Ⅱ.「早立ち」というスタイルについて
☆≪≫で囲った部分はアンケートで頂いた意見です。
アンケートのうち当方に対する個人的メッセージについては削除しています。
サークル名などについては削除・書き換えを行っております。ご了承ください。
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<1.形式> (その1)
(1) スタンダード
- 勝ち抜けポイント、少数正解、誤答リスク(ダブルチャンス)については、別項にてレビューする。
- 「スタンダード」と言っている割に煩雑になってしまったのが反省点。
- 「早立ち」を初めてやる人にも入りやすく、なおかつ諸問題(強い人が立ちまくる、馬鹿立ちが連発するなど)がないように配慮されたルールが必要。それはもっとシンプルであるべき。
では、「どんなルールが標準としていいのか」は、この後の形式も見ていった上で検討する。
≪勝ち抜けポイント≫
- 勝ち抜けポイントが10ポイントなのは、若干低いと思いました。「421早立ち」との差別化があまりされてなかったかと。
≪誤答リスク≫
- 誤答リスクが大きいのが参加者としては辛い部分ありましたが、多分ルール的にはあれくらいの方がいいのでしょうね。
- スタンダードと言うだけあって可もなく不可もなく。少数正解ボーナスと立って誤答の起立不可がきつかった。
≪少数正解≫
- 少数正解の6点がやや大きいように感じました。
- 少数正解はこのルールにおいてはあまりプレミア感を感じ取れない.むしろ,読み切りルールだけを残して得点はシンプルにしたほうがいいだろうと思われる.
- 少数正解の出やすさとメリットがかなり大きい形式なのでそこを活かした人が勝っていたと思います
≪その他≫
- ゲームバランスが自分とは相容れないもので、自分なら絶対採用しない内容です。
- 人数が多くなると、非常に早い段階で誰かしらに立たれてしまうことが多くなるので、更に人数が増えてレベルの差が大きくなると、平均以下にはより厳しいように思います。後述のとおり、「421早立ち」の方が、「早立ち」のスタイルとして優れていると考えています。
- 通常ルールだけなら何とか追えたが、ダブルチャンス、少数正解が加わって非常に煩雑に思えた。この2つを除いた本当のベーシックだけを「スタンダードルール」として実施するのが、イベントの趣旨的に良かったのではないかと思う。
(2) 421早立ち
- 「最後まで問題を聞ける」という点で、スタンダードルールよりも評価が高かった。
- ただ、チェック体制についてはスタンダードルールよりも配慮が必要。特に「その場で答える」というのをどうするか。
時間をかければチェックの精度は増すが、もともと時間がかかる形式でもある……。 - チェック体制の手間を無くすという点では、「立つ(+3/-3)」か「最後まで聞いてボード回答か(+1/±0)」の2択に絞り込んでしまう、というのが考えられる(「早立ちの場合、立つか最後まで聞くかの二択だけで良いと思う」というご意見のように)。
- ただ、「立たれた時点で書くか、最後まで待つか」という選択できるのを「メリット」とする意見が特に中堅層以下から見られ、悩ましいところ。
≪プラス評価≫
- 答える形式の幅が広くなって良かったと思います。
- 「早立ち」のスタンダードルールはこちらではないかと考えています。
今回の50人強から、更に人数を増やして100人を想定した場合、おそらく参加者のレベル分布はより低い方に振れる、少なくとも、レベルの差はより広がるのではないかと予想しています。
「421早立ち」は、レベル差が広がり、立つことがなかなかできないプレイヤーでも、「+2狙い」と「確実に+1」の選択を決断する楽しみがあるルールだと思います。
また、「ダブルチャンス」のような管理が面倒になる要素がない点もメリットかと思います。
あとは、セルフジャッジが前提になりそうですが、最初のシンキングタイム終了までに書けば「+2」でいいかなとは思いました。 - スタンダードルールより成功していたと思う。少数正解ルールに関しては改良が必要と思う。
- こちらはわりと完成されたシステムのように感じたので、このルールで十分だと思います。
- 最後まで聞けるのでその分面白かったです。ただ、最後の読みきりポイントの際に時間がもう少し欲しいかなという印象は受けました。
- 問題が最後まで聞けるのがいいですね。
- こっちのほうが好きかも。
- 好きな形式です。F風がこれでもよかったかも。
