六段・七段

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 まずこの項目で目標とするのは、ズバリ&sizex(5){&bold(){八段}}の取得です。 「え?僕(私)はまだ六段取ったばっかりなんだけどそれでもいいの?」 「THE SAFARI で毎回(「・ω・)「ガオーされるから八段のことなんか考えてる暇ないんだがwww」  ご心配なく。八段を目標にすることにはそれなりの理由(後述)があります。もちろん、THE SAFARI(21 SPADA現在)を攻略し見事七段を獲得したあなたにも有意義な項目になるはずです。  六段に受かった以降は、(七段も含め)次の段位に合格するために地力を全体的に上げていくことが必要不可欠です(地力についての詳細は同wiki内の[[地力という考え方]]を参照)。そのためには☆8~☆10の曲にランプをつけて回ることが有効な手段の1つですが、それと並行して地力のタイプ(&bold(){乱打力}、&bold(){同時押し力}、&bold(){皿複合力}など)ごとに各々練習曲を設けて練習をすることで、より効率よく地力を上げることができます。  以下では、六段取得から八段取得までの間を大まかに5つの段階に分け、その段階に応じた練習のポイントと練習曲をそれぞれまとめていきます。 #image(六段変遷改2.png) ---- #contents() ---- *練習のポイントに入る前に **七段を目指すということ (六段の方向け)  六段の方にまずお伝えしておきたいのは、六段合格から七段合格までは遠いですよということです。これは六段を取得してしばらく経つ方は痛感しているところかと思いますが、これまでの段位認定と比べると、七段の壁は今まで以上に高く感じるはずです。  ここまで段位を取得してきた方の多くは六段、あるいは五段まで比較的トントン拍子で来られたのではないでしょうか。これは、段位認定の曲の難易度にある程度の重なりがあるためと考えられます。  [[TexTage>http://textage.cc/score/index.html?s01AB00]]様による各楽曲の譜面、また[[beatmaniaIIDX SP☆9~12攻略サイト>http://clickagain.sakura.ne.jp/top/top.html]]様の全曲検索システムの難易度付けを参考にして作成した下図をもとにして具体的に説明します。  beatmaniaIIDX SPADAにおいては、例えば四段に合格できた人であれば、すぐに五段に挑戦したとしても、課題曲の難易度的には3曲目まではある程度すんなりプレイすることができると言えます。五段に合格した人の場合でも、すぐに六段に合格することは難しいかもしれませんが、課題曲の難易度にそこまで乖離がないのでしばらくの練習ですぐに合格が見えてくるでしょう。  しかし下図を見てみると、課題曲全体の難易度を比べたとき「五段と六段」よりも「六段と七段」の方が圧倒的に差が大きいことが分かるかと思います。また、七段のボス曲だけが異様に遠いところに位置しているのも一見して分かるかと思います。これが、七段が&u(){遠い}という所以です。  また図では2重波線でごまかしていますが、☆10の曲は数が一番多く、また☆10は☆9以下の難易度と比べて同難易度内における難しさの隔たりが大きいために、段位認定でTHE SAFARIを抜けるためには少なくとも☆9は安定してノマゲできるように、また☆10にもある程度までイージーランプをつけられる程度の実力は必要になってくるでしょう。  従って、七段の壁は高いと言っているのです。今までは前の段位から少しステップアップすると次の段位の背中が見えてくる状況でしたが、七段に合格するためには先述のTHE SAFARIを抜けられるだけの実力をつけなければなりません。だからこそ、六段になってからはこれまで以上に&u(){地力を上げること}に注力する必要があります。 #image(87658kai .png) **地力を上げるために ***運指  地力を上げていくにあたり、まずはじめに言及しておきたいのは[[運指]]についてです。未だに&u(){北斗}打ちをしていませんか?何らかの&u(){&bold(){固定運指}}で練習をしていますか?これから先の段位にも関わってくることですから今のうちに述べておきますが、よほどのこだわりがない限りは、今のうちから何らかの&u(){固定運指}にて練習をすることを推奨します(固定運指に慣れたほうが良い理由は至極単純で、[[運指]]のページにもあるように「高難易度になった時に他の指が使えずに実力が頭打ちになることが多いから」ということに尽きます)。  固定運指の種類によってメリットとデメリットは大きく変わってきます。また、人によって向き不向きも異なります。固定運指で練習を始めるにあたっては[[運指]]のページを&u(){参考に}しながら、自分に合った運指を探してみてください。また独自の運指を開発してみるのもアリかもしれません(が、初めのうちはこのwikiでも挙げさせていただいている代表的な運指のどれかで練習してみる方が良いかと思います)。なにか良い運指が見つかった時は是非教えてください。  北斗打ちから固定運指に変えると、初めのうちは思うようにプレイが出来ず、もしかしたらクリアしたことがある曲なのに運指を変えた途端にクリアできなくなってしまった、なんてことも起こるかもしれません。ですから初めのうちは☆6や☆7、☆8の簡単な譜面などで様子見をするのがよいでしょう。しばらくすれば自ずと指も動かせるようになってきます。固定運指でも以前(北斗打ちをしていた頃)と同じくらいの難易度までクリアできるようになるまで、ここは辛抱です。 ***皿複合の練習  皿と鍵盤が一緒に降ってくることを&link_anchor(id_0c68a113, pageid=92){皿複合}と呼びますが、固定運指にすると、(ここでは、1P側の場合)皿と一緒に123鍵(のどれか)が降ってきたとき、&u(){&bold(){固定運指}を意識していると&bold(){皿}が取れない、&bold(){皿}を取ろうとする&bold(){123鍵}が取れない}ということが起こると予想されます。手が大きくて&u(){完全固定が出来る人(全ての指を鍵盤の上に置いたまま皿が取れる人)}にとってはあまり問題ではないのですが、そうでない人にとっては&bold(){ひとつの壁}となり得ます。  とは言ったものの、低難易度の譜面においては取れなくてもそこまでクリアには影響はしません。&u(){&bold(){固定運指になりたて}}の人は、上にも書きましたが、慣れるまでは今までプレイしていた難易度よりも簡単な譜面で固定運指の練習を積みましょう。  しかし譜面の難易度が上がってくる(☆8中盤以降)と、皿複合をある程度取れるようにする必要性が出てきます。ところが、固定運指のままでは皿まで指が届きません。そんなとき、重要になってくるのが&bold(){他の運指を併用すること}です。詳しいことは[[運指]]のページに記載されていますが、要するに、先述の固定運指に加え、皿が来た時には[[3:5半固定]]や[[ベチャ押しスライド]]にうまく移行しましょう、ということです。  実際にプレイする際には&u(){固定運指と皿が来たときの運指を&bold(){行ったり来たりする}ことになる}のですが、この&bold(){行ったり来たり}をスムーズに行えるようにするための練習が、他でもない&bold(){皿複合の練習}になります。下記練習曲には「皿複合」の項目が用意してありますので、これらの譜面で練習をする際には、うまく行ったり来たりできるように意識をしながら練習をするのが効率的です。 ***ランダムオプション  ランダムについての詳しいことは[[こちら>ランダムについて]]を参照していただければと思いますが、今後、のちに提示する練習曲を用いて地力をあげようと思ったとき、オプションでランダムをかけることは&bold(){&color(red){必須}}です。というのも、リンクのページにて言及されていることの内、&u(){癖がついてしまうのを防ぐ}というのが大きな理由になります(リンク先では「☆11以上になってくると譜面数も減ってきて……」との記述から書き出されている部分にあたりますが、&u(){譜面数が少ない}という意味では、数曲しか挙げられていない練習曲の場合においても言わずもがなでしょう)。  試しに100マス計算で例えてみます。単純に1から10を順番に配置した100マス計算は最初こそやる意味はあるかもしれませんが、2回、3回、……、とくり返すうちに、「次(のマス)がどうなるか」はすぐに予想できるようになってしまうでしょう。そうなったとき、練習として「数字を入れ替えずにくり返し100マス計算をする」意味はどれほどあるでしょうか。そんなときに役立つのが「数字を入れ替えること」です。毎回数字を入れ替えてくり返し100マス計算をすることで、数字どうしの特定の組み合わせを素早く認識し、素早く答えを返す、という一連の動作がよりスムーズにできるようになっていきます。  IIDXに話を戻します。(「練習曲においては」という前提のもとで、)先の100マス計算と同様、正規譜面は何回もくり返しプレイすることには適さないことがお分かりいただけるかと思います。IIDXにおいてはランダムによって発生しうる譜面のパターンは計算上5000パターン以上存在するので、全く同じ譜面が降ってくることはほぼないと言って良いでしょう。そうした場合、降ってくるノーツを毎回認識し、それに対して素早く正しい鍵を押す必要が出てきます。  練習においてはこの「認識して、鍵を押す」という一連の動作を繰り返すことが重要になってきます。そうすることで、「押せる鍵のパターン」の引き出しを増やしている、と言い換えることができるかもしれません。この引き出しの数を増やすことこそが、地力の向上につながるのです。 ***難易度をまとめたExcelファイル  [[こちら>http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze/pub/iidx/excelfile/8~12/]]に置いてあるExcelファイル([[楽曲検索システム>http://clickagain.sakura.ne.jp/cgi-bin/sort11/data.cgi?]]様による各譜面の難易度付けをもとに作成しました)は☆8から☆12までの各譜面のノマゲ、ハード難易度をまとめたもので、この難易度をもとに、簡単なものから順にプレイするとちょうどよいステップアップになると思います。是非ご活用下さい。 *練習のポイント **①六段取りたて期 ~☆8しっかりできますか?~  この項目のはじめに載せた六、七段の変遷の図にも書いてあるとおり、この段階においてまずもっての目標は&u(){☆9を選べるようになること}です。そのために、まずは☆8譜面を半分くらいはイージーランプを付けられるようにするところから始めましょう。地力を上げていくためには簡単な方から順にランプをつけていくことが望ましいですが、その際は是非上記のExcelファイルを参考にしてみてください。また選曲画面においてソートを&bold(){クリアレート順}にして、その下の方からプレイをしていくという方法もあるので、併せて紹介しておきます。  ただし、プレイしていく中で、&u(){&bold(){ソフラン楽曲}}には気をつけてください(難しさ等については[[ソフラン]]の項目が詳しいです)。この段階の間は余計なことに気を回すよりも、自身の地力の底上げをする方が重要です。ソフラン楽曲は②以降に進んでから触れれば充分ですから、先に他の楽曲にどんどんランプをつけていきましょう。ソフラン楽曲は選曲画面にてBPM表記が「○○~××」となっていますので、BPM表記に注意しておくことで誤って選曲することを未然に防ぐことが出来ます。  ☆9を選曲し始めるおおよその目安は、☆8の譜面の中で  ・&bold(){華爛漫 -Flowers- (H)}  ・&bold(){Why did you go away (H)}  ・&bold(){scar in the earth (A)}  ・&bold(){JEWELLERY STORM (H)} にイージーランプが付けられたら、というところでしょうか。これらの曲がクリアできたのであれば、☆9の  ・&bold(){Time to Empress (H)}  ・&bold(){Medicine of Love (A)}  ・&bold(){EDEN (H)} あたりにもイージーランプを付けられる程度の地力はついてきていると言えるでしょう。逆にいうと、これらの曲を&u(){クリアできなかった場合は、☆9に挑むのは&bold(){まだ早い}}です。そのときは、☆8のイージー埋め、ノマゲ埋めを進めましょう。  次の段階へ進む目安は、先出の☆9譜面3曲にイージーランプがつけられたらです。この3曲がクリアできたら、次のステップへと進みましょう。 **②六段適正期 ~☆10に挑むための☆9~  この段階での目標は、&u(){☆10を選べるようになること}です。そのために主にやるべきことは、  Ⅰ.☆8イージー埋めをガンガン進めること  Ⅱ.☆8で既にイージーランプが付いている曲にノマゲランプをつけること  Ⅲ.☆9イージー埋めを進めること の3つです。下に示した練習曲を間にはさみつつ、この3つを同時進行させましょう。  ただし、現段階で☆8の譜面が全てできるようになっておく必要はありません。☆8は譜面数が(SPADA時点で)280譜面と比較的多いのですが、☆8の中の一番難しい部類の譜面については、次の③段階に進んだ人であっても、ランプをつけるのにある程度苦労するでしょう。その理由はいわゆる「ラス殺し(Second Heaven (H) )」や「ひと癖ある譜面(ALIEN TEMPLE (A) )」があったり、「そもそも全体的に難しい( four-leaf (A) )」など様々ですが、先にも言ったとおり、今の段階ではこれらがクリア出来ている必要はあまりありません。もちろんクリアできるならそれに越したことはないのですが、これら☆8の内の難しい曲をクリアすることに躍起になるよりは、☆9をどんどん進めた方が直近の上達には有効です。  また、①段階の項目では「ソフラン曲はやらなくて良い」というようなことを書きましたが、そろそろ触れましょう。今後いずれ触れることになると思いますので、今のうちに[[ソフランとは何か>ソフラン]]について、ある程度理解を深めておくのがよいでしょう。  同時に[[HS・緑値>HS・緑値・SUD+ ]]についても、改めて考えてみることをお勧めします。自分に合った緑値(必要なら白値も)をうまく設定できると、スコアがあがったりノーツが見やすくなったりします。また、ソフラン楽曲をやる際には[[フローティングハイスピード(AtomicAge様より)>http://www.atomic--age.net/information/beatmaniaiidx/tricoro-system]]をうまく使えると(&link_anchor(id_50ea5230, pageid=51){皿チョン}をするときなどに)便利ですので、先に挙げたリンク先にてフローティングハイスピードについて見てみるといいかもしれません。  ☆10が選択できるようになるためには、☆9譜面にて、少なくとも  ・&bold(){Bloody Tears(IIDX EDITION) (H)}  ・&bold(){陽炎 (A)} が両方クリアできる程度の地力が要求されます。この2曲にイージーランプが付けられれば、☆10譜面において一番簡単な部類の譜面である  ・&bold(){ヒマワリ (A)}  ・&bold(){LETHEBOLG~双神威に斬り咲けり~ (A)} にもイージーランプが付けられそうです。またこの2曲にイージーランプがつけられたら、次の段階に移行しましょう。  しかし①段階のとき同様、逆に&u(){この☆10譜面2曲がクリアできないのであれば、☆10に挑むのは&bold(){まだ早い}}です。