CN(チャージノート)とBSS(バックスピンスクラッチ)
CN/BSSの概要
CNは連皿やソフランと同様、練習しないとうまくなりません。避けたりしないでたくさん練習しましょう。BMSではLN難易度表という便利なものもあるので活用するといいと思います。
※BMSのLN(ロングノーツ)はIIDXとは異なり終点の判定がありません
1.CNに慣れよう
CNの始点で押し始め、終点で離すことに慣れましょう。特に始点の方は押し始めさえすればゲージが保つ可能性が高いので、しっかり捉えたいです。そのためには、CNを、一本の筒としてこの分だけ押し続ける、という見方ではなく、始点と終点が際立って見えるように意識するのが良いでしょう。
2.CNは指押し!
CNを押している手に別のノートが来たら、指だけでその鍵盤を押さなくてはなりません。この時に腕押しするとCNを押している指が離れてしまいます。つまり指押しが強制されるのです。また、指を動かす時にCNを押している指が離れてしまわないよう、何鍵のCNを何指で押しているか意識することも大事です。
3.運指応用力
CNが一本ならまだしも、二本を片手で処理するとほかの指が動かしにくいので、二本を両手にばらけさせたり、二本を片手でとらせて残った手を広く使ったり、といった運指の工夫が必要になります。
4.CNの引き継ぎ
特にCNと皿が組み合わさって降ってきた時の話ですが、CNをほかの指に引き継ぐのはできた方が良いです。たとえば、1P側で3鍵のCNを左手親指で取ってて、さらに1鍵+スクラッチが降ってきたら、3鍵のチャージノートは右手の親指に引き継ぎ、フリーにした左手で1鍵+スクラッチを取れば解決です。
CNのパターン
●CNが降ってくるパターン1
①Almagest(H)
②Kailua(A)
オーソドックスなCNの使われ方は、長めのCN一本+普通のノーツ(Almagest(H)のような)か、始点と終点が同じCN二本+普通のノーツ(Kailua(A)のような)というものでしょう。このときはCNを抑えながら指を動かしてノーツを取っていくのですが、どの鍵盤にCNが来るかによって感覚が違うため、7パターンそれぞれについて練習したいところです。
Almagest(H)は、CNが正直なリズムで降ってきて、一緒にノーツが16分であるので、CNが降ってくるパターン1の基礎練習にとても役立ちます。乱は最初はかけなくてもよいですが、早めにかけるようにしましょう。CNが途中で切れてもすぐに押しなおして、とにかく一つの鍵盤が縛られながら指を動かす練習をしましょう。
CN一本+ノーツができるようになると、CN二本+ノーツもその応用で分かってきます。この順番でやるのが無理がないでしょう。Kailua(A)を練習しましょう。
●CNが降ってくるパターン2
③Elisha(A)
④sakura storm(A)
次のパターンは、短めのCN一本くらい+普通のノーツというものです。曲でいうと、Elisha(A)の長いBSSより後のCN発狂地帯やsakura storm(A)の終盤などです。
このパターンは、パターン1の応用になります。CNが短いため始点と終点が近く、CNの始点をなんとなく取っていてもゲージはあまり減りませんが、しっかり見切るとなるとパターン1の後ろ盾が必要です。
パターン1に加えて意識するコツは、CNの始点はなにがなんでも取ること、CNを棒としてというより始点と終点を浮き立たせてその間押しておくイメージです。パターン1の押さえておくイメージとは少し違うように思います。
●CNが降ってくるパターン3
⑤Golden Palms(A)
⑥Todestrieb(A)
三つ目は、複数のCNがあって、そのうち途中で離すものと押しっぱなしにするものに分かれるものです。一本を残すべきところで間違えて全て離してしまうなどの失敗がよくあります。曲で言うと、Golden Palm(A)の中盤34小節目からや、Todestrieb(A)の中盤CN3本地帯などです。
最終更新:2013年12月24日 03:28