- じっくり問題に向き合える、という点ではスタンダードよりも「早立ち」というフォーマットには合っているように感じた。
≪チェック体制≫
- 参加した他の知り合いに指摘されるまで気がつかなかったのですが、「421早押し」の欠点として、4点2点のボード記入の際、カンニングされてしまう懸念があるという点です。次回421を行うときは、この点を考慮したほうがいいと思います。
- 4と1はいいにしろ、紳士協定になりがちになってしまう2pの部分をもっとルール上練ってもいいのかなと思いました。
- ルールとしては早立ちらしくていいと思いましたが、となりのプレーヤーとの相互チェックがあまり機能してなかった気がします。
- よくできているが、チェックの確認が、最終的に「自分の良心」によるものになってしまった感があった。
≪少数正解≫
- 少数正解が強すぎる?スタンダードも多少強いと思うが、こちらはさらにそう感じた。
- 少数回答のメリットがさらに大きく、取らないと勝てない状況になっているため、バランス調整が必要か?
- 単独正解の評価をもっと高くした方が良いかと思います。
- ポイント配分については単独-少数-通常の3段階にして、このルールだと単独正解8pt、少数正解6pt、通常正解4ptとするとより早立ちの重要性が増して良くなるのではないかと思います。
≪その他≫
- ゲームバランスが自分とは相容れないもので、自分なら絶対採用しない内容です。
- 早立ちの場合、立つか最後まで聞くかの二択だけで良いと思う。
- 15p勝ち抜けは少し遠い気がしました。
- 止まって書く人とその場で書く人の比率が分かればいいかなと個人的には思いました。
- 3段階での解答のため、立って書くスタンダードにない部分が加わり解答者が戸惑う場面が見られたのですが、回数を重ねて確立されてくれば問題はないと思います。
- そのスタイルゆえに、制限時間をもっと長めに取った方がいいと思います。1問にかかる時間が長すぎるのが今後の課題だと思います。
- また、このルールは問題を選ぶ。残り数文字の段階で問題を止めて、その時点で丸を付けた/つけないで点数が変わるのは若干不合理。 問題前半の情報でわかる人は分かるけれど、全文を聞けばだれでもそれなりに答えに行ける的な問題が必要。その点2セット目(GTO風)は合っていたと思います。
(3) Like a Paper
- 他セットに比べて是非が分かれた。
- プラス評価については「テンポの良さ」を評価する意見があった。逆に言えば、「早立ち」のデメリットとして(他セットが)テンポが悪い、というのがあるので、一日通しでやるのであれば1ラウンドくらいはこの形式があった方がいいか。
- マイナス評価については、「淡々としている」のは事実であり、「これなら普通の早立ちがいい」という意見も理解できる。
ただ、ペーパークイズの代替・改良案として考えて頂ければ、という感。
その場合、問題はいっそ「ベタ」に近い方が合うのかもしれない(語源で一斉に立つ、みたいなイメージ。「問題が確定ポイントまでしかない」ペーパーに近いかも)。 - 一方、「チェック体制の難しさ」については、他のラウンド以上に検討の余地あり。
≪プラス評価≫
- 挙手によるボーナスポイントが入るペーパークイズは、かなり斬新なルールだと思います。他のクイズイベントでも導入したらいいのではないかと思いました。
- 「+3/-3」の「スタンダード」ルールなら、こちらの方がテンポが良くていいかもしれないです。今回は、問題難易度からほぼ「参加しただけ」ではありましたが。
- これはこれで、不正解時のペナルティが点数のみというのは、別の戦略が必要になるという店で考えさせて良かったと思います。
- ルールはたいへん面白かったと思います。今回は3セットでしたが、5セットぐらいあると、もっと攻めていくか安全策をとるかの駆け引きの要素が増えて面白くなると思います。
- いいと思います。ただ、他の人に問題文を聞かせない以上、正解より誤答の減点を多くした方が好みかも。
- 勝抜けが無いということで最後までチャンスを諦めることなく参加出来る、この形式では自分としては最も理想のスタイル。
- 普通にいいバランスだったと思います。テンポもよく、一番密度の濃い時間でした。他2つなしで、これだけでもよかったくらい。より地味なイベントになりますが。
≪あまり変わらない≫
- あれだけ人が多いと大抵の問題でわからないうちに押されてしまうのでペーパーという感じはあまりしなかったと思います。少数正解の無くなったスタンダードルールという感じでしょうか?