そのときは、&u(){☆8や☆9でランプを更新}したり、&u(){練習曲のBPを減らすこと}を目標とすることで修行を重ねましょう。 **③七段ボーダー期 ~七段を超えることを目指して~  この段階での目標は、&u(){七段合格相等の地力をつけること}です(具体的な基準は後述します)。七段合格のためには、4曲目のTHE SAFARIに突入するまでに充分にゲージを保っておくことがかなり重要ですが、それに足る地力をつけていくために、  Ⅰ.☆9イージー埋めをガンガン進めること  Ⅱ.☆9で既にイージーランプが付いている曲にノマゲランプをつけること  Ⅲ.☆10イージー埋めを進めること の3つを同時進行させましょう。練習曲をコンスタントにやり続けることもお忘れなく。  ところで、皿複合はある程度取れているでしょうか?「皿複合って?」という方は、すぐにこのページ上部に記載した「皿複合の練習」を読んで下さい。  乱打や同時押しは☆9までの曲を順にプレイしていくことである程度の地力がついてきていることと思いますが、今後☆10にランプをつけていこう、七段に合格しようと思ったとき、ある程度の&bold(){皿複合}をさばけるだけの地力は必要になってきます。意識して練習をしないと後回しになりがちな要素でもありますので、下記練習曲に載せた譜面などを利用して、皿複合の練習を重ねていきましょう。  七段を受けるタイミングですが、具体的に「こうなったら」というのは、個人差が出るところでもあるので特には言及しません。しかし、☆10を全くやったことがないままに挑戦するのはあまりオススメしないです(「☆10やったことないけど、☆9ならもう全部イージーランプつけました」といった状況ならまた話は少し違ってくるかもしれませんが)。おおよそ☆10に30~40曲ほどイージーランプをつけられてからが、七段という土俵に立てるラインでしょうか。それくらいになったら、一度試しに七段を受けてみてもいいかもしれません。  以下では、七段を受けたとき、その時の結果によってその後どういう練習をするべきかを場合分けします。  &sizex(5){Ⅰ.七段合格}  &sizex(5){Ⅱ.THE SAFARIで落ちる}    ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる    ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る    ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る  &sizex(5){Ⅲ.THE SAFARIに到達できず、3曲目までで落ちる}    ⅰ.☆10で落ちる    ⅱ.☆9で落ちる #region(Ⅰ.七段合格) Ⅰ.七段合格  おめでとうございます、これであなたも立派な七段です。誰にも文句は言わせません。これからは八段合格を目指すべく、次の④段階に進んで下さい。ただもしかしたら、合格したことに対して思うところのある方もいらっしゃるかもしれませんが、七段は七段です。THE SAFARIを抜けられた、というのは1つの立派な実力の証です。  とはいえ七段合格の直後では、八段以上合格直後に比べて合格した人の実力の開きが大きい可能性も多分にあります。しかし、その場合でもやるべきことはさしてかわらないので、④段階に書いた内容を参考にしながら、次なる段位を目指してくれると嬉しいです。 #endregion #region(Ⅱ-ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる) Ⅱ-ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる  THE SAFARI以外の各楽曲にて、曲終了時に上記以上ゲージが残せているのならば、七段に合格する地力は充分ついているものとみなして良いと考えています。ですから、上記程度に安定してゲージが残せるのであれば、次の④段階に進み、&u(){八段合格に向けた練習}に励んで下さい。  「え?いいの?」という方のために、  このページの一番最後にも書いたのですが、THE SAFARIの正規譜面は☆10の中でも極めて難しい部類であり、☆10の大半がクリア出来てもTHE SAFARIの正規譜面にランプがつけられないということは往々にして起こり得るのです。☆10が大半できるというのは言ってしまえば④段階の中でも上位、あるいは⑤段階、さらに言うと八段合格にも相等する程度の地力を有していることに他ならず、にも関わらず七段に固執するのはいささかもったいないとも思うのです。  地力の向上という観点でいくと、ここまで来られている人であれば、THE SAFARIを抜けるための練習をするよりも&u(){八段合格に向けた練習}をしたほうがより効率的に地力をあげることができると考えられますし、また結果的にその方がより早くTHE SAFARIを攻略することにつながるのではないでしょうか。  サファリ難民という言葉が示す通り、THE SAFARIを抜けられなくても八段に合格することは可能です。また、よっぽどクセや苦手意識がついていなければ、八段に向けて練習をしている期間中に七段に合格をすることも大いにありえます。ですから、ここまでゲージを残せるようになっているのであれば、「自分はもう&bold(){七段(相等の実力)なんだ!}」と&u(){胸を張って、}八段合格に向けた練習をしてほしいと思います。 #endregion #region(Ⅱ-ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る) Ⅱ-ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る  ☆9でしっかりゲージを残せているのというのは当然であるとして今は置いておいて、☆10で充分にゲージを残せていないというのは、地力が今一歩足りていないということに他なりません。ですが、あともう少しであることは間違いないでしょう。となると、これからは自分に足りていないものは何かを考えながら練習に励むことがとても重要になってきます。  ではどのように練習していけばよいかなのですが、その話をする前に、☆10のゲージの残り具合について少し補足をしたいと思います。  歴代の七段課題曲を見ると、☆10からは(THE SAFARIを除いて)それぞれの地力の要素ごとに簡単な順に  乱打 -冥 , Ubertreffen , Aurora  同時押し -waxing and wanding , rainbow rainbow , mosaic  皿複合 -FIRE FIRE , Concetrino in Blue , TROOPERS などの譜面が選ばれています。中でも近年の課題曲としては、&bold(){Ubertreffen}、&bold(){mosaic}、&bold(){FIRE FIRE}の順で選出されています。ここから見えてくる傾向として、(本来ならばこういう議論はあまり適切ではないのかもしれませんが、)譜面の難易度からすると(前述の「難易度をまとめたExcelファイル」をご参照下さい)、選出された譜面が&bold(){同時押し譜面}のときは、&bold(){乱打}もしくは&bold(){皿複合}に比べて&u(){ゲージを維持するのが難しくなる}ということが言えそうです。  ですから(もちろん傾向は今後変わる可能性もありますが)おおよその目標としては、課題曲に選出された☆10が&u(){乱打譜面、もしくは皿複合}だった場合、残しておきたいゲージは&bold(){80%以上}、対して&u(){同時押し譜面}だった場合は、残しておきたいゲージは&bold(){60%以上}と設定します。次回以降七段に挑戦した際、(合格した場合はもちろん)THE SAFARIを抜けられなかったとしても、先述の基準をクリア出来ていた場合なら、七段相等の地力を有しているとみなしても充分でしょう。次の段階へ進み、八段の合格を目指してまた新たに練習に取り組まれることをお勧めします。  さてそんな基準を超えるべく、練習の指標とすべくは&u(){☆10に130曲以上イージーランプをつけること}です。簡単な方からで構いません。最近のバージョンでは☆10譜面の数も多くなってきているので、様々なパターンの譜面に触れることができます。苦手を克服しつつ自分の引き出しをどんどん増やしていきましょう。先述の難易度表や、クリアレートを参考にしながらランプの更新をしてみてください。  人によっては、130曲も☆10にランプをつけるというのは、七段を超えるにしては多めの設定なのでは、と感じられるかもしれません。しかし、この七段とのボーダーの時期で数多くの譜面と相対し、練習に練習を重ねることが、後々の地力の爆発的な向上につながってきます。その際に、&u(){七段の課題曲に&bold(){ランダムオプションをつけて}プレイしてみる}というのも良いかもしれませんし、④段階の練習曲をやってみるのも1つの手です。地力の要素としては、&u(){自分はどれが秀でていてどれを苦手としているのかを意識しながら}プレイできるとより効率的かと思います。  ここからはガンガン☆10を選曲し、イージー、ノマゲともにどんどんランプを更新していきましょう。 #endregion #region(Ⅱ-ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る) Ⅱ-ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る  ☆9で許容量以上にゲージが減っていることの原因は、ひとつは&u(){難しい箇所で必要以上にゲージが持って行かれている}ということ、もうひとつは&u(){回復すべきところできちんと回復できていない}ということの2つが考えられます。いずれにせよ地力が足りていないということには変わりないのですが、それぞれの場合において、意識するべきところが若干変わってきますので、そのことに少し言及しようと思います。  前者についてですが、ノーツが見える見えないうんぬん以前に、&u(){ノーツの密度が高くなったときに指が動かしきれていない}という可能性が考えられます。これは③段階の練習曲や☆10を進めていくことで自然とより速く動かせるようになってくるはずですので、再び七段を受ける前に充分に練習を積んでおくことをお勧めします。  後者について、しっかりと回復ができないのは&u(){ノーツがしっかりと叩けていないために判定が悪い}ことが原因であると予想されます。THE SAFARIまで到達できているという時点である程度ノーツは拾えているということが言えますが、ゲージが残せていないということから、これは&u(){BPが出ていないだけ}であると分析することができるでしょう。もちろんそれも大切な能力であることには変わりないのですが、THE SAFARIを抜けようと思ったとき、テレテレテッテ地帯に入るまでに充分にゲージを保っておくためには&u(){きちんと回復できる力}もより大切です。これを克服するためには、&bold(){&color(blue){Fast}/&color(red){Slow}}の表示に気を配ると良いでしょう。じっくり見る必要はもちろんありませんが、視界の端に色だけ捉えて、「ほんのちょっと遅く/速くして判定を合わせよう」と少し意識するだけでも変わってきます。  2つをまとめて、今後の練習の方針として、③の練習曲と☆9、☆10では判定を多少意識しながらBPを減らす、少ないBPでクリアすることを目標にすると良いでしょう。☆10でそれをするのはいささか時期尚早な気もしますが、判定は良いに越したことはなく、BPは少ないに越したことはありません。&u(){ノーツをしっかり見て、タイミングよく押す}ことを繰り返し、地力とともにスコア力も上げていきましょう。 #endregion #region(Ⅲ-ⅰ.3曲目までの間で、☆10で落ちる) Ⅲ-ⅰ.3曲目までの間で、☆10で落ちる  ☆9で削られてから落ちたのか、☆10で一気にゲージが減らされたのかによってここからの練習のしかたが変わります。  ☆9で大きく削られたという人は、正直に言って地力不足です。まずは☆10にある程度ランプをつけられるようになるまで、練習曲や☆9,☆10の下位を使ってクリアランプの更新をしていきましょう。  ☆10で一気にゲージが持っていかれたという人は、その曲の譜面傾向自体が苦手であるということが考えられます。例えばFIRE FIREなら皿複合が、Ubertreffenなら乱打が、それぞれ苦手であると言えるでしょう。地力の各要素をそれぞれ同じくらい練習をすることが一番望ましいですが、特に、落ちた曲の譜面傾向に合わせて、まずは下記練習曲をしっかりとやり、BPを減らすことを意識しながら練習して地力要素をしっかりと伸ばすことが大切です。  他方、MENTAL MELTDOWNのような、知っていればどうということはないけれども、初見だと大きくゲージを減らす可能性のある特徴的な譜面を持つ曲でやられてしまったという場合には、&u(){その場面ではどう叩くかなど多少なり対策を練っておく}のも良いかと思います。 #endregion #region(Ⅲ-ⅱ.3曲目までの間で、☆9で落ちる) Ⅲ-ⅱ.3曲目までの間で、☆9で落ちる  正直に言って、七段を受けるのはまだまだ早いです。地力不足という他なく、七段を受けるよりも先にもっとやるべきことがたくさんあります。  とりあえず☆9のイージー、ノマゲ埋めと☆10のイージー埋めを進めましょう。同時に、③の各練習曲にて地力を上げることもお忘れなく。上にも書きましたが、☆10に(まずは)30~40曲ほどイージーランプをつけられてから、再び七段に挑戦してみてもいいでしょう。それまでは辛抱です。 #endregion **④胸を張って七段期 ~ひたすら☆10~  七段(相等)の人にとって、これからやるべきは☆10にどんどんイージーランプをつけていくこと、またイージーランプがついた譜面をノマゲすることです。そして次の段階に進む目安は、  ・&bold(){AA (H)}  ・&bold(){Aurora (H)}  ・&bold(){LAX5 feat. Ryota Yoshinari (A)}  ・&bold(){雪月花 (H)} のうち、(最低)どれか2つにイージーランプをつけたら、です(もちろん、全てにランプがつけられるのであれば、それにこしたことはありません)。これらの譜面は上から順に&bold(){中速乱打}、&bold(){高速乱打}、&bold(){同時押し}、&bold(){皿複合}の習熟度を測るために設けているもので、八段に合格することを目指す上では、どれも出来ておいてほしい譜面になります。  しかしこの4つの譜面はどれも☆10の中では難しい部類に入ります。ですから、この段階でやるべきことを&u(){☆10でどんどんランプを更新していくこと}にしたのです。これまでもいくらか☆10には触れていることと思いますので、その続きをガンガン進めて下さい。また更新が滞ったときは、地力の要素のうちどれができていないかを自己分析し、それに合った練習曲を用いて鍛錬を積みましょう。☆9のまだやってないものに触れてみても良いかもしれません。  ☆10にイージーランプをつけていくと、途中で&bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)}や&bold(){BLACK.by X-Cross Fade (H)}などの&u(){大量の皿が降ってくる譜面}に遭遇すると思います。いわゆる[[連皿]]というものなのですが、これらの譜面は個別に練習をしないとなかなか連皿が取りきれませんし、そもそもこれまではこんなにも皿をたてつづけに回すことは今まで少なかったと思います。このページの下部に「連皿の練習」という項目を用意していますので、ランプ更新がマンネリ化してきたら、気分転換のためにも連皿の練習をしてみても良いかと思います。 **⑤プレ八段期 ~八段に受かるために~  練習のポイントに入る前に、八段の構成について少し記述します。  