認識法・認識力





 認識とは譜面を読む事で、認識の方法(認識法)には縦認識や横認識などのやり方があり、実際に認識できるノーツの量を認識力と言います。
 より語弊を恐れずに言えば、譜面の把握の正しさが認識です。



 認識、つまり譜面の読み方にはいくつか種類があります。譜面を目で見るのはもちろん共通なのですが、極端な例を出せば皿のレーンだけ適当に見る認識の仕方など、まるで文字を読むときの速読と精読のような違った見方があります。


 しかしこの認識法の話が必要かどうかは読み手によって異なります。なぜなら、認識は目に見えないもの、頭の中にしかないものなので、説明も難しいし、正しくできているかも確認しづらいし、うまく伝えられずに元からできていたはずの認識にまで悪影響を及ぼす可能性もあります。

 他にも、認識のことを考えなくても自然にできていたことなのに、わざわざ言葉にしたものを見てしまって何がなんだかわからなくなってしまう可能性、本来そんなことを考えなくても上達できるため読んでも無駄な可能性があります。


 したがって、自分に取って丁度いい難易度よりほんの少しだけ難しい譜面をどうしても見切れない人が、別の選択肢の候補になり得るものとして読んで欲しいと思っています。
 下の記事一覧にも、関係しそうな難易度を書きましたので、それより下の難易度に挑戦しているうちは、いやその難易度に挑戦している人も、あまり考えすぎないようにして下さい。




記事の内容
  • 目線の固定
    • 六段、☆9くらいから。レーンのどこかに視点を置いて、周辺視野を使って全体を見ようという話。
  • 横認識vs縦認識
    • 八段、☆11くらいから。16分で同時押しが降ってくる譜面の読み方について。
  • 横認識
    • 八段、☆11くらいから。16分で同時押しが降ってくる譜面の読み方について。
  • 操作認識
    • 八段、☆11くらいから。縦連やCN複合、連皿の見方について。
  • ブロック認識
    • 六段、☆10くらいから。同じものや知ってるものが降ってくる怖さについて。






認識というものの輪郭



 更に、認識力には横向きの認識力と縦向きの認識力に分けて、横向きの認識力はある同時押しを認識できる速さ、縦向きの認識力はノーツ同士の距離を把握する力と考えられます。

 認識の性格を明確にするために、目押しとの対立で考えます。

 認識の縦向きの認識力は、ノーツ同士の距離を見ることで、打ったノーツから次のノーツまでの譜面上での間隔を得ることができます。この譜面上の距離的間隔を打鍵上の時間的間隔に上手く変換できれば、同じ判定で譜面を叩き続けることができます。

 一方、目押しとは、ノーツと判定ラインが重なる瞬間を探すことです。これが上手く出来れば確実に光らせることができるし、前の認識の縦向きの認識とは違って、前のノーツの判定がずれてしまっても関係なく次を光らせることができます。前のが相対的時間を考えているならば、これは絶対的時刻を考えるものです。

 この2つは反するものではありますが、同時に使って判定を調節します。
最終更新:2014年05月10日 21:16
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