- ほとんど早押しと変わんない感じでした。スピード勝負であっという間に終わってしまった感じです。
≪マイナス評価≫
- 既視感のある形式。チェックをして相互確認をする時間が司会の感覚で変わるのは辛い。
- 問題が「最後まで読み切って答える」用に作られていたので、早立ちには向かなかったと思う。読み上げペーパーの方が良く、あまり意義を感じなかった。
- 淡々と進むので、正直なところ筆記には向かないのかなあという感じでした。いきなり記入が始まるのでなんともいえません。
- ペーパーというよりはタイムレースをやっている感覚。悪い意味で「ペーパーのようなもの」だった。
- 421のように最後まで問題を聴ける救済措置が欲しい。そもそも正直形式として微妙。これやるなら早立ちもう1セットやりたいってのが正直なとこです。
≪チェック体制≫
- 途中意見出てましたが、やはりチェックを隣に確認してもらうのが厳しかったです。ペーパーと言う特性上、なんとなし隣の方に声を掛けるのも躊躇してしまうことも。
- この形式のみに限らない事柄ですが、チェックがうまく機能していない様に見えました。性善説というか、ゴルフみたいな感じで他人に確認してもらう必要は無いかもしれません。(不正が行われる可能性は上がりますが)
- ルール上、カンニング・後からの修正とかし放題だと思うのですが、この規模でやるならまあいいんじゃないでしょうか。
- これも相互チェックが機能していなかったので、プレーヤー各自の申告に任せるしかなかったのが残念。
- 全般的に言えることですが、とりわけこのルールでは「挙手」が求められることもあり、最も解答する意思がわかりにくかったのではないかと思いました。
- こちらも手を挙げたかのチェックは自分の良心次第になってしまっていた。ルールは王道。
- 相互チェックにも限界があるので、チェック要員などがいると望ましい。今回、「挙げるつもりが無かったがつられて挙げたが、最後まで腕を挙げていない。けどこれはおそらく暴発とみなされるだろうからチェックをした」「挙げるのがほんの一瞬遅れた気がするが、セーフだったかもしれない。ただおそらく他から見れば出遅れに判定されてもおかしくないだろうから、チェックをしなかった」というのが1問ずつ発生した。
≪その他≫
- 大学の大教室みたいに客席が階段状になった会場ならよりわかりやすかったと思います。
- このスタイルの評価が一番難しい。ペーパー進行でうまくいくのであれば、(演出面を除き)通常ルールのようにわざわざ時間を使って1問ごとにチェックする必要すらなくなる。ただ、若干あわただしかったですね、回答用紙チェックもあまり機能していなかったですし。逆に挙手に問読みを止める機能のみを持たせるという考えもありますが、後半に問題潰しが横行することを考えると誤答ペナは必要。うん、難しい。
- 「ペーパー風」ということであれば、低得点でも良ければ最後まで問題を聞いてから考えられる形式のほうがよいのではないかと感じた。
- テンポが少しトロい感じがする.面白いとは思われるが,意見はわかれるであろう.