段位認定に合格するためにはもちろん課題の4曲を抜けなければいけませんが、八段のボス曲にはRED以降ずっと☆12の譜面が居座っています。そのほとんどがgigadelic (H)で、DJ TROOPERSのときに一度だけ、同じく☆12のInnocent Walls (H)になりました。☆12と聞くと、途端に八段合格に対して絶望を感じるかもしれません。それは筆者自身もそうでしたし、八段のボス曲のことを&u(){何も知らないと}、そう感じざるを得ないでしょう。  これらの2曲は難易度こそ☆12ではありますが、実はこの両方とも&u(){局所的にはとても難しいが、回復できる部分も多い}譜面なのです。予め知識として知っておいたほうが良い特徴(gigadelicなら長いトリル、Innocent Wallsなら頻繁にくる縦連、など)もあるにはありますが、八段のボス曲は、&u(){回復すべきところでは&bold(){しっかり回復}し、譜面の中で特徴的な部分では&bold(){BADはまり}に気をつけ、終盤は&bold(){ひたすら耐える}}ことで攻略することができます(おそらく、今後採用される譜面は変わっても、この傾向は変わらないのではないかと筆者は予想しています)。そしてそのための地力は、☆10をまんべんなく、また☆11の簡単な方をある程度やっておくことで充分身につくと考えられます。  また1曲目は、比較的簡単かつ八段合格のために必要な地力を有していれば越えられる壁です。従って、八段1曲目はいわゆる&bold(){足切り}であり、ここを満足にゲージを残してクリアできなければ、それは地力不足と言わざるを得ないでしょう。  以上のことから、&u(){八段合格のためのカギとなるのは2,3曲目}です。特に近年の2,3曲目は非常に特徴的で、ある程度その曲の対策を取っておかないと&bold(){途中落ち}もしくは&bold(){ゲージががっつり削られる}ことになります。4曲目に突入する前にはできれば&u(){補正にはいらない程度}にゲージを保っておきたいので、2,3曲目の譜面傾向は把握しておく必要があります。そのために、課題曲にランダムオプションをつけて練習をしてみるのも良いかもしれません。  また特に近年、八段の2曲目にはLincleでは&bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)}、tricoroでは&bold(){Snake Stick (H)}、SPADAでは&bold(){BLACK.by X-Cross Fade (H)}と、連皿譜面が採用されています。今後も採用される可能性もありますし、☆11にも☆12にも連皿譜面は出てきます。また3連皿や5連皿が譜面の一部に入ることも今後はしばしばあることですので、(④にも書きましたが)連皿をさばく感覚をここで身につけても良いかと思います。下記の「連皿の練習」を参考に、連皿の練習をしてみてください。  さてそれでは、八段に受かるための練習のポイントについて記述していきます。  おそらく☆10にイージーランプはかなりついているところかと思いますので、まずもってやるべきは&u(){☆10のノマゲ埋め}です。簡単な方からどんどんランプの更新をし、まずは&u(){&bold(){AA (H)}ノマゲ}を目指しましょう。AA (H)は練習曲にも挙げているので、練習がてらに早いうちからAA (H)のノマゲに挑戦してもいいかと思います。  ところで、AA (H)にイージーランプがつけられたのであれば、おそらく☆11の中でも一番簡単な部類である&bold(){Rock Da House (A)}がクリアできるかと思います。しかし、☆11に触れ始めるのは&u(){AA (H)にノマゲをつけられるまでは我慢}しましょう。八段を抜けるには☆11の簡単な方をクリアできるくらいの地力が必要であることは確かですが、☆11のランプ更新は☆10よりも苦労することが想定されます。☆11になると地力だけでなく&bold(){ラス殺し}や&bold(){体力譜面}を乗り切ることも必要になってくるのですが、そのためには&u(){よりしっかり譜面を見、より正確にノーツを叩く}ことが必要になってきます。この点は今後も譜面が難しくなっていくにつれて改めて意識し続けなければいけないところですが、そのベースとなる力は☆10を順にノマゲをつけていくことで少しずつ身についていくと考えられます(もちろんこの間も譜面を見てノーツを正確に叩くことを意識しておく必要はあります)。ですから、地力的に☆11に挑戦できそうであっても、しばらくは☆10で力を溜めることに専念したほうが良いでしょう。&bold(){lower world (A)}や&bold(){LOVELY STORM (A)}、&bold(){garden (A)}など☆10の最も難しい部類の譜面にイージーランプをつけることに挑戦してみるのもいいかもしれません。また、ずいぶん前にノマゲできていた☆10の簡単な方の譜面に関しては、ハードゲージに挑むのもアリです。  AA (H)がノマゲできたのであれば、少しずつ☆11に触ってみても良いかもしれません。AA (H)がノマゲ安定していれば、おそらく&bold(){LASER CRUSTER (H)}がイージーできるかどうかというところかと思いますが、☆11にはLASER CRUSTERよりもクリアしやすい譜面がそれなりにあるので、☆11も簡単な方から順にランプをつけていきましょう(ただし、&bold(){Rock Da House (A)}がクリアできないのであれば他の☆11に触るのは&u(){まだ早い}ので、練習曲をはさみながら☆10のランプ更新を進めましょう)。  八段を受けるのは、早くてもAA (H)がノマゲ出来てからです。理由は上記の通りですが、AAがノマゲできてすぐだとおそらく合格は厳しいと思います。八段を受けるのに適正なのは☆11にいくらかランプがついてから、といったところでしょうか。  1曲目の地力譜面をしっかりゲージを残して通過し、2,3曲目の特徴的な譜面は予めある程度対策を練りましょう。そして4曲目、最後は気合です。(既に書きましたが)回復するべきところでしっかりと回復し、全体を通してゲージを減らされすぎないようにノーツをしっかり見て、あとはひたすら耐えましょう。その先には八段の称号が待っています。  八段に落ちたときは、何曲目で落ちたのか、地力のうちどの要素が足りなくて落ちたのか、対策はできていたか、最後に諦めてしまわなかったか、などしっかりと振り返り、次に活かしましょう。☆10全体、☆11の簡単な方の譜面をふんだんに使い、苦手を克服し、得意分野をグイグイ伸ばしていきましょう。☆11を選び始めたのであれば、合格まではあと少しのはずです。辛抱強く練習を重ね、八段攻略を目指しましょう。頑張ってください。 *練習曲  練習曲とは、&u(){くり返しプレイすることで、地力におけるそれぞれの要素の習熟度を上げ得る曲}のことです。各段階において適正と思われる難易度の曲の中から、地力を上げるために必要な各要素ごとに設定しています。練習をする上では、各楽曲はすべて&bold(){&color(red){ランダムオプション必須}}です。  この項目では、それぞれの段階における練習曲を記載します。各要素のうちそれぞれ最低1譜面を、できるだけゲーセンに行く度に一度は、またCSをお持ちの方は(CSに入っている曲については)1日1回はプレイすると良いでしょう。また、「現在練習している譜面の特徴はなんなのか、今自分は何の練習のためにこの譜面を選んでいるのか」を意識しながら練習すると、何も考えないで見たままノーツを叩いているよりも遥かに効率的に練習することができますので、譜面を見ながらノーツを叩きながら、いろいろなことを考えてみてください。 **①六段取りたて期  わざわざ項目を作っておいて言うのもなんですが、この時期においては練習曲うんぬんの前に、☆8のいろいろな楽曲をプレイすることに意識を割いた方が良いでしょう。幸い☆8は譜面数も豊富で、また七段を狙うにあたって最低限の地力を固めていくためには乗り越えなければいけないところでもあります。  ☆8の中でノマゲ難易度の低いもの、またはクリアレートの高いものから順にランプをつけていくことが、この段階における一番の練習法と言っても良いかもしれません。☆8譜面を数多くこなし、☆9をプレイするための下地を作っていきましょう(詳しくは練習のポイントの①を参照)。 **②六段適正期 -乱打 --水上の提督(Short mix from "幻想水滸伝V") (H) --PLASMA (H) -同時押し --走馬灯-The Last Song- (A) --バビロニア (A) --Sorrows (H) -皿複合 --Fly you to the star (H) --Little Star (H) **③七段ボーダー期 -乱打 --quasar (H) --Light and Cyber... (H) --snow storm (H) -同時押し --EDEN (H) --たからもの (A) --ZETA~素数の世界と超越者~ (H) -皿複合 --Darling my LUV (A) --サヨナラ・ヘヴン (A) --星をこの手に (H) **④胸を張って七段期 -中速乱打 --Freeway Shuffle (A) --Heavenly Sun(IIDX VERSION) (A) --Answer (A) -高速乱打 --冥 (H) --Ubertreffen (H) --No.13 (H) -同時押し --High School Love (A) --LOVELY STORM (H) --CROSSROAD (A) -皿複合 --Sense 2007 (N) --Spica (H) --FIRE FIRE (H) --Regulus (A) **⑤プレ八段期 -中速乱打 --snow storm (A) --AA (H) --Daisuke (A) -高速乱打 --Anisakis (H) --four pieces of heaven (H) --Aurora (H) -同時押し --Colorful Cookie (H) --EDEN (A) --mosaic (H) -皿複合 --Concertino in Blue (H) --smooooch・∀・ (A) --ミラージュ・レジデンス (A) --SigSig (A) *連皿の練習  おそらく六段まではほぼ意識することがなかったであろう連皿の話をします。連皿とは16分で連続して降ってくるスクラッチのことを言います。昔は☆10の上位や☆11に触り始めるまでほぼ意識することのなかった連皿ですが、近年では八段に毎回皿曲が入っているために、六、七段位者にとっても無視できない課題となっています。連皿を取るときの一般的な話や上達方法などについては[[連皿]]を見ていただくとして、ここでは初めて連皿に触れるであろう六、七段位者向けの連皿のススメというテーマで記事を書いていきます。ちなみにここで紹介している各譜面は、連皿の練習として複数回選曲することが想定されますので&bold(){ランダムオプション&color(red){推奨}}です。また、特筆していない場合は、2連、3連、……は全て16分連皿のことを示すものとします。 **ステップ1 ③段階以降の方向け  まずは皿をたくさん回すということに慣れるのが先決です。そのための練習曲としては  ・☆6 &bold(){Watch out!! (H)} &color(red){SCR=162}  ・☆7 &bold(){灼熱Beach Side Bunny (N)} &color(red){SCR=184}  ・☆8 &bold(){オレはビートマニア!お前は何マニア? (H)} &color(red){SCR=93} が挙げられます。これらの曲を、皿のリズムを暗記しながら、あるいは皿の枚数を見ながらとにかく満足の行くまで回せるようになりましょう。 &sizex(5){&bold(){Watch out!! (H)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/14/watchout.html?1H630]]  中盤の40小節目までは連皿で、後半は皿複合(難しくはないのでクリアはしておきたい)。連皿は1枚、2連、3連が組み合わさって様々なパターンになっているため、&u(){しっかり見て、その枚数を回す}とても良い練習になります。とはいえ連皿部分は慣れないとBPがなかなか減らないですし、鍵盤との組み合わせによって皿の取りやすさに違いが出たりもするので、練習しはじめの段階では少し苦労することが予想されます。また途中に4連、7連、8連がそれぞれ1回ずつ降ってくるので、前後のからみと合わせて正確に(できるだけ判定良く)取れるように練習しましょう。 &sizex(5){&bold(){灼熱Beach Side Bunny (N)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1N730]]  全体で16分連皿はない代わりに8分皿が頻繁に降ってくる譜面で、クリア自体は簡単です。連皿の練習というよりは、&u(){皿をテンポよくきちんと回せるかの練習をする譜面}であると言えます。皿の枚数も184枚と(今のところ)多めですので、8分皿をしっかりと光らせることを意識しながら練習すると良いでしょう。 &sizex(5){&bold(){オレはビートマニア!お前は何マニア? (H)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/12/_orebeat.html?1H830]]  終盤まではなんてことのない途中でたまに皿の絡む譜面(一度だけ3連皿アリ)ですが、この譜面は51小節目からが本番です。正直とても難しく、なかなかランプもつかないと思いますので、最後の8小節の連皿のリズムは&bold(){覚えてしまっても良い}かもしれません。ランダムオプションが頻繁に用いられるこのゲームのうち、ほとんどの場合において変わらないのが皿のタイミングです。ですから、特に連皿譜面では&u(){覚えたとおりに皿を回す}能力もとても大切になってきます。ここでその力を鍛えるのもアリかと思いますので、上記のTexTage様のリンクなどを参考に、皿のタイミングを頭に入れてしまいましょう。 **ステップ2 ④段階以降の方向け  次のステップでは、連皿のバリエーションが増えたり、連皿中に鍵盤が増えたりします。  ・☆9 &bold(){Digitank System (H)} &color(red){SCR=251}  ・☆9 &bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)} &color(red){SCR=229}  ・☆9 &bold(){Watch Out Pt.2 (H)} &color(red){SCR=303}    以上の3曲は皿の枚数的にもその複雑さ的にもステップ1より一回り上の練習曲です。また皿のリズムを暗記したり、慣れてきたら枚数を見てきちっと回せるようになるまで練習しましょう。スタンダードでやる場合は途中落ちを防ぐために正規譜面などを活用するのも手です。余談ですが、同じく☆9にあるWatch out!! (A)は☆9最大級の詐称曲で連皿の難易度だけ見ても段違いなのでスタンダードでやることはおすすめしません。 &sizex(5){&bold(){Digitank System (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/15/digitank.html?1H930]]  局所的な連皿地帯以外は☆9相等の同時押し譜面(途中で4連、5連が一回ずつ降ってくる)なので、終盤の連皿地帯で削られすぎなければランプ点灯はそこまで難しくはないでしょう。しかし肝心の連皿地帯が問題で、8~11小節目、39~54小節目の&u(){計20小節で200枚以上もの皿}が降ってきます。とはいえ&bold(){BPM128}と比較的遅めな曲であるため、16分連皿を回すのにそこまで苦労はしないと思われます。