2014月01月24日(金) 23:45-エンディミオン
あの人の大切な彼言の葉で引きずりおろす何気ない日々
顧みて「嫌い」のわけを問うたならたちまち消えて残る「私は……」
爆発を願う気持ちの端くれでどうでもいいと積み上げながら
まっさきに顔認証に否定されいつもの顔で地下鉄に乗る
弱さだと責める自分をなだめては勿忘草と布団を眺め
振り返り歪な轍見えたとて何か変わると思うだろうか
去り際に大人めかした横顔と横断歩道駆ける背中と
繰り返す過去を幾度も繰り返しもう届かないその「ごめんね」は
臭いよねトイレみたいと蔑まれ誰を呪うか朱の薔薇たちよ
ツイッターで時々呟いている短歌が溜まってきたので放出します。