マナで燃料の代替が出来ることが判明したValkyrieには、もはやソレグレイユにあった頃の燃料の不足が改善され、
戦略的優位を内外に知らしめることとなった。
以降、第二次文明戦争での多くの戦闘、戦争終盤における[[Pegasus]]との激闘により、
エラミーという大きな存在はこの歴史的大戦での一つの鍵となっていく。
----
***関連項目
[[リユニオン]]
[[試作円筒居住地区跡]]
[[浸水した貧民街]]
[[SG-14ダイダロス]]
[[淵奈の一角]]
[[淵奈爆撃]]
[[淵奈跡地]]
[[ユグドラシル廃図書館]]
[[レゲイピス会戦]]
[[Valkyrie]]
[[苦渋]]
[[ソレグレイユの実験動物]]
[[デニーピード]]
[[反逆の狼煙]]
[[ネヴァージュ]]
[[コスチューム]]
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2022-08-31T19:06:47+09:00
1661940407
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文明が全く存在しない時代
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/28.html
#image(026-1-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=28&file=026-1.jpg)
数ある宇宙空間の中でもこの銀河系列は時間と空間の交叉が激しい場所。
いくつものパラレルワールドが存在しうるため、同じ星がいくつも見受けられる。
その中でもこの星は、人類が誕生する前、文明が全く存在しない時代(エラ)である。
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2022-08-31T19:06:30+09:00
1661940390
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砂漠の探検家
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/404.html
#image(02-408-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=404&file=02-408.jpg)
砂漠の探検家
南の大陸にある砂漠地帯を縄張りとする砂漠専門の遺跡発掘屋。
砂漠にはより多くの先史文明が残っている筈という独自の理論の下、
[[先史時代の遺跡や遺物>旧世界遺物]]を掘り当てては、持ち運び可能なものはソレグレイユの修理屋に高値で売り渡し、
遺跡調査の際は発掘隊に同行しては発掘作業を手伝いつつ、遺物をくすねたりしている。
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2022-08-31T19:06:20+09:00
1661940380
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ラルヴェイン
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/505.html
&image(02-260-3-s.jpg,http://www48.atwiki.jp/gennsousekai?cmd=upload&act=open&pageid=505&file=02-260-3.jpg)
蒼氷蛇 ラルヴェイン
[[ソレグレイユ]]北部の雪原地帯に棲息する巨大蛇。
成体は、全長6~8mに成長し、その強靭な筋肉による締め付けと
牙から分泌される神経毒によって獲物を窒息させ捕食する。
なお、この[[魔物]]の生息域は鋼鱗竜[[ヴェルード]]のそれと重複しており、
互いに相手の卵や幼体を狙い合う敵対関係にある。
そのため、成体同士が出会った場合は、どちらかが斃れるまで、
数時間にも渡る死闘を繰り広げるという。
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2022-08-31T19:06:12+09:00
1661940372