また連皿地帯の最中では&u(){早くて8分、多くて2個同時押し}しかノーツが降ってこないので、ランダムをかけて複数回練習することで&u(){16分皿を回す感覚、連皿と同時に鍵盤を押す感覚}の基本を身につけることができるでしょう。 &sizex(5){&bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H930]]  中盤以降広く全体的に皿が散りばめられた譜面で、終盤の&u(){(連皿も含めた)皿と同時押しの複合}をうまく切り抜けられないとランプをつけるのは難しいでしょう。しかし☆10以降の連皿譜面を攻略することを考えた時には是非ともできるようになっておきたい譜面傾向でもあるので、(この譜面の)皿の感覚を覚えながら繰り返し練習することをお勧めします。  また[[42~49小節目>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H934=16~42-49]]には&u(){長い8分皿とときどき挟み込まれる連皿}がありますが、ステップ3の譜面では長い8分皿にもっと頻繁に連皿が組み込まれます。ですからこちらもしっかり画面を見ながら判定良く回せるようになっておき、☆10の連皿譜面で戦えるだけの技術の土台を固めておきましょう。  最後に1点だけ、[[26~33小節目>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H934=16~26-33]]は&u(){8分皿っぽく見えて8分皿ではない部分が大半を占める箇所}ですので、変な先入観などは捨て、BPを量産してしまわないようしっかりと譜面を見ながら皿を回しましょう。 &sizex(5){&bold(){Watch Out Pt.2 (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/18/watchpt2.html?1H930]]  21小節目までは連皿地帯、それ以降は(連皿、8分皿等を含めた)皿と(同時押しや16分乱打を含めた)鍵盤の複合譜面で、クリア難度は☆9でもかなり難しい部類に入ります。序盤の連皿地帯は、16分で皿を回している最中には鍵盤があまり降ってこないために&u(){皿をしっかり回す練習}に適しており、また比較的長い連皿(最長で19連)がたくさん降ってくるため、&u(){一定のリズムを保ちながら16分皿をさばく練習}をすることもできます。  それが過ぎると主に皿複合譜面になりますが、その内容は&bold(){4分皿と乱打の複合}、&bold(){8分皿と同時押しの複合}、&bold(){連皿と同時押しの複合}とバラエティ豊かであり、(そもそもの)皿複合をしっかり練習しておかないと太刀打ち出来ないかもしれません。ステップ2で紹介している他の2譜面よりも1ランク上の難しさがありますので、各々の段階における皿複合要素の練習曲やステップ2までの連皿譜面などを用いて、皿複合と連皿の能力を充分上げてからこの譜面に挑むと良いと思います。 **ステップ3 ④段階以降の方向け  このステップでは八段の課題曲となるような曲に対応出来るだけの皿曲を練習します。⑤段階の人は、八段を受ける前にここに挙げている譜面がノマゲが安定できるくらいまで連皿力をあげておきたいところです。  ・☆10 &bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)} &color(red){SCR=350}  ・☆10 &bold(){Black. by X-Cross Fade (H)} &color(red){SCR=389}  ・☆10 &bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)} &color(red){SCR=418}  ・☆10 &bold(){Snake Stick (H)} &color(red){SCR=338}  練習のし始めではステップ2から壁があるように思えるかもしれないですが、ここでも地道に皿のリズムを覚えたり、枚数を数えながら練習していくことで少しずつ慣れてくるでしょう。大事なのはミス無く確実に連皿を取っていくことです。これらの曲がクリア安定と言えれば段位で回復できるだけの連皿力が身についているといえるでしょうし、☆11の皿曲もこれまでやってきたのと同じ方法、あるいは[[連皿]]のページを参考にすることで攻略が見えてくると思います。 &sizex(5){&bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/17/red_fmj.html?1HA30]]  3回の皿複合部分と2回の連皿部分が交互にやってくる譜面で、連皿部分で削られすぎなければイージーすることは他の3譜面に比べたら難しくはないです。譜面全体の難しさでいうと、ステップ2に記載した&bold(){Watch Out Pt.2 (H)}と同程度(か、それよりも少し簡単くらい)でしょうか。  この譜面の連皿の特徴として、&u(){5連皿と1~2個の鍵盤の複合が頻繁に降ってくる}ということが挙げられます。例えば[[60~63小節目>http://textage.cc/score/17/red_fmj.html?1HA34~60-63]]に見られる「5連皿の最初と最後に鍵盤が絡む場合」や「5連皿の最中に鍵盤が入る場合」のことなのですが、こういった皿と鍵盤の絡み方は今後よく出てくることになるので、この譜面を用いて練習をしておくと良いかと思います。  また基本的にはランダム推奨ですが、この譜面に関しては&u(){1P側なら正規、2P側なら鏡}でもしっかりクリアできることが望ましいです。1P側の場合で説明すると、正規譜面の場合は1~3鍵と皿が絡むことが頻繁にあるのですが、これは左手で皿をさばきながら鍵盤を取る練習になります。この能力は皿複合の観点から見てもとても重要で必要ですので、どういう運指で取るかも考えながら1度はやってみとほしいと思います。 &sizex(5){&bold(){Black. by X-Cross Fade (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/19/blackbyx.html?1HA30]]  8分や3連、5連が譜面の全体的にまんべんなく散りばめられており、また&bold(){BPM163}と比較的早めかつ皿の枚数が全部で389枚もあるので、皿を回すのに忙しい譜面であると言えます。序盤の20小節目までは&u(){主に8分同時押しと8分皿の複合で、たまに3連皿が絡む譜面}なのですが、この部分は&bold(){皿複合の練習}としてもとても効果的ですので、ゆくゆくは最初の20小節はコンボを繋げられるようにしておきたいところです。また30~37小節目も同じような構成なので、ここでもゲージを減らさないようにしましょう。  他方、&u(){皿がメインの地帯}は21~29小節目と38~45小節目、50~52小節目、54~57小節目、60~68小節目です。ひとつ目は9連、11連、13連を含む連皿が主で、3連、5連も多く、しかも鍵盤は21小節目の冒頭を除くと全部で14ノーツしか降ってこないという、この譜面全体の中で長めの奇数枚の連皿を回す練習に最も適した部分と言えるでしょう。その他はどれも&u(){8分皿+2、3、5連皿+簡単な鍵盤}から成り、ステップ2に記載した&bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)}の42~49小節目に似た譜面となっています(連皿はもう少し多いですが)。皿複合力にもつながる部分になるので、ここもしっかりできておきたいところです。その中で[[42~44小節目>http://textage.cc/score/19/blackbyx.html?1HA34~42-44]]は&u(){鍵盤がない部分}なので、しっかり8分、3連、5連を光らせられるように意識をしておいて欲しいところです。  全体的に皿が多いですが、最後の8小節はほとんど皿がありません。従って直前まである皿地帯をしっかり乗り切ればクリアはそこまで難しくないとは思いますが、ランダムでプレイすることに慣れていない人は、ランダムをかけるとここで大きく削られることになる可能性があります。その場合は、連皿の練習をすることも大切ですが、上述の練習曲にランダムをかけて日常的にプレイすることをお勧めします。 &sizex(5){&bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA30]]  ついに皿の枚数が400枚を突破(全ノーツ数の実に&bold(){40%以上}!)しているこの譜面ですが、枚数の多さもさることながら、&u(){皿自体の&bold(){リズム難}、&bold(){12分皿}や&bold(){24分皿}、4連、6連の&bold(){偶数枚}の連皿や皿と鍵盤の&bold(){混フレ}}など、これまで紹介した連皿譜面にはあまり見られなかった特徴が含まれているのもこの譜面の特徴と言えるでしょう。  特に混フレに関して、この譜面では&u(){鍵盤と皿が複合している部分はほぼ全て混フレ}です。その最中の鍵盤があまり難しくないのが救いですが、適当にやっていると判定もゲージもグダグダになってしまう可能性が大いにありますので、画面を広く見て押す、回すことをより意識するとよいでしょう。鍵盤のみが降ってくる部分は良いとして、(ほんの少しの鍵盤を含むが)ほぼ皿のみが降ってくるのは[[30~36小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~30-36]]と[[45小節目の後半~53小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~45-53]]です。この部分には長めの連皿も含まれますが、&u(){皿をしっかり見て、見たとおりに回す練習}にはとても適していますので、きちんと光らせられるようにしましょう。  クリア自体は、54~61小節目と66~69小節目の「皿がほとんど絡まない+ノーツもそれなりに多め」な部分で回復できることが予想されるので、その間の[[62~65小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~62-65]]の混フレ地帯と70~77小節目(最後)までの皿複合+連皿地帯でゲージをある程度保てればノマゲも見えます。しかしながら、[[73小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~73-73]]では&bold(){24分の7連皿}が、[[75小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~75-76]]には&bold(){12分の4連皿}からの&bold(){11連皿}があるので油断は禁物です。&bold(){Black. by X-Cross Fade (H)}がクリア(できればノマゲ)できる程度の力をつけてから、この譜面に挑むのが良いかと思います。 &sizex(5){&bold(){Snake Stick (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/19/snakestk.html?1HA30]]  ☆10の他の連皿譜面に比べて、終盤の58小節目まで&u(){連皿地帯では連皿に、乱打地帯では乱打にそれぞれより集中できる譜面}です。それに反して59小節目から最後までは難しめの皿複合で、特に皿のリズムは2連、3連に加えて6分皿や12分皿も含まれていたりと非常に不規則的です。当たり前のことですが、終盤をある程度たたけないとクリアできないので、クリア難度は☆10の中でも高い方になっています。  この譜面の連皿の特徴として、&u(){&bold(){2連皿}がとても多い}ことが挙げられます。連皿地帯にはところどころに2連皿が散りばめられているのですが、2連皿のほとんどは[[27~34小節目>http://textage.cc/score/19/snakestk.html?1HA34~27-34]]に集まっています。見て分かる通りにここには鍵盤はほとんどないため、2連皿をしっかり光らせる練習をすることにとても適しています。またその他の連皿部分は&u(){3、4、5連や12分皿の組み合わせ}になっていることに加えて鍵盤が少ないことが特徴ですので、この譜面自体は全体的に連皿の練習には適した譜面であるということができるかと思います。  しかしながら先述の通り終盤が一番難しくなっているため、スタンダードモードでプレイする際には注意が必要です。クリアが安定している自信がなければ、ステップアップやGOLD PASSなどを活用するようにしたほうが良いでしょう。 *※六段と七段をまとめた理由について  &sizex(4){&bold(){&font(red){サファリ難民}}}という言葉に聞き覚えはあるでしょうか。七段に合格するより先に八段に受かった人のことを指すこの呼び名は決して珍しいものではなく、実際に筆者も七段に合格できないまま八段になり、見事サファリ難民の称号を獲得することになりました。その後八段の間はTHE SAFARIを抜けられませんでしたが、九段に合格して1ヶ月ほど経ってからようやくTHE SAFARIを地力でねじ伏せることに成功しました。  こういうことが起こる原因の1つに、THE SAFARI (H)の正規譜面自体が☆10の中でも難しい譜面であるというのがあります。七段を受けたとき、3曲目終了時点で充分にゲージを残せていながら4曲目で落ちることがありますが、(このページ上部に載せた画像を見るとわかりますが)これは七段3曲目と4曲目は同じ七段課題曲ながらもその難易度に大きな乖離があることが大きな理由です。この乖離が原因で、&u(){七段3曲目を簡単に抜けることができるだけの地力があっても4曲目でアッサリ落とされる}ということが起こるのです。しかし、そのときに「3曲目まではゲージちゃんと残せたんだから、これ何回か受ければサファリも抜けられるんじゃね?」と甘く見ると危険です。  サファリ難民が生まれるより大きな原因として、THE SAFARI (H)の正規譜面が&u(){とてもクセがつきやすい譜面}であるということが挙げられます。クセ譜面にはその譜面特有の傾向が見られることが多く、THE SAFARIで言えばかの有名なテレテレテッテ地帯などがクセのつきやすい部分として挙げられます。クセがつくのは「同じ譜面を難度も繰り返しプレイする」ことが主な理由ですが、一度クセがついてしまうとなかなか取れるものではありません。 &sizex(1){「クセがつく」とはどういう状況かっていう説明っているかな}  「サファリ抜けられるんじゃね?」と甘く見て何度も何度も七段を受けてTHE SAFARIにクセがついてしまうと、しばらくは(ヘタをすると年単位で)七段に合格することはできなくなるでしょう。にもかかわらず「THE SAFARIが苦手なのは自分がヘタなだけ。もっと難しい曲で練習しなければ」と思い込んでしまうのは誤りです。またそういう思い込みから☆10上位の譜面や☆11に手を出しても、THE SAFARIができるようになるかどうかとはあまり関係がありません。  他方、六段と七段のボーダー付近の実力の人の中にはさらっとTHE SAFARIを抜けてしまう人もいます。そこに明確な差はなく、抜けられたらいいものの、抜けられなかったときに意固地になるとドツボにはまってしまう恐れがあります。そのような状態(おおよそ上記における③上位、または④の段階)になったときには、気持ちを切り替えて八段を目指して練習をしたほうが吉であると言えるでしょう。  六段と七段をひとまとめに扱っている理由は、前述のことから見えてくる二つの段位のボーダーラインの曖昧さにあります。&bold(){六段}取りたての人は&bold(){七段}を目標としても問題はないでしょうが、&bold(){七段}ボーダー付近の人にとっては&bold(){八段}を目指すということで統一してしまっても差し支えないと判断したため、このような形でまとめました。
