地区予選はダイジェストでお送りしますが、そこで活躍できると麻雀力はアップします
まぁ京ちゃんは応援なんですけどね
あらためて言うけど、個人戦はあくまでオマケやからな!
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12日目 午前
地区予選開始まであと 3日
京太郎「咲…」
京太郎「強く、ならなきゃな」
京太郎「さて、今日はなにをしよう?」
>>289
↑で京ちゃんあんなこと言ってるけど、安価は自由やでー
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/08/02(木) 23:23:08.00 ID:lMGJpv3Bo
胡桃先輩をフォロー
297 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/02(木) 23:25:08.70 ID:AgWs5lVVo
お前らが胡桃ちゃんに優しくて嬉しいから難易度に色つけるわ
胡桃先輩をフォロー
難易度 低い (失敗:00-13 成功:14-73 大成功:74-99)
>>300
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]:2012/08/02(木) 23:25:36.39 ID:lMGJpv3Bo
こい
309 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/02(木) 23:26:18.73 ID:AgWs5lVVo
判定→成功
書いてくる
319 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/02(木) 23:43:31.17 ID:AgWs5lVVo
【胡桃をフォロー】
集合時間を過ぎても、部室に胡桃先輩の姿はなかった。
京太郎(やっぱり、昨日の"あれ"のせいだよな…)
京太郎(……)
京太郎(よしっ!)
京太郎「塞先輩、胡桃先輩の住所、教えていただけませんか?」
塞「へ?」
京太郎「胡桃先輩が来てないのって、昨日の一件のせいですよね」
塞「…うん、多分、だけどね」
塞「無断で胡桃が休むなんて初めてだし…」
辛そうな顔をする塞先輩。
京太郎「胡桃先輩なら自力で立ち直れると信じてますけど」
京太郎「俺、少しでも胡桃先輩が立ち直るお手伝いがしたいんです」
京太郎「今まで胡桃先輩には、散々お世話になって来ましたから」
塞「……」
塞「…ふふっ」
塞「須賀君は、優しいね」
塞「ちょっと胡桃が羨ましいかも」
京太郎「そ、そんなことないですよ…」
塞先輩に褒められた。照れる。
塞「わかった、教えたげる」
塞「その代わり、絶対胡桃を連れてくるんだよ?」
塞「無断遅刻したこと、叱ってやらないと!」
京太郎「はい!」
321 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/02(木) 23:52:12.03 ID:AgWs5lVVo
鹿倉家前
京太郎(しかし、これは緊張するな)
ドアの前で躊躇する。
ご両親とか出てきたら気まずいというレベルではない気がする。
京太郎(でも、行くしかないよな!)
覚悟完了。
インターホンを鳴らす。
胡桃「はー…い!?」
出てきたのは幸い、胡桃先輩本人だった。
…但しTシャツにジャージというラフな格好の。
胡桃「~~~ッ!」
声にならない叫びを上げる先輩。
目の前でピシャリとドアが閉められる。
制服に着替えた胡桃先輩が出てきたのはそれから15分後だった。
331 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 00:03:27.47 ID:mOGQEJvno
胡桃「そ、それで、何の用なのかなっ!」
胡桃「そもそもなんで住所知ってるの!?」
まだ動揺している胡桃先輩。可愛い。
京太郎「胡桃先輩が心配だったんで、塞先輩に住所を聞いて様子を見に来ました」
直球勝負である。先輩が硬直する。
胡桃「また真顔でそんな恥ずかしいことを…」
京太郎「でも、本当のことです」
胡桃「うぅ…」
354 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 00:21:55.53 ID:mOGQEJvno
京太郎「胡桃先輩、部活、行きましょうよ」
胡桃「……」
"部活"という言葉が出た途端黙り込んでしまう先輩。
相当重症のようだ。
胡桃「……」
胡桃「…私ね、麻雀って、いつだって楽しいもんだと思ってた」
胡桃「でも、昨日の麻雀はただただ力を見せつけられただけで、全然楽しくなくてっ」
胡桃「麻雀が、怖くなっちゃったんだよ…」
少し涙声になる先輩。
367 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 00:39:47.48 ID:mOGQEJvno
京太郎「……」
京太郎「怖くったって、良いじゃないですか」
胡桃「え…?」
京太郎「怖いから、「次は怖い思いをしないように」って頑張る」
京太郎「そういうのも有りだと俺は思います」
胡桃「……」
京太郎「それに、麻雀部の皆との麻雀は、絶対に、いつだって楽しいですよ」
京太郎「みんな胡桃先輩が来なくて、寂しがってたなー」
368 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 00:45:03.50 ID:mOGQEJvno
胡桃「…須賀君も、寂しい?」
京太郎「そりゃ、そうですよ」
京太郎「寂しすぎて胡桃先輩の家に来ちゃうくらいには寂しかったです」
胡桃先輩が笑う。
やっと笑ってくれた。
胡桃「しょうがないなぁ…」
胡桃「寂しがり屋の後輩のために」
胡桃「午後から部活、行きますかっ!」
胡桃の好感度がググーンと上がった!
381 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 00:57:36.96 ID:mOGQEJvno
12日目 午後
京太郎「胡桃先輩が元気になってくれて良かったな」
京太郎「まぁ塞先輩に怒られてちょっと元気じゃ無くなってたけど…」
京太郎「さ、さて、午後は何をしようかな!」
>>388
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/03(金) 00:58:59.65 ID:U72MjkiIo
塞と特訓するぞ!徹底的に特訓するぞ!