 まずこの項目で目標とするのは、ズバリ&sizex(5){&bold(){八段}}の取得です。 「え?僕(私)はまだ六段取ったばっかりなんだけどそれでもいいの?」 「THE SAFARI で毎回(「・ω・)「ガオーされるから八段のことなんか考えてる暇ないんだがwww」  ご心配なく。八段を目標にすることにはそれなりの理由(後述)があります。もちろん、THE SAFARI(21 SPADA現在)を攻略し見事七段を獲得したあなたにも有意義な項目になるはずです。  六段に受かった以降は、(七段も含め)次の段位に合格するために地力を全体的に上げていくことが必要不可欠です(地力についての詳細は同wiki内の[[地力という考え方]]を参照)。そのためには☆8~☆10の曲にランプをつけて回ることが有効な手段の1つですが、それと並行して地力のタイプ(&bold(){乱打力}、&bold(){同時押し力}、&bold(){皿複合力}など)ごとに各々練習曲を設けて練習をすることで、より効率よく地力を上げることができます。  以下では、六段取得から八段取得までの間を大まかに5つの段階に分け、その段階に応じた練習のポイントと練習曲をそれぞれまとめていきます。 #image(六段変遷改2.png) ---- #contents() ---- *練習のポイントに入る前に **七段を目指すということ (六段の方向け)  六段の方にまずお伝えしておきたいのは、六段合格から七段合格までは遠いですよということです。これは六段を取得してしばらく経つ方は痛感しているところかと思いますが、これまでの段位認定と比べると、七段の壁は今まで以上に高く感じるはずです。  ここまで段位を取得してきた方の多くは六段、あるいは五段まで比較的トントン拍子で来られたのではないでしょうか。これは、段位認定の曲の難易度にある程度の重なりがあるためと考えられます。  [[TexTage>http://textage.cc/score/index.html?s01AB00]]様による各楽曲の譜面、また[[beatmaniaIIDX SP☆9~12攻略サイト>http://clickagain.sakura.ne.jp/top/top.html]]様の全曲検索システムの難易度付けを参考にして作成した下図をもとにして具体的に説明します。  beatmaniaIIDX SPADAにおいては、例えば四段に合格できた人であれば、すぐに五段に挑戦したとしても、課題曲の難易度的には3曲目まではある程度すんなりプレイすることができると言えます。五段に合格した人の場合でも、すぐに六段に合格することは難しいかもしれませんが、課題曲の難易度にそこまで乖離がないのでしばらくの練習ですぐに合格が見えてくるでしょう。  しかし下図を見てみると、課題曲全体の難易度を比べたとき「五段と六段」よりも「六段と七段」の方が圧倒的に差が大きいことが分かるかと思います。また、七段のボス曲だけが異様に遠いところに位置しているのも一見して分かるかと思います。これが、七段が&u(){遠い}という所以です。  また図では2重波線でごまかしていますが、☆10の曲は数が一番多く、また☆10は☆9以下の難易度と比べて同難易度内における難しさの隔たりが大きいために、段位認定でTHE SAFARIを抜けるためには少なくとも☆9は安定してノマゲできるように、また☆10にもある程度までイージーランプをつけられる程度の実力は必要になってくるでしょう。  従って、七段の壁は高いと言っているのです。今までは前の段位から少しステップアップすると次の段位の背中が見えてくる状況でしたが、七段に合格するためには先述のTHE SAFARIを抜けられるだけの実力をつけなければなりません。だからこそ、六段になってからはこれまで以上に&u(){地力を上げること}に注力する必要があります。 #image(87658kai .png) **地力を上げるために ***運指  地力を上げていくにあたり、まずはじめに言及しておきたいのは[[運指]]についてです。未だに&u(){北斗}打ちをしていませんか?何らかの&u(){&bold(){固定運指}}で練習をしていますか?これから先の段位にも関わってくることですから今のうちに述べておきますが、よほどのこだわりがない限りは、今のうちから何らかの&u(){固定運指}にて練習をすることを推奨します(固定運指に慣れたほうが良い理由は至極単純で、[[運指]]のページにもあるように「高難易度になった時に他の指が使えずに実力が頭打ちになることが多いから」ということに尽きます)。  固定運指の種類によってメリットとデメリットは大きく変わってきます。また、人によって向き不向きも異なります。固定運指で練習を始めるにあたっては[[運指]]のページを&u(){参考に}しながら、自分に合った運指を探してみてください。また独自の運指を開発してみるのもアリかもしれません(が、初めのうちはこのwikiでも挙げさせていただいている代表的な運指のどれかで練習してみる方が良いかと思います)。なにか良い運指が見つかった時は是非教えてください。  北斗打ちから固定運指に変えると、初めのうちは思うようにプレイが出来ず、もしかしたらクリアしたことがある曲なのに運指を変えた途端にクリアできなくなってしまった、なんてことも起こるかもしれません。ですから初めのうちは☆6や☆7、☆8の簡単な譜面などで様子見をするのがよいでしょう。しばらくすれば自ずと指も動かせるようになってきます。固定運指でも以前(北斗打ちをしていた頃)と同じくらいの難易度までクリアできるようになるまで、ここは辛抱です。 ***皿複合の練習  皿と鍵盤が一緒に降ってくることを&link_anchor(id_0c68a113, pageid=92){皿複合}と呼びますが、固定運指にすると、(ここでは、1P側の場合)皿と一緒に123鍵(のどれか)が降ってきたとき、&u(){&bold(){固定運指}を意識していると&bold(){皿}が取れない、&bold(){皿}を取ろうとする&bold(){123鍵}が取れない}ということが起こると予想されます。手が大きくて&u(){完全固定が出来る人(全ての指を鍵盤の上に置いたまま皿が取れる人)}にとってはあまり問題ではないのですが、そうでない人にとっては&bold(){ひとつの壁}となり得ます。  とは言ったものの、低難易度の譜面においては取れなくてもそこまでクリアには影響はしません。&u(){&bold(){固定運指になりたて}}の人は、上にも書きましたが、慣れるまでは今までプレイしていた難易度よりも簡単な譜面で固定運指の練習を積みましょう。  しかし譜面の難易度が上がってくる(☆8中盤以降)と、皿複合をある程度取れるようにする必要性が出てきます。ところが、固定運指のままでは皿まで指が届きません。そんなとき、重要になってくるのが&bold(){他の運指を併用すること}です。詳しいことは[[運指]]のページに記載されていますが、要するに、先述の固定運指に加え、皿が来た時には[[3:5半固定]]や[[ベチャ押しスライド]]にうまく移行しましょう、ということです。  実際にプレイする際には&u(){固定運指と皿が来たときの運指を&bold(){行ったり来たりする}ことになる}のですが、この&bold(){行ったり来たり}をスムーズに行えるようにするための練習が、他でもない&bold(){皿複合の練習}になります。下記練習曲には「皿複合」の項目が用意してありますので、これらの譜面で練習をする際には、うまく行ったり来たりできるように意識をしながら練習をするのが効率的です。 ***ランダムオプション  ランダムについての詳しいことは[[こちら>ランダムについて]]を参照していただければと思いますが、今後、のちに提示する練習曲を用いて地力をあげようと思ったとき、オプションでランダムをかけることは&bold(){&color(red){必須}}です。というのも、リンクのページにて言及されていることの内、&u(){癖がついてしまうのを防ぐ}というのが大きな理由になります(リンク先では「☆11以上になってくると譜面数も減ってきて……」との記述から書き出されている部分にあたりますが、&u(){譜面数が少ない}という意味では、数曲しか挙げられていない練習曲の場合においても言わずもがなでしょう)。  試しに100マス計算で例えてみます。単純に1から10を順番に配置した100マス計算は最初こそやる意味はあるかもしれませんが、2回、3回、……、とくり返すうちに、「次(のマス)がどうなるか」はすぐに予想できるようになってしまうでしょう。そうなったとき、練習として「数字を入れ替えずにくり返し100マス計算をする」意味はどれほどあるでしょうか。そんなときに役立つのが「数字を入れ替えること」です。毎回数字を入れ替えてくり返し100マス計算をすることで、数字どうしの特定の組み合わせを素早く認識し、素早く答えを返す、という一連の動作がよりスムーズにできるようになっていきます。  IIDXに話を戻します。(「練習曲においては」という前提のもとで、)先の100マス計算と同様、正規譜面は何回もくり返しプレイすることには適さないことがお分かりいただけるかと思います。IIDXにおいてはランダムによって発生しうる譜面のパターンは計算上5000パターン以上存在するので、全く同じ譜面が降ってくることはほぼないと言って良いでしょう。そうした場合、降ってくるノーツを毎回認識し、それに対して素早く正しい鍵を押す必要が出てきます。  練習においてはこの「認識して、鍵を押す」という一連の動作を繰り返すことが重要になってきます。そうすることで、「押せる鍵のパターン」の引き出しを増やしている、と言い換えることができるかもしれません。この引き出しの数を増やすことこそが、地力の向上につながるのです。 ***難易度をまとめたExcelファイル  [[こちら>http://www48.atwiki.jp/otogeshiyouze/pub/iidx/excelfile/8~12/]]に置いてあるExcelファイル([[楽曲検索システム>http://clickagain.sakura.ne.jp/cgi-bin/sort11/data.cgi?]]様による各譜面の難易度付けをもとに作成しました)は☆8から☆12までの各譜面のノマゲ、ハード難易度をまとめたもので、この難易度をもとに、簡単なものから順にプレイするとちょうどよいステップアップになると思います。是非ご活用下さい。 *練習のポイント **①六段取りたて期 ~☆8しっかりできますか?~  この項目のはじめに載せた六、七段の変遷の図にも書いてあるとおり、この段階においてまずもっての目標は&u(){☆9を選べるようになること}です。そのために、まずは☆8譜面を半分くらいはイージーランプを付けられるようにするところから始めましょう。地力を上げていくためには簡単な方から順にランプをつけていくことが望ましいですが、その際は是非上記のExcelファイルを参考にしてみてください。また選曲画面においてソートを&bold(){クリアレート順}にして、その下の方からプレイをしていくという方法もあるので、併せて紹介しておきます。  ただし、プレイしていく中で、&u(){&bold(){ソフラン楽曲}}には気をつけてください(難しさ等については[[ソフラン]]の項目が詳しいです)。この段階の間は余計なことに気を回すよりも、自身の地力の底上げをする方が重要です。ソフラン楽曲は②以降に進んでから触れれば充分ですから、先に他の楽曲にどんどんランプをつけていきましょう。ソフラン楽曲は選曲画面にてBPM表記が「○○~××」となっていますので、BPM表記に注意しておくことで誤って選曲することを未然に防ぐことが出来ます。  ☆9を選曲し始めるおおよその目安は、☆8の譜面の中で  ・&bold(){華爛漫 -Flowers- (H)}  ・&bold(){Why did you go away (H)}  ・&bold(){scar in the earth (A)}  ・&bold(){JEWELLERY STORM (H)} にイージーランプが付けられたら、というところでしょうか。これらの曲がクリアできたのであれば、☆9の  ・&bold(){Time to Empress (H)}  ・&bold(){Medicine of Love (A)}  ・&bold(){EDEN (H)} あたりにもイージーランプを付けられる程度の地力はついてきていると言えるでしょう。逆にいうと、これらの曲を&u(){クリアできなかった場合は、☆9に挑むのは&bold(){まだ早い}}です。そのときは、☆8のイージー埋め、ノマゲ埋めを進めましょう。  次の段階へ進む目安は、先出の☆9譜面3曲にイージーランプがつけられたらです。この3曲がクリアできたら、次のステップへと進みましょう。 **②六段適正期 ~☆10に挑むための☆9~  この段階での目標は、&u(){☆10を選べるようになること}です。そのために主にやるべきことは、  Ⅰ.☆8イージー埋めをガンガン進めること  Ⅱ.☆8で既にイージーランプが付いている曲にノマゲランプをつけること  Ⅲ.☆9イージー埋めを進めること の3つです。下に示した練習曲を間にはさみつつ、この3つを同時進行させましょう。  ただし、現段階で☆8の譜面が全てできるようになっておく必要はありません。☆8は譜面数が(SPADA時点で)280譜面と比較的多いのですが、☆8の中の一番難しい部類の譜面については、次の③段階に進んだ人であっても、ランプをつけるのにある程度苦労するでしょう。その理由はいわゆる「ラス殺し(Second Heaven (H) )」や「ひと癖ある譜面(ALIEN TEMPLE (A) )」があったり、「そもそも全体的に難しい( four-leaf (A) )」など様々ですが、先にも言ったとおり、今の段階ではこれらがクリア出来ている必要はあまりありません。もちろんクリアできるならそれに越したことはないのですが、これら☆8の内の難しい曲をクリアすることに躍起になるよりは、☆9をどんどん進めた方が直近の上達には有効です。  また、①段階の項目では「ソフラン曲はやらなくて良い」というようなことを書きましたが、そろそろ触れましょう。今後いずれ触れることになると思いますので、今のうちに[[ソフランとは何か>ソフラン]]について、ある程度理解を深めておくのがよいでしょう。  同時に[[HS・緑値>HS・緑値・SUD+ ]]についても、改めて考えてみることをお勧めします。自分に合った緑値(必要なら白値も)をうまく設定できると、スコアがあがったりノーツが見やすくなったりします。また、ソフラン楽曲をやる際には[[フローティングハイスピード(AtomicAge様より)>http://www.atomic--age.net/information/beatmaniaiidx/tricoro-system]]をうまく使えると(&link_anchor(id_50ea5230, pageid=51){皿チョン}をするときなどに)便利ですので、先に挙げたリンク先にてフローティングハイスピードについて見てみるといいかもしれません。  ☆10が選択できるようになるためには、☆9譜面にて、少なくとも  ・&bold(){Bloody Tears(IIDX EDITION) (H)}  ・&bold(){陽炎 (A)} が両方クリアできる程度の地力が要求されます。この2曲にイージーランプが付けられれば、☆10譜面において一番簡単な部類の譜面である  ・&bold(){ヒマワリ (A)}  ・&bold(){LETHEBOLG~双神威に斬り咲けり~ (A)} にもイージーランプが付けられそうです。またこの2曲にイージーランプがつけられたら、次の段階に移行しましょう。  しかし①段階のとき同様、逆に&u(){この☆10譜面2曲がクリアできないのであれば、☆10に挑むのは&bold(){まだ早い}}です。そのときは、&u(){☆8や☆9でランプを更新}したり、&u(){練習曲のBPを減らすこと}を目標とすることで修行を重ねましょう。 **③七段ボーダー期 ~七段を超えることを目指して~  この段階での目標は、&u(){七段合格相等の地力をつけること}です(具体的な基準は後述します)。七段合格のためには、4曲目のTHE SAFARIに突入するまでに充分にゲージを保っておくことがかなり重要ですが、それに足る地力をつけていくために、  Ⅰ.☆9イージー埋めをガンガン進めること  Ⅱ.☆9で既にイージーランプが付いている曲にノマゲランプをつけること  Ⅲ.☆10イージー埋めを進めること の3つを同時進行させましょう。練習曲をコンスタントにやり続けることもお忘れなく。  ところで、皿複合はある程度取れているでしょうか?「皿複合って?」という方は、すぐにこのページ上部に記載した「皿複合の練習」を読んで下さい。  乱打や同時押しは☆9までの曲を順にプレイしていくことである程度の地力がついてきていることと思いますが、今後☆10にランプをつけていこう、七段に合格しようと思ったとき、ある程度の&bold(){皿複合}をさばけるだけの地力は必要になってきます。意識して練習をしないと後回しになりがちな要素でもありますので、下記練習曲に載せた譜面などを利用して、皿複合の練習を重ねていきましょう。  七段を受けるタイミングですが、具体的に「こうなったら」というのは、個人差が出るところでもあるので特には言及しません。しかし、☆10を全くやったことがないままに挑戦するのはあまりオススメしないです(「☆10やったことないけど、☆9ならもう全部イージーランプつけました」といった状況ならまた話は少し違ってくるかもしれませんが)。おおよそ☆10に30~40曲ほどイージーランプをつけられてからが、七段という土俵に立てるラインでしょうか。それくらいになったら、一度試しに七段を受けてみてもいいかもしれません。  以下では、七段を受けたとき、その時の結果によってその後どういう練習をするべきかを場合分けします。  &sizex(5){Ⅰ.七段合格}  &sizex(5){Ⅱ.THE SAFARIで落ちる}    ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる    ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る    ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る  &sizex(5){Ⅲ.THE SAFARIに到達できず、3曲目までで落ちる}    ⅰ.☆10で落ちる    ⅱ.☆9で落ちる #region(Ⅰ.七段合格) Ⅰ.七段合格  おめでとうございます、これであなたも立派な七段です。誰にも文句は言わせません。これからは八段合格を目指すべく、次の④段階に進んで下さい。ただもしかしたら、合格したことに対して思うところのある方もいらっしゃるかもしれませんが、七段は七段です。THE SAFARIを抜けられた、というのは1つの立派な実力の証です。  とはいえ七段合格の直後では、八段以上合格直後に比べて合格した人の実力の開きが大きい可能性も多分にあります。しかし、その場合でもやるべきことはさしてかわらないので、④段階に書いた内容を参考にしながら、次なる段位を目指してくれると嬉しいです。 #endregion #region(Ⅱ-ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる) Ⅱ-ⅰ.3曲目までにおいて、各曲終了時に☆9なら90%以上、☆10なら80%以上それぞれ安定してゲージを残せる  THE SAFARI以外の各楽曲にて、曲終了時に上記以上ゲージが残せているのならば、七段に合格する地力は充分ついているものとみなして良いと考えています。ですから、上記程度に安定してゲージが残せるのであれば、次の④段階に進み、&u(){八段合格に向けた練習}に励んで下さい。  「え?いいの?」という方のために、  このページの一番最後にも書いたのですが、THE SAFARIの正規譜面は☆10の中でも極めて難しい部類であり、☆10の大半がクリア出来てもTHE SAFARIの正規譜面にランプがつけられないということは往々にして起こり得るのです。☆10が大半できるというのは言ってしまえば④段階の中でも上位、あるいは⑤段階、さらに言うと八段合格にも相等する程度の地力を有していることに他ならず、にも関わらず七段に固執するのはいささかもったいないとも思うのです。  地力の向上という観点でいくと、ここまで来られている人であれば、THE SAFARIを抜けるための練習をするよりも&u(){八段合格に向けた練習}をしたほうがより効率的に地力をあげることができると考えられますし、また結果的にその方がより早くTHE SAFARIを攻略することにつながるのではないでしょうか。  サファリ難民という言葉が示す通り、THE SAFARIを抜けられなくても八段に合格することは可能です。また、よっぽどクセや苦手意識がついていなければ、八段に向けて練習をしている期間中に七段に合格をすることも大いにありえます。ですから、ここまでゲージを残せるようになっているのであれば、「自分はもう&bold(){七段(相等の実力)なんだ!}」と&u(){胸を張って、}八段合格に向けた練習をしてほしいと思います。 #endregion #region(Ⅱ-ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る) Ⅱ-ⅱ.3曲目までにおいて、☆9はゲージを90%以上残せるが、☆10では80%を下回る  ☆9でしっかりゲージを残せているのというのは当然であるとして今は置いておいて、☆10で充分にゲージを残せていないというのは、地力が今一歩足りていないということに他なりません。ですが、あともう少しであることは間違いないでしょう。となると、これからは自分に足りていないものは何かを考えながら練習に励むことがとても重要になってきます。  ではどのように練習していけばよいかなのですが、その話をする前に、☆10のゲージの残り具合について少し補足をしたいと思います。  歴代の七段課題曲を見ると、☆10からは(THE SAFARIを除いて)それぞれの地力の要素ごとに簡単な順に  乱打 -冥 , Ubertreffen , Aurora  同時押し -waxing and wanding , rainbow rainbow , mosaic  皿複合 -FIRE FIRE , Concetrino in Blue , TROOPERS などの譜面が選ばれています。中でも近年の課題曲としては、&bold(){Ubertreffen}、&bold(){mosaic}、&bold(){FIRE FIRE}の順で選出されています。ここから見えてくる傾向として、(本来ならばこういう議論はあまり適切ではないのかもしれませんが、)譜面の難易度からすると(前述の「難易度をまとめたExcelファイル」をご参照下さい)、選出された譜面が&bold(){同時押し譜面}のときは、&bold(){乱打}もしくは&bold(){皿複合}に比べて&u(){ゲージを維持するのが難しくなる}ということが言えそうです。  ですから(もちろん傾向は今後変わる可能性もありますが)おおよその目標としては、課題曲に選出された☆10が&u(){乱打譜面、もしくは皿複合}だった場合、残しておきたいゲージは&bold(){80%以上}、対して&u(){同時押し譜面}だった場合は、残しておきたいゲージは&bold(){60%以上}と設定します。次回以降七段に挑戦した際、(合格した場合はもちろん)THE SAFARIを抜けられなかったとしても、先述の基準をクリア出来ていた場合なら、七段相等の地力を有しているとみなしても充分でしょう。次の段階へ進み、八段の合格を目指してまた新たに練習に取り組まれることをお勧めします。  さてそんな基準を超えるべく、練習の指標とすべくは&u(){☆10に130曲以上イージーランプをつけること}です。簡単な方からで構いません。最近のバージョンでは☆10譜面の数も多くなってきているので、様々なパターンの譜面に触れることができます。苦手を克服しつつ自分の引き出しをどんどん増やしていきましょう。先述の難易度表や、クリアレートを参考にしながらランプの更新をしてみてください。  人によっては、130曲も☆10にランプをつけるというのは、七段を超えるにしては多めの設定なのでは、と感じられるかもしれません。しかし、この七段とのボーダーの時期で数多くの譜面と相対し、練習に練習を重ねることが、後々の地力の爆発的な向上につながってきます。その際に、&u(){七段の課題曲に&bold(){ランダムオプションをつけて}プレイしてみる}というのも良いかもしれませんし、④段階の練習曲をやってみるのも1つの手です。地力の要素としては、&u(){自分はどれが秀でていてどれを苦手としているのかを意識しながら}プレイできるとより効率的かと思います。  ここからはガンガン☆10を選曲し、イージー、ノマゲともにどんどんランプを更新していきましょう。 #endregion #region(Ⅱ-ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る) Ⅱ-ⅲ.3曲目までにおいて、曲終了時に☆9でもゲージが90%を下回る  ☆9で許容量以上にゲージが減っていることの原因は、ひとつは&u(){難しい箇所で必要以上にゲージが持って行かれている}ということ、もうひとつは&u(){回復すべきところできちんと回復できていない}ということの2つが考えられます。いずれにせよ地力が足りていないということには変わりないのですが、それぞれの場合において、意識するべきところが若干変わってきますので、そのことに少し言及しようと思います。  前者についてですが、ノーツが見える見えないうんぬん以前に、&u(){ノーツの密度が高くなったときに指が動かしきれていない}という可能性が考えられます。これは③段階の練習曲や☆10を進めていくことで自然とより速く動かせるようになってくるはずですので、再び七段を受ける前に充分に練習を積んでおくことをお勧めします。  後者について、しっかりと回復ができないのは&u(){ノーツがしっかりと叩けていないために判定が悪い}ことが原因であると予想されます。THE SAFARIまで到達できているという時点である程度ノーツは拾えているということが言えますが、ゲージが残せていないということから、これは&u(){BPが出ていないだけ}であると分析することができるでしょう。もちろんそれも大切な能力であることには変わりないのですが、THE SAFARIを抜けようと思ったとき、テレテレテッテ地帯に入るまでに充分にゲージを保っておくためには&u(){きちんと回復できる力}もより大切です。これを克服するためには、&bold(){&color(blue){Fast}/&color(red){Slow}}の表示に気を配ると良いでしょう。じっくり見る必要はもちろんありませんが、視界の端に色だけ捉えて、「ほんのちょっと遅く/速くして判定を合わせよう」と少し意識するだけでも変わってきます。  2つをまとめて、今後の練習の方針として、③の練習曲と☆9、☆10では判定を多少意識しながらBPを減らす、少ないBPでクリアすることを目標にすると良いでしょう。☆10でそれをするのはいささか時期尚早な気もしますが、判定は良いに越したことはなく、BPは少ないに越したことはありません。&u(){ノーツをしっかり見て、タイミングよく押す}ことを繰り返し、地力とともにスコア力も上げていきましょう。 #endregion #region(Ⅲ-ⅰ.3曲目までの間で、☆10で落ちる) Ⅲ-ⅰ.3曲目までの間で、☆10で落ちる  ☆9で削られてから落ちたのか、☆10で一気にゲージが減らされたのかによってここからの練習のしかたが変わります。  ☆9で大きく削られたという人は、正直に言って地力不足です。まずは☆10にある程度ランプをつけられるようになるまで、練習曲や☆9,☆10の下位を使ってクリアランプの更新をしていきましょう。  ☆10で一気にゲージが持っていかれたという人は、その曲の譜面傾向自体が苦手であるということが考えられます。例えばFIRE FIREなら皿複合が、Ubertreffenなら乱打が、それぞれ苦手であると言えるでしょう。地力の各要素をそれぞれ同じくらい練習をすることが一番望ましいですが、特に、落ちた曲の譜面傾向に合わせて、まずは下記練習曲をしっかりとやり、BPを減らすことを意識しながら練習して地力要素をしっかりと伸ばすことが大切です。  他方、MENTAL MELTDOWNのような、知っていればどうということはないけれども、初見だと大きくゲージを減らす可能性のある特徴的な譜面を持つ曲でやられてしまったという場合には、&u(){その場面ではどう叩くかなど多少なり対策を練っておく}のも良いかと思います。 #endregion #region(Ⅲ-ⅱ.3曲目までの間で、☆9で落ちる) Ⅲ-ⅱ.3曲目までの間で、☆9で落ちる  正直に言って、七段を受けるのはまだまだ早いです。地力不足という他なく、七段を受けるよりも先にもっとやるべきことがたくさんあります。  とりあえず☆9のイージー、ノマゲ埋めと☆10のイージー埋めを進めましょう。同時に、③の各練習曲にて地力を上げることもお忘れなく。上にも書きましたが、☆10に(まずは)30~40曲ほどイージーランプをつけられてから、再び七段に挑戦してみてもいいでしょう。それまでは辛抱です。 #endregion **④胸を張って七段期 ~ひたすら☆10~  七段(相等)の人にとって、これからやるべきは☆10にどんどんイージーランプをつけていくこと、またイージーランプがついた譜面をノマゲすることです。そして次の段階に進む目安は、  ・&bold(){AA (H)}  ・&bold(){Aurora (H)}  ・&bold(){LAX5 feat. Ryota Yoshinari (A)}  ・&bold(){雪月花 (H)} のうち、(最低)どれか2つにイージーランプをつけたら、です(もちろん、全てにランプがつけられるのであれば、それにこしたことはありません)。これらの譜面は上から順に&bold(){中速乱打}、&bold(){高速乱打}、&bold(){同時押し}、&bold(){皿複合}の習熟度を測るために設けているもので、八段に合格することを目指す上では、どれも出来ておいてほしい譜面になります。  しかしこの4つの譜面はどれも☆10の中では難しい部類に入ります。ですから、この段階でやるべきことを&u(){☆10でどんどんランプを更新していくこと}にしたのです。これまでもいくらか☆10には触れていることと思いますので、その続きをガンガン進めて下さい。また更新が滞ったときは、地力の要素のうちどれができていないかを自己分析し、それに合った練習曲を用いて鍛錬を積みましょう。☆9のまだやってないものに触れてみても良いかもしれません。  ☆10にイージーランプをつけていくと、途中で&bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)}や&bold(){BLACK.by X-Cross Fade (H)}などの&u(){大量の皿が降ってくる譜面}に遭遇すると思います。いわゆる[[連皿]]というものなのですが、これらの譜面は個別に練習をしないとなかなか連皿が取りきれませんし、そもそもこれまではこんなにも皿をたてつづけに回すことは今まで少なかったと思います。このページの下部に「連皿の練習」という項目を用意していますので、ランプ更新がマンネリ化してきたら、気分転換のためにも連皿の練習をしてみても良いかと思います。 **⑤プレ八段期 ~八段に受かるために~  練習のポイントに入る前に、八段の構成について少し記述します。  段位認定に合格するためにはもちろん課題の4曲を抜けなければいけませんが、八段のボス曲にはRED以降ずっと☆12の譜面が居座っています。そのほとんどがgigadelic (H)で、DJ TROOPERSのときに一度だけ、同じく☆12のInnocent Walls (H)になりました。