403 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 01:03:25.33 ID:mOGQEJvno
塞と特訓するぞ!徹底的に特訓するぞ!
「徹底的に」とあるのでいつものと徹底的なの選んでいいよ
いつもの
難易度 低い (失敗:00-14 成功:15-74 大成功:75-99)
徹底的なの
難易度 高い (大失敗:00-04 失敗:05-44 成功:45-84 大成功:85-99)
>>407
どちらかも書いて下さい
ない場合は自動でいつもの
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/03(金) 01:03:59.97 ID:fZYJv9pco
徹底的に
416 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/03(金) 01:06:19.32 ID:mOGQEJvno
判定→大成功
すごいな、>>407、どうやったんだ?
大成功に付き時間がかかりそうなので、今日はここまでにします
ではまた明日ー
220 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 22:13:20.35 ID:rdfJLM7so
【塞先輩と徹底的に特訓】
塞「今日は徹底的に特訓をするよ!」
塞先輩が高らかに宣言する。
やはりこの間の一方的な敗北は、塞先輩にとっても相当ショックだったようだ。
京太郎「徹底的に…というと」
京太郎「どういう風にやるんですか?」
塞「良い質問だね!」
先輩が笑う。
嫌な予感。
塞「まず須賀君を私が"塞ぎ"ます」
塞「須賀君が10回上がれるまで家に帰れません」
塞「とあるテレビ番組を見てて思いついたんだけどね!」
塞「名付けて…」
京太郎「言わなくて良いです!」
思いの外徹底的だった。
京太郎「せ、先輩、流石にそれは…」
塞「須賀君、私の…その、胸、の感触はどうだった?」
京太郎「よろしくお願いします!」
最初から拒否権などなかったらしい。
…真っ赤になるくらいなら言わなければいいのに。
照れる先輩も可愛いが。
234 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 22:28:20.78 ID:rdfJLM7so
………
京太郎「塞先輩…これ、一生帰れないんじゃ…」
1時間経ったが、まだ上がれていない。
塞「でも、段々最終型は良くなってるよ、須賀君」
能力を使いっぱなしだというのに、まだまだ元気そうな塞先輩。
…若干ヘコむ。
塞「トシ先生も「須賀君は高いポテンシャルを秘めてる」って言ってたし、」
塞「後はきっかけ次第だと思うんだよね」
京太郎「そうだといいんですけどね…」
塞「今日はとことん付き合うから、頑張ろう!」
ありがた過ぎて涙が出る。
242 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 22:41:41.43 ID:rdfJLM7so
………
京太郎「ロンです!七対子赤、3200!」
塞「張ってたんだ…」
塞「すごいよ、須賀君!」
京太郎「3時間近く経っての初上がりですけどね…」
苦笑い。
しかし、確かに何かが掴めた気がする。
高地トレーニングのようなものなのかもしれない。
塞「じゃ、ちょっと休憩にしよっか」
塞「夜食作ってきたんだー」
先輩が弁当箱を2つ取り出す。
京太郎「え、先輩の手作りですか!?」
塞「うん、一応ねー」
塞「須賀君の口に合うと良いんだけど…」
262 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 22:58:33.04 ID:rdfJLM7so
京太郎「じゃあ、頂きます!」
蓋を開ける。
ご飯に唐揚げ、肉じゃが、卵焼き、サラダ、プチトマト。
美味しそうだ。
塞「男の子が好きそうなものって分からなくて…」
塞「とりあえず唐揚げと肉じゃがを作っとけば間違い無いってお母さんが」アハハ…
塞「でも、ちょっと彩りが悪くなっちゃったね…」
京太郎「いえ、どれも大好物なんで嬉しいです!」
肉じゃがを一口食べる。よく味がしみている。美味しい。
先輩の手作り料理を食べれるだなんて、自分は幸せ者だ。
京太郎「先輩、美味しいです!」
京太郎「卵焼きも甘くて俺好みの味だし」
塞「良かった…」ホッ
京太郎「これだけで今日頑張った甲斐がありましたよ!」
塞「もう、褒めすぎだよ…」
塞「まぁ、帰れるまで後9回上がらなきゃいけないんだけどね」
…そこは甘くなかった。
278 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 23:10:42.25 ID:rdfJLM7so
>>264
塞先輩は主婦力高そうやろ?
>>265
プチトマトは最後に彩りを整えるために加えたりするもんやから…
………
京太郎「ありがとうございます先輩!」
京太郎「これで朝まで頑張れますよ!」
塞「え?」
京太郎「?」
塞「そ、そっか」
塞「泊まりになるかもしれないんだ」
塞「……」
塞「え、ええっ!?」
突如混乱する先輩。
301 : ◆ttR5sQ5ZGLqG [saga]:2012/08/05(日) 23:26:32.85 ID:rdfJLM7so
塞「あ、あのね、須賀君」コホン
塞「まだ一緒にお泊まり、ってのは早いと思うんだ」
塞「だから、ここからは死ぬ気で頑張ってね?」ニッコリ
京太郎「適度なところで切り上げるって選択肢は無いんですね…」
………
その後、塞先輩がバテたこともあり、何とか深夜3時に10回和了を達成したのであった。
京太郎(この特訓で、麻雀力がかなり上がった気がする)
京太郎(…塞先輩とお泊り出来なかったの、ちょっと残念だったな)
塞の好感度がグーンと上がった!
京太郎の麻雀力がグーンと上がった!
塞の麻雀力がグーンと上がった!
【塞の神】使用時ののマイナス補正が少しだけ小さくなった!
最終更新:2012年08月06日 00:21