☆12と聞くと、途端に八段合格に対して絶望を感じるかもしれません。それは筆者自身もそうでしたし、八段のボス曲のことを&u(){何も知らないと}、そう感じざるを得ないでしょう。  これらの2曲は難易度こそ☆12ではありますが、実はこの両方とも&u(){局所的にはとても難しいが、回復できる部分も多い}譜面なのです。予め知識として知っておいたほうが良い特徴(gigadelicなら長いトリル、Innocent Wallsなら頻繁にくる縦連、など)もあるにはありますが、八段のボス曲は、&u(){回復すべきところでは&bold(){しっかり回復}し、譜面の中で特徴的な部分では&bold(){BADはまり}に気をつけ、終盤は&bold(){ひたすら耐える}}ことで攻略することができます(おそらく、今後採用される譜面は変わっても、この傾向は変わらないのではないかと筆者は予想しています)。そしてそのための地力は、☆10をまんべんなく、また☆11の簡単な方をある程度やっておくことで充分身につくと考えられます。  また1曲目は、比較的簡単かつ八段合格のために必要な地力を有していれば越えられる壁です。従って、八段1曲目はいわゆる&bold(){足切り}であり、ここを満足にゲージを残してクリアできなければ、それは地力不足と言わざるを得ないでしょう。  以上のことから、&u(){八段合格のためのカギとなるのは2,3曲目}です。特に近年の2,3曲目は非常に特徴的で、ある程度その曲の対策を取っておかないと&bold(){途中落ち}もしくは&bold(){ゲージががっつり削られる}ことになります。4曲目に突入する前にはできれば&u(){補正にはいらない程度}にゲージを保っておきたいので、2,3曲目の譜面傾向は把握しておく必要があります。そのために、課題曲にランダムオプションをつけて練習をしてみるのも良いかもしれません。  また特に近年、八段の2曲目にはLincleでは&bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)}、tricoroでは&bold(){Snake Stick (H)}、SPADAでは&bold(){BLACK.by X-Cross Fade (H)}と、連皿譜面が採用されています。今後も採用される可能性もありますし、☆11にも☆12にも連皿譜面は出てきます。また3連皿や5連皿が譜面の一部に入ることも今後はしばしばあることですので、(④にも書きましたが)連皿をさばく感覚をここで身につけても良いかと思います。下記の「連皿の練習」を参考に、連皿の練習をしてみてください。  さてそれでは、八段に受かるための練習のポイントについて記述していきます。  おそらく☆10にイージーランプはかなりついているところかと思いますので、まずもってやるべきは&u(){☆10のノマゲ埋め}です。簡単な方からどんどんランプの更新をし、まずは&u(){&bold(){AA (H)}ノマゲ}を目指しましょう。AA (H)は練習曲にも挙げているので、練習がてらに早いうちからAA (H)のノマゲに挑戦してもいいかと思います。  ところで、AA (H)にイージーランプがつけられたのであれば、おそらく☆11の中でも一番簡単な部類である&bold(){Rock Da House (A)}がクリアできるかと思います。しかし、☆11に触れ始めるのは&u(){AA (H)にノマゲをつけられるまでは我慢}しましょう。八段を抜けるには☆11の簡単な方をクリアできるくらいの地力が必要であることは確かですが、☆11のランプ更新は☆10よりも苦労することが想定されます。☆11になると地力だけでなく&bold(){ラス殺し}や&bold(){体力譜面}を乗り切ることも必要になってくるのですが、そのためには&u(){よりしっかり譜面を見、より正確にノーツを叩く}ことが必要になってきます。この点は今後も譜面が難しくなっていくにつれて改めて意識し続けなければいけないところですが、そのベースとなる力は☆10を順にノマゲをつけていくことで少しずつ身についていくと考えられます(もちろんこの間も譜面を見てノーツを正確に叩くことを意識しておく必要はあります)。ですから、地力的に☆11に挑戦できそうであっても、しばらくは☆10で力を溜めることに専念したほうが良いでしょう。&bold(){lower world (A)}や&bold(){LOVELY STORM (A)}、&bold(){garden (A)}など☆10の最も難しい部類の譜面にイージーランプをつけることに挑戦してみるのもいいかもしれません。また、ずいぶん前にノマゲできていた☆10の簡単な方の譜面に関しては、ハードゲージに挑むのもアリです。  AA (H)がノマゲできたのであれば、少しずつ☆11に触ってみても良いかもしれません。AA (H)がノマゲ安定していれば、おそらく&bold(){LASER CRUSTER (H)}がイージーできるかどうかというところかと思いますが、☆11にはLASER CRUSTERよりもクリアしやすい譜面がそれなりにあるので、☆11も簡単な方から順にランプをつけていきましょう(ただし、&bold(){Rock Da House (A)}がクリアできないのであれば他の☆11に触るのは&u(){まだ早い}ので、練習曲をはさみながら☆10のランプ更新を進めましょう)。  八段を受けるのは、早くてもAA (H)がノマゲ出来てからです。理由は上記の通りですが、AAがノマゲできてすぐだとおそらく合格は厳しいと思います。八段を受けるのに適正なのは☆11にいくらかランプがついてから、といったところでしょうか。  1曲目の地力譜面をしっかりゲージを残して通過し、2,3曲目の特徴的な譜面は予めある程度対策を練りましょう。そして4曲目、最後は気合です。(既に書きましたが)回復するべきところでしっかりと回復し、全体を通してゲージを減らされすぎないようにノーツをしっかり見て、あとはひたすら耐えましょう。その先には八段の称号が待っています。  八段に落ちたときは、何曲目で落ちたのか、地力のうちどの要素が足りなくて落ちたのか、対策はできていたか、最後に諦めてしまわなかったか、などしっかりと振り返り、次に活かしましょう。☆10全体、☆11の簡単な方の譜面をふんだんに使い、苦手を克服し、得意分野をグイグイ伸ばしていきましょう。☆11を選び始めたのであれば、合格まではあと少しのはずです。辛抱強く練習を重ね、八段攻略を目指しましょう。頑張ってください。 *練習曲  練習曲とは、&u(){くり返しプレイすることで、地力におけるそれぞれの要素の習熟度を上げ得る曲}のことです。各段階において適正と思われる難易度の曲の中から、地力を上げるために必要な各要素ごとに設定しています。練習をする上では、各楽曲はすべて&bold(){&color(red){ランダムオプション必須}}です。  この項目では、それぞれの段階における練習曲を記載します。各要素のうちそれぞれ最低1譜面を、できるだけゲーセンに行く度に一度は、またCSをお持ちの方は(CSに入っている曲については)1日1回はプレイすると良いでしょう。また、「現在練習している譜面の特徴はなんなのか、今自分は何の練習のためにこの譜面を選んでいるのか」を意識しながら練習すると、何も考えないで見たままノーツを叩いているよりも遥かに効率的に練習することができますので、譜面を見ながらノーツを叩きながら、いろいろなことを考えてみてください。 **①六段取りたて期  わざわざ項目を作っておいて言うのもなんですが、この時期においては練習曲うんぬんの前に、☆8のいろいろな楽曲をプレイすることに意識を割いた方が良いでしょう。幸い☆8は譜面数も豊富で、また七段を狙うにあたって最低限の地力を固めていくためには乗り越えなければいけないところでもあります。  ☆8の中でノマゲ難易度の低いもの、またはクリアレートの高いものから順にランプをつけていくことが、この段階における一番の練習法と言っても良いかもしれません。☆8譜面を数多くこなし、☆9をプレイするための下地を作っていきましょう(詳しくは練習のポイントの①を参照)。 **②六段適正期 -乱打 --水上の提督(Short mix from "幻想水滸伝V") (H) --PLASMA (H) -同時押し --走馬灯-The Last Song- (A) --バビロニア (A) --Sorrows (H) -皿複合 --Fly you to the star (H) --Little Star (H) **③七段ボーダー期 -乱打 --quasar (H) --Light and Cyber... (H) --snow storm (H) -同時押し --EDEN (H) --たからもの (A) --ZETA~素数の世界と超越者~ (H) -皿複合 --Darling my LUV (A) --サヨナラ・ヘヴン (A) --星をこの手に (H) **④胸を張って七段期 -中速乱打 --Freeway Shuffle (A) --Heavenly Sun(IIDX VERSION) (A) --Answer (A) -高速乱打 --冥 (H) --Ubertreffen (H) --No.13 (H) -同時押し --High School Love (A) --LOVELY STORM (H) --CROSSROAD (A) -皿複合 --Sense 2007 (N) --Spica (H) --FIRE FIRE (H) --Regulus (A) **⑤プレ八段期 -中速乱打 --snow storm (A) --AA (H) --Daisuke (A) -高速乱打 --Anisakis (H) --four pieces of heaven (H) --Aurora (H) -同時押し --Colorful Cookie (H) --EDEN (A) --mosaic (H) -皿複合 --Concertino in Blue (H) --smooooch・∀・ (A) --ミラージュ・レジデンス (A) --SigSig (A) *連皿の練習  おそらく六段まではほぼ意識することがなかったであろう連皿の話をします。連皿とは16分で連続して降ってくるスクラッチのことを言います。昔は☆10の上位や☆11に触り始めるまでほぼ意識することのなかった連皿ですが、近年では八段に毎回皿曲が入っているために、六、七段位者にとっても無視できない課題となっています。連皿を取るときの一般的な話や上達方法などについては[[連皿]]を見ていただくとして、ここでは初めて連皿に触れるであろう六、七段位者向けの連皿のススメというテーマで記事を書いていきます。ちなみにここで紹介している各譜面は、連皿の練習として複数回選曲することが想定されますので&bold(){ランダムオプション&color(red){推奨}}です。また、特筆していない場合は、2連、3連、……は全て16分連皿のことを示すものとします。 **ステップ1 ③段階以降の方向け  まずは皿をたくさん回すということに慣れるのが先決です。そのための練習曲としては  ・☆6 &bold(){Watch out!! (H)} &color(red){SCR=162}  ・☆7 &bold(){灼熱Beach Side Bunny (N)} &color(red){SCR=184}  ・☆8 &bold(){オレはビートマニア!お前は何マニア? (H)} &color(red){SCR=93} が挙げられます。これらの曲を、皿のリズムを暗記しながら、あるいは皿の枚数を見ながらとにかく満足の行くまで回せるようになりましょう。 &sizex(5){&bold(){Watch out!! (H)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/14/watchout.html?1H630]]  中盤の40小節目までは連皿で、後半は皿複合(難しくはないのでクリアはしておきたい)。連皿は1枚、2連、3連が組み合わさって様々なパターンになっているため、&u(){しっかり見て、その枚数を回す}とても良い練習になります。とはいえ連皿部分は慣れないとBPがなかなか減らないですし、鍵盤との組み合わせによって皿の取りやすさに違いが出たりもするので、練習しはじめの段階では少し苦労することが予想されます。また途中に4連、7連、8連がそれぞれ1回ずつ降ってくるので、前後のからみと合わせて正確に(できるだけ判定良く)取れるように練習しましょう。 &sizex(5){&bold(){灼熱Beach Side Bunny (N)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1N730]]  全体で16分連皿はない代わりに8分皿が頻繁に降ってくる譜面で、クリア自体は簡単です。連皿の練習というよりは、&u(){皿をテンポよくきちんと回せるかの練習をする譜面}であると言えます。皿の枚数も184枚と(今のところ)多めですので、8分皿をしっかりと光らせることを意識しながら練習すると良いでしょう。 &sizex(5){&bold(){オレはビートマニア!お前は何マニア? (H)}} [[譜面参考:TexTage様>http://textage.cc/score/12/_orebeat.html?1H830]]  終盤まではなんてことのない途中でたまに皿の絡む譜面(一度だけ3連皿アリ)ですが、この譜面は51小節目からが本番です。正直とても難しく、なかなかランプもつかないと思いますので、最後の8小節の連皿のリズムは&bold(){覚えてしまっても良い}かもしれません。ランダムオプションが頻繁に用いられるこのゲームのうち、ほとんどの場合において変わらないのが皿のタイミングです。ですから、特に連皿譜面では&u(){覚えたとおりに皿を回す}能力もとても大切になってきます。ここでその力を鍛えるのもアリかと思いますので、上記のTexTage様のリンクなどを参考に、皿のタイミングを頭に入れてしまいましょう。 **ステップ2 ④段階以降の方向け  次のステップでは、連皿のバリエーションが増えたり、連皿中に鍵盤が増えたりします。  ・☆9 &bold(){Digitank System (H)} &color(red){SCR=251}  ・☆9 &bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)} &color(red){SCR=229}  ・☆9 &bold(){Watch Out Pt.2 (H)} &color(red){SCR=303}    以上の3曲は皿の枚数的にもその複雑さ的にもステップ1より一回り上の練習曲です。また皿のリズムを暗記したり、慣れてきたら枚数を見てきちっと回せるようになるまで練習しましょう。スタンダードでやる場合は途中落ちを防ぐために正規譜面などを活用するのも手です。余談ですが、同じく☆9にあるWatch out!! (A)は☆9最大級の詐称曲で連皿の難易度だけ見ても段違いなのでスタンダードでやることはおすすめしません。 &sizex(5){&bold(){Digitank System (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/15/digitank.html?1H930]]  局所的な連皿地帯以外は☆9相等の同時押し譜面(途中で4連、5連が一回ずつ降ってくる)なので、終盤の連皿地帯で削られすぎなければランプ点灯はそこまで難しくはないでしょう。しかし肝心の連皿地帯が問題で、8~11小節目、39~54小節目の&u(){計20小節で200枚以上もの皿}が降ってきます。とはいえ&bold(){BPM128}と比較的遅めな曲であるため、16分連皿を回すのにそこまで苦労はしないと思われます。また連皿地帯の最中では&u(){早くて8分、多くて2個同時押し}しかノーツが降ってこないので、ランダムをかけて複数回練習することで&u(){16分皿を回す感覚、連皿と同時に鍵盤を押す感覚}の基本を身につけることができるでしょう。 &sizex(5){&bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H930]]  中盤以降広く全体的に皿が散りばめられた譜面で、終盤の&u(){(連皿も含めた)皿と同時押しの複合}をうまく切り抜けられないとランプをつけるのは難しいでしょう。しかし☆10以降の連皿譜面を攻略することを考えた時には是非ともできるようになっておきたい譜面傾向でもあるので、(この譜面の)皿の感覚を覚えながら繰り返し練習することをお勧めします。  また[[42~49小節目>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H934=16~42-49]]には&u(){長い8分皿とときどき挟み込まれる連皿}がありますが、ステップ3の譜面では長い8分皿にもっと頻繁に連皿が組み込まれます。ですからこちらもしっかり画面を見ながら判定良く回せるようになっておき、☆10の連皿譜面で戦えるだけの技術の土台を固めておきましょう。  最後に1点だけ、[[26~33小節目>http://textage.cc/score/16/naughty.html?1H934=16~26-33]]は&u(){8分皿っぽく見えて8分皿ではない部分が大半を占める箇所}ですので、変な先入観などは捨て、BPを量産してしまわないようしっかりと譜面を見ながら皿を回しましょう。 &sizex(5){&bold(){Watch Out Pt.2 (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/18/watchpt2.html?1H930]]  21小節目までは連皿地帯、それ以降は(連皿、8分皿等を含めた)皿と(同時押しや16分乱打を含めた)鍵盤の複合譜面で、クリア難度は☆9でもかなり難しい部類に入ります。序盤の連皿地帯は、16分で皿を回している最中には鍵盤があまり降ってこないために&u(){皿をしっかり回す練習}に適しており、また比較的長い連皿(最長で19連)がたくさん降ってくるため、&u(){一定のリズムを保ちながら16分皿をさばく練習}をすることもできます。  それが過ぎると主に皿複合譜面になりますが、その内容は&bold(){4分皿と乱打の複合}、&bold(){8分皿と同時押しの複合}、&bold(){連皿と同時押しの複合}とバラエティ豊かであり、(そもそもの)皿複合をしっかり練習しておかないと太刀打ち出来ないかもしれません。ステップ2で紹介している他の2譜面よりも1ランク上の難しさがありますので、各々の段階における皿複合要素の練習曲やステップ2までの連皿譜面などを用いて、皿複合と連皿の能力を充分上げてからこの譜面に挑むと良いと思います。 **ステップ3 ④段階以降の方向け  このステップでは八段の課題曲となるような曲に対応出来るだけの皿曲を練習します。⑤段階の人は、八段を受ける前にここに挙げている譜面がノマゲが安定できるくらいまで連皿力をあげておきたいところです。  ・☆10 &bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)} &color(red){SCR=350}  ・☆10 &bold(){Black. by X-Cross Fade (H)} &color(red){SCR=389}  ・☆10 &bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)} &color(red){SCR=418}  ・☆10 &bold(){Snake Stick (H)} &color(red){SCR=338}  練習のし始めではステップ2から壁があるように思えるかもしれないですが、ここでも地道に皿のリズムを覚えたり、枚数を数えながら練習していくことで少しずつ慣れてくるでしょう。大事なのはミス無く確実に連皿を取っていくことです。これらの曲がクリア安定と言えれば段位で回復できるだけの連皿力が身についているといえるでしょうし、☆11の皿曲もこれまでやってきたのと同じ方法、あるいは[[連皿]]のページを参考にすることで攻略が見えてくると思います。 &sizex(5){&bold(){Red. by Full Metal Jacket (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/17/red_fmj.html?1HA30]]  3回の皿複合部分と2回の連皿部分が交互にやってくる譜面で、連皿部分で削られすぎなければイージーすることは他の3譜面に比べたら難しくはないです。譜面全体の難しさでいうと、ステップ2に記載した&bold(){Watch Out Pt.2 (H)}と同程度(か、それよりも少し簡単くらい)でしょうか。  この譜面の連皿の特徴として、&u(){5連皿と1~2個の鍵盤の複合が頻繁に降ってくる}ということが挙げられます。例えば[[60~63小節目>http://textage.cc/score/17/red_fmj.html?1HA34~60-63]]に見られる「5連皿の最初と最後に鍵盤が絡む場合」や「5連皿の最中に鍵盤が入る場合」のことなのですが、こういった皿と鍵盤の絡み方は今後よく出てくることになるので、この譜面を用いて練習をしておくと良いかと思います。  また基本的にはランダム推奨ですが、この譜面に関しては&u(){1P側なら正規、2P側なら鏡}でもしっかりクリアできることが望ましいです。1P側の場合で説明すると、正規譜面の場合は1~3鍵と皿が絡むことが頻繁にあるのですが、これは左手で皿をさばきながら鍵盤を取る練習になります。この能力は皿複合の観点から見てもとても重要で必要ですので、どういう運指で取るかも考えながら1度はやってみとほしいと思います。 &sizex(5){&bold(){Black. by X-Cross Fade (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/19/blackbyx.html?1HA30]]  8分や3連、5連が譜面の全体的にまんべんなく散りばめられており、また&bold(){BPM163}と比較的早めかつ皿の枚数が全部で389枚もあるので、皿を回すのに忙しい譜面であると言えます。序盤の20小節目までは&u(){主に8分同時押しと8分皿の複合で、たまに3連皿が絡む譜面}なのですが、この部分は&bold(){皿複合の練習}としてもとても効果的ですので、ゆくゆくは最初の20小節はコンボを繋げられるようにしておきたいところです。また30~37小節目も同じような構成なので、ここでもゲージを減らさないようにしましょう。  他方、&u(){皿がメインの地帯}は21~29小節目と38~45小節目、50~52小節目、54~57小節目、60~68小節目です。ひとつ目は9連、11連、13連を含む連皿が主で、3連、5連も多く、しかも鍵盤は21小節目の冒頭を除くと全部で14ノーツしか降ってこないという、この譜面全体の中で長めの奇数枚の連皿を回す練習に最も適した部分と言えるでしょう。その他はどれも&u(){8分皿+2、3、5連皿+簡単な鍵盤}から成り、ステップ2に記載した&bold(){naughty girl@Queen's Palace (H)}の42~49小節目に似た譜面となっています(連皿はもう少し多いですが)。皿複合力にもつながる部分になるので、ここもしっかりできておきたいところです。その中で[[42~44小節目>http://textage.cc/score/19/blackbyx.html?1HA34~42-44]]は&u(){鍵盤がない部分}なので、しっかり8分、3連、5連を光らせられるように意識をしておいて欲しいところです。  全体的に皿が多いですが、最後の8小節はほとんど皿がありません。従って直前まである皿地帯をしっかり乗り切ればクリアはそこまで難しくないとは思いますが、ランダムでプレイすることに慣れていない人は、ランダムをかけるとここで大きく削られることになる可能性があります。その場合は、連皿の練習をすることも大切ですが、上述の練習曲にランダムをかけて日常的にプレイすることをお勧めします。 &sizex(5){&bold(){灼熱Beach Side Bunny (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA30]]  ついに皿の枚数が400枚を突破(全ノーツ数の実に&bold(){40%以上}!)しているこの譜面ですが、枚数の多さもさることながら、&u(){皿自体の&bold(){リズム難}、&bold(){12分皿}や&bold(){24分皿}、4連、6連の&bold(){偶数枚}の連皿や皿と鍵盤の&bold(){混フレ}}など、これまで紹介した連皿譜面にはあまり見られなかった特徴が含まれているのもこの譜面の特徴と言えるでしょう。  特に混フレに関して、この譜面では&u(){鍵盤と皿が複合している部分はほぼ全て混フレ}です。その最中の鍵盤があまり難しくないのが救いですが、適当にやっていると判定もゲージもグダグダになってしまう可能性が大いにありますので、画面を広く見て押す、回すことをより意識するとよいでしょう。鍵盤のみが降ってくる部分は良いとして、(ほんの少しの鍵盤を含むが)ほぼ皿のみが降ってくるのは[[30~36小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~30-36]]と[[45小節目の後半~53小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~45-53]]です。この部分には長めの連皿も含まれますが、&u(){皿をしっかり見て、見たとおりに回す練習}にはとても適していますので、きちんと光らせられるようにしましょう。  クリア自体は、54~61小節目と66~69小節目の「皿がほとんど絡まない+ノーツもそれなりに多め」な部分で回復できることが予想されるので、その間の[[62~65小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~62-65]]の混フレ地帯と70~77小節目(最後)までの皿複合+連皿地帯でゲージをある程度保てればノマゲも見えます。しかしながら、[[73小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~73-73]]では&bold(){24分の7連皿}が、[[75小節目>http://textage.cc/score/18/_shakunt.html?1HA34~75-76]]には&bold(){12分の4連皿}からの&bold(){11連皿}があるので油断は禁物です。&bold(){Black. by X-Cross Fade (H)}がクリア(できればノマゲ)できる程度の力をつけてから、この譜面に挑むのが良いかと思います。 &sizex(5){&bold(){Snake Stick (H)}} [[参考譜面:TexTage様>http://textage.cc/score/19/snakestk.html?1HA30]]  ☆10の他の連皿譜面に比べて、終盤の58小節目まで&u(){連皿地帯では連皿に、乱打地帯では乱打にそれぞれより集中できる譜面}です。それに反して59小節目から最後までは難しめの皿複合で、特に皿のリズムは2連、3連に加えて6分皿や12分皿も含まれていたりと非常に不規則的です。当たり前のことですが、終盤をある程度たたけないとクリアできないので、クリア難度は☆10の中でも高い方になっています。  この譜面の連皿の特徴として、&u(){&bold(){2連皿}がとても多い}ことが挙げられます。連皿地帯にはところどころに2連皿が散りばめられているのですが、2連皿のほとんどは[[27~34小節目>http://textage.cc/score/19/snakestk.html?1HA34~27-34]]に集まっています。見て分かる通りにここには鍵盤はほとんどないため、2連皿をしっかり光らせる練習をすることにとても適しています。またその他の連皿部分は&u(){3、4、5連や12分皿の組み合わせ}になっていることに加えて鍵盤が少ないことが特徴ですので、この譜面自体は全体的に連皿の練習には適した譜面であるということができるかと思います。  しかしながら先述の通り終盤が一番難しくなっているため、スタンダードモードでプレイする際には注意が必要です。クリアが安定している自信がなければ、ステップアップやGOLD PASSなどを活用するようにしたほうが良いでしょう。 *※六段と七段をまとめた理由について  &sizex(4){&bold(){&font(red){サファリ難民}}}という言葉に聞き覚えはあるでしょうか。七段に合格するより先に八段に受かった人のことを指すこの呼び名は決して珍しいものではなく、実際に筆者も七段に合格できないまま八段になり、見事サファリ難民の称号を獲得することになりました。その後八段の間はTHE SAFARIを抜けられませんでしたが、九段に合格して1ヶ月ほど経ってからようやくTHE SAFARIを地力でねじ伏せることに成功しました。  こういうことが起こる原因の1つに、THE SAFARI (H)の正規譜面自体が☆10の中でも難しい譜面であるというのがあります。七段を受けたとき、3曲目終了時点で充分にゲージを残せていながら4曲目で落ちることがありますが、(このページ上部に載せた画像を見るとわかりますが)これは七段3曲目と4曲目は同じ七段課題曲ながらもその難易度に大きな乖離があることが大きな理由です。この乖離が原因で、&u(){七段3曲目を簡単に抜けることができるだけの地力があっても4曲目でアッサリ落とされる}ということが起こるのです。しかし、そのときに「3曲目まではゲージちゃんと残せたんだから、これ何回か受ければサファリも抜けられるんじゃね?」と甘く見ると危険です。  サファリ難民が生まれるより大きな原因として、THE SAFARI (H)の正規譜面が&u(){とてもクセがつきやすい譜面}であるということが挙げられます。クセ譜面にはその譜面特有の傾向が見られることが多く、THE SAFARIで言えばかの有名なテレテレテッテ地帯などがクセのつきやすい部分として挙げられます。クセがつくのは「同じ譜面を難度も繰り返しプレイする」ことが主な理由ですが、一度クセがついてしまうとなかなか取れるものではありません(「クセ」の説明については、当wiki内の[[ブロック認識]]のページを参照してください)。  「サファリ抜けられるんじゃね?」と甘く見て何度も何度も七段を受けてTHE SAFARIにクセがついてしまうと、しばらくは(ヘタをすると年単位で)七段に合格することはできなくなるでしょう。にもかかわらず「THE SAFARIが苦手なのは自分がヘタなだけ。もっと難しい曲で練習しなければ」と思い込んでしまうのは誤りです。またそういう思い込みから☆10上位の譜面や☆11に手を出しても、THE SAFARIができるようになるかどうかとはあまり関係がありません。  他方、六段と七段のボーダー付近の実力の人の中にはさらっとTHE SAFARIを抜けてしまう人もいます。そこに明確な差はなく、抜けられたらいいものの、抜けられなかったときに意固地になるとドツボにはまってしまう恐れがあります。そのような状態(おおよそ上記における③上位、または④の段階)になったときには、気持ちを切り替えて八段を目指して練習をしたほうが吉であると言えるでしょう。  六段と七段をひとまとめに扱っている理由は、前述のことから見えてくる二つの段位のボーダーラインの曖昧さにあります。&bold(){六段}取りたての人は&bold(){七段}を目標としても問題はないでしょうが、&bold(){七段}ボーダー付近の人にとっては&bold(){八段}を目指すということで統一してしまっても差し支えないと判断したため、このような形でまとめました。

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